「50代がもっともっと楽しくなる方法」 中谷彰宏著

こんにちは、あっきーです!

50代で大切なことは、「チョー楽しい」を目指さないことです。50代になるとラッキーとアンラッキーがどちらも来ます。

まわりの人のラッキーが目立つと、自分のアンラッキーは余計に強く感じます。

「チョー楽しい」ばかりを目指すと、「ここのところいまいち楽しくない」と感じることがあります。

最初から100%を目指していると楽しくないです。「チョー楽しい」より「人生はまんざら捨てたもんじゃない」を目指してください。

それを目指す人が最もワクワクできます。

大切なことは、幸福よりも幸福感を感じることです。

幸福感を感じている人には、「あの人は幸せそうだよね」とまわりから人が寄ってきます。人は幸せそうな人のところに寄っていきます。

不幸せ感や幸薄感を出している人、恨みっぽい、悲壮感を出している人から離れていきます。

これは負のスパイラルです。食べるときも、「今まで食べた中で一番おいしい」を目指さないことです。

そうすれば、お店の人にも、まわりの人にも好かれ、「一緒にごはんを食べに行って楽しい」と憧れられる存在になります。

50代では今までの人生を振り返って実際にどうだったかよりも、「不運なこともたくさんあったけれどまんざら捨てたもんじゃない」という人生観にたどり着くことが大切です。

自分とまわりの人が憧れる50代になってください。このブログでは、人生を変える50代の楽しみ方を10個解説しています。

50代への不安が解消した、わくわくした人はいいねやコメントください。

参考文献

⬛50代がもっともっと楽しくなる方法(中谷 彰宏著 / リベラル社)
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Contents

隣に座って感じのいい人になる。

人間関係をつくるのに大切なことは出会いのチャンスです。出会いのチャンスはシンプルです。

出会いのチャンスはお昼ごはんで相席になったときに「ハズレ」と思われないことです。

新幹線で隣り合わせたときに「どこか席が空いていれば移りたい」と思われないことです。隣り合わせた相手に感じのいい人になってください。

感じのいい人になるために大切なのは愛嬌です。50代の人に「どんな部下がいいですか」と聞くと、「やっぱり愛嬌のある人がいいよね」と返ってきます。

部下にとっても上司にとっても大切なことは愛嬌。好かれるリーダーには愛嬌があるよ!
例えば...

50代で起こる勘違いで、リスペクトされるために威厳を持たせようとシリアスな顔をしてしまいます。

写真を撮るときに笑わないようにしてしまいます。

部下には愛嬌を求めるくせに、上司としての自分は「愛嬌を出したら負け」と思っています。成功の中に愛嬌はないです。愛嬌は失敗したときに出るものです。

大切なことは、失敗したあとに明るいことです。怒って失敗を乗り切ろうとする時点で愛嬌がないです。

ポイント
せっかく失敗できたのだから、その機会に明るさをアピールしてください。失敗したときに明るくふるまうことでみんなから慕われる50代になってください。

年下の先生から学べる人が、成長する。

30代のころ、先生は年下です。50代になると30代とか40代、自分の子どもくらいの歳でも凄い人はたくさんいます。

年下の凄い人から学んでください。

年下でも専門性を持っている人がたくさんいます。学ぶ姿勢を持ってください。

50代で楽しめない人は、年下から学ぶことに抵抗があります。

「なぜ年下に習わなければいけないの?」と思っています。

例えば...

50代で英語を習いに行くと、先生は20代の帰国子女です。

先生に「これ何と言うんでしたっけ。前にやりましたよね。何回も出てきましたよね」と言われます。

それが悔しくて、先生の歳を聞いて「もう少し敬意を持て」と言いたくなるのです。

習うとは、先生が知識を習得してきたプロセスをリスペクトすることです。

ポイント
50代は、まわりの人全員を先生にできる人と、年上の人しか先生にできない人でわかれます。年下の先生を持ってください。

体験量の少ない人ほど、結果にこだわる。

楽しいか楽しくないかは、結果にこだわるかこだわらないかの違いです。結果にこだわると、楽しくなくなります。

物事には結果が出るものと出ないものがあリマス。結果が出ないものは半々どころか、ほぼ9割です。

9割結果が出るものは楽しくないです。楽しむためには、できるだけ結果にこだわらないようにしてください。

 

体験量が多い人は、「結果ってあまり関係ないんだよね」と結果にこだわらなくなります。

結果にこだわる人は、そもそも体験量が少ないです。そのため結果にこだわるなと言ってもムリです。

それよりは「もともとの体験量をもっと増やせ」とアドバイスします。結果を待つより、次の体験をします。

体験量の少ない人は、結果を待つ間、次の体験をしていないです。

なんだかかかってこない電話をじっと見つめて待ってるみたい。
例えば...

