こんにちは、あっきーです!
例えば、周りから評価されていて出世が早い人。自然と周りに助けてくれる人が集まる人。部下や後輩に愛されて好かれている人。
この人たちには、たった1つの共通点があります。
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それが「愛嬌力」です。「愛嬌がある女性はモテる」とよく言われますが、老若男女問わず愛嬌がある人は誰からも愛されます。学歴やスキルよりも愛嬌力のほうが仕事には不可欠です。「仕事ができる」と言われるビジネスパーソンの方々は、必ず愛嬌力という柔らかい武器を兼ね備えています。
「性格は簡単に変えられないし、そもそも愛嬌って天性のものじゃないの?」と思われるかもしれないですが、心配ないです。愛嬌力は後天的に、誰でも身につけられます。
後天的に愛嬌力を磨いた人のほうが周囲の反応も大きく変わるため、先天性の愛嬌の持ち主よりも何十倍も愛され、慕われるようになります。
そして、いったん身についた愛嬌力は人間性の土台になります。一生の資産となります。
本書では、仕事も人間関係も好転させていくノウハウを44個紹介していますが、このブログでは、その中から僕が厳選した8個を解説していきます。人間関係に悩みを抱える人や、自己肯定感を高めたいと悩む人におすすめのブログです。
勉強になった、もっと知りたいと思った人は、コメントください。
Contents
返事は「!」付き、リアクションや頷きは大きめにする
そして、表情以外にも、わかりやすい感情表現で相手に明るい印象を与えるポイントがあります。それは声のトーンで、もっとも印象がよい音程は「ファ」と言われています。
ですから挨拶をするときも、返事をするときも、「ファ」のトーンの声で話すよう意識してください。
頷き方も、人によって差があります。よく頷いてくれる人がいると神様みたいに見えるので、「○○さん、しっかり聞いてくれてるんだな」と心が惹きつけられます。そのためオンラインの場合、無表情な人たちの中に埋もれないように、頷きは1.6倍増しくらいでちょうどいいと思います。
相槌も「うんうん」「はい」だけではわかりづらいので、時折、話のタイミングに合わせて 「わかります」と言葉にするのもいいです。
コミュニケーションでは、わかりやすいリアクションも大事です。
また、リアクションは、返事の仕方でも変わります。 相手の話を理解したときは、「はい! わかりました! ありがとうございます!」というように、言葉と言葉の間を「!」で区切るつもりで話します。「!」がつくニュアンスの返事だと、間違いなく元気で明るい印象になります。
また、理解できたことが相手にもしっかり伝わるので安心感も与えられます。人の話に対する返事は、前のめりになるつもりで明るくハキハキと返したほうが印象がグッとよくなります。
▼コミュニケーションは分かりやすいリアクションを
- 「表情の豊かさ」「笑顔」は、どんな人でも大前提として必ず意識。そして、表情以外に声のトーン頷き方、相槌、わかりやすいリアクションも大事。
- 相手の話を理解したときは、「はい! わかりました! ありがとうございます!」というように、言葉と言葉の間を「!」で区切るつもりで話す。笑顔、声のトーン、うなずき、ハキハキとした返事、どれもすぐにできることなので意識してみる。
挨拶は「あっ、○○さん」をつける
しかし、挨拶は、人間関係の基本中の基本です。ですから、挨拶をしないのは極端に言うと、その人との人間関係はどうでもいいと言っているようなものです。自分にとってあなたは大切な人じゃありません、と伝えているのと同じです。そんな態度をとられて嬉しい人はいないです。
挨拶は不思議なもので、先に挨拶する人の声のテンションに引っ張られるものです。そのため、その日最初に会った人には、自分から真っ先に明るく挨拶してください。先に挨拶すると、挨拶されて返事を返すよりも、相手に対する気持ちが強いことが伝わります。
たったひと言の挨拶と笑顔で心が通う挨拶のポイントは、「あっ、○○さん!」という風に、気づきの「あっ」と名前の「○○さん」を頭に付けることです。「あっ」をつける理由は、「今日も○○さんに会えて嬉しいです」といったニュアンスを含めることができるからです。
