「世界の偉人×賢人の知恵 すごい名言100」 遠越段著

こんにちは、あっきーです!

参考文献
■世界の偉人×賢人の知恵 すごい名言100(遠越 段著 / 総合法令出版)
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人は言葉で自分と人生をつくっていきます。だから、人類の叡智が詰まった「名言集」はとてもありがたいです。

名言集がありがたい理由は3つあります。

  1. 古今東西の賢人、偉人たちの人生のエッセンスが短い文章で示されているから。
  2. 古今東西の賢人、偉人たちの人生のエッセンスが短い文章で示されているから。
  3. 短い文章がほとんどであり、暗記しやすいから。

自分の血となり肉となるとともに、座右の銘として他人にも伝えることができます。ですからこの本の著者の遠越さんは、名言をノートに記し、英文を訳して本の中から書き抜くことを習慣にしています。

人生において、人はそれぞれの年代で異なる役割を託されています。

10代では生き方に迷い、20代では仕事の選択とやり方に悩みます。30代では世の中の仕組みや社会構造に疑問を持ち、40代では人生後半戦の生き方に悩み、50代では残された時間について考え始めます。

人生は悩みの連続です。しかし名言集を読み解くことで人生や世の中のことはだいたい分かりますし、そのアドバイスは人生のこれからに役立ちます。

このブログでは世界的に有名な100の名言のうち、僕が厳選した15個を解説しています。価値を感じた、人生に役立つと思った人はコメントください。

Contents

著述家であり哲学者、エルバート・ハバードの言葉。

「他人に批判されたくないなら、何もやらず何も言わなければいい。しかし、それは生きていないのと同じではないか。」

他人に批判されるのは誰でも嫌なものです。批判してくる相手が自分の認めたくない人だと当然嫌ですよね。

そして尊敬する人や好きな人からの批判は私たちをとても傷つけます。

しかし考えてみてください。批判をされないということは、自分が何もしていないということです。あるいは存在すら認められていないということです。

それでは生きている価値がないといえます。

気になる存在だから、ガツンと言ってやりたいという本能が生まれます。だから批判を気にしないでください。さらに前に進めば、その批判は称賛に変わります。

ポイント
批判を称賛に変えてください。批判されることを恐れないでください。

哲学者、ソクラテスの言葉。

「本をよく読むことで自分を成長させよ。本は著者がとても苦労して身につけたことを、たやすく手に入れさせてくれるのだ。」

本を読む意義は3つあります。

1つ目、自分の言葉が増えます。

言葉が増えた分だけ、人生を生き抜くための力と幅は大きくなります。人は言葉で作られる部分が大きいです。

2つ目、読書によって、自分自身がよくわかります。

読書によって自分のやりたいこと、やるべきこと、自分が正しいと思う考え方が形成されます。

3つ目、読書で心を浄化できます。

自分を省みてストレスや自分不信を払うことができます。

読書は人生を良い方向へ導きます。多くの先人が苦労し、身につけたことを読書により活用してください。

ポイント
本を読み人格の修養、徳の向上を図った誠実な文明の後継者がどれくらい存在するかが、社会の活力を測るバロメーターです。ぜひ本を読んでください。

プロバスケットボール選手、マイケル・ジョーダンの言葉。

「私は、失敗を受け入れることができる。しかし、挑戦しないことは受け入れられない。」

「負けました。」「私が間違っていました。」そう素直に言えることが大切です。

負けた原因、間違った理由を見つめて、修正と工夫をして自分を変えられる人ほど強くなります。しかし、これは難しいことです。

だから自分のやりたいこと、生きる道、夢と希望などをしっかりと定め、強く意識してください。強い自分になってください。

将棋の谷川浩司永世名人も、こう言います。

「『負けました』と言って頭を下げるのが正しい投了の仕方。辛い瞬間です。でも『負けました』とはっきり言える人はプロでも強くなる。これをいい加減にしている人は上には行けません。」

