「人生やらなくていいリスト」 四角 大輔

こんにちは、あっきーです!

「誰かに勝つため」「期待に応えるため」に、ただひたすら頑張っている人は少なくないです。「やるべき」ことをすべてやろうとしているうちに、生きること自体が苦しくなる時があります。しかし、仕事や人生で「あなたの理想」を手にするためには、「誰か」と比較しなくていいですし、「すべて」をやらなくてもいいです。

あっきー
世間での当たり前や常識とされることを妄信して、何の創意工夫もせず、ただがむしゃらに努力するだけでは、人は決して幸せにはなれません。

モコ
そうですよね!

従うべきは、他人や組織が勝手な都合でつくりだした「根拠のない常識」ではなく、あなた自身の内側から発せられる「本当の心の声」です。できないこと、しっくりこないことは、いったんわきに置いてみてください。勇気を出して自分を信じて、できることだけに集中してください。それが理想の生き方を手にする唯一の方法です。

今回は、人生を豊かにするためのやらなくていいリストを10個紹介します。このブログがタメになった、参考になった人は、是非コメントをお願いします。

Contents

1.長い時間働かなくていい

あっきー
たくさん仕事をこなし、誰よりも忙しそうにしている人がいます。

モコ
率先してサービス残業し、深夜や休日に自主的に自宅でも仕事をする人もいますよね。

日本では、いまだにこういう人が「働き者」として評価されます。しかし、それは完全に間違っています。長時間働いている状態が続くと、慢性的な体調不良となり、思考能力や判断能力が低下します。ついには、メンタルが不安定になります。このような状態になるとかなり危険です。

そして、一つひとつの仕事がおろそかになり、無意識のうちに、仕事の質がどんどん下がっていきます。さらに、部屋も、友人関係や家族関係もぐちゃぐちゃになり、プライベートと生活すべてが壊れていきます

モコ
メリットが何もないね!
  • 行かなくていい現場
  • やらなくていいタスク
  • 会わなくていい人
  • 出なくていいミーティング

など、長時間働く原因がたくさんあるはずです。「絶対やらなくてはいけない」「絶対参加しなければいけない」と思い込んでいることが、実はそれほど重要ではなかったりします。

日々の細かい予定を吟味して、「やらないと仕事が崩壊する」ものだけに手を付けるようにしてください。そうすると、少しだけ余白が生まれ、毎日のスケジュールが軽くなります。

重かった心も軽くなり、自分を取り戻すことができます。その気になれば、仕事や予定、人間関係も捨てることができます。睡眠時間を削っての深夜勤務や、休まず働いてはいけないです。

あっきー
もし、自分が長時間労働を強いられている状況だとしたら、「この会社はブラック企業かも」と疑った方がいいです。

2.欠点は直さなくていい

あっきー
子供の頃を思い出してみてください。
・算数が得意な人は、「苦手な国語をもっと頑張りなさい」と言われる
・体育が得意な人は、「学業に集中しなさい」と言われる。

日本では多くの場合、得意なものを伸ばすより、不得意なものを克服することを求められます。しかし、本当に自分を輝かせるためには、欠点を直す必要はないです。ひと昔前の日本では、同じ工程を繰り返し、同じものを大量に作って売るという生産業が中心だったため、教育でも社会でも、欠点の少ない「バランス人間」や「何でも屋」になることが求められていました。しかし、時代は完全に変わりました

今求められているのは、機能不全を起こしているシステムや、形骸化したルーティンを改善できるような斬新なアイデアやイノベーションです。そのために必要なのは、独創性と個性です。これは、人の「得意」と「苦手」の掛け合わせで生まれる「オリジナリティ」のことです。

