「ありがとうの奇跡 神様・人・モノが味方になる70の習慣」  小林正観著

こんにちは、あっきーです!

「ありがとう」という言葉にはとても大きな力があります。「ありがとう」という言葉を口にすると、すべての存在が味方になってくれます。

「神様」でさえも味方になってくれます。「神様」を味方につけることが出来れば、あらゆる物事が、とても簡単にスムーズに流れるようになります。

「ありがとう」を口にせず、努力をして何とかしようとする人は「自分の力」しか信用していないです。

裏を返せば「神様を信用していない」ということです。

努力するよりもむしろ、「ありがとう」という気持ちを持つことで、神様を使いこなせるとしたら、努力しない方が色々な面白さに遭遇できるということです。

たくさんの「ありがとう」を言うだけで、神様を味方につけられることに気付いてしまうと、頑張って努力したり、足りないものを手に入れようと躍起になる必要はないです。

努力をしても結果が出ない人が多くいると思いますが、それは「ありがとう」という気持ちが足りないだけなのかもしれないです。

「ありがとう」を言う以外にも、神様やあらゆるものを味方につける方法があります。

この本では神様・人・モノが味方になる70の習慣を紹介していますが、このブログでは8個に厳選して解説していきます。

タメになった、参考になった人は、是非コメントお願いします。

参考文献

⬛ありがとうの奇跡(小林正観著 / ダイヤモンド社)
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Contents

自己主張をしないこと

グループの中心にいる人が自己主張するタイプだと、そのまわりには自己主張しない人が多くなります。

例えば...

中心にいる人は、自分と同じように自己主張が強い人を目障りに思うため、個性が強かったり、優しさをたくさん持っている人は、中心にいる人からはじき出されてしまいます。

しかし、中心にいる人が自己主張をしないタイプだと、まわりには自己主張の強い人が集まります。

自己主張をしない人は、周りにいる人をはじき出すことはせず、受け入れます。そのためその集団には個性的で、優しさをたくさん持っていて、楽しくて、面白くて、素敵な人たちが集まります。

自己主張せずに淡々と生きるのはいいですが、「こういう生き方をすべきだ」と言い始めると周りが息苦しくなります。

あなたが属しているグループや周りのグループを客観的に見てみてください。

中心にいる人の個性が強くて、「あの人がいないと話が盛り上がらない」と言われるような場合、そのグループはあまり発展していかないです。

グループの中心になった人は自己主張をしなければしないほど、周りに自己主張をする面白い人々が集まってきます。これが、楽しい仲間、良い仲間が集まる法則です。

また、自己主張が強い人は、自分の価値観を人に押し付けることがあります。

相手を変えようという気迫が強いほど、人は離れていきます。

良き仲間と明るく楽しくいたいなら、目の前の人に対して「自分と同じように振る舞いなさい」「同じ価値観になりなさい」と強制するのはやめよう!
ポイント
他人や世の中をどうするかよりも、自分の中の敵意と憎しみを無くして、太陽のように明るく生きていくことの方が、ずっと大切です。

肯定的な言葉を言い続けること

人間は、「つらい、悲しい、つまらない、嫌い、疲れた」のような不平不満・愚痴・泣き言・悪口・文句を毎日言ったり、浴びたりしていると、ストレスで心身ともにダメージを受けてしまいます。

いくら健康的な人でも「肯定的な言葉」を一切言わないで、「否定的な言葉」だけを使っていると、3か月ほどで精神的に落ち込んでしまうことがあります。

つまり、「嬉しい、楽しい、幸せ、大好き、ありがとう」という肯定的な言葉だけ言い続け、否定的な言葉に触れないでいると、3か月ほどで元気になります。

この本では、10年間「うつ状態」の人が、肯定的な言葉を3000回言う事で、1週間でうつ状態が治ったという女性を紹介しています。

毎日、「肯定的な言葉」を言い続けていると、それを言う人も、聞く人もどちらもどんどん元気になっていきます。

明日から否定的な言葉はなるべく使わないようにしてください。

ただ、肯定的な言葉を言い続けていたのに、病気で亡くなってしまうこともあります。

肯定的な言葉を口にしているのに、元気にならない人には、ある共通項が見られることがあります。

それは、「家族の中に、心配性の人がいた」ということです。

病気をしている人の周りに「心配ばかりしている人」「悪いことばかり考えている人」がいると、共鳴が起こり、どんどん悪くなってしまうことがあります。

逆に、本人が「苦しい」「つらい」と愚痴を言っていても、家族や周りの人が肯定的な言葉を口にしていると、どんどん元気になってしまうということもあります。

つまり、家族の中に「楽しくて、幸せで、ニコニコしている人」がいれば、他の家族もどんどん元気になっていくってことだね!

