こんにちは、あっきーです!
- 「今の仕事を続けて良いのか悩む」
- 「収入が低い」
- 「何かしたいと思いながらも何もできていない」
などの悩みがある人は多いと思います。
しかし、大丈夫です。30代は思っているよりもずっと自由で、楽しくて、人生を変えることができる年代です。
20代よりも経験豊富で、40代よりも体力と気力があります。挑戦するのにうってつけの時期です。
この本では、30代からの人生を豊かに過ごすコツが46個紹介されています。今回は、その中から特に重要な8個を解説します。今の生活に不満がある人や、なりたい自分になりたい人におすすめのブログです。
勉強になった、もっと知りたいと思った人はコメントください。
Contents
失敗したら、落ち込むのは一晩だけにする
僕たちは手痛(ていた)い失敗をすると、過去を振り返って自分の選択を後悔します。
しかし、失敗しない生き方が上手な生き方ではないです。リスクを避けて無難(ぶなん)にやり過ごすのは、そのときは器用な生き方に思えます。 しかし、失敗を怖がって挑戦を避けていれば、なかなか成長できないです。
体力と気力がある今こそ、いろんな失敗をしてみるべきです。
自分だけしかしていない失敗は、自分だけの経験値になります。挫折から立ち直った経験があれば、多少のことではへこたれないです。ミスをリカバリーした経験は、問題解決力につながります。
人と同じように、人並みにこなすことよりも、失敗するほうが強みになります。
それに、失敗は話のネタにもなります。 自分の失敗を面白く話せる人は、自慢ばかりの人よりよっぽど魅力的です。失敗した直後はショックが大きくて、ネタにできないかもしれないです。「こんなこと、恥ずかしくて人に言えない」と隠してしまうこともあると思います。
しかし、ショックは時間が癒してくれます。当時は取り返しのつかない失敗だと感じたことでも、後から見れば、大したことではないです。いつかは、笑い話として人に話せるようになります。
失敗したときは、その日一日だけへこんで、一晩ぐっすり寝て、翌日には、「経験値が上がった」「ネタができた」と喜んでください。
失敗しても大丈夫だと思えるようになると、失敗を恐れずに挑戦できるし、失敗しても引きずらないです。
▼失敗しても大丈夫だと思えるようになると、失敗を恐れずに挑戦できるし、失敗しても引きずらない
- ショックは時間が癒してくれる。当時は取り返しのつかない失敗だと感じたことでも、後から見れば、大したことではない。
- 失敗したときは、その日一日だけへこんで、一晩ぐっすり寝て、翌日には、「経験値が上がった」「ネタができた」と喜ぶこと。失敗しても大丈夫だと思えるようになると、失敗を恐れずに挑戦できるし、失敗しても引きずらない。 人生がもっと豊かで、楽しいものになるはず。
漠然とした不安を感じるのは、不安の正体がわかっていないから
不安を感じること自体は、悪いことではないです。将来に心配があるとき、人は自分を守るための行動をとります。不安があるから、リスクに備えて準備をすることができます。
夜の闇や寒さに備えて火をおこし、飢えに備えて食料を貯蔵する。そうしてアップデートを繰り返したからこそ、ここまで文明は発達しました。不安は進化に必要な感情であり、不安を感じたときは人生をより良くするチャンスにもなります。
ただし、不安をチャンスに変えるには、行動を始めることが絶対条件です。
何に対して不安なのかを考えて、対処する必要があります。
まずは、不安の正体を探ってみてください。
あなたは今、どういったものに対して不安を感じていますか。仕事か、人間関係か、お金か。あるいは、その複数が組み合わさったものかもしれないです。
不安の対象がわかったら、それぞれについてさらに深掘りしてください。
さまざまな種類の不安があるはずです。不安を分解したら、つぎに対処法を考えます。 「キャリアの棚卸(たなおろ)しをして目標を決めてみる」「○○さんと一度会って話をしてみる」「専門家に相談してみる」。
不安を細かく捉えていくことで、案外、簡単な解決策が見えてくるはずです。
漠然とした不安を感じるのは、不安の正体がわかっていないからです。 わからないままだと対処もできないので、不安はずっと続きます。
「なんとかなるよ」「今はまだ大丈夫」。これまでは、考えることを後回しにしていたかもしれないです。でも、放置したぶんだけ不安は増大します。 そのまま対処せずにいると、不安が現実化し、本当に取り返しがつかなくなる可能性もあります。
今後の人生において、今がいちばん若いときです。
30代のうちに、わきあがる不安と向き合ってみてください。
