こんにちは、あっきーです!
1日は24時間、1440分で、その1%は約15分です。1日のうち、この15分を読書にあてれば、圧倒的な成果を出すことができます。
この本の著者であるマグさんは、年間700冊の本を読み中卒・月収14万円の状態から20代で会社経営者になりました。17歳の頃から読書を10年続け読んだ冊数は4000冊以上、読書から得られる様々な恩恵をフル活用してきました。
その中で、100冊以上の読書術本を読み漁り、実践し、取捨選択することで必ず結果が出る「本の読み方」を確立しました。
本書では、そんな読書の恩恵と、100冊以上の読書術の本から導き出した「読書効率を最大限まで高めるメソッド」が紹介されています。
このブログでは、その中から僕が厳選した10個に絞って解説していきます。
このブログを見て1%読書術についてよくわかった、自分でも本が読めそうと思えたという人はコメントください。
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Contents
読書をすれば、挑戦へのハードルが下がる
著者が時間をかけて積み上げた、純度の高い知識をダイレクトに得ることができます。
アメリカの哲学者、ラルフ・ウォルドー・エマーソン氏は「恐怖は常に、無知から生まれる。知識は恐怖の解毒剤である」と言いました。
つまり、恐怖を越えるために必要なのは知識です。
人は、知らないことは怖いと思い、知っていることは恐怖を感じないようにできています。
そのため知識をつけると、行動への恐怖がなくなります。SNSを始める、新しいところに行く、会社を立ち上げるなど、これらのことは知識をつけることでハードルを下げ、チャレンジすることができます。
大切なのは、恐怖に感じることを見える化することです。わからないことを紙に書き出して、1つずつ調べて解決するようにしてください。
▼知識を増やし挑戦への心理的ハードルを下げる
- 人は知らないことに恐怖を感じる。つまり恐怖を越えるために必要なのは知識。
- わからないことを紙に書き出して、読書で1つずつ調べて解決する。これにより、挑戦への心理的ハードルを下げられる。
読書をすれば、ストレスに強い自分になれる
他の行為だと、音楽鑑賞が61%、コーヒーが54%、ゲームが21%、散歩が42%ストレスを軽減します。つまり、読書が5つの中で最もストレスを解消する効果があります。
さらに、静かな場所で読書をした場合は、たった6分間で60%以上のストレスを軽減することもわかっています。
そもそも人がストレスを抱えるのは「自分がコントロールできない状態」のときです。例えば、目の前の作業をやりたくないのに、やらなきゃいけない、わからないことを考えなきゃいけない、子供が言うことを聞いてくれないなどの状態です。
読書はこの自分がコントロールできない状態を、解決方法がわかる状態に変えてくれます。
難しい、めんどうくさいと感じるのは、「簡単だけどわからないこと」が2つ以上重なっているからです。わからないことは、本を読んで学べば良いだけです。
問題が起きたとしても、対策を知っていれば、コントロールできないと思っていたものが、コントロールできることに変わります。
このように、本を読み知識を積み上げていくことで、ストレスを減らしていくことができます。
▼読書をすることでストレスが68%軽減
- 研究によると、読書をすることでストレスが68%軽減されることがわかっている。
- そもそも人がストレスを抱えるのは「自分がコントロールできない状態」のとき。読書で知識をつけることで自分がコントロールできない状態を、コントロールできる状態に変えることができる。
マインドフルネスを作る7つの方法
気づけば30分、1時間と時間がたち、まるで時間を置き去りにする感覚です。このとき力を最大限発揮しているにもかかわらず、脳は最大限にリラックスしている状態になります。
このような状態を、マインドフルネスといいます。読書でマインドフルネス状態を作りたいときは、次の7つのポイントを意識してください。
2つ目、新しい分野の本や横文字が多い本を避ける。
3つ目、好きなジャンルの本を読む。
4つ目、複数冊を常に持つ。
5つ目、作者で選ぶ。
6つ目、集中できる場所を選ぶ。
7つ目、できるだけ紙の本を選ぶ。
▼マインドフルネスな読書を楽しむこと
- ストレスなく本を読む場合は、次のポイントに気を付けて読書するように。
- 内容が難しい本を避ける、新しい分野の本や横文字が多い本を避ける、好きなジャンルの本を読む、複数冊を常に持つ、作者で選ぶ、集中できる場所を選ぶ、できるだけ紙の本を選ぶ。この7つのポイントを意識して、マインドフルネスな読書を楽しむこと。
本を読む目的を決める
例えば、よく知っている人、自分のファンになっている人が書いた書籍が、たまらなく面白く感じるのは、先入観があるからです。先入観を持って読むことにより、感情が刺激され、強く文章を記憶に残すことができます。
しかし、先入観を持つところまで、著者の背景を調べるのは大変です。
そこでオススメが、目的の定義です。
