「50代にとって大切な17のこと」 本田 健

こんにちは、あっきーです!

あっきー
あなたは、50代という年代をどう生きますか?

50代というのは、まだ若いと思う一方で、もう若くない自分も自覚している、厄介な年代です。もう少し若ければ、まだ逆転のチャンスもあると信じれたはずですが、50代になると、「自分はこんなものか」と見えてくる年代でもあります。

しかし、日本人の平均寿命は男女ともに80歳を超えています。「人生終わった」と諦めるのではなく、「これから人生が始まる」と、一歩を踏み出すキッカケを作ることが大事です。

今回のブログでは50代から人生を変える秘訣を10個紹介していきます。これからの人生を素晴らしいものにする為に、何を大切にすれば良いのかを、探してください。参考になった人は、コメントをください。

Contents

1.ワクワクを追いかける最後のチャンスの10年

70代や80代であれば、そろそろ終わりに向かって備えることも必要になります。しかし50代では「もう終わりだ」と感じることがあったとしても、そこから死ぬまでに20年30年もの時間があります。

あっきー
「自分は何ができるのか」と、「自分は何をしたいのか」を考えて下さい。

 

人生を振り返ったとき、誰でも今日が一番年をとっています。しかし、それは過去の自分との比較です。未来に目を向ければ、「今日が一番若い」です。10年後や20年後に、50代の自分を振り返ったら、「あの時スタートしていたら...」と思わないとも限らないです。

モコ
50代でもできることはたくさんあるよ。

しかし、50代のうちに始めた方が有利だったり、その後の楽しみが多くなります。「自分には、無理だ」という考えは隣に置いて、自由に考えることから始めて下さい。あなたにとって、「ワクワクすること」を追いかけていくと、人生は大きく変わっていきます。人生は何歳になっても変えられます。

50代のメリット
✔️50代は、30代や40代に比べると、子育てや介護からも解放される
✔️仕事では煩雑な作業は部下に任せられるようになって、自分の時間を作りやすい

しかしそれでも、まだまだ現役です。なかなか新しいことを始める余裕がないのが現実です。やりたいことがあるのなら、「60代になってから」とあと10年待つのではなく、今始めてみて下さい

あっきー
これからの人生では、今日が一番活力があります。

新しいことを始めるには、活力が必要であり、できるだけ活力が残っているうちに始める必要があります。50代は、自分のワクワクを追いかける最後のチャンスです。

2.家族と向き合う

家族とは
■誕生、成長、そして解散のプロセスがある
■「家族」は2人いたら、1つのユニットとして誕生する
→ユニットは、男女とは限らない

あっきー
誕生した家族は、成長していきます。

その成長とは、子どもが生まれ育っていく過程での「成長」の意味もありますが、ユニットを組んだ2人が、人間として成長していくことの意味も含まれています

やがてそれぞれが成長を遂げたところで、形が違ってくることもあります。例えば、離婚という選択に至ることもあります。それが家族の解散です。

例え離婚はしなくても、その場から子どもが抜け、お父さんお母さんが抜けて、いつの間にか解散していることもあります。たいていの場合は、下の子どもが中学校に入ったくらいから、解散のプロセスは始まります。このように、最後の子どもが家を出て、夫婦2人に戻ります。

やがてどちらかが先に亡くなって、1人に戻ります。50代は、家族の解散を経験する年代です。時の流れに抵抗せず、一緒にいられたときの思い出を抱きしめて下さい。

モコ
今、家族がいる人は、貴重な時間を大切にしよう。

そして、いまは全国的に単身世帯が増えています。これからは「心の家族」が自分の「家族」になっていく傾向があるかもしれないです。

「心の家族」とは
血はつながっていないけど、自分が「この人は家族だ」と思える人たちのこと

あっきー
実際の家族がいる、いないに関わらず、「心の家族」がいる人は多いと思います。
例えば
会社を家族のように思っていたり、仕事仲間に絆を感じる人もいる。
最初は「仕事上の付き合い」だとしても、自分の中で、その人の存在が大きく深くなっていくことがある。

このような関係は、20代では、なかなか築けないです。そうした「心の家族」を広げていけると、それは幸せにつながっていきます

毒親、毒家族でつらい思いをした人、いまも家族と絶縁状態だという人は、「自分には家族なんかいない」と思っているかもしれないです。しかし「心の家族」は、いつでも新しくつくることができます。いつでも始めることができます。