▼ 30代のうちに、わきあがる不安と向き合ってみるべき
- わからないままだと対処もできないので、不安はずっと続く。これまでは、考えることを後回しにしていたかもしれないが、放置したぶんだけ不安は増大。 そのまま対処せずにいると、不安が現実化し、本当に取り返しがつかなくなる可能性も。
- 今後の人生において、今がいちばん若いとき。 30代のうちに、わきあがる不安と向き合ってみるべき。
年を重ねることに悲観的なのは、未来に悲観的だから
特に女性は、年齢に対してコンプレックスを持ちやすい傾向にあります。
しかし、年を重ねる過程は、失うことばかりではないです。得るものだってたくさんあります。年齢を重ねていくことをマイナスと考えるのではなく、「年をとる=レベルが上がる」ことだと考えてみてください。
年を重ねることでできるようになることはたくさんあります。難しい仕事をこなせるようになったとか、人付き合いが上手になったとか、趣味が増えたとか。過去の自分と比べてみて、多少なりとも感じるものがあるはずです。
精神面も、年を重ねていくにつれ成長します。 若いころはちょっとした失敗で「もうだめだ」と絶望していたけれど、経験を積んだあとなら「こんな失敗、大したことない」と笑って乗り越えられる。 メンタルが安定して、充実した日々を送れるようになるはずです。
年を重ねることに悲観的なのは、未来に悲観的だからです。
なぜ未来が憂鬱なのか、自分に問いかけてみてください。
「まだ30代でいたい」と思うのは、今の自分に満足していない場合が多いです。日々、やりきった感覚があれば、年月が経つことに焦る必要はないはずです。
「40代になるのが怖い」と思うのは、将来どうなりたいかが決まっていないからです。
なりたい姿がわかっていれば、そのためにすべきことをするだけです。
一日一日をきちんと楽しむこと。自分がどうなりたいかを知り、その姿を目指すこと。
▼なりたい姿がわかっていれば、そのためにすべきことをするだけ
- なぜ未来が憂鬱なのか、自分に問いかけてみる。「まだ30代でいたい」と思うのは、今の自分に満足していないからではないだろうか。日々、やりきった感覚があれば、年月が経つことに焦る必要はないはず。「40代になるのが怖い」と思うのは、将来どうなりたいかが決まっていないから。
- なりたい姿がわかっていれば、そのためにすべきことをするだけ。一日一日をきちんと楽しむこと。自分がどうなりたいかを知り、その姿を目指すこと。それができれば、誕生日も嬉しいイベントになるはず。
大切なのは、自分の軸を持つこと
はっきりした主義主張を持っているわけでもないし、 「わたしはこれが好き」と自信を持って言えるものもない...そんな人も多いと思います。
そのためまずは自分の軸を見つけることが大事です。
自分軸を見つけるための質問を3つ挙げます。
一つ一つ、紙に書き出しながら考えてみてください。
1 これまでの人生で、「やり直したい」と思っていることはありますか?
- たとえば学生時代について、「もっと部活を頑張ればよかった」
「もっと勉強すればよかった」など、思い残していることはないですか。 - 社会人生活についても、「20代の間にスキルアップしておけばよかった」
- 「別の職業を選べばよかった」
など、後悔していることを書き出してください。
2今、「こうならいいのに」と思っていることはありますか?
- 「もっと仕事ができるようになりたい」
- 「もっと話が上手になりたい」といった自分自身のことや、
- 「素敵な家に住みたい」「残業の少ない職場がいい」といった環境のこと。
現状について、不満を書き出してください。
3 今後について、「大丈夫かな」と感じていることはありますか?
- 「来年の資格試験で合格できる?」
- 「30代の間に結婚/出産できる?」
- 「老後のお金、足りるのかな」など、心配事を書き出します。
近い将来のことでも、遠い将来のことでも大丈夫です。過去、現在、未来について、「どういう状態が嫌か」を考える。
すると、その裏返しで、「自分は何をしたいか」「自分にとって何が理想か」といった自分軸のヒントが見えてくるはずです。
▼まずは自分の軸を見つけることが大事
- はっきりした主義主張を持っているわけでもないし、 「わたしはこれが好き」と自信を持って言えるものもない...そんな人も多いはず。そのためまずは自分の軸を見つけることが大事。自分軸を見つけるための質問を3つ挙げ、一つ一つ、紙に書き出しながら考えてみる。
- 1 これまでの人生で、「やり直したい」と思っていることはありますか?
2今、「こうならいいのに」と思っていることはありますか?
