『心配すんな。全部上手くいく。』 ヒカル著

こんにちは、あっきーです!

この本の著者のヒカルさんは日本で屈指の影響力を持つユーチューバーであり、インフルエンサーです。今やチャンネル登録者数は480万人を超えます。

芸能人やアーティスト、文化人、実業家、スポーツ選手などあらゆる著名人が参入しつつあるYouTubeで、これだけの影響力を持つことは簡単ではないです。

そんな中においてもヒカルさんは、本書で「誰にも負ける気がしない」と話しています。

目標はユーチューバーの頂点に立つこと。これに向かって一切の妥協をしないでこれまで突き進んできました。

この本はそんなヒカルさんの思考、実践、勝ち方について隅から隅まで学ぶことができます。

ただし、書いてあるやり方をそのままトレースしても、あまり意味がないです。

環境も状況も年齢も性別も価値観も人それぞれ違うからです。

全員にフィットするノウハウは存在しないということだね。

夢や目標を叶える手段は、一人一人が自分なりに模索して手にする必要があります。

一方で、ゼロからは何も生まれないです。そのため、まずは1を掴むことが肝心です。

1さえ掴めればそれを10に、それを100にする営みはそれほど難しくないです。この動画からは、その「1」を掴むコツが学べます。

この動画では、人生を成功に導くヒカルさんの思考を9個解説していきます。

この動画を見て成功の哲学についてよくわかった、失敗や逆境に打ち勝つ方法がわかったという人は、いいねやコメントください。

参考文献

⬛心配すんな。全部上手くいく。(ヒカル著 / 徳間書店)
Amazon⇨ https://amzn.to/3fMAJtU
楽天⇨ https://item.rakuten.co.jp/book/17279189/

Contents

なりたいものになれるのは、なろうとしたものだけ。

これはヒカルさんが座右のにしている言葉です。

よく「努力できるのも才能のうち」と言われます。これは頑張れる人と頑張れない人がいるという意味です。

しかしそれは違います。努力とはやり続ける力のことで、頑張れない人はいないです。

徹夜して勉強できる人、勉強は無理でもゲームならできる人。

どちらも立派な努力の形です。努力は才能ではなく、誰にでも平等に与えられている資質と考えてください。

「ゲームなんて生産的ではない」と思うかもしれないですが、勉強とゲームに優劣はないです。

プロゲーマーのトップクラスともなれば、年間1億円近く稼ぎます。

勉強嫌いの人は勉強を頑張れない、ゲーム嫌いの人はゲームを頑張れない、ただその違いがあるだけです。

この違いが個性であり、あなたらしさです。

目指すべきは、歯を食いしばる努力ではなく、努力しているのを忘れるほどの努力です。

あなたに向いているもの、あなたがなりたいものを考えてみてください。それが見つかったら、自信があるかどうかにかかわらず挑戦してください。

行動すれば後から自信がついていきます。

夢を公言する。

夢や目標に一歩近づくためのとっておきの方法は、それを口にすることです。

多くの人は夢や目標があっても、なかなかそれを口にしようとしないです。

なぜなら、冷やかされたり、馬鹿にされたりするのが嫌だからです。志が高いほど、夢や目標が大きいほど馬鹿にされます。

志が高いほど、夢や目標が大きいほど馬鹿にされるよね。

しかし、だからといって胸に秘めておくのは得策ではないです。

周りに宣言することが確実な一歩になります。小さな一歩でも吹っ切れることで迷いがなくなり、目標に近づくスピードが加速していきます。

もし馬鹿にされても堂々としていればいいです。悔しいと思ったら、それを原動力にしてチャレンジしてください。

そういう意味では、周りから馬鹿にされることにも大きな意味があります。

ポイント
批判があるからこそ、自分の殻を破っていけます。周りから馬鹿にされるくらい大きな夢や目標を掲げてください。

漫画を読む。

どんな著名人でも最初は何者でもなかったと思います。

無名の時代から経験値を積んで成長してきたということです。一方で、仕事、勉強、遊び、恋愛、一口に経験といってもいろいろあります。

経験は場数も大切ですが、バリエーションも多い方がいいです。なぜなら、その方が多彩な視点を得られるからです。

多彩な視点を得ることで、他人を思いやり、周りの人と協力して成長していくことができます。

そうは言っても、時間は有限です。限られた時間で多くの経験をする必要があります。

そこでオススメなのは漫画です。優れた漫画は、それがたとえ現実離れした内容であっても、リアルに描かれています。

漫画には、あなたが生きる上で重要な暗示が込められています。

個性的な登場人物たちの奮闘や心理がつぶさに描かれた漫画は、豊かな追体験のツールになります。

経験値が高いほど、 そしてそれが多様なほど、あなたの底力は増します。 そのために漫画は最適なツールです。

小説と違って絵による視覚情報が一気に入ってくる上に、映画と違って見たいシーンをすぐ探し出せるよ。
漫画を選ぶポイント
  1. 売れていること
  2. 巻数が多いこと

この2つを満たしているということは、多くの読者の心を掴んでいる証拠です。あなたもぜひ漫画を読んでみてください。

頭の良し悪しは誤差。

この世に成功のノウハウは存在しないです。幸せのノウハウもないです。成功も幸せもその形は人それぞれだからです。

ただし、1つだけ断言できます。山を越えるには考えて、考えて、考え抜くことが大切です。

考えるか考えないか、あるのはその2択だけだよ!