文章を読む目的を定めることによって、「この知識を得たい」と、先入観を自分の内側に設定できます。目的に沿って本を読むことで、大切なところは見逃さず記憶に残り、今の自分にとってどうでもいいところは、捨てることができます。
読むスピードが速くなり、その上内容もよく吸収できるので、ダラダラと文字を追い、何も学べなかったと自己嫌悪に陥ることも減ります。
目的は、明日使える知識を見つける、SNSで発信する知識を探す、朝礼で話すための題材を探すなど、具体的でなくてもいいです。
▼先入観を持って本を読むことで文章を強く記憶に残すことができる
- 先入観を持って本を読むことにより、感情が刺激され、文章を強く記憶に残すことができる。
- オススメは、目的の定義。文章を読む目的を定めることによって、「この知識を得たい」と、先入観を自分の内側に設定できる。目的は具体的でなくてもいい。簡単にできて、今すぐ効果が出る、読書を楽しくするためのひと工夫なので、試してみること。
読む順番を意識する
これを解決する方法はシンプルで、全体像を描けるように読む順番を変えることが大切です。
オススメは「はじめに→終わりに→目次→本文」の順番です。
「はじめに」には、書籍の全体像が描かれています。章立ての紹介や伝えたいことが書かれていることが多いです。また、「おわりに」には書籍全体の総括がされており、ゴールが明記されています。これを読むことで、書籍の全体間への理解をさらに深くすることができます。
そこから目次を読むことで、本文の流れを予測できるので、ゴールに向かってブレずに読むことができます。
そもそも人の脳は無駄なエネルギー消費を避けるように設計されています。予測できない状況で接する情報には、どれが重要かを判断する機能が活性化しないです。
そこで読む順番を変え、全体感を把握することが大切です。脳はその全体像を詳細に完成させようと働いてくれます。
読む順番を変え、全体感を事前に植え付けることを意識して読むようにしてください。
▼全体像を描けるように読む順番を変えることが大切
- 本を読んでいるとき、ゴールを見失わないようにするには、全体像を描けるように読む順番を変えることが大切。オススメは「はじめに→終わりに→目次→本文」の順番。
- 「はじめに」には、書籍の全体像。また、「おわりに」には書籍のゴールが明記。そこから目次を読むことで、本文の流れを予測できるので、ゴールに向かってブレずに読むことができる。読む順番を変え、全体感を事前に植え付けることを意識して読むようにする。
指を添えて無駄をなくす
指をガイドに使い、自然を文字に集中させるように読むことが大切です。これだけで、途端に理解するのが楽になります。
人の目は動くものに意識づけられるようにできています。
例えば、テレビを集中して見たいとき、子供がちょろちょろと前を動くと、「集中できない」と感じる人は多いと思います。なぜなら、動くものに注意が向けられるからです。
この注意対象は、自分でコントロールできます。そこで使うのが指です。文字に合わせて指を動かすことで、指に視線が集中するので、文字を読み進めやすくなります。
東北大学電気通信研究所が発表した研究でも、手がそばにあるものに注意が向けられることがわかっています。科学的にもメリットが明らかになっていて、誰でも今すぐできる読書術ということができます。
ポイントは、3つの無駄を減らせることです。その無駄とは、無駄な読み戻りが減る、読んでいる部分を見失わなくなる、集中力の拡散を予防する、の3つです。
指を使うことによって、指先に注意が向きます。疲労などで集中力がなくなったときも、指を使えば意識をコントロールすることができます。
▼人の目は動くものに意識づけられるようにできている
- 文字を指でなぞる行為は、最も効率的に読書をする方法。これだけで、途端に理解するのが楽になる。なぜなら、人の目は動くものに意識づけられるようにできているから。
- 文字に合わせて指を動かすことで、指に視線が集中するので、文字を読み進めやすくなる。読書がぐっと楽になる方法なので、オススメ。
1%の考え方
「15分の積み上げが大事」と言われても、15分は意外と長く感じます。
しかし、「1%だけ頑張ろう」と自分を励ますと、意外と頑張れるものです。
また、1%の努力という有名な話があります。
単純計算で、毎日+1%の努力を1年続けると、加速度的に成長を促進され、1年で約37倍になります。習慣作りは、自分をいかに励まし、心を楽にし、止めずに続けられるかがカギです。毎日たった1%の積み上げが、1年後37倍もの成長に変わっていくということです。
また、読書においてもう一つ覚えておきたい1%の考えがあります。
それは、1%だけ学ぶという考え方です。
本を読むとき、知識を自分に落とし込めない人の大半は、書籍をまるまる100%理解し、100%人生に役立てようとしている人です。 一字一句記憶するためには、何度も本を読み込む必要があります。またノートを取り、フレームに当てる、マインドマップを作るなど、読むこと以外の工夫が必要です。
100%写し取ろうとすると読書は、日にちが経つと何も覚えていないことが多いです。しかし、たった1%でも価値を見出した読書は永久に忘れないです。
