こんにちは、あっきーです!
※時代の変化とともに、犠牲を伴うライフスタイルを疑問視するようになってきましたが、具体的な方法を知っている人は多くないです。
一方で、世界で活躍するトップクラスのビジネスマンほど、プライベートな時間や家族を優先し、大切にします。仕事を通して自分の人生を満喫することを目指し、実現しています。
なぜ、自分の時間や家族を犠牲にして仕事をする人と、トップクラスのビジネスマンとでは大きな差があるのか。
➡一般的な常識やルールに縛られず、自分の頭で考えて最短距離を最速で駆け抜け、最大の成果を上げる生き方や考え方をしているからです。
世界で活躍するトップクラスのビジネスマンの生き方や考え方には、3つの共通点があります。
- 「楽しむ」自分の時間や人生を楽しむことを目指して、毎日の仕事と向き合っています。
- 「挑む」失敗を恐れず、未開拓の市場や手つかずの分野に果敢にチャレンジしています。
- 「育む」自分や家族、会社、社会、世界など、世の中をいい状況やいい環境にすることをイメージして仕事に取り組んでいます。
今回は、トップクラスのビジネスマンを「超一流」とし、「一流」や「二流」のビジネスマンと比較しながら仕事術や発想法を解説します。
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Contents
自己紹介で二流は「過去」、一流は「今」、超一流は「未来」を伝える
自己紹介によって、新たな人間関係が生まれることを意識します。
- 「現在A市に住んでいて、子どもが二人います。」の後にこんな話を続ける。
- 「子どもの海外留学を視野に入れて、英会話をやらせています。他に何をしたらいいのか、ぜひ教えてください。よろしくお願いします。」
- 話を聞いた人の頭にパッと考えが浮かぶような言葉を添えて、会話が始まる自己紹介をする。「それなら、こういう人がいるからご紹介しましょう。」という会話が始まる自己紹介をする。
過去の経歴や、自分のことを知ってもらう現状の話だけには留まらず、未来を伝えます。
第一印象で、二流は「嫌われないようにする」、一流は「人に好かれようとする」、超一流は「自分に正直になる」
わずか3秒の間に受けた印象が後々まで影響し、後から修正するのが困難なため、僕たちは細心の注意を払います。
しかし、超一流は「自分がどうあるべきか」と自分に目を向ける意識を大切にした上で、第一印象を大切にします。
➡自分の中に「こうありたい」明確なイメージがあり、その想像に従って行動します。
どんなイメージを持っているかは人それぞれですが、総じて人当たりがよく、明るい印象を大切にします。間違っても、尊大な態度を見せることはないです。
周囲からどう見えるかを意識し、いい印象を与えるために、身だしなみや表情、言葉遣い、立ち居振る舞いを良くするのは大切です。
気くばりするとき、二流は「自分」を、一流は「相手」を、超一流は「相手の360度」を見ている
相手の言動をしっかりと観察し、「自分が今できることは何か?」を判断して、素早く行動します。
超一流は相手のことはもちろん、相手の会社の状況や業界、家族、友人関係の動向など、相手の周囲360度に目を向け、細やかに気くばりをします。あらゆる情報を頭にインプットして、相手と対面します。
例えば
- 情報を元に気の利いたお土産を用意したり。
- 相手の家族に有益な情報を提供することも大切な気くばりの一つと考える。
日本のビジネスマンは、毎日の忙しさを理由に相手に対しての気くばりにかけていることが少なくないため注意が必要です。
目の前の相手はもちろん、相手の周囲360度を見て気くばりをしながら仕事をする習慣を身につけることが大切です。
これを意識して行動すると、相手も自然とこちらの360度を見て、さまざまな配慮をしてくれる関係になります。
時間が空いたら、二流は「時間をつぶす」、一流は「時間を使う」、超一流は「時間を活かす」
ビジネスマンの日常には、細切れに分散した「スキマ時間」が意外にたくさんあります。
会議後に商談に出かけるまでの5分や、会議と会議の間の15分などのスキマ時間を「どう使うか?」によって、大きな差が生まれます。
超一流はスキマ時間を想定して、予め「何をやるか?」を決めています。
➡これをルーティーンにしているため、考える必要がないです。考える必要がないため、スキマ時間をムダにせず、有効に活かすことができます。
決して、同僚とムダ話をしてスキマ時間をつぶすようなことはせず、このスキマ時間で何ができるか?をその都度考えることもないです。超一流は、「あと何分あるなら、これができるな」と瞬時に判断し、すぐに作業を始めます。
スキマ時間をフル活用するため、会社で仕事をする時間をできる限り短縮できます。
スキマ時間を有効に活用するために、自分のスタイルに合った「やるべきこと」を事前に決めておきます。