何者でもなかったヒカルさんがユーチューバーとして成功できたのは、考えることを止めなかったからです。

人間の頭の作りは、それほど大きく変わらないです。全員が高度な頭脳を持っています。

例えば...

車の運転なら、みんな当たり前のようにハンドルを握りますが、これはとても高度で知的な作業です。

車を走らせている間、無意識のうちにたくさんの情報を処理しています。

他の車の動き、信号の色、車線や標識の指示、自転車や歩行者との距離、位置関係などです。

そうした情報をまとめて瞬時に処理するのが運転という作業です。

そう考えれば、頭の良し悪しは単なる誤差レベルの話です。東大卒であろうと、Fラン大学卒であろうと、高卒であろうと大差はないです。

東大卒は受験勉強が得意で、Fラン大学卒は受験勉強が得意じゃなかった、シンプルにその違いです。

向き不向きの問題であって、これは個性の違いに過ぎないです。

発想力、応用力、行動力などは考えることで養われます。最初からこのような力が備わっている人はいないです。

あなたが考える力をつけるには、考えまくるしかないです。

筋肉をつけるためには、筋トレするしかないのと同じだね。

「どうせ自分なんて」と、自分に限界を引くのはもったいないです。今日から考えまくることを癖にしてください。

自分の強みを知る。

あなたが他人より勝っているものはなんですか?

この質問に即答できない人はじっくり考える必要があります。

問題は強みがないことではなく、あなたがその強みに気づいていないことです。誰にでも強みは絶対にあります。

自分の強みがわからない人にとって大切なのは自己分析です。

これまで他人に評価されたこと、褒められたことを振り返ってみてください。些細なことでもいいので、3つはピックアップしましょう。

 

例えば...
  • 物覚えが良い
  • 新人に教えるのが上手い
  • 人当たりが良い
  • 資料がわかりやすい

これらも立派な強みです。

あなたはそれを当たり前のようにやっているため、自分の強みだと気づいていない可能性が高いです。

しかし、あなたにとっての当たり前は、他の人にとっての当たり前ではないです。自分を知り、自分の強みに自覚的になってください。

ヒカルさんは、自分自身がユーチューバーとして成功した1番の要因は、自分の強みである人を引き込める話術を磨いたからに他ならないと言います。

100点満点中50点の強みでいいです。あとはそれを60点、70点、80点と磨いていきます。

その80点の強みを3つ作ってください。その3つが掛け算されれば、あなたは独自の人物になります。

唯一無二です。100点満点1つだけの天才にも勝てます。自分の強みに自覚的になって、その些細な強みを磨いていってください。

結果にスピードを求めない。

ビジネスにおいては即断即決が大切です。実行し、修正して、また実行の繰り返しです。とにかくスピードが大事です。

しかし大切なことがあります。

それは「焦ってはいけない」ということです。

スピード感を持つことと目先の結果を追うことはまったく別物です。

何かにトライしてなかなか結果が出ないと、心がソワソワするなあ。

しかし、焦ってはいけません。あなたにとって1番大切なものは、目先の結果ではないはずです。

最も大切なのは、あなたが描いている大きな目標、何者かになる到達点です。

どんと構えて、トライしている自分に誇りを持ってください。成功の幸運を手繰り寄せるには心の余裕が必要です。

ポイント
自分を長いスパンでとらえること。

深くしゃがみ込まないと、高くジャンプできないです。

すぐに結果が出ないのは、深くしゃがみ込んでいる証拠です。周りから取り残されていると感じても、ひとっ飛びで追い越せます。

心に余裕を持って、あせらずゴールを目指してください。

ビジネスにおける人の役割。

世の中の人の役割は4つに分けられます。それぞれお金の稼ぎ方が違います。

ビジネスにおける4つの役割
  1. 労働者
  2. 個人事業主
  3. 経営者
  4. 投資家

1つ目、労働者。

労働者とは、自分の時間をお金に変える人のことです。

会社員や公務員、アルバイトなどがこの労働者にあたります。

毎月ある程度決まった収入はありますが、目覚ましい成果を上げても金銭報酬に反映されないため、お金持ちにはなりにくいです。

2つ目、個人事業主。

個人事業主も労働者と同じように、自分の労働力をお金に変えます。

収入が安定しない一方、仕事のクオリティが金銭報酬としてダイレクトに返ってきます。

収入不安定のリスクを払う代わりに、やり方次第でいくらでも稼げます。

3つ目、経営者。

 

