こんにちは、あっきーです!
あなたは時間をもっと上手に使いたいと思ったことはないですか?
時間を上手に使う秘訣はちょっとした習慣や、ものの考え方です。
この本の著者の和田秀樹さんは、時間の使い方が上手なことで有名です。
年間300本の映画を見ながら東大の理Ⅲに現役合格。医学生時代は週6日の家庭教師や多数のアルバイト、経営、映画製作をしながら、6年で卒業しました。
今でも本業の医師の仕事や多数の連載・ビジネスを行い、今年の3月には7冊もの本を出版しています。
このように超絶に多忙な活動をしながらも、は和田さんは1日7時間も寝ていると言います。いったいどのような時間の使い方をしているのでしょうか。
本書ではわださんの時間の使い方の秘訣を76の要領にまとめています。このブログではその中から僕が厳選した13個を紹介します。
「時間がない」「そんなに器用ではない」と思う人も、試しに何個かやってみてください。
はじめは数十分の時間でも、10年、20年と積み上がれば、人生が充実します。
勉強になった、もっと知りたいと思った人はコメントください。
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Contents
成功する人はだらだらと残業しない!
時間は誰にでも公平に流れていきますが、使い方しだいで結果は変わってきます。
時間を上手に作り出し、上手に使うために、まず時間には2つの時間帯があることを把握してください。
- 会社などで拘束される仕事の時間
- 拘束されない自分の時間
会社に拘束される時間は、できるだけ効率的に使ってください。
今は仕事場にいる時間の長さより、早くテキパキ仕事をする人が評価される時代です。
仕事も遊びも立派な自分の時間です。自分の時間を有意義に使ってください。
「時間」は自分を豊かにするために使う
あなたはお金と時間のどちらかが自由になるとしたらどちらを選びますか?
人生の目的は人それぞれ違います。そのため時間もお金もそれぞれの目的によって使い方が変わってきます。
どんな目的も、時間をムダに過ごせば望んだ結果にはならないです。計画を立てたり、情報を仕入れたり、事前準備をしたり、その時間の使い方を工夫する努力をしてください。
失敗のリスクが減ります。小さなことでもその目的のために時間をどう使うか考えてください。その時間を有意義に過ごすことができます。
金銭面で豊かになるのでも、女性にモテるようになるのでも、自分の目的が達成されれば、自分づくりは成功です。
常に100%を求めるのでなく、80%で良い
完璧主義の人は意地になってあきらめがつかなくなり、結局は消化不良で非効率な仕事しかできなくなります。
目標の達成点を80%地点において、80%を超えたところで「よし」としてください。最も要領よく物事を乗り切ることができます。
効率を考えるなら、受験でトップ合格する生徒は、一番非効率的です。その学校の最高得点で合格できる実力なら、自分の資質よりも低いレベルの学校に入学したことになります。
逆に最も要領よく効率的な受験生は、合格最低点で入学する生徒です。合格という目的だけを考え得れば、合格最低点が大成功、一点差で落ちた生徒が大失敗、トップ合格した生徒も失敗です。
常にパーフェクトを求めれば、それだけ無駄が大きくなります。
日本マクドナルドの創立者の藤田田さんは、ベンチャーをやるなら全財産の1/3でやってみなさいと言っています。
一度で成功するほど甘くないから、絶対成功すると思っても1/3しか投資してはいけない。
最初の失敗で学び改善して、次の1/3を投資する。それでも成功に至らなければ残りの1/3を投資し、それで駄目なら諦めることです。
さらに飛躍できる余力を残しておくこと。その余裕が成功に結びつく可能性を秘めています。
いつも柔軟に対処できる準備があるのが、時間の使い方のうまい人です。完璧を求めず余力を残しながらもそつなく仕事をこなして合格点を取っています。
それができるようになればあなたも時間のやりくり上手です。
プロに任せられることは、プロに任せる
何でも自分でやってしまおうという人に限って、非効率的な時間の使い方をしがちです。引越しは引越しのプロに任せる、パソコンの設定はパソコンのプロに任せる。
現代社会には、プロに任せる利点があふれています。多少お金がかかっても、プロから学ぶべきことは山ほどあって、決して無駄にならないです。
介護のように長期的なサポートも、専門家の価値が生きる分野です。介護では、普段の仕事に差し支えが出てきたり精神的にも追い詰められがちです。
人間1人の力には限界があるからこそ、専門家=プロが存在するのだと認識してください。
自分では時間がかかりすぎたり、要領よくできなかったり、完成に満足できないときは、プロに頼ってください。
結局その方が安上がりで、全てうまくいきます。プロに任せることで時間を有効に使うことができ、自分の糧にもなります。
自分の時間を増やすために、他人を使ってみる
アメリカ人が自分の仕事を人に任せるときは、時給換算ではっきりと割り切って考えます。
新入社員は、わからないことを一人で考え込むよりも、先輩社員に上手なやり方を教えてもらう方が何倍も速く仕事が片付きます。
週刊誌の記事は超スピードで製作されます。現場で取材を続ける記者とカメラマンとは別に、アンカーという最終ライターが並行作業で記事を書いています。
逆になんでも自分でやらないと気が済まない人は、自分の仕事だけで精いっぱいになってしまいます。そのためそれ以上のことができないです。
他人をうまく使えることになれていってください。徐々に自分の時間を作りだし、限られた自分の時間を最大限に生かすことができるようになります。
自分が目標にする人物の、時間の使い方を真似してみる
できる人を目指すにはお手本があるとやりやすいです。自分が尊敬する人や目標とする人が身近にいるなら好都合です。
その人の仕事の要領や時間の使い方を観察して、どんどん真似をしてください。目標へより早く近づけるようになります。
- なぜ彼は仕事が早いんだろう?
