こんにちは、あっきーです!
なんとなく忙しい感じがしているのに今日は何を実現できたのだろうと考えると、思い浮かばないことがあると思います。
時間管理術とは次の2つの問題を解決するためにあります。
1つ目は自分の時間をなにに投下するのか
2つ目はその時間で最大のパフォーマンスを発揮することです。
自分の時間をある分野に投下するということは他の分野を捨てるということを意味します。時間管理という概念は自分の人生で何に重きを置き、その他のことをいかに諦めていくかという生き方の問題です。その意味で小手先のテクニックでは時間管理に関する問題は永遠に解消しないです。
最大のポイントはやりたいことをあきらめて捨てる覚悟を持つことです。
このブログではジェイク・ナップさん、ジョン・ゼラツキーさんが書いた「時間術大全」と谷原誠(たにはらまこと)さんが書いた「超多忙な弁護士が教える時間を増やす思考法」の中から人生を変える時間術を6個解説していきます。
このブログを観て勉強になった、為になったと思った人はコメントください。
Contents
あなたの時間の9割はデフォルトで決まっている
その理由は2つあります。1つ目は多忙中毒、2つ目は無限の泉です。
これら2つが忙しすぎる理由です。
会社に残って残業しないと、どんどん周りに差をつけられるように感じます。そして、会社は長時間残業をしている社員を評価します。忙しいことをよしとする風潮が日本社会には存在しています。
この多忙中毒と無限の泉という2つの要因が強力な理由はこれらが生活のデフォルトになっているからです。
デフォルトとは何かのデバイスを使い始める時の初期設定のことです。自分で変更しない限りそのままの設定で使い続けることになります。例えば、新しいスマホ買うと、 ホーム画面にはデフォルトでメールやアプリがたくさん入っています。
デフォルトの設定だとメッセージが着信するだけで通知が入ります。こうしたデフォルトはどれもアップルやグーグルなどのスマホメーカーによってあらかじめ与えられたものです。変更したければ変更できますが、手間がかかるし、面倒くさいから多くの人がデフォルトのまま使い続けます。
このほかにもデフォルトは生活のほとんどの場面に入り込んでいます。職場にも文化にも忙しい状態や注意散漫な状態が正常で、当たり前だというデフォルトが組み込まれています。
真っ白なスケジュール表を見て、適当なミーティングで予定表を埋めるのが一番時間の良い過ごし方だと思う人はいないです。デフォルトの考え方のせいで誰もがまさにそういう行動をとっています。
そして、多忙中毒の後に待ち受けているのが無限の泉です。絶え間なく気をそらせようとするのが無限の泉のデフォルトです。スマホに意志力では勝てないです。スマホの魅力に意志力で勝てないように設計されているからです。
▼多忙中毒と無限の泉という2つの要因が強力な理由は、これらが生活のデフォルトになっているから
- 常に時間に追われており、誰もが「時間がない」と叫びながら動き回っている現代。その理由は2つあり、1つ目は多忙中毒、2つ目は無限の泉。多忙中毒というのは忙しいのを良しとする考え方のこと。時間を奪っている2つ目の要因が無限の泉と呼ばれるもの。
- この多忙中毒と無限の泉という2つの要因が強力な理由はこれらが生活のデフォルトになっているから。
圧倒的に時間を作り出す方法(全体像)
ステップ1ハイライト 、ステップ2レーザー 、ステップ3チャージ、 ステップ4チューニングです。それぞれのステップについて解説していきます。
まずはステップ1のハイライト
ハイライトとはその日の最優先事項としてスケジュールを確保する活動のことです。ハイライトでやることはその日に優先することを一つ決めることです。「きょうは絶対にこれだけはやる」。そんな活動を選んでください 。大切な仕事や趣味の映画鑑賞などでも ok です。今日のハイライトは何にしようかと考えることで自分の大切なことに時間を使えるようになります。
ステップ2はレーザー
