『「メンタル弱い」が一瞬で変わる本 何をしてもダメだった心が強くなる習慣』 片田智也(かただともや)

こんにちは、あっきーです!

あっきー
あなたは、落ち込み、不安、ネガティブな感情にとらわれたり、物事のマイナス面ばかりを見たりしていないですか。

もこ
うーん。僕はすぐ落ち込んじゃうし、不安になるし夜眠れなかったりするし…マイナスな面を見がちかもしれません。

ネガティブな自分にがっかりすることはありませんか。どうにかメンタルを強くしたいと色々試しても、何も変わらない。そんな経験を繰り返していれば、いい加減イヤにもなります。あなたのメンタルが強くならなかったのには理由があります。

それは、「メンタルの弱さ」を悪いものだと思っているからです。

メンタルの弱さは悪ではないです。それは強さの材料です。あなたのメンタルが何をやっても強くならなかったのは、強さの材料であるネガティブな感情を捨ててきたからです。不安や落ち込みにも意味があります。あなたがそれにまだ気づいていないだけです。

あなたがこれからするべきことは次の3つです。

自然な弱さを自分らしいと認めること。

弱さが警告している意味を読み取ること。

その意味に従って行動を修正すること。この3つです。

人間はみんな自然な弱さを持っています。それは身を守るための警告システムです。常にぼくたちの行動を最適化してくれます。このブログではあなたのメンタルを強くする方法を9個解説していきます。内容を理解し、実践すれば、あなたのメンタルは確実に強くなっていきます。

勉強になった、もっと知りたいと思った人は、コメントください。

Contents

メンタルが弱い人、いまメンタルが弱っている人

あっきー
この世には、メンタルが弱い人はいないです。しかしメンタルが弱っている人はたくさんいます。

もこ
ん?それ何が違うんですか?結局メンタルが弱いってことじゃないですか?
例えば…
運動神経がよく、筋骨隆々(きんこつりゅうりゅう)なスポーツマンがいます。
体が強いか弱いかでいえば、明らかに強い人です。そんな強い人でも、インフルエンザにかかることがあります。インフルエンザにかかった彼は体が弱い人ではなく、体が弱っている人です。体が弱いと嘆いたり、動けると強がっていては、回復が遅れるだけです。弱っていると認めて寝ていれば、自然と回復します。

メンタルも同じです。財布を落として落ち込むのは、メンタルが弱いからではなく、弱っているからです。前向きでポジティブな人でも、財布を落としたら落ち込みます。

落ち込みは、二度と同じ目に合わないための防御反応です。

差がつくのはその先です。「メンタルが弱い」人は、落ち込んでいることを情けないと嘆いたり強がったりします。それでも落ち込みが消えないと、メンタルが弱い自分はダメだと自己否定を始めます。それは無駄な自己否定です。

落ち込みや不安、ゆううつも、すべて理由があって生じる自己反応です。

無理する必要も強がる必要も、否定する必要もどこにもないです。「メンタルが弱い人」はいないです。

あっきー
今弱っていると認められず、無駄な自己否定を繰り返して、自分を信じる力を殺してしまった「いつも弱っている人」がいるだけです。

▼落ち込みや不安、ゆううつは、すべて理由があって生じている自己反応

  • この世には、メンタルが弱い人はいないが、メンタルが弱っている人はたくさんいる。メンタルが弱い人は、落ち込んでいることを情けないと嘆いたり強がったりする。そして、メンタルが弱い自分はダメだと無駄な自己否定を始める。
  • 落ち込みや不安、ゆううつは、すべて理由があって生じている自己反応。無理する必要も強がる必要も、否定する必要もない。

メンタルは2つの軸でとらえると真実が見える

もこ
でも結局僕ってすぐ後ろ向きになるし、メンタル弱いって周りにも言われますし…

あっきー
あなたはメンタルが弱い人ではないです。防御反応として生じている自然な弱さを無視したり、無駄な自己否定をしてきた「いつもメンタルが弱っている人」です。

他人より多く自己否定をして、自信がなくなるのは自然です。自然な弱さを認め、それが「二度と同じ目に合わないための力を授けてくれるもの」とわかれば、メンタルは自然と強くなります。