仕事の効率は、二流は「先送り」し、一流は「つねに忙しく」し、超一流は「どんどんラクになる」
でも、実際には意外に時間が空いていて、暇そうに見える人がほとんどです。
ビジネス界の常識では、仕事の重要度や緊急度をはかり、優先順位を判断して仕事を進めることが常識ですが、超一流はそのように分類してから仕事に取りかからないです。
超一流は、仕事の重要度や緊急度を判断せずに、超高性能の大型ブルドーザーのような勢いで片っ端から仕事を進めます。
ありとあらゆることを猛烈なスピードで、どんどん片付けてしまいます。
なぜなら…
どうせやらなければいけないことは、優先順位を判断することに時間をかけるよりも、片っ端から処理してしまう方がはるかに効率がいいです。その結果、時間的にも頭脳的にも、次のアイデアを考えるための余裕が生まれます。
超一流が意外と時間が空いているように見えるのは、そうした心の余裕が感じられるからです。
失敗への向き合い方は、二流は「同じ失敗を繰り返す」、一流は「失敗しないようにする」、超一流は「数多くの『初失敗』をする」
ビジネスの世界では、仕事ができる人ほど数多くの失敗をしています。
たくさんの失敗を経験することで「失敗慣れ」しているため、どんな事態に直面しても、動揺したり落ち込んだりすることがないです。
失敗を怖がって安全策だけを選択していては、大きな仕事はできないです。
失敗は付き物、と割り切ってその失敗から何を学べば、成功の手がかりをつかめるかだけに集中しています。
- 失敗を積極的に受け入れてきた経営者。「失敗は貴重な学習材料であり、そこから何を学び、どれだけ早く改善策をみつけ出せるかが重要」だと考えている。
- イーロン・マスクは、初めて「スペースX社」で宇宙ロケットを打ち上げるまでに3回連続で失敗。もし次も失敗したら、資金が尽きるところまで追いつめられた時でも、あきらめることはなかった。イーロン・マスクが落ち込む社員にかけた言葉は有名。
- 「私はこれまでもこれからも、決してギブアップしない。息をしている限り、生きている限り、事業を続ける」
仕事をしていれば、誰でも失敗することはあります。
失敗したことに落胆せず、「必要悪」と前向きに考えることが重要です。
仕事への向き合い方は、二流は「作業に追われている」、一流は「結果に追われている」、超一流は「楽しさを追い求めている」
何のために、何を求めて仕事をするのか?
➡新しい働き方を模索するには、自分自身に問いかけてみる必要があります。
意外なことに、超一流は「お金」や「肩書」、「名誉」などを手に入れることを最優先に考えていないです。彼らは「自分の人生を最大限に楽しむこと」のために仕事をします。
人生を楽しむために仕事があり、会社があり、家族や友人がいる。楽しむことがすべての中心にあります。
目的を見失うこともなく、「お金」や「時間」や、「ノルマ」に追いかけられて無事に毎日を終えることを目標にすることもないです。
目の前の仕事、今やっている仕事を全力で楽しもうとします。大変でつらいことも含めて、そのすべてを楽しみます。
人材育成について、二流は「人を育てる気がない」、一流は「人を育てようとする」、超一流は「人が育つ「仕組み」を作る」
部下の行動だけに目を向けていると、失敗した際に人を責めるだけになりやすく、再発防止にはならないです。
超一流は、部下の行動を見るだけでなく、「コト」に目を向けています。
仕事にミスは付き物と考え、なぜミスが起こったのか?を見つめることで原因を探ります。
また、ミスが起こりにくい環境を整え、その人がどれくらいのレベルかを判断できる仕組みを作り活用するため、人材を育てることができます。
超一流が実践するマネジメントは、大きく分けて二つあります。
一つは
つねに部下の行動を見て、きちんと把握していることを伝えた上で、何か問題が発生した際には適切な声かけをしています。そのため、「○〇はすごいと思っているけど、もう少しこういうやり方に変えてみたらどうだろう?」という声かけができます。
もう一つは
明確なものさしを示すことです。
時間とお金の関係は、二流は「時間を使ってお金を稼ぐ」、一流は「効率よくお金を稼ぐ」、超一流は「時間を作るためにお金を遣う」
超一流は、会社員のビジネスマンであっても、「お金より時間が大事」という真逆の発想をしています。
お金のために自分の時間を犠牲にする考えはないです。自分の時間を作り出すためにお金を遣っています。仕事によって貴重な時間を失うことが当然とは考えず、仕事によって得られたお金を費やして、自分の時間を確保しています。
- 子育てが大変な奥さんのために、たまには二人だけの時間を作りたいと思った時、ベビーシッターを雇って食事に行く。
- お金を遣えば貴重な時間を作り出すことができる考え方をする。
ほとんどの人は自分の貴重な時間を犠牲にして、お金を稼がなければならない状況にいますが、超一流はお金よりも時間が大切と考えます。