- なぜあんなに短い時間でテストの点が取れるんだろう?
- なぜあれほど人を惹きつけることができるんだろう?
このようにいいところを観察できる目を持ってください。
質問とそれに対する答えを見極めたら、あなたもそれを真似するだけで憧れの人にだいぶ近づけます。
時間の使い方の上手な人を良く観察すると、無駄な努力をしていないことがわかります。
他人の言動から参考になることは山ほどあります。それをしっかりと真似してください。
仕事は結果だとよく言われます。同じ結果を出しても、それにかかった時間が倍であれば、早いやり方の要領をつかんだ人が最後に得をします。
好きなことを犠牲にすると、勉強も仕事もダメになる
よくあれもこれもしてみたいけれど時間がないから無理だという人がいます。もちろん時間がないからできない事なんてないです。
この本の筆者の和田さんは映画が大好きで映画監督を志し、受験生時代も年間300本もの映画を見ていたそうです。
当時は5本立て6本立ての映画館がオールナイトで上映していて、週1、2回のペースで映画館に通っていたそうです。
映画6本、週12時間を趣味に使ってしまうと、後ろめたさから残りの日は一生懸命勉強します。
好きな映画を見るためになるべく早く勉強を終わらせる方法をあれこれ考え、かえって充実した受験勉強ができたようです。
サラリーマンが生活の糧を得るために働くというのも同じです。
やりたいことを我慢しても、生産性は上がらないです。自分のやりたいことを持つと、仕事と自分のやりたいことの両方にやる気が出てきます。
時間がないからできないと言ってダラダラ仕事をしている人よりも、多くの時間を有効に使え、精神的にも潤うことができます。
「お楽しみはあと」にしたほうが仕事がはかどる
サーカスの動物ショーや水族館のアシカショーなどを見ていると、一つの芸が終わるたびに調教師が彼らにご褒美を与えています。
言葉がわからない動物なので当然ですが、芸をする前にエサを与えて、エサをあげたからちゃんと芸をしなさいと言っても通じないです。
つい面倒なことを後回しにして、好きなことばかり先に始めていないですか?
仕事の段取りを考えるときは、楽しみを後にしてみてください。
楽しむ時間をたっぷり取るために、片付けなければならない仕事をどうやって短時間で済ませようかと知恵を絞るようになります。
好きなことや、やりたいことはご褒美として残しておいてください。そしてご褒美のためにどうやって時間の使えるかを考えてください。
やりたいことを諦めてしまうと疲れがどんどん溜まってしまい、仕事自体も嫌々するようになってしまいます。
それでは成果も期待できないです。ご褒美を楽しみに、仕事を効率化していってください。
時間が買えるなら、いくら払っても安い買い物
日本人はよく、あくせくしていると言われます。
この本の筆者の和田さんは出張の時、新幹線の自由席ではなくグリーン車を使っています。
移動中に仕事の下準備も出来るし、睡眠をゆっくり取ることもできます。お金で活用できる時間を買っています。
このように、多少のお金をかけても実のある時間を過ごせるのであれば、効率的です。
お金を節約するよりも大事なのは、お金を使ってもいいから時間を有効に使うことです。
それが自分のためになり仕事を充実させる事にもつながります。自分のための時間と環境はお金で買ってでも生み出してください。
残業手当をもらうのと、早く帰るのとどちらが得か?