メンタルを強いか弱いかの一つの軸だけでとらえると、自然な落ち込みや不安も悪いものとして誤解が起きます。

そこに「自然か不自然か」でとらえる軸を加えると、正しく受け止めることができます。

例えば…
悔しさも、深く向き合うほど成長する力を与えてくれます。
ライバルに負けた時、「自分も頑張ろう」という自然な強さが生まれるのは、悔しさや妬みという自然な弱さを消化した後です。それらをごまかして「喜んでいるふり」をして不自然な強がりを続ける人に成長はないです。

自然とわいてくる感情や感覚を言葉や思考で不自然に美化してしまうのは、悔しさや妬みといった弱さを、悪いものだととらえているからです。それは意味があって生じる自然な弱さです。普通に生きていれば落ち込みや不安はよく出会う感情です。

それらとの向き合い方を学んで、自己否定の回数を減らし、弱さを強さに変えてください。

▼落ち込みや不安の感情は自然な弱さ、普通に生きていれば良く出会う感情

  • メンタルを強いか弱いかの一つの軸だけでとらえると、自然な落ち込みや不安も悪いものと誤解してしまう。そこに「自然か不自然か」でとらえる軸を加えると、正しく受け止めることができる。
  • 自然とわいてくる弱さやネガティブな感情を、言葉や思考で不自然に美化してしまうのは、弱さを悪いものだととらえているから。落ち込みや不安の感情は自然な弱さ。普通に生きていれば良く出会う感情。自然な弱さとの向き合い方を学んで、自己否定を減らし、弱さを強さに変えていく。

自然な弱さを否定していると不自然に弱くなる

あっきー
落ち込みや不安、マイナス思考など、どんな弱さも、理由があって生じている防御反応です。

もこ
なんだかそれを聞いて少し安心しました…僕の感情って自然なことで、変ではなかったんですね。

自然な弱さを否定するのは無駄な自己否定です。「トイレに行きたい」という生理現象を否定しているのと同じです。
財布を落として落ち込むのは自然な生理現象です。落ち込みを味わえば、反省とともに自然と回復します。来週のプレゼンが不安なのも自然な弱さです。不安は備えを動機づける警告信号です。不安と向き合い、徹底的に準備をするのが正解です。その積み重ねが、本番で動じない自然なメンタルの強さをもたらします。
今あなたが感じている落ち込みや不安、その他の弱さは全て、理由があって生じた自然なものです。

あなたが人より弱いからそう感じるのではないです。あなた自身がわからなくても、そう感じるにふさわしい理由は必ず存在します。

あっきー
どんなに情けない自分がいても、ダメだとは思わないでください。

▼あなたが今感じている落ち込みや不安、その他の弱さは全て、理由があって生じた自然なもの

  • あなたが今感じている落ち込みや不安、その他の弱さは全て、理由があって生じた自然なもの。あなたが人より弱いからそう感じるのではない。あなた自身がわからなくても、その感情が生まれた理由は必ず存在する。どんなに情けない自分がいても、ダメだと思ってはいけない。

自然な弱さを否定して不自然な強がりに逃げない

あっきー
理由のある自然な弱さを無視したり、消そうとしたり、ごまかしていると、自分を否定する機会が増えます。

もこ
自分の中の自然な感情を否定するのって、悲しいことですよね…僕もずっとそうしちゃってたってことか…。

無駄な自己否定を繰り返していると、自分を嫌いになります。

自信をもって生きていくのが難しくなります。作り笑いをしたり、虚勢を張ったり、どんなに強がって見せても、本物の自信ではないです。

地位や権威といった他人や社会からの評価を必要としない、内面から湧き出るものが本来の自信です。しかし自己否定を繰り返すと、自分の中の「無条件の自信」を自分の内側で育てられないです。

そうすると、他人からわかりやすい基準、学歴や収入、いいねの数に固執するようになります。自信を自分の内側で育てられないと、他人の評価や環境の変化に振り回されます。

自信があるように見えても、それが外からの評価だけに基づいているなら、その人のメンタルは「ずっと弱っている」のと変わりないです。

人が自然な弱さを否定する2つの理由
1つ目は、自然な防御反応を悪と勘違いしてしまうことです。
そして2つ目の理由は連鎖です。
家族や学校、ネットの情報など、「不自然に強がることを良しとする人たち」に自然な弱さを否定されてきたからです。誰もが自分をよく見せようとし、強がって生きています。しかし不自然に強がっていると、他人の弱さにも寛容になれないです。