あっきー
これからは、欠点を直すことに時間と手間をかけるより、いいところを伸ばすことに集中した方がいいです。それこそが、仕事も人生も上手くいく唯一の方法です。

モコ
そういうワクワクするような世界に、僕たちは生きているんだね。

3.主役にならなくていい

あっきー
人は全員、それぞれ固有の役割を持っています。
例えば
野球だと4番バッターで活躍できる人もいれば、1番バッターにハマる人もいます。ピッチャーに向いている人もいれば、外野手として輝く人もいます。

それぞれ違う役割があり、色々なところでオリジナリティを発揮できることが理想です。これは、会社や団体ではもちろん、日本社会、「人類全体」においても同じです。

主役にならなければいけない、と思っている人はたくさんいます。しかし、全員が主役のような役割を果たす必要はないです。自分の特性や役割に気付くことが大切です。特に会社や団体などの組織に属している場合であれば、自分にしかできない役割を担い、自分に向いているポジションにいることが幸せです。そのような環境であれば、飛躍的に結果を出せるようになります。自分探しよりも、自分のポジション、つまり居場所を探すことの方が大切です。人は誰もが自分らしさと、役割に特化して生きるべ
きです。

モコ

人にはそれぞれ役割があるという考えを忘れないでね。

4.隣の芝生は見なくていい

あっきー
自分の心が本当に望むことと向き合わず、外からの誘惑に負けて「あれもこれも」と目移りしていては、幸せは決して手に入らないです。

心の声に耳を傾けず、周りの目や動向ばかり気にして、それに振り回されていると、気付かぬうちにみんなと同じレールに乗ってしまいます。

結局、そういう人は、横を行く人が羨ましく思えて、そっちにつられた結果、迷ってしまいます。そして、目の前を見ず、わき見ばかりしながら進んでいるため、頻繁に人生における事故を起こしてしまいます。自分だけの道を進むことは、決して楽なことではないです。しかし、あなたの本当の夢を達成する方法は、実はそれしかないです。

モコ
心が動く方向に進んでいたら、自分だけの人生を歩むことができるよ。

5.「逃げるな」という言葉は信じなくていい

あっきー
「仕事がつらい」「人間関係がつらい」と誰もが思ったことがあると思います。

モコ
僕もあります...

その時にあなたを救ってくれるのが、「逃げ道」の存在です。逃げ道というと、後ろ向きなイメージを持つ人もいます。しかし「前向きな逃げ道」というものがあります。

例えば
「いざとなったら明日辞めればいい」「別の夢を追いかければいい」「海外へ移住すればいい」というように考えること

これらが実現可能かどうかは関係ないです。前向きに逃げ道をつくることで、あなた自身が完全に壊れてしまうことを避けてくれます。多くの会社員には転職はつきものです。多くの場合、異動先には知り合いがいないです。

 

そうなると、仕事や会社が生活の大半を占めるようになり、交友関係は社内や取引先といった、仕事関係者ばかりとなってしまいます。そして、気付かぬうちに、仕事のストレスを発散する場が、仕事関係者との飲みの場での愚痴だけになってしまいます。しかし、こういった飲み会での愚痴の言い合いは、
生産性も創造性もゼロで全く無駄な時間となります。

あっきー
このようなケースは、前向きな逃げ道とは違います。

根本的なストレス解消にもならないことは言うまでもなく、深酒や夜更かしが伴うことで体を壊し、心の病にまで進行してしまう可能性すらあります。つらくなったら必ず「いざとなったら明日辞めればいい」というような、前向きな逃げ道をつくってください。また、自分の好きなことに没頭することも前向きな逃げ道といえます。日本社会は、世界トップクラスの高ストレス社会となっています。そんな過酷な現代を生き抜くために、前向きな逃げ道は、ビジネスパーソンに限らず、学生や主婦、どんな立場でも関係なく、現代人にとっての必須のサバイバルツールになります。

