『隠居生活10年目 不安は9割捨てました』大原扁理著

こんにちは、あっきーです!

この本の著者の大原扁理さんは、20代から隠居生活を始め、すでに10年以上も続けているそうです。

高校を卒業してから、1人で海外を働きながら転々とし、23歳で上京。働いても働いても余裕がない。そんな東京でのアルバイト生活に嫌気が差し、家賃の安い郊外に逃げたといいます。 

それからは生きていくために必要不可欠と思われる労働、消費、人間関係、夢や目標、思い込みを捨てて、不安も9割がた捨ててきました。

しかし、そんな生活においても、毎日、わりと幸せだと語ります。 

そこそこの貧民家庭で育ち、親の遺産もなければ、投資やITの知識もない。それでも週2日だけ働き、海外で隠居生活を続けていられます。

あなたはこの生活をうらやましいと思いますか? 

もしあなたが「隠居したい」と思っても、実際にはやらないという場合、そこには何かしらの不安があると思います。

それはおそらく、働かなかったら世間から怒られる、仲間外れになる、 収入が少ないなどの不安です。

でも実際は、それぞれの不安が的中しても毎日満足して生きることができます。 

大切なのは、自分にどんな不安があって、それをどう見極め取り除き、どう付き合っていくのか、これをしっかり考えることです。

このブログでは、不安の9割がなくなる方法を9個解説していきます。

不安の対処についてよくわかった、自分の世界を持つコツが理解できたという人はコメントください。 

参考文献
⬛隠居生活10年目 不安は9割捨てました(大原扁理著 / 大和書房)
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Contents

スマホの電源をオフにする。 

スマホはとても便利な反面、常に意識の中に入ってきます。

ご飯を食べているとき、人と話しているとき、外を歩いているとき。LINEの通知やSNSのタイムライン、YouTubeNetflixの動画など、興味を引くものが後を絶たないです。 

試しに一度スマホの電源をオフにしてみてください。やってみると、意外に新鮮で楽しいものです。 

スマホをオフにするということは、言動に何らかの結果や理由やオチ、または成果やコスパを常に求められる世間の風潮から、少し解放されてみる練習をするようなものです。

スマホがないと、出かけたときに目に見えるものや、耳に聞こえるもの、頭の中で思いつくものがかなり違ってくるよ!

ほとんどの人はスマホがある状態に慣れているため、はじめはスマホをオフにしていると落ち着かない感じがあると思います。しかし、それが正常です。

それでもスマホをオフにする習慣を続けていると、スマホやネットの情報に反応するのがほんの一瞬遅くなります。

反応が遅れると、ネットの情報はすぐに流れていってしまいます。 

これを「追いかけなくてもいいか」と思えたときが、不安が減り、安心感が増えている証拠です。

ポイント
心をリラックスさせるために、定期的にスマホをオフにする時間を取るようにしてください。

行きたくない誘いを断る。

行きたくない飲み会や合コンに誘われて、断りきれずにOKしてしまったというようなことは誰にでもあると思います。今後はこれをやめましょう。

正直なところ、対等な友人関係ならまだしも、上下関係がある場合はかなり断りにくいよ...

大切なのは、相手の誘いを断りやすくするために、ちょっとした嘘を捏造することです。嘘をつくと言っても、自分に嘘をつくということではないです。 

 