「あっ、○○さん」を付けて挨拶すると、相手の存在に対するポジティブなニュアンスがより深まります。たかが挨拶、されど挨拶です。これに「!」を付けて、「あっ、○○さん!おはようございます!」と真っ先に挨拶すると、「おう!」と相手も自分のほうを見てくれて、笑顔で気持ちよく挨拶を返してくれます。その瞬間、 「あっ、心が通ったな」って感じられます。礼儀正しさは挨拶から始まりますし、挨拶は礼儀正しさの頂点です。
仕事はコミュニケーションなしにはできないです。たったひと言の挨拶もせず、ぞんざいで失礼な態度の人は信頼感もなくなります。帰るときの、「あっ、○○さん! おつかれさまです!」も同じです。このときの「あっ、○○さん!」にも、親しみの気持ちが込められています。
ただ「おつかれさまでした」と言うだけの人とは、心の距離がまったく異なります。ビジネスシーンにおけるさまざまな感情を、「あっ、○○さん!」という枕詞に乗せることができます。
今まで最低限の挨拶だけしてきた人は、相手に対する気持ちを込めて「あっ、○○さん!」と付けて挨拶してみてください。
▼挨拶は、人間関係の基本中の基本
- 挨拶は、人間関係の基本中の基本。その日最初に会った人には、自分から真っ先に明るく挨拶。ポイントは、「あっ、○○さん!」という風に、気づきの「あっ」と名前の「○○さん」を頭に付けること。
- 礼儀正しさは挨拶から始まり、挨拶は礼儀正しさの頂点。相手に対する気持ちを込めて「あっ、○○さん!」と付けて挨拶してみる。
人に興味を持ち、人から学び続ける
人間はロボットではないです。そのためビジネスライクにやるべきことだけやればいい、というわけにはいかないです。もちろん、会社は仕事をする場のため、プライベートのことに興味を持つ必要はないです。
ここで言う「興味」とは、ビジネスパーソンとして相手を見たときの「興味関心」のことです。新入社員の頃は誰でも、先輩や上司がどんな仕事のやり方をして、どんな経験や知識を持っているのか興味津々だと思います。教えてもらえることがあれば、積極的に話を聞いてメモをし、真似したこともあったと思います。
そのマインドを忘れずに、何歳になっても人から学ぶ姿勢がある人は、愛嬌力がとても高いです。人は人から学ばなければ成長できないです。いくら仕事ができて、資格をたくさん持っていたとしても、そのスキルを活かすためには、人と向き合わなければいけないからです。
繰り返しになりますが、良好な人間関係を構築するためには、人を尊重し、自分と違う考えや価値観を受け入れなければならないです。それは難しいことではなく、人に興味を持ち、人から学ぶことですぐに実現できることです。
老若男女問わず、自分の周りにいる人すべてが学びの対象だと思ってみてください。「あの人はどんな経験や知識があって、どんな仕事が得意で、どんな風に成果を出してきたのだろう?」そう思った瞬間から、人の見方が変わります。
仕事に限らず、物の見方や考え方など人から学べることは必ずあるはずです。たとえば、本や絵、音楽、建築物などに感動して価値観が変わったり心が動いたりすることがあると思います。それらは、すべて人が作ったものです。つまり、人の成長のきっかけには、必ず人がいるということです。
▼周りにいる人すべてが学びの対象だと思ってみること
- 何歳になっても人から学ぶ姿勢がある人は、愛嬌力がとても高い。老若男女問わず、自分の周りにいる人すべてが学びの対象だと思ってみること。
- 仕事に限らず、物の見方や考え方など人から学べることは必ずあるはず。目の前の相手からも必ず何かの学びがあると意識して接する。
出来ないことは素直に教えてもらう
自信がないときは自信がない、困ったときは困っていると、率直に言うことができます。そういう人は、アドバイスをもらったことをやってみて、うまくいかなくても、「すみません! 私がやってもなぜかうまくできませんでした!」と、ちゃんと結果を報告します。
聞いたほうは、心配になりますが、放っておけないので、さらに教えてあげたくなります。そこまでしてもらうと、感謝の気持ちが増すばかりです。「何度もありがとうございます! ○○先輩のおかげでこの仕事ができるようになりました!」と相手を主語にしてお礼を言えば「おかげさま」の気持ちがしっかりと伝わります。
素直で謙虚な人には、周りの人がサポートやフォローをしてくれます。人のアドバイスに耳を貸さずに頼らない人と、アドバイスを聞いて実践して、失敗してもちゃんと報告してまたアドバイスをもらう人。どちらのタイプが早く成長すると思いますか?