自然な弱さは必ず意味を持っています。その意味にこたえて行動を変えてください。

弱さから逃げなかった事実があなたに本物の自信を与えます。

▼自然な弱さは必ず意味を持っているのでその意味にこたえて行動を変えていく

  • 人が自然な弱さを否定してしまうには2つの理由が。1つ目は弱っていることが悪いと勘違いしてしまうこと、2つ目は、家族や学校、ネットの情報など、「不自然に強がることを良しとする人たち」に自然な弱さを否定されてきたこと。
  • 自然な弱さは必ず意味を持っているのでその意味にこたえて行動を変えていく。弱さから逃げなかった事実があなたに本物の自信を与えてくれる。

不安なときやってはいけないのは考えること

もこ
あ~明日は本社でミーティングか…普段会わないような偉い人もいるし、ミスったらどうしよう…うう…お腹痛い…

あっきー
ちょっと落ち着いて!
これから起きることに不安を感じるのは自然です。それを無視したりごまかしていると、不安は大きくなります。

不安のお化けを生み出さないために、早いうちに正しく対処してください。
不安な時に最もやってはいけないのは、考えすぎることです。最悪のパターンを予想すること、懸念(けねん)材料を洗い出すことは必要です。しかし頭の中だけで安心材料を考えたり、考えだけを巡らせると、むしろ不安は大きくなります。

不安は、危険に備えるための警告信号です。不安は行動に変えてください。

行動修正の警告なのに行動せずに考える。その状態を「悩んでいる」と言います。

台風が近づいているのが不安なら、悩むのはほどほどにして、雨戸を閉める、備蓄を確認するなどの行動をしてください。手や足、指を使って物理的に体を動かしてください。

自然な不安を認めて、懸念材料を洗い出したら、行動に移してください。

もこ
この心がけで不安を最小限にとどめることができるんだね!

▼自然な不安を認めて懸念材料を洗い出したら、行動に移すこと

  • 不安な時に最もやってはいけないのは、考えすぎること。最悪のパターンを予想し、懸念(けねん)材料を洗い出すことは必要。しかし頭の中だけで考えを巡らせると、むしろ不安は大きくなる。
  • 不安は、危険に備えるための警告信号。自然な不安を認めて、懸念材料を洗い出したら、行動に移す。この心がけで不安を最小限にとどめることができる。

精神的な適度の痛みは、筋肉痛と同じ。成長が待っている

あっきー
いくら理由があっても落ち込みや不安は嫌なものです。できれば避けて通りたいです。

もこ
本当にその通りですね!毎日能天気にぼんやり生きてみたいものですよ~

しかしそれは、筋肉を増やしたいと言いながら、筋肉痛を避けているのと同じです。自然な弱さを認めて痛みを受け止めない限り、自然な強さという精神的な筋肉が育たないです。
仕事でミスをして上司に叱られ、落ち込むのは自然な弱さです。無力な自分を認めるのは辛いですが、痛みがあるからこそ、能力不足を補おうと改善の意思が生まれます。あなたのメンタルが弱く、環境の変化などの負荷に耐えられないのは、精神的な筋肉が足りないからです。

落ち込みや不安といった自然な弱さ、精神的な痛みを無視してきたためです。痛みを認めることは、足りていないと認識することです。自分の能力不足に危険を感じられれば、何かしら行動を起こしたくなり、不足を補おうとして成長します。

もしまた同じことが起きても、以前ほど痛みは感じないです。

これが自然な強さを手に入れる方法です。
精神的な痛みから逃げなかったこと、他人のせいにせず、自分の能力不足を補うこと、どちらもあなたのメンタルを丈夫にします。

これを繰り返すと、感じる痛みも軽くなり、それまで力不足を感じていた大きなことにも挑戦できます。なによりも精神的に傷つくことを恐れなくなります。あなたはこれまでプラス思考やポジティブシンキングを絶対的なものと思い、不自然な強さによって自然な弱さを隠してきました。
運動していない人が急に筋トレを始めると、最初は強烈な筋肉痛になります。それと同じで、これまで自然な弱さを避けてきた場合、それと向き合うと痛みを感じるかもしれないです。