あっきー
「心の家族」も「血縁的な家族」もどちらも家族です。血のつながりが有る無しに関係なく、つながっている人たちがいることが嬉しいです。それが、生きる喜びになります。

3.引退の時期を考えはじめる

50代の後半になると、「いつまで仕事を続けられるかな」という不安は、現実味を帯びてきます。

例えば
・会社員→60歳、65歳で定年を迎える人が多い。(いま55歳で、定年が60歳だとしたら、あと5年)
・自営業やフリーランスの人→定年はないが、お客さんの注文が続かなければ、年齢に関係なく閉店や閉業しなければならない

つまり、いまの仕事が取り上げられることが、近い将来に起きるのが50代です。

あっきー
ここで改めて「自分は何歳まで働くのか」、「何歳で仕事をやめるのか」を考えて下さい。

引退を「60歳」あるいは「65歳」でするとしたら、「あと数年か」と実感して、人生の終わりを感じて落ち込むかもしれないです。そうならない為に、まず精神的に「自分はあと数年で会社をやめて独り立ちしていけるか」を考えて下さい。

それと同時に、家族との関係も見直して下さい。もし家族に「引退してもいいけど、家にはいないでほしい」と言われたら、「自分の居場所はどこにもない」ということになりかねないです。

現役時代は、少なくとも職場に居場所がありますが、引退後は、それがなくなります。つまり、引退後の自分の居場所を確保することは、大切です。引退までに、居場所やお金の面も含めて、自分が何をするかを考え始めるタイミングです。

4.やんちゃな中年をめざす

50代は「若者としての最後の10年」です。いまはどの年代の人も、実際の年齢よりも若々しいですが、「60代」になればどんなに若いと言っても、「初老」の域に入ります。

あっきー
逆に言えば、50代までは、老人ではないです。

若者か老人かで分けたら、ぎりぎり若者に入れるのが、50代です。実際に、70代や80代の人からすれば、50代はまぎれもない若者です。本物の若者ではなくても、老いていくことに抵抗する意味で、50代は少しぐらいは「やんちゃな中年」を目指してみて下さい。

「やんちゃな自分」を出すことで、エネルギーが湧いてきます。例えば、60代や70代になると、徹夜をしたいと思っても、からだがついていかないです。しかし、50代は、その気になれば徹夜もできます。

普段はいつも通りに働いて、いつも通りに眠る生活をして、たまにハメをはずしてみるのも良いです。ハメをはずすとしたら、何をしたいか想像して下さい。「クラブで踊りまくる」人もいれば、「深夜の繁華街で飲み明かす」人もいるかもしれないです。人に言ったら「いい年して」とたしなめられそうなことを考えてみて下さい。

モコ
今までの常識から外れていくことが出来ると、これからの人生は、より楽しくなっていくよ。

5.人間関係を取り戻す

50代になると、人間関係が狭まって、気づいたときには、普段会うのは、家族だけ、あるいは仕事関係の人だけという人が多いです。若いうちなら、友達や仕事関係の人たちに誘われて、新たに出会う機会もありますが、50代になると、人間関係も落ち着いてきます。

人間関係は、大切な資産です。それが狭まってしまうのは、もったいないです。資産を増やす為には出会いの場を作ることが大事です。

例えば
・新しい趣味を始める
・なにかの集まりや会合に参加する
→自分から積極的に新しい出会いの場を求める

人とつながるということは、誰かと一緒にいて心が通い合うことです。仕事での関係や趣味の集まり、ボランティアのグループなど、心と心が通い合うことで初めて、人間関係の「喜び」が生まれます。そして、それが実感できたことで、何か新しいスパークが起きます。それが、人がつながることに対する深い喜びにつながります。

あっきー
ここで改めて、自分は人とつながっていきたいのかどうかを考えてみて下さい。

もしかしたら、「できれば人とつながりたくない」という人もいるかもしれないです。「人とのつながり」というと、なんとなく「それをしなければならないような気持ち」を持つ人は多いと思います。

人とのつながりは、ゼロか100ではないです。深くつながる人もいれば、浅くつながる人もいます。心が通い合う関係とは、誰とでも成り立つものではなく、逆に言えば、自分が付き合う全ての人と、深くつながる必要はないです。