野菜栽培をするとき、数種類の野菜の作業をする人と、1つの野菜だけを見る人は違います。

1種類しか植えていないと1種類の成長をじーっと毎日見ます。なかなか芽が出ないと文句を言います。

常に別の野菜を世話していると「気づいたらここからも、あそこからも芽が出ている」と楽しめます。体験量を増やしてください。

簡単な体験より、むずかしい体験を選ぶ人が、好奇心が強い。

体験には、簡単な体験と難しい体験があります。

「これだったら成功できる」「これはちょっとむずかしいだろうな」という2通りの体験のうち、むずかしい体験を選べる人は好奇心が強いです。

人生における体験は必ず簡単なほうとむずかしいほうの2択にわかれます。むずかしいほうへどんどん行く人がハマります。

そういう人は、ジグソーパズルや模型作りにしても、ピースが多いほうを選ぶだろうね。

むずかしいということは、すぐにはできない、時間がかかる、難易度が高いです。だからこそ奥深い体験になります。

楽しみは大きさではなく、奥の深さにあります。楽しめない50代は大きさにこだわります。

勝負は深さです。大きさにこだわるとワクワク感は出ないです。深さにこだわった瞬間に、ワクワク感が出てきます。

深さは、難しいほうの体験にあります。

面白くない仕事は単調になります。そして義務になります。

日曜日の高級スーパーに行くと、買い物をしているのは男性が多いです。彼らは日曜日に料理をつくるために買い物をしています。

女性は義務で毎日料理をしているので、スパイス選びを楽しむヒマがないです。料理にしても趣味で楽しんでください。

50代からはむずかしい体験を選ぶ方が楽しめます。むずかしい体験をしてください。

「できたらいいな」では永遠に体験できない。

50代で、「講師とかインストラクターとかコンサルタントになれたらいいなと思う」という人がいます。

「できたらいいな」と言うことは、現実には起こらないです。

例えば...

「長年習ってきたので、今度は自分が先生になって教室を開こうと思う」という相談があったとします。

教室を開くための家賃は事前に調べられます。教室の家賃プラス必要な経費を考えて、授業料を考え、生徒が何人必要かという試算ができます。

必要な生徒数が集められるかどうかは、同業者に聞いて回ればわかるでしょう。

これは具体的な事業計画の入り口です。安易な試算では無理です。

ただ「できたらいいな」という人は永遠に体験できないです。

教室を開くとき本人が「教室を開くのにいくらかかるんですか」という調子では実現しないです。

マラソンにしても山登りにしても、「できたらいいな」という人は実現できないです。

旅行代理店にはきれいなパンフレットがたくさん並んでいます。旅行代金なら、無料のパンフレットを持ち帰って、いくらでも調べられます。

「できたらいいな」ではなく、「なんとしても、する」と宣言してください。その上で、自分で調べられることはどんどん調べてください。

今はインターネットでいくらでも調べられます。どれだけ調べに行っているかが、そのことを楽しめるかどうかの違いになります。

ポイント

自分がしたい体験をできるかどうかは、事前にできることをしているかどうかの差です。

自分でできる準備をしないまま、なんとなくできることはないです。「なんとしても、する」と宣言してください。

体験できないのは、時間やお金がないからではなく勇気がないだけだ。

「お金がない」「時間がない」と体験できないことに必ず理由をつける人がいます。

体験できている人は、お金や時間があり、阻害要因がなかったから体験できたのではないです。

ただ1つ、勇気があったからです。「勇気がない」ことに気づいてください。「勇気がない」と気づいたら、改善することができます。

時価やお金のせいにするのはとても楽。「だって、仕方ない」と頑張らなくてもいいもんね。

「ダンスが習いたいけど、なかなか時間がないんですよ」という人は、その体験を永遠にしないです。

ダンスのレッスンにはヒマな人が来ているわけではないです。「なかなかお金がないんですよ」と言う人も来ています。ダンスのレッスン料は高いです。

本気でしたいことは、いろいろな作戦を立てることができます。「お金がない」「時間がない」という人は、結局それほどやる気がないです。

実際に体験する人は、忙しくて家から遠い人です。その方がモチベーションは上がります。

場所が遠いという不便さや障害は、モチベーションアップに繋がります。

ポイント
時間やお金がないことを言い訳や大義名分にしないでください。

体験をガマンしてお金を貯めた人より、お金を体験で買った人のほうが豊かだ。

50代になると、老後のことが心配だから貯金している人がいます。貯金しているということは体験をガマンしていることです。

貯金はないけど体験をたくさんした人のほうが、結局面白い人になります。人生が豊かになります。

その後の人生も変わるし、「あなたの話を聞きたい」とみんなが集まります。

みんなに「一緒にご飯を食べましょう」「飲みに連れていってください」と言われるような50代の人は実はお金がないです。

体験の多い人からは、失敗談がたくさん出てきます。映画や本にお金を使った人からは、映画と本の話が尽きないです。

「貯金あるぞ」という人は、結局、体験をサボったにすぎないです。貯金は貯金で終わります。そこからリカバリーはないです。

体験をすると、それによって人との出会いが生まれます。話を聞きたい人が集まるので、老後の貯金を使っても、まず50代に体験してください。

50代からは、お金を残して生きていくか、友達をつくって生きていくか、二者択一です。

体験することで友達ができます。お金持ちにはお金目当ての人が集まるだけです。老後の貯金で体験してください。

ガマンを卒業する。

50代はガマン強いです。ガマン強さは、ときとして裏目に出ます。ガマンしている人は反省しないです。

「自分がガマンすればいい」と思っているからです。

「悪いのは部下や上司で、私じゃない。私だけがガマンすればこの場はおさまる。ただじっとガマンしよう」

心の中でこのように思っていませんか?