6.ひとりで頑張らなくていい

あっきー
自分の好きなことや、やりたいことが分からなかったら、友達や親、先生、親戚、恋人、パートナーといった身近な人に聞いてみるといいです。

しかし、誰が「本物の味方」かを見極める必要があります。ウヨウヨいる「味方を装う人」に余計なアドバイスをもらうと、より混乱をきたしてしまいます。

アドバイスを聞くべき人
アドバイスを聞くべき人は、次の2点が当てはまる人です。
「あなたのことを心から愛していること」
「あなたのことを認め、心から理解しようとしていること」

一見すると、親が当てはまりそうですが、残念ながら日本の場合、実は当てはまらないことが多いので要注意です。「あなたのことを思っての助言なのだから、言うことを聞きなさい」という言葉を親はよく言います。しかし、これではあなたのことを理解しようとしていないです。

いくら愛情があったとしても、あなたへの理解がないと、どんなアドバイスも押し付けになってしまいます。こういう人のアドバイスは、ほとんど役に立たないです。それに、あなた自身をより見失わせてしまうことになるので、とても危険です。

「本物の味方」が見つかったら
「あなたが一番キラキラしているとき」「あなたにしかできないこと」を質問してみてください。相手は、こういった質問を受けたことはほとんどないはずです。

たとえ周りから「得意だね」と言われることでも、あなた自身が「好き」「楽しい」と思えなければそれは違います。逆に「本物の味方」から、「あの時は楽しそうだったね」と言われて、自分の「好き」に気付けることもあります。

あなた自身がワクワクすることをやっていて、その姿が、「本物の味方」の目にきらきら輝いて見えれば、間違いなくそれが正解です。自分らしく生きることで、あなたの人生は初めてスタートします。そのために、あなたの周りに必ずいる「本物の味方」を見つけ出してください。

モコ
君はひとりじゃないよ!

7.当たり前のこと以外できなくていい

どんな仕事でも、基本的な業務は2〜3年あれば覚えられます。しかし、「本当に大切なこと」を理解しなければ、そのままどんなに働き続けても、どの業界にいってもうまくいかないです。

あっきー
逆に、「本当に大切なこと」がしっかりできれば、どこにいっても大丈夫です。
「本当に大切なこと」とは
人として当たり前のこと。
約束を守る、ちゃんとお礼を言う、丁寧な敬語を使う、人に会ったら元気に挨拶をする、などといったこと。

誰もが、キャリアを積むほど忙しくなり、当たり前のことが疎かになります。だから、当たり前のことをやっているだけで、頭一つ抜けることができます。これは、学生、社会人に関係なく、どんな業界、どんな仕事であっても忘れてはいけない大事なことであり、社会的信頼を得るための極意です。

デキるすごい人とは
仕事を始めた頃に一生懸命にやっていた「当たり前のこと」を、ずっと続けられる人のこと。

モコ
人として当たり前のことを、ずっと愚直にコツコツやり続けてきた人が成功するんだね。

8.好きな人としか付き合わなくていい

仕事では、完全に好きな人とだけ付き合うようにしてください。それが難しい人は、まずは少しでいいから距離を置いてみることに挑戦してみてください。

  • 苦手な人とは、ランチへ行く時間を数分ずらす
  • その人のデスクの近くを通らないようにする
  • 話す前に要点をまとめておいて接触を最短で済ませる

などです。
逆に、好きだと思う人とは、

  • なるべく視界に入る距離にいるようにする
  • 隙あらば話しかける
  • 直接業務に関係ない人でも仲良くなる。

モコ

できることは意外にたくさんあるね。小さなことからやってみよう。

好きな人との時間が長く、苦手な人との時間が短くなると、過度な緊張時間が減るため、隠れていた「自分らしさ」が表に出てくるようになります。

自分らしさが出てくる
まず「目つきと表情」に表れ、次は「声と口調」に出ます。それは確実に周りに伝わり、自然に相手の反応もいい方向に変わってきます。
→つまり、「自分らしさ」を取り戻すと、人間関係は勝手に好転してくれます。

環境を変えるには、自分を変えるしかない」という言葉を聞いたことがある人もいると思いますが、あながち間違っていないです。あなたの周りを好きな人で埋めてみてください。

9.「TODOリスト」はなくていい

モコ
なくてもいいんですか?