負けは、再挑戦のスタート地点です。

植物学者、ジョージ・ワシントン・カーヴァーの言葉。

「不成功の99パーセントは、言い訳ばかりをする習慣を持つ人から生まれてくる。」

カーヴァーのこの言葉は、言い訳をしない人が成功するということを逆説的に教えてくれます。ところが人間は、ほとんどの人が言い訳をし、他人のせいにします。その瞬間、成長は止まります。

車いすバスケットボール日本代表元総監督の高橋明さんはこのような言葉を言っています。

「失った物を数えるな。残った物を最大限に生かせ。」

孟子はこう言います。「すべて自分の行うことがうまくいかないときは、自分にその原因があるのではないかと考えてみるようにするのだ。それができれば、自分自身がますます正しくなっていくし、天下のすべてのことも必ず自分の方に付きしたがってくるだろう。」

言い訳で未来の扉を閉ざさないでください。

著述家であり哲学者、エルバート・ハバードの言葉。

「どんな人でも、少なくとも1日1つ、自分には難しいと思えることに挑戦し、それをやり抜かない限り、人として大した成長はできない。」

人生は挑戦することに面白みがあります。毎日挑戦する人が、いわゆる使える人、できる人、事を成し遂げていく人になります。

なぜなら挑戦する人は現状に甘んじていれば、自分の成長も自分の未来も大したことがないとわかっているからです。

反対にできない人、使えない人、伸びない人は、いかに楽をして生きていくかを考えています。

新しい目標や難しい目標に挑戦しないです。挑戦しない人は、時代にも周りにも取り残され、ただ他人の好意に助けられて生きている人になります。

ポイント
挑戦する人が自分の人生を充実させられる人であり、社会の宝物です。難しいことに挑戦してください。

作家、デール・カーネギーの言葉。

「もし、あなたに大きな悩みがあれば、次の3つの手順で解決しなさい。1、起こりうる最悪のことは何かを考えてみる。2、そのことを受け入れる覚悟をする。3、それから、落ち着いて、最悪のことを改善していくことを始める。」

 

悩みは、ほとんどの人が持つものです。どんなに脚光を浴びても、社会的に成功者と見られても、同じように悩みます。しかし悩みは放っておくと私たちの精神に悪影響を与えます。

だから、何らかの解決策が必要です。ここでは解決策を2つ紹介します。

1つ目は、「楽天主義」1本のやり方です。人生を楽天的に考えていくことを決めて、行動します。

2つ目は、カーネギーのように、冷静に分析的に、悩みと対決します。

ある意味で「人生改善法」です。カーネギーは予想できる最悪の状態をいったん覚悟し、その状態を少しずつよくするために、するべき手立てを冷静に考えていきます。

ポイント
このように、悩みの解決を考えて手を打つことが、成功への大きなステップです。悩みにぶつかったとき、逆算して成功につなげてください。

実業家、松永安左エ門の言葉。

「同じ物でも考え方一つ。やるやつはやるように考えるし、へこたれるやつはへこたれるほうへ考えてしまう。」

人生は全て考え方1つです。だから、人生において悲観すべきことはないといえます。

例えば戦争は大きな被害を生み、死者を多く出します。だからといってそれが終わったとき、国の敗戦を嘆いていても仕方ないです。

ここをチャンスと捉え、すぐに立ち上がった人は戦後に政治や経済を牽引しているね。

松永安左エ門や出光佐三のような日本人がたくさんいたおかげで、今の日本の繁栄があります。

これは個人の人生にも当てはまります。死に至る病になっても、物は考えようです。

いつか人は死にます。病気をきっかけに大きな学びを得てください。その後の人生を違ったものにする覚悟を持ってください。

ピンチのときこそ前を向き、進む強さを持ってください。

プロバスケットボール選手、マジック・ジョンソンの言葉。

「お前はムリだよ」と言う人のことを聞いてはいけない。もし自分で何かを成し遂げたかったら、できなかったときに他人のせいにしないで自分のせいにしなさい。」

これから自分の夢を成し遂げていこうというとき、「お前には無理だ」と言ってくる人が必ず現れます。

なんでそんな邪魔するようなこと言うんだろう...