ハイライトにレーザー光線のように 集中し続けるため、テクノロジーを調節し気を散らすものを撃退します。私たちはテクノロジーによって信じられないぐらいに集中力をそがれています。まずはそのことに気づいてください。
ステップ3はチャージ
ステップ3のチャージでは時間と注意力を1日中コントロールするためにエネルギーを蓄える方法を学んでいきます。
ステップ4はチューニング
この最後のステップでは1日を振り返って寝る前に簡単なメモをとってください。どの戦術を続けたいか、改善したいか、やめたいかを考えます。
▼圧倒的に時間を作り出す方法は4ステップからなる
- 圧倒的に時間を作り出す方法は4ステップからなる。
ステップ1ハイライト 、ステップ2レーザー 、ステップ3チャージ、 ステップ4チューニング。
圧倒的に時間を作り出す方法
まずはステップ1ハイライトについてです。
ステップ1でやるのは毎日にちょうどいい目標を置くことです。
今日は「これだけはやる」という活動を今日の目標として朝一に決めてください。
長期目標とタスクの間の中間的な活動に集中します。そうすることで日々の生活を充実させ、時間を作り出せます。小さなタスクは仕事をやり遂げるために必要ですが焦点を設定しなければ時間はあっという間に過ぎていきます。
1つ目の緊急性とは今日中に絶対に終わらせなくてはいけないことをハイライトにします。
2つ目の満足感とは何をハイライトに選べば1日の終わりに最高の満足を得られるかを考えることです。
3つ目の喜びとは今日という日を振り返った時、1番喜びを感じられるのは何をしていた時だろうと想像することです。他人には時間の無駄と思われるような事でも良いです。
ハイライトを選ぶとき1番重要なのは直感で決めることです。今日は緊急性、満足感、喜びどれを優先するか考えます。最も重要な戦術はハイライトを予定に組み込みます。
意志力で様々な誘惑に抗うのは難しいです。そのため、予定に組み込んでしまえば1日の時間の使い方を考えざるを得なくなります。
それでは次のステップ2のレーザーについて解説していきます。
ハイライトで選んだ時間を作ったあとは集中することが欠かせないです。しかし、現代ではそれが難しい環境です。現代はメールやSNS、テレビなどで集中力を奪われてしまいます。レーザーモードに入るためにはスマホやアプリは邪魔になります。そこでレーザー戦術を使うことが必要になります。
レーザー戦術の1つは気が散らないiPhoneを作ることです。これは時間と注意を取り戻すために一番単純で強力な方法です。まずはソーシャル系のアプリを削除してください。次にゲームやニュース動画アプリなど面白いコンテンツを供給するアプリを全部削除してください。そしてメールアカウントを削除し、webブラウザを無効にすれば完成です。地図や天気音楽のアプリなど害が少ないものだけを残しておきます。
次にステップ3のチャージの説明をします。
レーザーの次に必要なのはチャージつまりエネルギーを高めることです。エネルギーがあるときは集中力も維持しやすいです。また、体を動かすと脳が良く働き、ストレスが減り、睡眠の質も高くなります。運動は無理をせずに毎日継続することの方が大切であり、歩くだけでも良いです。
最後にステップ4のチューニングです。
チューニングとは結果を記録するためにメモを取ることです。ハイライトの時間を作れたか、どれくらい集中して取り組めたか、こうしたことを毎日振り返ってメモをとってください。その際に何がうまくいって何がうまくいかなかったかを書き留めて翌日の計画を立てます。これは夜寝る前などに行ってください。これはフィードバックという過程です。
▼最も重要な戦術はハイライトを予定に組み込みむこと
- ステップ1ハイライトでやるのは毎日にちょうどいい目標を置くこと。ハイライトを選ぶ基準は3つ。緊急性、満足感、喜び。また、ハイライト選びで1番重要なのは直感で決めること。最も重要な戦術はハイライトを予定に組み込みむこと。