しかし回数を重ねるたび痛みも減りますし、精神的に強くなった自分に気がつけば、自然な弱さと向き合うことが楽しくなります。

▼精神的に強くなった自分に気がつけば、自然な弱さと向き合うことが楽しくなる

  • あなたのメンタルが弱く負荷に耐えられないのは、自然な弱さ、精神的な痛みを無視してきたことで、精神的な筋肉が足りていないから。痛みを認めることは、足りていないと認識すること。そうすると、何かしらの行動を起こしたくなり、不足を補おうとして成長。
  • 精神的な痛みから逃げないこと、他人のせいにせず、自分の能力不足を補うこと、どちらもあなたのメンタルを丈夫に。これを繰り返すと、感じる痛みも軽くなり、それまで力不足を感じていた大きいことにも挑戦できる。精神的に強くなった自分に気がつけば、自然な弱さと向き合うことが楽しくなる。

「失敗」を「フィードバック」といいかえる

もこ
よし!今日から僕もどんどんメンタルを鍛えるぞ!…
でも具体的に何をすればいいんだろう?とりあえず、考えながらじっとしておこう…

あっきー
自然なメンタルを鍛えるのに、行動は絶対不可欠です。何もせずにじっと座っていても、事態は好転しないです。

自然な弱さを認め、何のせいにもしないで、能力不足を補うために行動してください。

その過程で必ず問題になるのが、失敗との向き合い方です。

人生は、挑戦と克服の繰り返しです。昨日できなかったことが今日できるようになり、その過程を楽しめると楽しいです。しかし過程につきものの「失敗」のとらえ方を間違えると、人生を苦しく感じてしまいます。

失敗は「フィードバックの材料」ととらえる
一般的にフィードバックとは、仕事のパフォーマンスに対し意見や評価を返すことをいいますが、本来は制御工学の用語です。
エアコンがちょうどいい温度を割り出し、自動で快適に調整してくれるのがフィードバックの仕組みです。フィードバックの仕組みに否定はないです。フィードバックとは理想と現実の差を機械的に埋め続けることです。一度行動した結果が理想通りではなくても、それで終わりではないです。

失敗は、「何をどう変えるか」を知るためにあります。

挑戦と克服を繰り返せば、必ず何かしらの結果が手に入ります。失敗という終わりを、フィードバックという始まりに変えた自分を信じられるようになります。

あっきー
その自信をもとにして、また新しい「挑戦と克服の繰り返し」を始めてください。

▼失敗は、何をどう変えるかを知るためにある

  • 失敗は「フィードバックの材料」ととらえる。フィードバックとは理想と現実の差を機械的に埋め続けること。フィードバックの仕組みに否定はない。失敗は、何をどう変えるかを知るためにある。
  • 挑戦と克服を繰り返せば、必ず何かしらの結果が手に入る。その自信をもとに、また新しい挑戦と克服の繰り返しを始める。

「3つのK」を増やして人間関係の質を高める

あっきー
自然な弱さを認めるのが難しいのは、その理由に共感してくれる他人がいないからです。

もこ
それは共感してくれたら嬉しいですけど~僕個人の感情だし、なかなか難しいんじゃないでしょうか?

自然の弱さを否定し、不自然に弱っている状態の人は、不自然に強がっている人に否定されることが多いです。仕事でミスをして落ち込んだ時、「大変だったね」と共感されるのと、「そんなことで落ち込むな!」と否定されるのとでは、メンタルの動きが全く異なります。メンタルの自然な強さを手に入れるため、最も力を注ぐのは人間関係を変えることです。

人間関係の質を高めれば、あなたのメンタルはもっと安定します。

質の高い人間関係とは、「3つのK」がたくさんある関係です。

協力できること。共感できること。共有できること。
この3点を満たす人間関係を増やしてください。

協力、共感、共有の3つは、人間にとっての精神的な栄養です。メンタルは筋肉のようなもので、自然な弱さを認めて精神的な痛みを受け入れるのに加え、協力、共感、共有の3つの栄養を取ることが必要です。