彼らは人の成功が羨ましいだけです。人の挑戦がまぶしいだけです。こういう人の言うことに耳を傾けないでください。

自分が決めた以上、前に進んでください。たとえ途中で失敗しても、他人のせいにしないでください。

人のせいにした時点で、「お前には無理」と言う人と同じです。あくまでもまずは自分です。

ポイント
人のことを気にしないでください。人のせいにもしないでください。ただ成功するために、失敗を自分のものとして取り込んでください。すべての責任を自分で引き受ける覚悟を持ってください。

教育者であり著述家ローレンス・J・ピーターの言葉。

「失敗して、前に進めない人には2種類ある。考えたけれど実践しなかった人と、実践したけど考えなかった人だ。」

失敗を悪いことと捉え、「失敗するなんて嫌だ」と思う臆病な人間は多いです。「失敗」には2種類あります。

1つ目、行動しようと考えたけれど動かなかった場合です。

そもそも動いていないのだから「失敗」とは言えないようにも思えますが、やはりこれは失敗です。

こういう人は、他人の成功を見ると「自分もわかっていて、後でやろうとおもってたんだ」という言葉を繰り返します。彼らは動くチャンスを逃し続ける失敗常習者です。

2つ目、実践したけど失敗し、その原因や理由を振り返らなかったというものです。

彼らは失敗した理由を考えずにいます。しかし、これでは次につながりません。失敗は、成功するために考える機会、チャンスです。失敗を再挑戦のスタート地点にしてください。

フォード・モーター創業者、ヘンリー・フォードの言葉。

「人が集まることが始まりであり、人が一緒にいることで進歩があり、人が一緒に働くことで成功をもたらしてくれる。」

企業は人なり、です。もちろん国家もそうです。企業が成功するためには人がすべてです。まずは人が集まる必要があります。

集まった人もできるだけ人生に向上心を持ち、仕事に意識がある人たちが好ましいです。

次に集まった人を組織化し、良いリーダーを選びます。

リーダーの下で全スタッフが自分の役割をそれぞれに果たし、同じ目的に向かって共に働きます。

それぞれの幸福の追求が企業の発展につながることが理想です。大きな組織でも、まずは人を大事にしてください。

思想家であり哲学者、ジェセフ・ジュベールの言葉。

「教えることは、2倍学ぶことである」

人に教えることは本当に難しいことです。教えるということは、教える方にとっても学ぶことです。

時には自分が変わるほどに学ぶこともあります。

教えることが難しい理由は2つあります。

1つ目、自分の理解が不十分で力が足りないからです。

自分勝手に思い込んでいることもあります。人に教えるにあたって、なぜそうなのかを初めて考えることも多いです。

2つ目、教える相手それぞれに個性があって、才能の有無もそれぞれ違うからです。

吉田松陰が最高の先生であり指導者と言われるのは、人それぞれの才能を見出しそれに応じた教え方をしたからです。その吉田松陰も、弟子たちから学んだ部分があります。

他人を教えることで自分も同時に学んでください。

ホンダ創業者、本田宗一郎の言葉。

「信用とは人に好かれること、約束を守ること、人を儲けさせること。」

「信用」が人間社会、人間関係の基本です。信用が多い社会こそが、我々が目指すべき社会です。信用があれば人は安心して生きていられます。

信用があれば他人とビジネスをすることができます。他人と信じあえることで、人生は豊かなものとなります。

信用について、今の時代に一番わかりやすい説明が、本田宗一郎の言葉です。

本田の本質的直観は、現実のビジネス、生活で得てきた知恵です。

彼の言うことを実践すれば、生涯あなたは信用ある人として世の中で重きを置かれます。

約束と利益の保証で人を引き付けてください。

プロバスケットボール選手、マジック・ジョンソンの言葉。

「チームメートがあなたのために何をしてくれるかではなくて、あなたがチームメートのために何ができるかである。」

チーム、組織が強くなり成果を出していくためには、個々のメンバーがチームのために今何をすべきか考えて動く必要があります。これはスポーツにおけるチームプレイを見るとよくわかります。