実際は、行きたくない場所に行く方が自分に嘘をついていることになります。どうせ嘘をつくなら、大事な自分よりどうでもいい他人のほうにつけば良いということです。

もし会いたい人に誘われたのであれば、初めから行きたくないとモヤモヤすることはないです。

誘われて嫌だと思う相手に対して、いい顔をする必要はないです。「ちょっと風邪気味 で」「今月金欠だから」などと言って、断ってみてください。 

一番困るのは、断る準備ができていないときに、急に面と向かって誘われることです。

この場合は、家に帰ってからさも用事を思い出したふうに、もっともらしい理由をつけて断ります。

参加するのにお金が発生したりする場合もあるので、対処は早い方がいいです。これを意識するようにしてください。

世界の大きさを自分で決める。 

世界という言葉には2つの意味があると思います。

1つは、漠然と僕たちが生きているこの世全体を指す時です。これは僕たちが勝手に広げたり縮めたりできるものではないです。これを客観的世界と呼びます。 

一方、よく自分の世界や2人だけの世界という言い方をしますが、自分が捉えると決めた範囲の世界を、主観的世界と呼びます。

この主観的世界はその気になれば、自分で勝手に大きさを決めることができます。 

大切なのは、自分にとっての主観的世界の大きさを自分で決めて、その世界に対して責任を持つことです。

自分の不安を周りに撒き散らすことなく、まずは自分で受け止め、どうしたらいいのか考えて自分で解消できることです。

そして毎日、できるだけ機嫌よく過ごすことです。自分の機嫌を取ることを、他人任せにしないようにしてください。 

例えば...

著者の大原さんは自身の主観的世界を、週二日だけ働いて、ごく親しい友人と だけ関わりを持つだけに留めています。

主観的世界が小さいからこそ、最後まで責任が持てます。 

主観的世界が小さければ小さいほど、不安のような不純物が発生してもすぐに気がつけます。対処もできます。

あまり広くしすぎると、自分が自力で良い状態に保っておけるキャパを超えてしまいます。

自分が無理なく対処できる範囲を理解し、それをキープすることは非常に前向きな行為です。 

ポイント

主観的世界のキャパシティは人によって大きく違うため、広ければ良いということも、狭いからダメということもないです。

広すぎず、狭すぎず、自分が責任を持てるくらいのちょうど良いところを探してください。 

ニュースとの付き合い方。

自分の主観的世界を一度決めても、ほったらかしにしておくと、主観的世界はどんどん広がっていきます。

外に出て人に会わなくても、現代はあらゆる情報があらゆる形で、しかも人類史上最速のスピードで入ってきます。

そのため、主観的世界を自分に合ったサイズにキー プしておくためには、ちょっとしたコツが必要になります。 

人間の知覚は83%を視覚に頼っています。聴覚は11%、嗅覚3.5%、触覚1.5%、味覚1%と続きます。

つまり、いやでも目から入ってくる情報にものすごく左右されるということです。

視覚から不安にさせるような情報が入ってくると、全知覚の83%が不安にさらされます。テレビやネットであれば音もついているため、さらに11%、合計で94%の知覚が影響を受けます。 

世の中で起こっている凶悪犯罪やオススメ商品のセールなど、メディアから脅すような味付けをされると、つい見てしまって不安が発生します。

平穏な隠居生活を送りたい人にとっては、 オススメできないです。  

逆に視覚を支配されなければ、望まない主観的世界の広がりを抑えることができます。 

オススメは、ラジオクラウドというアプリです。

これを使えば、インターネット経由でラジオが聴けます。ラジオは、テレビやインターネットと比べて情報の味付けが淡白なので、必要以上に不安にならずに済みます。

また、目から入る情報もないため、必要以上に注意力を奪われることも少ないです。

ポイント

ニュースは追おうとすると終わりがないです。しかも情報は玉石混交です。

どれが本当に大切なニュースなのか、1つずつ判断することにも体力を消耗します。すぐには難しいかもしれないですが、テレビやネットニュースを見る機会を減らすように、努力してみてください。