- ステップ2のレーザー。レーザー戦術の1つは気が散らないiPhoneを作ること。まずはソーシャル系のアプリを削除。次にゲームやニュース動画アプリなど面白いコンテンツを供給するアプリを全部削除。そしてメールアカウントを削除し、web ブラウザを無効にすれば完成。
- 次にステップ3のチャージ。レーザーの次に必要なのはチャージ、つまりエネルギーを高めること。
- 最後にステップ4のチューニング。チューニングとは結果を記録するためにメモを取ること。
時間管理術の最大のポイント
ステップ2優先順位に従ってやることを絞り込む
ステップ3絞り込んだもの以外を諦める覚悟を決める
ステップ4自分の時間を奪おうとする人間関係、機器類を整理する
ステップ5栄養、睡眠、運動により最高のパフォーマンスを発揮できる状態にする
ステップ6集中力が切れないよう休憩を活用する
特に重要なのはステップ3の絞り込んだもの以外を諦める覚悟を持つということです。
そのためにはステップ1でまず自分の価値観を知ることが重要です。
何が自分にとって大切なのかがわからなければ 人生において何が自分にとって優先順位が高いもので何を諦めればいいか分からないからです。
▼自分にとって優先順位が高いことに対して、できるだけ多くの時間を投下しその他のことは犠牲にして諦めること
- 自分にとって優先順位が高いことに対して、できるだけ多くの時間を投下し、その他のことは犠牲にして諦めること。
- 具体的な実行プロセスは次の6つのステップ。
ステップ1自分の価値観を知り、価値観にしたがって優勢順位を決める
ステップ2優先順位に従ってやることを絞り込む
ステップ3絞り込んだもの以外を諦める覚悟を決める
ステップ4自分の時間を奪おうとする人間関係 機器類を整理する
ステップ5栄養、睡眠、運動により最高のパフォーマンスを発揮できる状態にする
ステップ6集中力が切れないよう休憩を活用する
諦める勇気を持つ
自分の時間をどこに使うのかを決める際に必要となるのがその人が人生で何を優先しているかになります。
自分の価値観を知るための方法として自分の人生で何が大切かについて紙に書き出します。
例えば、お金を稼ぐ、家族との時間を大切にするなど大切にしたい価値観は人それぞれだと思います。正直に自分の本心に向き合って紙に書き出してください。そして自分の価値観がわかったらそれを人生でやるべきことの優先順位をつけます。大切なのはすべての価値を優先することはできないと自覚することです。
次にステップ2の優先順位に従ってやることを絞り込むについてです。
ステップ1で自分価値観を知ることで優先順位をつけたものに従って、やるべきことを絞り込んでいきます。その優先順位が今後あなたの行動の基準となります。例えば、仕事よりも家族との時間を優先すると決めておけば取引先の社長から誘われた場合であっても断ることができます。
次にステップ3の絞り込んだもの以外を諦める覚悟を決めるについて解説していきます。
このステップ3が最重要になります。自分の能力を冷静に分析して出来ることと出来ないことを分類し、できないことをあきらめる勇気を持ちます。時間の有限性を認識し諦める勇気を持つことで本当に自分が手に入れたいものが明らかになります。
何かをやるならば痛みを受け入れなくてはいけないです。 何かを得ようと思うのならば何かを捨てなくてはいけないです。
▼自分の能力を冷静に分析して出来ることと出来ないことを分類し、できないことをあきらめる勇気を持つべき
- まずはステップ1で自分の価値観を知って、価値観に従って優先順位を決めること。自分の価値観を知るための方法として自分の人生で何が大切かについて紙に書き出す。
- 次にステップ2の優先順位に従ってやることを絞り込むことについて。ステップ1で自分価値観を知ることで優先順位をつけたものに従って、やるべきことを絞り込んでいく。
- 次にステップ3の絞り込んだもの以外を諦める覚悟を決める。自分の能力を冷静に分析して出来ることと出来ないことを分類し、できないことをあきらめる勇気を持つべき。