エースと呼ばれる中心選手は、エースだからと自分の好きなようにプレーしないです。スタンドプレーに走る者がエースと呼ばれるチームは弱いです。

本当のエースは、ここはエースに決めてほしいとチームのメンバーに願われます。そして自分もここで決めるのがベストと判断したとき、決められるのがエースです。このチーム・組織とメンバーの関係は、どの分野にも当てはまります。チームのために自分は何ができるか考えてください。

著述家(ちょじゅつか)であり哲学者、エルバート・ハバードの言葉。

「全身全霊、心をこめて仕事をしなさい。そうすればあなたは必ず成功する。なぜなら、そういう人はほとんどいないからである。」

心をこめて、全身全霊で動く人には、誰も敵わなくなります。

例えば男性が女性を口説くとき、成功するかどうかは男の心からの誠意があるかどうかにかかっています。

どこまで彼女のことを思っているか、これからの人生、彼女をどれだけ大切にできるかです。

見た目のよさや学歴、財産はライバル要素ですが、それは必ず乗り越えていけます。

それよりもあなたの心がどれだけ真剣かが大切です。それで心が動かない相手がいれば、選んだあなたに見る目がないです。

仕事もまったく同じです。口先だけではなく、心を込めて仕事ができる人は少ないです。だから全身全霊、心を込めて仕事をしてください。それは必ず大きな成果につながります。

デル創業者、マイケル・デルの言葉。

「何をやるのかを決めるのは簡単。何をやらないのかを決めるのが大事。」

たとえば、やるべきことを決めたとします。あとは、このやるべきことをして、ひたすら前へ進めばよさそうですが、そう簡単にはいかないです。

人には次から次へと新しい用事ができます。

あれやこれやで、結局、本当にやるべきことに費やす時間は少ないです。

ですから、何をやらないかを決めてください。自分の目標を立てて日々確認していく中で、本当に必要なことを厳しく精査してください。

 

強い意志と、強い目標達成への願望があってこそ、「何かをしない」という判断ができます。やることとやらないことの境界を定めてください。

まとめ

最後に、人生に悩みは多いです。コロナウイルスという未曽有の災害に人類は直面しています。しかし僕たちは今世紀に入ってからも、幾度も震災などの困難を乗り越えています。

今回もこれからも、人類が積み重ねてきた知見で打ち勝つことができるはずです。このブログの名言は、聞けば聞くほど効果があります。

最低5回以上聞くと効率的にインプットできます。これらの名言を、あなたの志、夢、目標の実現に役立ててください。今回の解説が心に届いた、前向きな気持ちになった人はコメントください。

    「世界の偉人×賢人の知恵 すごい名言100」
    1. 著述家であり哲学者、エルバート・ハバードの言葉。
    2. 哲学者、ソクラテスの言葉。
    3. プロバスケットボール選手、マイケル・ジョーダンの言葉。
    4. 植物学者、ジョージ・ワシントン・カーヴァーの言葉。
    5. 著述家であり哲学者、エルバート・ハバードの言葉。
    6. 作家、デール・カーネギーの言葉。
    7. 実業家、松永安左エ門の言葉。
    8. プロバスケットボール選手、マジック・ジョンソンの言葉。
    9. 教育者であり著述家、ローレンス・J・ピーターの言葉。
    10. フォード・モーター創業者、ヘンリー・フォードの言葉。
    11. 思想家であり哲学者、ジェセフ・ジュベールの言葉。
    12. ホンダ創業者、本田宗一郎の言葉。
    13. プロバスケットボール選手、マジック・ジョンソンの言葉。
    14. 著述家であり哲学者、エルバート・ハバードの言葉。
    15. デル創業者、マイケル・デルの言葉。

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