合わない場所から離れる。

心と体を健康な状態に保っておくためには、生活の根本的なところから見直すのがオススメです。

よく「水が合わない」という言い方をしますが、これは水が体に合わないという文字通りの意味ではないです。その環境にどうも馴染めない、という意味があります。

これは、心と体を良い状態に保っておくためには、かなり致命的な問題です。人は合わない環境にいると、少しずつ確実に弱っていきます。 

厄介なのは、同じ環境にいる人全員の心と体の状態が同じにならない点です。

同じ場所に 住んでいても、なぜかイキイキしている人と精彩を欠いたような人がいます。これは場所が悪 いというよりも、場所との相性が合っていないと考えられます。 

自分に合った環境かどうかを見分ける目安は、次の通りです。

自分に合った環境かどうかを見分ける目安
  • しっかりご飯を食べていて、病気もないにもかかわらず、なんとなく毎日が不調で何をしていても楽しくない
  • 明るい未来を描けない
  • 無力感だけは売るほどある。

以上のことに当てはまる場合は、今いる場所が自分に合っていない可能性を疑ってください。 

もしも今いる場所が合っていないと感じるなら、自分で稼いだお金で他の場所で住んでみるのがオススメです。

今すぐに引っ越せないという人は、自力で他の街に住んでいる自分を想像し、ネットで物件を検索してみたり、実際にその街に行って歩いてみたりするといいです。 

引っ越すと思い込んで、とりあえず行動してみることが大切だよ!

病気でもないのに、なんだか毎日が楽しくないという場合は、いる場所を自分で選ぶところから始めてください。

合わない食べ物を避ける。

食べ物は「1日に何キロカロリーを摂取すれば健康」という次元の問題だけでなく、数値化しにくい微細な変化を確実に心と体に及ぼします。それは数値化しにくいが故に、頼りにできるのは自分の感覚だけです。

ゆっくりと時間をかけて少しずつ起こるため、余裕がないときには全く気がつけないこともあります。 

食物アレルギーとはいかないまでも、人それぞれ合わない食材や調理方法、食べ方があると 思います。合わない理由は、それを食べるとストレスがかかって、疲れが蓄積するからです。

食べる行為というのは、意外と体力を使うんだねえ。

大原さんは無農薬発芽玄米に川辺で摘んできた野草入りの味噌汁、自分で浅漬けにした野菜などで自炊しているそうです。 

食べ疲れやすい食べ物
  • インスタントラーメンやブラックコーヒー
  • アルコール
  • 甘い、炭酸飲料といった刺激物
  • カカ オの少ないチョコレート
  • スナック菓子
  • 冷たいもの
  • 化学調味料や添加物が大量に入っているもの
  • 肉類

意識して、これらを摂取することは減らすようにしてみてください。

温泉に行く。 

温泉は、現代社会で一般人が簡単に行けて、しかもスマホを持ち込みにくい、超レアな場所の1つです。

日本は温泉大国なので、どんな都会でも1時間も電車に乗れば、一泊で行ける 温泉の1つや2つあると思います。 

わざわざ時間とお金をかけて温泉まで行く狙いは、スマホの電源をオフにする効果と同じで す。

放っておくとどんどん埋まってしまう人生の余白を意図的に、そして強制的に作りにいく ことが大切です。

また温泉の場合は、普段の生活圏から離れることで、自分の生活を客観的な視点で見られる、というメリットもあります。 

離れてみると、悩んでいたことが意外とたいしたことないと思えることも多いんだよね。

だれでも、 自分と関係のない他人事は、落ち着いて見られると思います。この視点を、自分に対して持 てるようになるのがベストです。

注意
空白を作り出すことが目的なので、なるべく文字や映像などの人口情報が少ない場所に行くことにしよう。

浴室内にはテレビがついていることもありますが、これには要注意です。

サウナなどメディアが目に入ってしまうところは避けて、自然に囲まれていて、ぼーっとできる露天風呂などがオススメです。

ぜひ試してみてください。 

瞑想する。 

瞑想は難しいものと思われがちですが、簡単にいうと、意識的な体の動きを止めて、ひたす らじっとしているだけです。

一方で、頭の中はいろいろ考えていると思います。それをただた だ、考えた端から流していくことが大切です。 

例えば...