3 今後について、「大丈夫かな」と感じていることはありますか?
この3つを紙に書き出してみて、自分の軸を見つける手助けにする。
家庭でも職場でもない、「自分の居場所」をつくる
そこで必要になるのが、サードプレイスと呼ばれる第3の居場所です。
自宅と職場を往復するだけの毎日に息が詰まっているなら、サードプレイスで自分らしくリラックスする時間をつくってみてください。
サードプレイスをつくることのメリットがもう一つあります。
その場所に集まった人と接することで、新たな交遊関係を築くことができることです。サードプレイスは自分の好きなことをやれる場所。趣味嗜好を通じて出会った人は、自分と価値観が近いことも多く、仲良くなりやすいです。
また、サードプレイスは気が向いたときだけ足を運ぶ場所なので、毎日顔を合わせる家族や同僚と比べ、ほどよい距離感で付き合うことができます。
それに、サードプレイスには年齢・職業・出身を問わずさまざまな人々が集まるので、新しい価値観にも出会いやすくなります。これまで接したことがないタイプの人々と会話することは、自分の視野を広げることにも役立ちます。
仕事上の人付き合いではないので、上下関係はないです。立場は気にせず、いろいろな人に話しかけてみてください。
自力でサードプレイスを探しても良いですが、誰かに紹介してもらうのもおすすめです。
その場所に知っている人がいると安心ですし、早めに探して損はありません。
▼30代の間にいろんなコミュニティに参加して、どの場所の居心地が良いか試してみる
- 女性は家庭ができると、休日も家事や育児に追われ、自分らしくいられる時間がなくなってしまう。そこで必要になるのが、サードプレイスと呼ばれる第3の居場所。サードプレイスは、自宅でも職場でもない、自分にとって居心地の良い居場所のことを指す。
- 30代の間にいろんなコミュニティに参加して、どの場所の居心地が良いか試してみる。
働き方が多様になれば、生き方も多様になる。
- 「安定した仕事に就きなさい」
- 「会社が嫌でも3年は踏ん張り、できるだけ一生勤めるべき」
- 「出世のために身体に鞭(むち)を打ってでも働いたほうがいい」
- 「女性はあまり仕事を頑張らなくていい」
昔はこんなふうに言われていました。
40代、50代の人たちがこうした主張をするのも、彼らが就職氷河期を経験したからです。勤める会社を選びようがなく、就職できたら不満は言えない。 定年退職まで一つの会社に勤めつづけるのが当然で、転職も難しい。 社内でポジションを築くべく必死で働き、そんな夫を支えるため、女性は家庭に集中する。
そのような苦しい時代背景において、「常識」は刷り込まれていきました。
今、働き方はもっと多様になっています。
会社勤めをしなくても、 フリーランスや個人事業主でバリバリ稼ぐ人はたくさんいる。兼業のために派遣社員として働くのも一つの道だし、週4日勤務の企業も登場しています。 リモートワークが普及したことで、地方にいながら東京の企業に就職できるようにもなりました。
僕たちが働き方に悩むのは、選択肢が多すぎるからです。
働き方が多様になった今、どうすべきか迷うのは当然です。
しかし多様だからこそ、自分らしい働き方、そして生き方を選べるようにもなりました。
人生の岐路(きろ)にある30代だからこそ、「自分がどう生きたいのか」に向き合い、キャリアを築いてください。
▼人生の岐路(きろ)にある30代だからこそ「自分がどう生きたいのか」に向き合い、キャリアを築いていく
- 今、働き方はもっと多様になっている。会社勤めをしなくても、 フリーランスや個人事業主でバリバリ稼ぐ人はたくさんいる。兼業のために派遣社員として働くのも一つの道だし、週4日勤務の企業も登場している。
- 働き方が多様になった今、どうすべきか迷うのは当然。 しかし多様だからこそ、自分らしい働き方、そして生き方を選べるようにもなった。人生の岐路(きろ)にある30代だからこそ、「自分がどう生きたいのか」に向き合い、キャリアを築いていく。
今、苦しいのは、レベルアップしている証拠
適度な苦しさは、 レベルアップにつながります。人がどういう状態のときに成長するのか、心理学では3つの概念を使って考えます。
- 「コンフォートゾーン」
- 「ラーニングゾーン」
- 「パニックゾーン」の三つです 。
- コンフォートゾーンは、居心地の良い状態です。
仕事で言えば、自分にとってラクな仕事を任せられ、つねにうまくこなしているような場合です。 失敗や責任におびえず、 毎日をストレスなく過ごすことができます。 - ラーニングゾーンでは、コンフォートゾーンよりも少し負荷がかかります。