経営者は、労働者を使い、自分の手持ちのお金をスケールアップさせようとする人のことです。

デメリットは、雇用を抱えることの負担です。

従業員に給料を支払い続ける責任を負う必要があるからね。

人件費に加えてオフィスの家賃、光熱費、機材のリース料などのコストも発生します。

その代わりに、個人事業主とは比べ物にならないくらい大きな報酬を得られる可能性があります。

4つ目、投資家。

投資家は、お金をお金に換える人のことです。

自分や誰かの労働力を差し出すのではなく、自分のお金を株式市場や企業に資本として経由させて増やします。

株価が下がったり、出資した企業が業績不振に陥ったりすれば損をします。そのリスクをとる見返りに、リターンとして収入を得ます。

資産が1億円以上の富裕層や資産が5億円以上の超富裕層といった大金持ちになるには、株式での資産運用が不可欠と言われています。

 

人の役割を4つ紹介してきましたが、例えばあなたが月収100万円を目指すなら、労働者のままでは達成できないです。

会社員では収入の天井が見えているからです。これらの役割を理解した上で、自分が目指すゴールに向かうために適切なスタンスをとるようにしてください。

運を味方にする。

世の中には2種類の人がいます。運のいい人と運の悪い人です。

運のいい人は、物事が良い方向に転びます。時間や労力をかけなくても成果を得られます。

一方、運の悪い人はそれができないです。それどころか、やること成すことすべて裏目に出ます。

それなら運って何?なんで運のいい人と悪い人がいるの...

イギリスの心理学者リチャード・ワイズマンが次のようなエピソードを紹介しています。

道を歩いていると、しょっちゅう小銭を拾う男性がいました。

ある時、その男性は「どうして自分はこんなに小銭を拾うのか」そう考えて、日記をつけ始めました。

今日は小銭を拾ったか拾わなかったか、そしてその日にどんな出来事があったか、どんな気分だったか、それらを毎日記録していきました。

そこから8年の歳月が流れますが、彼はその間も道でよく小銭を拾いました。

貯金箱の小銭にはどっさり貯まり、日記もどっさり溜まりました。そして、彼は日記を読み返してあることに気づきます。

小銭を拾った日、拾わなかった日、そこにはそれぞれある一定の傾向が認められました。

その傾向とは、その日幸せな気分だったか、不安な気分だったか、という違いでした。

幸せな気分の日は、小銭を拾う傾向にあり、そうでない日に小銭を拾うのは稀でした。

ワイズマンの分析によると、人は幸福でリラックスしていると、周囲の変化に反応できます。

予想外のチャンスが訪れたとき、それを見逃さずにつかむことができます。その一方、不安でネガティブな気分でいると、自分の周りにあるチャンスの存在に気づかない傾向があります。

要するに、いつでもどこでも転がっているチャンスの存在に気づけるかどうか、それが運というものの正体です。

だからポジティブでいてください。周りを見渡す余裕を持ってください。チャンスは平等に転がっています。

どうしてもネガティブに傾きがちな人は、今日1日を振り返ってうれしかったこと、楽しかったことを探してみよう!

それでも無理なら、明日はきっといいことがあると信じてください。

ポイント

運を味方につけられれば大きな力を発揮できます。

自分次第で強運の持ち主になれます。今日から意識してください。

ノウハウコレクターにならない。

書店に行くと、ビジネス書や自己啓発書がたくさん並んでいます。

ビジネス書や自己啓発書には、その著者が長い年月をかけて得た発見が凝縮されています。

そのため、本の帯にはよく「これを読めばあなたも成功できる」のような宣伝文句が書かれています。しかし、その1冊で本当に成功をつかめるのでしょうか。

どんな良書であってもそんなことはないです。

書かれている内容の大半は、あくまでも著者の個人的な経験に基づいた事柄に過ぎないです。

そこに記されたやり方が、あなた自身にフィットする保証はないです。

ただし、良書にはヒントがあります。あなたがあなたの頭でじっくり考え、答えを導き出すためのヒントです。

大切なのは、ノウハウコレクターにならないことです。成功するためには、自分自身のやり方で挑む以外にないです。

良書に巡り会い、それを読み終えたときにやるべきことは、次の本に手を出すことではなく、自分と向き合うことです。

良書から得た学びを自分事に落とし込んで、考えてみよう!

今自分は何をどうすればいいのか、考えたら文章に書き起こしてください。書くという行為を通じて、あなたの思考はいっそう深まります。

あとは前進あるのみです。知識ばかりを集めるのではなく、実際にあなたの思考、行動に落とし込み、活かしていってください。

まとめ

解説は以上です。このブログで学んだことをそのまま鵜呑みにしないでください。

常に自分の頭で考えて行動してください。あなたなりの取捨選択をすることが大切です。

他の誰かもこの本を読み、このブログを観ています。しかし、あなたがこの本から感じたことはあなただけのものです。これを大切にしてください。

今回の解説が面白かった、実践してみようと思ったという人はコメントください。

    『心配すんな。全部上手くいく。』
    1. なりたいものになれるのは、なろうとしたものだけ。
    2. 夢を公言する。
    3. 漫画を読む。
    4. 頭の良し悪しは誤差。
    5. 自分の強みを知る。
    6. 結果にスピードを求めない。
    7. ビジネスにおける人の役割。
    8. 運を味方にする。
    9. ノウハウコレクターにならない。

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    ⬛心配すんな。全部上手くいく。(ヒカル著 / 徳間書店)
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