あっきー
なんとなく「やらないと」と焦り、「TODOリスト」に振り回されている人が、とても多いです。

「やらないといけないこと」とは、外部から与えられたものがほとんどです。そんな「TODOリスト」を中心に生きることほど、つらいことはないです。もし、「自分がやりたくないと思っていること」に、人生のほとんどを費やす生き方をしていると考えたら、今すぐやめてください。「TODOリスト」に振り回されていると感じたら、「やりたいことリスト」を書いてみてください。自分の内側から生まれる「やりたいことリスト」は、自分そのものです。

  • 大事に思うことはなにか
  • 興味を持つ方向性はどっちか
  • ワクワクすること
  • 心地よいと感じることはどういうことか

などぼんやりとしか見えていなかった「自分のルーツ」を、客観的に見ることができるようになり、やがてそれに確信を持てるようになります。

やりたいことリストをつくり、見直すことで、自分自身を取り戻し、ブレずに生きていくことができます。無駄な「TODOリスト」に埋もれて、人生を見失っているサラリーマンもいます。それに対して、激務をこなしながらも、しっかり自分の時間を確保し、自分軸に沿って人生を謳歌しているビジネスパーソンもいます。

「時間」というものは、優先順位のつけ方ひとつで、ゼロから無限大まで形を変えます。「TODOリスト」はひとまずわきに置いて、今すぐに「やりたいこと」を書き出してみてください。そうすると、「TODOリスト」は目的ではなく、「やりたいこと」を形にするための手段であるということに気付けます。

あっきー
「心からやりたいこと」を軸に毎日過ごしていると、必ず、あなた自身のオーラが、目つきや表情に表れます。

そうすると、誰もがキラキラと輝く魅力的な人間として生きられるようになります。人生は一度きりです。しかも寿命という締め切りが設定されています。そんな人間にとっては、時間こそが命です。「TODOリスト」に命を捧げるか、「やりたいこと」に命を賭けるか、選ぶのはあなた自身です。

10.態度は変えなくていい

あっきー
社内や社外の上の人たちのふるまいを観察してみてください。

部下や立場が下の人にも、気持ちよく挨拶をしてくれる人もいれば、相手の地位や肩書を見て、態度を変えてしまう人もいます。自分より立場が下の人を雑に扱う人に、長期的な成功者はいないです。一時的に出世できても、長続きはしないです。そういう人たちを見て、反面教師にしてください。また、相手によっていちいち態度を変えたりする行為自体が、面倒で非効率です。年齢や立場に関係なく、シンプルに全員が対等だと考えた方が分かりやすいです。

いい現場を生み出すのは
心のこもった気配りや頑張りといった、些細なことの積み重ね。
いい仕事やいいサービスというものは、そういう現場からしか生まれてこない。

まとめ

解説は以上です。
自分にとってどういう状態が心地よくて、何をやることが苦痛なのかを理解することが大切です。決して無理しようとせず、ダメなあなたを認め、許してあげるだけで、人生は勝手に好転し始めるようになります。自分らしく生きること以外に、真の成功はないです。今回紹介した10個のアクションプランのように、自分らしく生きるためにやらなくていいことは意外とたくさんあります。是非、実践して自分らしくいられる居場所を探してみてください。今回の解説が良かった、タメになった人は、コメントをお願いします。

「人生やらなくていいリスト」
1.長い時間働かなくていい
2.欠点は直さなくていい
3.主役にならなくていい
4.隣の芝生は見なくていい
5.「逃げるな」という言葉は信じなくていい
6.ひとりで頑張らなくていい
7.当たり前のこと以外できなくていい
8.好きな人としか付き合わなくていい
9.「TODOリスト」はなくていい
10.態度は変えなくていい

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