全てを整理し、最適化する
ステップ4は自分の時間を奪おうとする人間関係、機器類を整理してください。
世の中には自分の時間を奪おうとする人間関係、機器類がとても多くあります。これらを整理する必要があります。
時間を奪おうとする人間関係に注意してください。やりたいと思ったことを無理だと反対する人やあまり望まない人づきあいや頼まれごとに時間をとられてはもったいないです。この人は自分の時間を奪ってくる人だということがわかったら、その人との関係を断ち切るなどの対処をしてください。
そし て、人間関係だけでなく機器類なども自分の時間を奪います。特に時間を奪われがちなのがSNSです。通知機能があなたの時間を刻々と奪っていきます。メッセージグループチャットイベントの告知が届きます。通知音がなったことや見るか見ないかという判断をすることによって集中力は途切れます。人は一度集中力が途切れるとまた元の集中に戻るのにかなりの時間がかかると言われています。
次にステップ5で栄養・睡眠・運動により最高のパフォーマンスを発揮できる状態にしてください。こちらは時間を生み出すための土台となるものです。どれか一つでも欠けると体調を崩したりしてパフォーマンスを発揮できないです。
最後のステップ6で集中が途切れないように休憩を活用してください。
時間を増やすためには1日の中で集中できる時間を増やすことも重要です。
集中力を持続させるコツは疲れる前に休憩するということです。
ポイントは疲れる前に休憩することです。人間の集中力の持続時間には限界があると考えられています。疲れるまで集中力を使って持続可能時間を超えてしまうとそのまま作業を続けたとしても集中力が低下します。そのため、思うような成果を上げることができなくなります。
また疲れきってしまった場合はそこから回復するのに多大な休憩時間を取らなくてはいけなくなります。「もうこれ以上できないや」という時点まで頑張って集中し、疲労を感じながらも自分を奮い立たせて長時間仕事や勉強を頑張ったという自己満足は得られるかもしれないです。しかし、その日はそれ以上の活動ができなくなります。結果としてかけた時間や労力の割に得られる成果が少なくなります。
疲れる前に休めと言われても、これまで疲れる前に休憩するという習慣がなかった人にとっては難しいことだと思います。
最後に休憩の時に何をするのがよいのか紹介します。
集中の反対は拡散になります。そのため、ぼーっとするなど意識を拡散させたり集中力を要しない軽い運動をしたりすることが望ましいです。具体的には瞑想や窓の外を見たり、横になったり少し歩いたりすることが挙げられます。反対に休憩の時に絶対してはいけないのは他の集中です。メールチェックする、ウェブサイトを読むなどは避けたほうがいいです。
また、それまでしていた仕事について考えることは意識が拡散されないので休憩にならないのでやめてください。
休憩中は意識を拡散させることを行います。
▼時間を増やすためには1日の中で集中できる時間を増やすことも重要
- ステップ4で自分の時間を奪おうとする人間関係、機器類を整理。世の中には自分の時間を奪おうとする人間関係、機器類が多くある。これらを整理する必要がある。
- 次にステップ5。栄養・睡眠・運動により最高のパフォーマンスを発揮できる状態にするこちらは時間を生み出すための土台となるもの。どれか一つでも欠けると体調を崩したりしてパフォーマンスを発揮できない。
- 最後のステップ6。時間を増やすためには1日の中で集中できる時間を増やすことも重要。集中力を持続させるコツは疲れる前に休憩するということ。集中の反対は拡散。そのため、ぼーっとするなど意識を拡散させたり集中力を要しない軽い運動をしたりすることが望ましい。
まとめ
- あなたの時間の9割はデフォルトで決まっている
- 圧倒的に時間を作り出す方法(全体像)
- 圧倒的に時間を作り出す方法(詳細)
- 時間管理術の最大のポイント
- 諦める勇気を持つ
- 全てを整理し、最適化する