3つのKを満たす質の高い人間関係を作るには、「助け合わないとできない面倒くさいことを一緒にやる」のがいいです。現代は「助け合わなくても何とかなる便利な社会」なってしまい、3つのKを手に入れるのが難しくなりましたが、仕事には3つのKがあふれています。

仕事では、助け合わないとできない面倒なことがいくらでもあります。私生活だと、スポーツやバーベキュー、お祭りなどもいいです。
毎日どのくらい協力、共感、共有を得られたかを目安に、人間関係の質を高めてください。

そうすればあなたのメンタルは自然と安定します。無言の信頼に囲まれていれば、自然な弱さを認められます。

▼人間関係の質を高めれば、あなたのメンタルはもっと安定

  • 人間関係の質を高めれば、あなたのメンタルはもっと安定。質の高い人間関係とは、協力、共感、共有の「3つのK」がたくさんある関係。この3点を満たす人間関係を増やしていく。
  • これらは人間にとっての精神的な栄養。メンタルは筋肉のようなもので、自然な弱さを認めて精神的な痛みを受け入れるのに加え、この3つの栄養を取ることが必要。3つのKを満たす質の高い人間関係を作るには、「助け合わないとできない面倒くさいことを一緒にやる」のがいい。毎日どのくらい協力、共感、共有を得られたかを目安に、人間関係の質を高めていく。

確実さにこだわらず、不安でも飛び込んでみる

もこ
実は来月から新しい会社で働くんです!ドキドキするけど、結構ワクワクもしてて…感情が忙しいです!

あっきー
それは応援します!
新しい仕事を始めたり、過去にやったことのない新しい事を始めるとき、ワクワク感もあれば、不安な気持ちになることもあります。

どちらも人間らしい自然な感情です。しかし、ワクワク感より不安が大きいと、チャレンジをあきらめる心境になりがちです。不安から行動に移せなくなることは誰にでもあります。自然な弱さなので否定する必要はないです。

まず、「なぜ不安なのか」を考えてください。
その上で重要なのは、「確実さにこだわりすぎないこと」です。

不安は、これから起きることにうまく対処するための動機付けです。なるべく失敗しないで進めるため、できる限りの準備をしてください。

しかしどんなに準備をしても、うまくいくかどうかはわからないです。確実さや正しさにこだわり続けると、迷いが生まれて身動きが取れなくなります。「絶対うまくいく計画をたてたい」「成功率を100%に近づけたい」とばかり思っていては、永遠に行動できないです。

不安が消えないのは行動していないからです。不安とは、これから起きることに備えるよう、行動修正の必要性を知らせるサインです。それは自分の体を動かして行動しないと消えないです。

人生はあなたが思っているよりずっと柔軟にできています。不安でも前に進めば、計画できなかった出会いがあったり、予測できなかった希望が見つかったり、計算できなかった奇跡が起きたりします。

あっきー
選んだ道を、これでよかったと思える出来事が必ず起きます。

▼不安でも前に進めば、この道を選んでよかったと思える出来事が必ず起きる!

  • 新しい事を始めるときのワクワク感、不安な気持ちは、どちらも人間らしい自然な感情。不安は、これから起きることにうまく対処するための動機付け。
  • なるべく失敗しないで進めるため、できる限りの準備を。しかし確実さや正しさにこだわり続けると、迷いが生まれて身動きが取れなくなる。不安が消えないのは行動していないから。不安でも前に進めば、この道を選んでよかったと思える出来事が必ず起きる!

まとめ

    【『「メンタル弱い」が一瞬で変わる本 何をしてもダメだった心が強くなる習慣』
    片田智也(かただともや)】
    1. メンタルが弱い人、いまメンタルが弱っている人
    2. メンタルは2つの軸でとらえると真実が見える
    3. 自然な弱さを否定していると不自然に弱くなる
    4. 自然な弱さを否定して不自然な強がりに逃げない
    5. 不安なときやってはいけないのは考えること
    6. 精神的な適度の痛みは、筋肉痛と同じ。成長が待っている
    7. 「失敗」を「フィードバック」といいかえる
    8. 「3つのK」を増やして人間関係の質を高める
    9. 確実さにこだわらず、不安でも飛び込んでみる

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