モコ
どんな人とつながっていくのか、つながっていかないのかによって、これからの人生は決まっていくよ。

6.世界に何を残すか考える

あなたが、この世界に残すものは、あなたがこの世に生きた証です。例えば、ビルを建てたら、それは自分が死んでも、この世界に残ります。

モコ
けれども「自分には、そんなものは何もない」と思う人も多いんじゃないでしょうか。

あっきー
例えばこんなものもありますよ!
例えば
・「子ども」→あなたの子どもは、あなたが生きた証
・「会社」「人材」→仕事を通じて、あなたが育てた人たちが、次の時代をつくっていく

「この世界に自分が生きた証を残す」ことを意識すると、いまからできることが、たくさんあります。50代になって、ようやくそのようなことを考え始めることができます。

社会人になってから、40代くらいまでは、それこそ「あっという間だった」人がほとんどだと思います。仕事を覚えたり、プロジェクトに加わったりして、成功したり、落ち込んだりしたこともあったと思います。

また、子どもが生まれて、子どもの悩みがそのまま自分の悩みになることもあります。50代になると、たいていは仕事にも慣れ、子どもも大きくなっています。ようやく、自分に向き合えるのが50代です。

人生は後半に入っています。このタイミングで、自分の人生の意味を、そして「この人生で何を残すのか」を考えて下さい。そして、人や人材を残そうと思うなら、いまの自分に何ができるのか、モノの残すのなら、そのモノとは何かを考えてみます。生きた証が家族であるとしたら、その為にできることは何かを考えて、実行して下さい。

あっきー
人生を振り返ってみると、あとになって「歴史的なこと」を自分が体験していたこともあります。
例えば
・スペイン風邪は、第一次世界大戦中の1918年に始まったとされている
・その100年後に新型コロナウイルスの感染拡大が始まった
→いまから100年後には、私たちが体験したコロナ禍も、歴史として語られることになる

「歴史」とは、自分と関係ないところにあるのではなく、自分もまた、その歴史の一部であることを自覚して下さい。僕たちは、小さくとも、歴史を生きています。今日のことが、歴史になっていくことを意識して生きることが、自分の生きた証を残すことにもつながります

7.自分の器を知る

よく「あの人は器が大きい」や「上に立てる器だ」と言われることがあります。

「器」とは
その人の器量、つまりは能力や人徳を表すもの
→人はそれぞれある程度の器を持って生まれてくる
例えば
・大企業をつくるような人
・研究者となってアカデミックな世界で活躍する人
・社会的に成功する人、失敗する人
・モテる人、モテない人
・正直な人、不誠実な人

あっきー
そのような、「人としての器」があって、その器に応じて、人生は決まっていきます。

 

生まれもったものであるなら、その自分の器の大きさで、生きていくことです。大きい人を羨んだりすることもなくなります。自分の器の大きさを知って、それに合う生き方をしていけばいいです。

そして、「器」は一つではないです。器には、「お金の器」、「豊かさの器」、「仕事の器」、「人間関係の器」、「愛情の器」、「恋愛の器」など、挙げたらキリがないです。

さらに、器の大きさも様々です。種類によって、それぞれ大きさは違ってきます。例えば、お金の器は大きくても、人間関係の器は小さいという人もいます。愛情の器も恋愛の器も、大きさは人によってそれぞれです。

振り返ってみて、「お金の器」「人間関係の器」「才能の器」など、どの器を大きくしたいのかを考えてみて下さい。どの器を大きくしていくかで、生き方が違ってきます。いままでは「豊かさの器」を大きくしたいと思っていたけど、それが変わり、「友情の器」を大きくしたくなるかもしれないです。

あっきー
50年以上生きてきたからこそ、これからの自分に、どんな器が大切なのかが分かってきたと思います。あなたは、これからどの器を大きくしたいですか?