大切な人との貴重な時間を生み出すためにお金を遣います。
金銭感覚は、二流は「お金を遣おうとする」、一流は「お金を貯めようとする」、「お金を増やそうとする」
お金に対する考え方の違いは、人生との向き合い方や、その目的の違いでもあります。
普通の人は
お金を遣うことで自分の人生を楽しむことを考えます。
何かを買うことや、何かをやることに喜びを見出し、消費する人生を送ります。積極的な消費は浪費と隣り合わせのため、つねにお金の心配をしながら毎日を過ごしています。
また、一流の人でも、お金を蓄えることが将来の安心と生活の安定を手に入れるための最善の方法と考えます。
超一流は、お金を貯めるのではなく増やすことを意識します。
自分のためではなく、家族や一族にできるだけ多くの資産を残すためです。株式投資だけでなく、さまざまなビジネスにも投資をして、莫大な収益を上げている人が多くいます。
多額の現金を持つことを資産と考えるのではなく、将来にわたって安定的にお金を生み出すシステムを手に入れることが重要だと考えます。
- お金を消費のために遣うのか
- 貯蓄に回して裕福になることを考えるのか
- 投資に回して家族や一族が末永く幸せでいることを考えるのか
休みの日に、二流は「疲れを溜める」、一流は「体」を休ませる、超一流は「脳」を休ませる
心と身体を整え、良好なコンディションで次の週を迎えるためには、どのような準備が必要なのか。休日の過ごし方にも大きな違いがあります。
超一流は、「脳」を休めることを一番の目的として過ごします。
- 脳を使わないのではなく、普段とは違う部分の脳を使い、脳全体を活性化させるイメージ。
- たとえば、平日はボディビルをしている人が、バランスのよい体を作るために休日はヨガをするのと同じ発想。
平日はビジネス脳をフル回転させているため、休日は子供と遊んだり、家族で近所の公園へ散歩に出かけたりして脳をリフレッシュさせます。
休日をレジャーと考え、アクティブに行動して疲れを溜めたまま翌週を迎えることはないです。体を休ませることを第一に考えて過ごすけど、意外と気分のリフレッシュができないこともないです。
本の選び方は、二流は「好きな本を読む」、一流は「流行っている本を読む」、超一流は「あらゆる本を読む」
ビジネスマンにとって読書は欠かせないです。
では、「どんな本を読むべきか?」
➡自分の仕事に直結するテーマの本を選んで、最新情報を仕入れることが当たり前になっています。
その上で、それ以外にどんな分野の本を読んでいるのかが大きな差を生みます。
残念な人は
読書を暇つぶしと考え、自分の好みに合った本を選びます。読書を娯楽や趣味の一部と考えています。仕事ができる人は、世の中のトレンドを知識として吸収するために読書をします。
超一流は、ありとあらゆるジャンルの本や雑誌に目を通します。仕事に関係がなくても、自分の興味のある分野に関する本は、レアな専門書も含めて徹底的に読み込みます。
お金を払って買った以上は、最低でも料金以上の知識を得ようと考えます。線を引いたり、ノートに要点をまとめて後から何度も見返したりと、積極的に本と向き合います。
自分が楽しむための読書と、知識をくみ上げようとする読書とでは、インプットされる知識の量が格段に違います。
まとめ
【「仕事のシン哲学」
著者:宮本剛獅(みやもとつよし)】
- 自己紹介で二流は「過去」、一流は「今」、超一流は「未来」を伝える
- 第一印象で、二流は「嫌われないようにする」、一流は「人に好かれようとする」、超一流は「自分に正直になる」
- 気くばりするとき、二流は「自分」を、一流は「相手」を、超一流は「相手の360度」を見ている
- 時間が空いたら、二流は「時間をつぶす」、一流は「時間を使う」、超一流は「時間を活かす」
- 仕事の効率は、二流は「先送り」し、一流は「つねに忙しく」し、超一流は「どんどんラクになる」
- 失敗への向き合い方は、二流は「同じ失敗を繰り返す」、一流は「失敗しないようにする」、超一流は「数多くの『初失敗』をする」
- 仕事への向き合い方は、二流は「作業に追われている」、一流は「結果に追われている」、超一流は「楽しさを追い求めている」
- 人材育成について、二流は「人を育てる気がない」、一流は「人を育てようとする」、超一流は「人が育つ「仕組み」を作る」
- 時間とお金の関係は、二流は「時間を使ってお金を稼ぐ」、一流は「効率よくお金を稼ぐ」、超一流は「時間を作るためにお金を遣う」
- 金銭感覚は、二流は「お金を遣おうとする」、一流は「お金を貯めようとする」、「お金を増やそうとする」
- 休みの日に、二流は「疲れを溜める」、一流は「体」を休ませる、超一流は「脳」を休ませる
- 本の選び方は、二流は「好きな本を読む」、一流は「流行っている本を読む」、超一流は「あらゆる本を読む」
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