1冊から100%学ぼうとするより、毎日1%と出会うことを100回繰り返し、100%にした方が、自分だけのオリジナルな知識を作り上げることができます。
この1%の積み上げこそ、書籍の価値を100%以上にすると考えられます。意識が変われば読み方が変わります。1日の1%で、必ず1%の成長を約束し、未来の自分への知識を貯金していく、それが1%読書術です。詳しくはこの後説明します。
▼毎日1%と出会うことを100回繰り返す
- 1日の1%とは約15分。「1%だけ頑張ろう」と自分を励ますと、意外と頑張れるもの。また、毎日1%の努力を続けると、1年で約37倍に。
- さらに、読書においてもう一つ覚えおきたいのは、1%だけ学ぶという考え方。1冊から100%学ぼうとするより、毎日1%と出会うことを100回繰り返し、100%にした方が収穫は大きい。1日の1%で、1%の成長を約束し、未来の自分への知識を貯金していく、それが1%読書術。
1%読書術
ステップ2、目次を開き予測する。
ステップ3、気になる箇所をスキミングする。
ステップ4、目的の箇所を読み込む。
ステップ5、言葉を置き換える。
ステップ6、想起し、考えながら休憩する。
以上の6つが、1%読書術の流れです。これらの動作を15分におこないます。
▼1%読書術は気軽にできて、継続しやすく、結果が出る読書術
- 1%読書術は次の順で行う。目的を提示する、目次を開き予測する、気になる箇所をスキミングする、目的の箇所を読み込む、言葉を置き換える、想起し、考えながら休憩する。
- 以上が、1%読書術の流れ。これらの動作を15分におこなう。気軽にできて、継続しやすく、結果が出る読書術。
速聴視認読書
そこで有効なのは1%読書術ですが、実際は15分を作る体力も気力もない私があると思います。
そこでオススメしたいのが、聴く読書です。
料理を作っているとき両手が塞がっていても、耳は空いていると思います。駅から自宅までの帰り道、文字が追えなくても、耳は空いているはずです。そのため忙しい人ほど、ながら時間を活用できる聴く読書をオススメします。オーディオブックは、プロのナレーターやAIが、本を一字一句読み上げてくれるサービスです。
加えて、速聴出来るのもオススメの理由です。速聴をすると、前頭葉が活性化し、頭が良くなります。読解力が向上し、言葉の詰まりが減り、コミュニケーションに余裕ができます。速聴のやり方はシンプルで、聴く読書の速度を徐々に上げていくだけです。
聴く読書には種類があります。オーディオブック、Audible(オーディブル)、アマゾンKindleなどです。どのサービスを利用しても良いので、好きな本で聴く読書をしながら、徐々に速度を上げていってください。
最初は1倍速から始めて、1週間で1.5倍速、1ヵ月で2倍速、3ヶ月で3倍速を目指します。これなら無理なく速聴が身に付けられます。
語彙力が劇的に増えるという恩恵もあるので、すきま時間で実践してみてください。
▼速聴をすると読解力が向上し、コミュニケーションに余裕が
- 毎日が忙しい人にオススメなのが、聴く読書。これを使えば、家事や移動中に本を読むことができきる。また速聴をすると、読解力が向上し、コミュニケーションに余裕ができる。
- 好きな本で聴く読書をしながら、徐々に速度を上げていく。最初は1倍速から始めて、1週間で1.5倍速、1ヵ月で2倍速、3ヶ月で3倍速を目指す。
if-thenプランニング
では、アウトプットを習慣化するためにはどうすれば良いのか。
オススメはif-thenプランニングです。
if-thenプランニングは、社会心理学者でコロンビア大学モチベーションサイエンスセンター副所長のハイディ・グラント・ハルバーソン博士が著書で提唱した、習慣形成における最強のテクニックです。
例えば、お腹がすいたらナッツを食べる、朝起きたら最初に歯磨きをするなど、「AをしたらBをする」と行動にルールを設定することです。やることを決めるだけでなく、状況やタイミングを設定することで、実行できる確率が極めて高くなります。
あなたの行動習慣に合わせて条件付けを行い、習慣化したいタスクを紐付けしてください。
特にオススメは、歯磨き中です。朝と夜の2回は、ほとんどの人が歯磨きをします。
▼アウトプットを習慣化するために、if-thenプランニングを
- 知識を定着させるには、インプットだけでなくアウトプットが大切。アウトプットを習慣化するために、if-thenプランニングを使う。
- 「AをしたらBをする」と行動にルールを設定すること。あなたの行動習慣に合わせて条件付けを行い、習慣化したいタスクを紐付けする。特にオススメは、歯磨き中の聴く読書。
まとめ
マグ】
- 読書をすれば、挑戦へのハードルが下がる
- 読書をすれば、ストレスに強い自分になれる
- マインドフルネスを作る7つの方法
- 本を読む目的を決める
- 読む順番を意識する
- 指を添えて無駄をなくす
- 1%の考え方
- 1%読書術
- 速聴視認読書
- if-thenプランニング
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