なんでわかったの...

のみ込んだガマンは、いつか噴き出してしまいますよ。

飲んで荒れるのは、ふだんはまじめな人です。ふだんから辛口で思ったことを瞬間湯沸かし器のようにすぐ言える人は飲んでも変わらないです。

ふだんいい人ほど、飲んだときの変貌ぶりは強烈です。忍耐は反省があるからいいです。

ガマンは反省していないです。「オレは忍耐強い」と言いながら反省しないのは、ただガマン強いだけです。仏教では「我慢」は「慢心」です。

ガマンしないで好きなことをしてください。好きなことをするかわりに、自己責任を持ってください。

部下にも上司にもお客様にも言いたいことを言ってください。言ったことに対しては向こうからも何かが返ります。

それに対しての自己責任を持ってください。ガマンして自己責任、自己反省から逃げないでください。楽しい人生を送ってください。

転職する仲間を、応援する。

転職する仲間がいると、「あいつは会社では評判がよくなかった」「あんなのはきっと失敗する」と悪口を言う人がいます。一方で、「偉いよな。勇気あるよな」と言える人がいます。

楽しめる人は自分とは違う道を行った人に対しても「チャレンジングだよね」「自分にはできない。ここで辞めて独立するなんて凄い」と応援し、称賛します。

新しいビジネスを始める人に対して、「絶対ムリ」とは言わないです。

「これは応援してあげたい」と危ない橋を渡る人を応援します。「絶対失敗するよ。見ててみ」と言う人は、失敗を期待しています。

それよりは「チャレンジするのを応援してあげたい」「なんとしてでも成功してほしい」と応援してあげると、自分もワクワクします。

成功することを目指すか、失敗することを目指すかの違いです。

勝ちか負けかという賭けごとをするときも、2通りにわかれます。

自分が負ける方に賭ける人は、負けます。自分が勝つ方に賭ける人は、勝ちます。

結果は自分が賭けたほうに向かいます。自分が負ける方に賭けることは、リスクヘッジのように見えますが、実際は違います。

ポイント
うまくいくことを目指さないと、50代を楽しむことはできないです。転職した仲間の悪口を言わないでください。

せっかく早く目が覚めることを生かす。

50代になると、だんだん朝早く目が覚めます。これで悩む必要はないです。早起きをきっかけに早寝早起きしてください。

早起きをきっかけに早寝早起きしてください。夜更かしが習慣だとしても、就寝時間を早めてください。

健康の基本は、午後10時から午前2時までの睡眠のゴールデンタイムにあります。

この時間に寝ると、睡眠が深くとれるので、脳や体の疲労回復が早くできます。

仕事もあるし、いろいろなことが片付いていない間に寝るのは勇気がいります。それでも思い切って寝てみると大丈夫なことがわかります。

次の朝、早く起きるので、片づきます。睡眠時間は伸びていません。

睡眠のゴールデンタイムに寝ることによって、楽天ポイントの「今なら3倍」と同じように、睡眠ポイントを稼げます。

朝早く目が覚めると、午前中の時間が圧倒的に生きます。

若いうちは、朝早く起きると、あとで必ず眠くなります。朝眠いために夜更かし型になりがちです。

50代の強みは朝早く目が覚めることです。早く寝ていると、朝何時に起きてもいいと思えるようになります。眠くならないからです。

30代よりも圧倒的に勝てるのは、朝起きてから仕事が始まるまでの間です。早寝早起きをしてください。

まとめ

最後になりますが、50代は自分自身との戦いです。30代はライバルとの、40代は味方との戦いです。

ライバルとの戦いはまだいいです。味方との戦いは複雑です。50代は、今までの自分をどう乗り越えていくかの戦いになります。

50代は一見、完成されたように見えます。今までの自分を乗り越えることを楽しんでください。

このブログを見て、50代の楽しみ方がわかった、自分自身を乗り越えようと思った人はいコメントください。

    「50代がもっともっと楽しくなる方法」
    1. 隣に座って感じのいい人になる。
    2. 年下の先生から学べる人が、成長する。
    3. 体験量の少ない人ほど、結果にこだわる。
    4. 簡単な体験より、むずかしい体験を選ぶ人が、好奇心が強い。
    5. 「できたらいいな」では永遠に体験できない。
    6. 体験できないのは、時間やお金がないからではなく勇気がないだけだ。
    7. 体験をガマンしてお金を貯めた人より、お金を体験で買った人のほうが豊かだ。
    8. ガマンを卒業する。
    9. 転職する仲間を、応援する。
    10. せっかく早く目が覚めることを生かす。

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