一見、前者のほうが早そうに見えますが、2、3年経った頃には後者のほうが圧倒的に早く成長すると実感しています。やはり、人間関係を前向きに捉えて、相手の懐に飛び込める人のほうが、人間的な部分で圧倒的に勝っているからです。
つまり、仕事のスキルだけ磨いても人は成長しないです。失敗が怖くて、自分が知らないことやできないことを知られたくなくて、わからないことがあってもすべて自分で解決しようとする人もいます。
しかし、日常の仕事で起きるちょっとした問題や悩みは、上司や先輩に聞かなければ解決できないことが多々あります。繰り返しますが、人間関係がうまくいかなければ仕事もうまくいかないです。
そこを忘れずに、愛嬌力で周りの人をどんどん味方につけて、可愛がってもらえる人になってください。
▼愛嬌力で周りの人をどんどん味方につけて、可愛がってもらえる人に
- 愛嬌力が高い人は、人に頼ったり助けを求めたりするのが上手。自信がないときは自信がない、困ったときは困っていると、率直に言うことができる。
- 素直で謙虚な人には、周りの人がサポートやフォローをしてくれる人のほうが圧倒的に早く成長する。人間関係がうまくいかなければ仕事もうまくいかない。そこを忘れずに、愛嬌力で周りの人をどんどん味方につけて、可愛がってもらえる人になるべき。
「話す:聞く」は「2:8」の割合
相手を主役にするためには、興味を持って質問したり共感して相槌を打ったり否定せず話を聞くことが大事です。すると、自然と「2:8」の割合になり居心地のいい印象が生まれます。相談している人は、まずは話を聞いてほしいのです。つらい気持ちや不安な気持ちに寄り添ってほしいです。
だから悩みを聞く側は、シンプルにまずは気持ちを受けとめてあげてください。そのように感情に寄り添うと、相手はモヤモヤしていた気持ちがだんだんと整理されていきます。その段階ではじめて、 「こっちで何かできることある?」 「いつでも話を聞くから連絡してね」と伝えればいいのです。実際にどこまで協力できるかわからなくても、まずは寄り添い安心感を与える。これが悩み相談を受けたときの鉄則です。
「でも」「だけど」「だって」 は禁止用語です。人の話を聞こうとせず自分が話したいことだけ話す人は、自己中心的で自分に矢印が向いているので、愛嬌力が高いとは言えないです。そういう人の意見は一方通行になりがちで、周囲との折り合いがなかなかつかない場合が多いです。それは仕事の会議でも同じです。
人それぞれ違う考え、価値観の持ち主です。そのためお互いの違いを認め合うことが大切です。人の意見に耳をかたむけられる人に対しては、反対勢力が生まれにくくなります。それは、仕事を進める上で非常に重要なことです。人間関係を構築する上でもそのバランス感覚は忘れないでください。
▼会話をするときは相手を主役にすることを意識
- 会話をするときは相手を主役にすることを意識。相手を主役にするためには、興味を持って質問したり共感して相槌を打ったり否定せず話を聞くことが大事。
- 人それぞれ違う考え、価値観の持ち主だからこそお互いの違いを認め合うことが大切。人間関係を構築する上でもそのバランス感覚は忘れないこと。自分が話すのが2割、話を聞くのが8割、そのくらいのバランスを意識するのがおすすめ。
主語を「人」にして、褒め上手になる
なぜなら、褒められたほうは嬉しくなり、「もっと話したい」「一緒にいると楽しい」「この人好きだな」という気持ちを、自分も言いたくなるからです。すると、褒めた相手が自分のことも褒めてくれる、プラスのサイクルが生まれます。
ただし、褒め方には、いくつかルールがあります。
対象を人にするのか、物にするのかで、言われたほうの印象はガラッと変わります。そこを分けて考える理由は、褒めるときも注意するときも、相手に気持ちよく受けとってほしいからです。
仕事よりも「人の心」を大切に考えているからです。
褒めるだけだとお世辞に思われそうな人や、謙遜されそうな人、あるいは自分自身が褒めることに慣れていない場合は、褒めプラス質問を意識してみてください。
▼仕事よりも「人の心」を大切に考えてみる