8.人生とは何か

あなたの人生について考えてみて下さい。人生を振り返ったときに、「たいしたことのない自分」を思い知ったり、「この人生に意味はあったのか?」と考えてしまうこともあると思います。

人生の意味は、人によってまちまちです。つまり、人生に意味は、あると言えばあるし、ないと言えばないです。多くの人は、おそらく、意味があるような、ないような中で、

  • 「子どもを産んで育てた」
  • 「定年まで勤め上げた」
  • 「社会活動を通して貢献できた」

と、自己満足的な意味の見いだし方をして、なんとなく誤魔化しているところがあると思います。それは決して悪いことではないです。

例えば
・出世して、社長として業績を上げたら意味があるかと言えば、必ずしもそうではない。
→特に男性の場合は、仕事がうまくいかなかったりすると、自分の人生には意味がなかったと思いがち。(中高年の自殺は、仕事で失敗したり、自分が否定されたと思うことが原因)
・家族関係がうまくいかない
・結婚をしない
・子どもを持たない
→女性の場合は女性としての価値がなかったと思うことが原因になることが多い
  • 「家庭を持たなければならない」
  • 「定職に就かなければならない」
  • 「社会的に成功しなければならない」
  • 「誰かの役に立つ人生を生きねばならない」

というような観念が、人生の意味をなくさせてしまっています。あまり「人生とは何か」を考えすぎるのも、問題かもしれないです。

自分の人生のいいことも悪いことも受け入れることで、これからの10年、20年、30年をどのように過ごしたいかが、見えてきます。

モコ

50年も生きてくると、いいことも悪いことも、半々ぐらいあったはず。そのことを振り返りながら、自分だけの幸せを見つけよう。

9.新しい人生の準備を始める

「人生とはつまらないもの」とネガティブに捉える人がいる一方で、ポジティブに考える人もいます。人生をつまらないと思っている人と、そうでない人の違いは、普段感じるワクワクの数です。

あっきー
自分の未来に対して、どれだけのワクワクを感じるかで、これからの幸せ不幸せが決まります。

これからの人生で、新しいことがたくさん起きそうだと思えたら、未来に対してワクワクすることができます。一方、「もう終わりだ」「楽しいことなんて起きない」と思ったら、あとは死を待つだけの人生になってしまいます。

ワクワクや新しいことは、大きなことでなくて良いです。

  • 友達に会いに行く
  • 誰かとランチをする
  • 草花を育てる

ちょっとしたことで良いです。それをしようと思うだけで、明日がちょっと楽しみになることを見つけて下さい。からだを鍛えたり、何か新しいことを学んだりというのも、おすすめです。50代には、それができる体力があります。

そして、これからの人生で、自分は何を大切にして生きていきたいかを改めて考えて下さい。それは「仕事」でも「家族」でも「趣味」など様々です。人生で大切にしたいものは、人によって違います。他の人から見たら、「そんなものが?」というものでも、自分にとって価値があるのなら、それでいいです。

残りの人生は、短いと数年、長くても20年30年しかないです。だからこそ、自分が何をやりたいのか、何を残したいのかを、本気で考えて、あなたの人生をかけて、追いかけて下さい。そして最終的には、次の世代にバトンを渡します。それが、あなたの人生の意味になります。

10.これからの自分を楽しむ

50代になって、「定年」でやめていく先輩や仲間たちを見ながら、「次は自分の番か」と思っている人もいると思います。40代のときには、遠くに思えた「老い」が自分にも近づいていることに実感します。

特に50代も半ばを過ぎると、その感覚は強まっていきます。しかし、人生100年時代、50代で「老い」を感じるのは早すぎます。まだまだ体力も残っています。それに、20代や30代の頃にはなかった「経験」が、いまの50代には、強力な味方としてあなたを応援しています。

あっきー
50代はもっとも自分らしく生きられる人生の始まりです。これからの10年、20年を楽しんで下さい。

まとめ

解説は以上です。
50代で人生に悩んでいる人は非常に多いです。しかし50代は知恵も経験値も蓄積されているため、簡単にこれからの人生を変えていくことができます。

自分の人生は、自分で生きていくしかないです。ときには厳しい状況があるかもしれないです。しかし必ずそこには希望があります。まだ巻き返すことができる「50代」を楽しんで生きていきましょう。50代の方はこのブログを何度も読んで、自分の人生を好転させる方法を身につけていってください。今回のブログが勉強になったと思った人は、コメントしてください。

「50代にとって大切な17のこと」
1.ワクワクを追いかける最後のチャンスの10年
2.家族と向き合う
3.引退の時期を考えはじめる
4.やんちゃな中年をめざす
5.人間関係を取り戻す
6.世界に何を残すか考える
7.自分の器を知る
8.人生とは何か
9.新しい人生の準備を始める
10.これからの自分を楽しむ

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