ルーチンではこなせない、頭を使う仕事。これまでにやったことがない難しい仕事。そうした、自分のレベルよりも少し上の仕事に挑戦し、苦しみつつもやりがいを感じながら学んでいける状態です。 - パニックゾーンは、自分のキャパシティを大きく超える負荷がかかり、耐えられないほどのストレスを感じる状態です。
どうすればいいかわからないし、やるべきことが多すぎて、周りに相談する余裕もない。そうなると、学ぶどころではなく、ただ心身ともに疲弊することになります。
簡単なことばかりをしていると、人は何も学びません。逆に、到底こなせない仕事を無理にやろうとしても、学ぶ前に身体を壊してしまいます。
そのため、ラーニングゾーンに身をおくことが大切です。
もし、毎日に絶望し、健康を損ねるほどつらい場合はパニックゾーンにあるので、働き方を見直す必要があります。しかし、もし前向きな気持ちを保てているなら、その苦しさは、コンフォートゾーンを離れたがゆえの苦しさかもしれないです。
▼そのため成長のために、ラーニングゾーンに身をおくことが大切
- 人がどういう状態のときに成長するのか、心理学では3つの概念を使って考える。 それが、「コンフォートゾーン」「ラーニングゾーン」 「パニックゾーン」の三つ 。
- 人は居心地が良いコンフォートゾーンにずっといても成長はしない。かと言って、パニックゾーンにいても過度なストレスがかかってしまう。そのため成長のために、ラーニングゾーンに身をおくことが大切。
勉強がつづかないのは、意志が弱いからではない
「何かを学びたい」という気持ちがあっても、なかなかつづかないという人もいると思います。
これは、意志が弱いのではなく、学ぶ目的がはっきりしていないからです。
なぜ自分は学びたいのか、その目的について、まずは考えてみてください。
何か物事を行う目的には、「外的動機」と「内的動機」の2種類があります。
「報酬のためにやる」「やらないと怒られるからやる」「周囲の人に認められたいからやる」といった強制力になります。反対に、内的動機は、「面白そう」「成長できそう」「やりがいがありそう」といった、自分自身の内側から生まれる動機
内的動機を持つと、誰かに強制されなくても自然とやる気が湧き上がり、物事に熱中・継続することができます。
長期的にモチベーションを保つためには、外的動機を意識しすぎないことが大切です。
心理学者のエドワード・L・デシは、「ソマ」というパズルを使った実験をしています。このパズルは、7種類のブロックを組み合わせて犬などの形をつくるものです。学生を二つのグループに分け、Aグループにはパズルが解けるとお金を渡し、Bグループには何も渡しませんでした。すると、Bグループはそのままパズルを楽しみましたが、Aグループはだんだんパズルをやりたがらなくなったそうです。これは、パズルの目的が 「楽しむこと」ではなく「報酬をもらうこと」にすり替わってしまったためでした。
内的動機から行っているものでも、外的動機を意識することで外的動機が強まり、モチベーションが下がってしまいます。これを、「アンダーマイニング効果」と言います。
アンダーマイニング効果を避け、長期的にモチベーションを保つには、外的動機よりも内的動機を強く持つことが大切です。
▼内的動機を持つと、誰かに強制されなくても自然とやる気が湧き上がり、物事に熱中・継続することができる
- なかなかつづかないのは学ぶ目的がはっきりしていないから。何か物事を行う目的には、「外的動機」と「内的動機」の2種類がある。
- 外的動機は、文字通り、自分の外側からのアプローチによる動機。反対に、内的動機は、「面白そう」「成長できそう」「やりがいがありそう」といった、自分自身の内側から生まれる動機。
- 内的動機を持つと、誰かに強制されなくても自然とやる気が湧き上がり、物事に熱中・継続することができる。内的動機から行っているものでも、外的動機を意識することで外的動機が強まり、モチベーションが下がってしまう。
まとめ
瀬戸山エリカ(せとやまエリカ)】
- 失敗したら、落ち込むのは一晩だけにする
- 漠然とした不安を感じるのは、不安の正体がわかっていないから
- 年を重ねることに悲観的なのは、未来に悲観的だから
- 大切なのは、自分の軸を持つこと
- 家庭でも職場でもない、「自分の居場所」をつくる
- 働き方が多様になれば、生き方も多様になる
- 今、苦しいのは、レベルアップしている証拠
- 勉強がつづかないのは、意志が弱いからではない