- 褒め上手になると、愛され上手に。褒め方のルールは、「褒めるときは人を主語にする」こと。
- 逆に注意するときは、「人を注意するのではなく、物を注意」。そこを分けて考える理由は、褒めるときも注意するときも、相手に気持ちよく受けとってほしいから。仕事よりも「人の心」を大切に考えているから。
どんなときでも相手を傷つけない対応をする
例えば、何かにつけ言い方がキツい人がいる。自分よりできる人ばかり評価されて妬みを感じる。職場で自分だけ孤立しているように感じる。どんなに頑張っても認めてもらえない。不安や不信感を感じる人がいる。他人に嫌われるのが怖い。もしくは嫌われていると感じる。
など、数え上げるとキリがないですが、愛嬌力が高い人はどんなときでも人を傷つけない対応を心がけます。どう言われたら嬉しいか?どう言われたら認めてくれていると感じるか?どう言われたら気分よく感じてもらえるか?どう言われたら悲しい思いをさせないか?どう言われたら自ら反省して次につながるか?どう言われたら自発的にやる気になるか?
こうしたことを常に考え、相手に対する心遣いや配慮を欠かさないです。
ここで勘違いしてほしくないのは、自分が嫌われたくないから傷つけることを一切言わないわけではない、ということです。組織は、部下がやがてリーダーになっていく循環により成り立っていますから、人を育てなければ会社の成長もないです。
その場限りの強制力だけで売上げを伸ばせたとしても、メンバーのモチベーションが上がらなければ一過性で終わってしまいます。
そのため、企業にとって人材育成以上に重要な課題はないのです。つまり、人間関係を重視すればするほど、自ずと成果がついてきます。
▼人を育てなければ会社の成長もない
- 愛嬌力が高い人はどんなときでも人を傷つけない対応を心がける。どう言われたら嬉しいかを常に考え、相手に対する心遣いや配慮を欠かさない。
- 決して、自分が嫌われたくないから傷つけることを一切言わないわけではない。人を育てなければ会社の成長もない。そのため、企業にとって人材育成以上に重要な課題はない。人間関係を重視すればするほど、自ずと成果がついていく。
「ネガ ポジ」の逆転発想を楽しむ
と言っても、楽観的でただ単純に明るいというわけではないです。
ここで言う前向きとは、ネガティブをポジティブに変換する天才のことです。
ものごとの捉え方がうまく、発展的で、一見マイナスに思えることを見事にプラスに変えてしまう人のことです。予期せぬ出来事が起きても、どうすればプラスに転じられるか冷静に考えられる人のほうに人は集まります。そして、「この人と一緒に仕事したい!」と愛されるようになります。
「他人がやってくれないなら、自分ができることからやればいい」と思えるようになれば、ネガをポジに変換する発想が身についた証拠です。また、中には相手のことだけでなく「自分なんて」と捉えてしまう人もいると思います。そんなときは、「自分だからこそ」と発想を転換させてみてください。
人間誰しも、自分にしかない個性という武器を持っています。自分だからこそできることが必ずあります。
▼愛嬌力が高い人は、ネガティブをポジティブに変換する天才
- 愛嬌力が高い人は、ネガティブをポジティブに変換する天才。ネガをポジにする逆転発想のコツは「問い」を立てること。「他人がやってくれないなら、自分ができることからやればいい」と思えるようになれば、ネガをポジに変換する発想が身についた証拠。
- 「自分なんて」と捉えてしまう人は、「自分だからこそ」と発想を転換させてみること。人間誰しも、自分にしかない個性という武器を持ってる。
まとめ
- 返事は「!」付き、リアクションや頷きは大きめにする
- 挨拶は「あっ、○○さん」をつける
- 人に興味を持ち、人から学び続ける
- 出来ないことは素直に教えてもらう
- 「話す:聞く」は「2:8」の割合
- 主語を「人」にして、褒め上手になる
- どんなときでも相手を傷つけない対応をする
- 「ネガ ポジ」の逆転発想を楽しむ
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