「今日の夜何食べようかな」と考えたとしたら、「今日の夜何食べようかな、って今考えたな」と流します。

「あの人にメール返してないな。なんて返そうかな」と考えたとしたら、それも 「あの人にメール返してないな。なんて返そうかな、って今考えたな」と流します。

頭の中に泡のように浮かんでくることは、ただ単に思ったことです。これに対して「それならこうしよう」とその先へ展開させようとするのは、考えることになります。

そのため思ったことに何も出さずに、ひたすらただただ流していきます。

10分や20分の瞑想を終えると、いつも見慣れた自分の部屋が初めて来た場所のように新鮮に感じます。

一度自分がゼロになる感覚です。

旅先で朝目が覚めたときに、一瞬自分がどこにいるか忘れている感じに近いです。この感覚があれば、あなたはしっかり瞑想できています。 

ポイントは「何か得るものがあるからやろう」ではなく、ただやることです。

効果に期待をしない で、瞑想しみてください。瞑想中は何も考えなくていいです。これはすごく楽な状態です。

不安と距離をおくためには、とても簡単で有効な方法です。

今日から試してください。

アイデンティティのトリセツ。

人が自分を生きるとき、「これが自分である」という状態に名前がつくことがあります。

大原さんでいうと「隠居」、僕の場合は「公認会計士」や「YouTube図書館オーナー」などです。

この人に説明するときに、便利な肩書の役割をするものをアイデンティティと呼びます。自分を説明 したり、紹介したりするときに話が早く、持っていると非常に便利です。

一方で、このアイデン ティティを他人に否定されることもあります。 

そんなとき、最も楽な対応はスルーすることです。

あなたのアイデンティティは、自分が好きでやった結果ついてきたものです。世の中の流行に関係なく、好きな生き方を淡々と続けることが大切です。

他人がどう生きるかということに対して、自分が善し悪しを決めるのは、その人 が自分を生きる権利を奪ってしまうことになります。 

また、自分や他人、それを取り巻く環境は、常に変わり続けるものだということを認識してくだ さい。

自分の理想は常に変化していき、一度設定した夢や目標も、自分と一緒に成長したりして、いつまでも同じということはないです。 

アイデンティティは終身雇用制ではなく、いつでも変えられるものです。自分を生きるということは、自分に起きる変化を受け入れることでもあります。

長く積み上げてきたものを捨ててしまうのは惜しいよ!

しかし、過去に自分が設定したアイデンティティに合わせるのがしんどくなってきたなら、定期的にアップデートしていくことはとてもポジティブな選択だと思います。

自分のアイデンティティを持ち、他人に介入させずに成長し続け ることを意識していってください。

まとめ

解説は以上です。すべての人が昔のように自由な気持ちのまま、自分の世界を作っていくことができたなら、おそらくこの世界はもっと面白い場所になります。

別の誰かになろうとしたり、 他人のことにあれこれ口出しするのをやめ、自分を生きることにすべてのエネルギーを使うと き、それはめぐりめぐって、別の誰かが生きることにもつながります。 

全員がそれぞれイキイキとしている社会を見たいなら、他人のことに首を突っ込んでいる暇はないです。

まずは自分でできることから始めてみてください。

今回の解説がタメになった、意識してみようと思ったはコメントください。

    『隠居生活10年目 不安は9割捨てました』
    1. スマホの電源をオフにする。
    2. 行きたくない誘いを断る。
    3. 世界の大きさを自分で決める。
    4. ニュースとの付き合い方。
    5. 合わない場所から離れる。
    6. 合わない食べ物を避ける。
    7. 温泉に行く。 
    8. 瞑想する。 
    9. アイデンティティのトリセツ。

    ▼YouTube紹介

    ▼書籍の紹介

    ⬛隠居生活10年目 不安は9割捨てました(大原扁理著 / 大和書房)
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    https://item.rakuten.co.jp/book/16621201/

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