会社の効率化を進めようとすると、「そんなに早く仕事を済ませたら残業手当がもらえなくなる」という人がいます。
勤務時間を1時間延ばしたとしても、1,000円か2,000円程度の手当が付くだけです。それでは1晩の飲み代にもならないです。
そして余った時間をいかに有意義に使うかを考えてください。
そうすれば、毎日残業するよりも、ずっと豊かな人生が送れます。その時気をつけなければならないのは、目的を明確にすることです。
目的が明確になって初めて、時間は価値を持ちます。残業で過ごすよりはるかに価値の高い時間を持つことができます。
仕事がはかどるマネジメントトリオ、時間・空間・人間
何をするにも、時と場所、仕事をする相手「人間」を選ぶことは大事です。
本書では時間の使い方を解説していましたが、空間の使い方も仕事に大きく影響します。仕事の内容に合わせた空間を選ぶと、時間もさらに生かされます。
アイデアを練る作業の時は、大きめのデスクに資料を広げられるようにしてください。
原稿を読んでチェックをするときは寝転がっても構わないようなソファーで、くつろいだ体勢にすることです。
参考書を読んで詰め込み勉強する時には、本棚の隣に机を置いていつでも参照できるようにしてみてください。
色々な仕事のタイプによって環境を整えると、不思議なくらいやる気が出てきて能率が上がります。
仕事環境を大切に考えることは仕事の質と効率を上げます。人によっては非常に狭いところの方が落ち着くとか、本に囲まれていないと原稿が書けないとか色々な好みがあります。
睡眠と食事は、きちんと確保した方が時間はうまく使える
眠さをこらえて仕事をしていると、かえって目が冴えてきて頭の働きも鋭くなったような気持ちになることがあります。
あるいは疲れを感じた時にドリンク剤を飲んで一時的に体力を回復させて仕事とつける人も多いです。
勉強でも仕事でも寝食を惜しんでやっていると、やったという気持ちになることは確かです。非常に充実した時間を過ごしたような気分にもなります。
しかしその充実感の大きさの割には大した量をこなせていません。そんな時は、早い時間に寝てしまってください。
生活の基本となる部分では我慢は禁物です。眠かったら寝るのが一番です。昼寝も10分寝ただけで体や頭をリフレッシュできて仕事の能率が上がるのであれば、その方が時間の節約になります。
もちろんいい仕事をするのに時間を惜しんではいけないです。しかし仕事のプロである以上、もっと時間があれば良い仕事ができたという言い訳は通用しないです。
できるだけ短い時間で良い仕事をするのがプロの努めです。人間の集中力は長くても一時間半ぐらいです。
休む時と仕事をする時をうまく切り替えることができて、初めてプロの仕事といえます。
余裕ある通勤時間は、余裕ある仕事を生む
サラリーマンや学生には通勤通学時間はつきものです。この時間はぜひ活用してください。
週に5日間、片道1時間だったら毎日2時間のまとまった時間です。どう利用するかで、無駄な通勤通学時間にも、生きた通勤通学時間にもなります。
読書をする、勉強する、睡眠をとると決めて疲れを癒すようにしても良いです。
IT社会の現代では無限の利用法があります。
その分通勤時間が長くなっても、実りある時間になるのなら、その方がずっと有意義です。
たかが1時間でも、毎日となると、その影響は絶大です。あなたも明日から通勤時間、通学時間に何をしようかと考えてみてください。
まとめ
この本の筆者の和田さんはこの本の改訂作業をしているときはパニックのような忙しさで、生涯の中で最も忙しい時期のひとつだったそうです。
和田さんの時間の使い方が、この忙しさを乗り越えたといっても過言ではないです。
和田さんが40年以上も続けてきた時間の使い方の秘訣は、本書で惜しみなく公開されています。
ぜひ実際に本を読んで、あなたも時間の使い方の達人になってください。
今回の解説が勉強になった、参考になったという人はコメントください。
- 成功する人はだらだらと残業しない!
- 「時間」は自分を豊かにするために使う
- 常に100%を求めるのでなく、80%で良い
- プロに任せられることは、プロに任せる
- 自分の時間を増やすために、他人を使ってみる
- 自分が目標にする人物の、時間の使い方を真似してみる
- 好きなことを犠牲にすると、勉強も仕事もダメになる
- 「お楽しみはあと」にしたほうが仕事がはかどる
- 時間が買えるなら、いくら払っても安い買い物
- 残業手当をもらうのと、早く帰るのとどちらが得か?
- 仕事がはかどるマネジメントトリオ、時間・空間・人間
- 睡眠と食事は、きちんと確保した方が時間はうまく使える
- 余裕ある通勤時間は、余裕ある仕事を生む
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