そのため、「自分がどう生きるかだけ」をよく考えて、元気に楽しく幸せに明るく生きてください。

喜ばれる存在になる

多くの人は、自分が一度も「喜ばれよう」としてこなかったのに、「自分の思い通りになってほしい」と叫んでいます。

自分の職場に不満がある人が「自分がいかに満足するか?」についてはたくさん考えてきたのに、「周りの人にいかに喜ばれるか?」と考える人はとても少ないです。

宇宙の構造はとてもシンプルです。「人が喜ぶようなこと」を今まで投げかけてこなかった人は、自分が喜べる現象は起きないです。

楽しいことがたくさん降ってくる人生を送りたいのであれば、自分の方からたくさん投げかけることです。

人に喜ばれれば喜ばれるほど、喜びがたくさん湧いてきて、自分の人生がどんどん楽しいものになっていきます。

  • どうしたら思い通りの結果が出せるのか?
  • どうしたら売り上げが上がるのか?
  • どうしたらお客様が集まってくれるのか?

仕事がうまくいかない時にこのようなことを考えてはいませんか?実はこのように考えること自体が間違いなのです。

「いかに自分が良い思いをするか?」ではなく、「どうしたら人に喜ばれるか?」だけを考えてください。

人間の生きる目的とは、頑張ることでも、努力することでも、何かを成し遂げることでもなく、「いかに喜ばれる存在になるか」です。

感謝の気持ちを持つこと

僕たちは、「足りないもの」ばかりに目を向けています。「週に1日は休みたい」「月の休みがほしい」と思ってしまいます。

しかし、人間の臓器は休んでないです。365日働き続けています。

今、こうして生きていられるのは、休まないで働き続けている細胞や臓器のおかげです。しかしそのことに感謝もせず、足りないものばかりに目を向けています。

僕たちは、心臓や、肝臓や、膵臓といった臓器から、たくさんのことをしてもらっています。それなのに、感謝を言うひとは少ないです。

まずは自分の心臓に手を当てて、感謝の気持ちを伝えてください。それだけで心臓はやる気になります。

本当に必要なものは、すでに与えられています。「物事が思うようにいかない」と感じているのであれば、それはもしかしたら「感謝が足りないから」かもしれないです。

どんなものも当たり前ではないです。家族や友人はもちろん、自分の身の回りにあるものに感謝して生きることで、物事がスムーズに運ぶようになります。

「大変なこと」を笑顔で受け止めること

「自分だけが大変な思いをしている」と考える人は多いです。しかし、すべての人が大変な問題を抱えています。その大変な問題をいちいち口にしていないだけです。

自分だけが苦しんでいるなんて思わないでください。すべての人が大変な問題を抱えながらも、みんな笑顔で生きています。

今、あなたが抱えている問題があるのであれば、それを「大変だ」と言わないようにしてください。いちいち評価したり、感想を言わないことです。

悩みがあったとしても、それを笑顔で受け止めながら、感謝しながら生きていけるかどうかが「人生のテーマ」でもあります。

人間が悩んだり、怒ったりするのは「正義感」や「使命感」から生じていることが多いです。自分が正しくて、相手が間違っていると思ったときに人間は腹を立てます。

一般的に「正義感」や「使命感」を持つことは良いことだと思われていますが、そういうものを持った人は、喜びや感謝というよりも、多くの憎しみや怒り、苛立ちの感情を持ちます。

つまり、「正義感」や「使命感」が強ければ強いほど、生きるのが苦しくなってきます。

人に対して「許せない」と狭い心で糾弾しているよりは、「そういうこともある」と受け入れて生きている方が楽だよね!

自分の心の許容範囲を広げてしまう方が、楽しく生きられます。

自分のことを「いい奴」だと思う

もともと人間は大したものではないです。「自分がたいしたものではない」ことを受け入れたら、何を言われても動じないです。

例えば、人前で話をするとき、まったくあがらない人がいます。

あがる人に共通して言えるのは、上昇志向があることです。

「いい話だったと評価してほしいと思う」からあがってしまします。「評価されたい」と思うから、苦しい思いをします。

自分自身はろくでもないし、たいしたものでもない。普通の人だからと考え、人の前で話をするときに、「つまらない」と言われても、淡々と話してみよう!

「たいしたものではない自分」を受け入れると、人生は楽しくなります。

人間はもともとたいしたものではないので、自分の「あら探し」をする必要はないです。

あら探しをすれば欠点はたくさん見つかります。そうではなく、自分の「よいところ」を探して、「自分で自分に惚れる」ことが大切です。

 

「自分はたいしたことないけど、探してみるとそれなりにいいところもあって、案外いい奴かもしれないな」と思えたら、さらに人生は楽しくなります。

ポイント

まずは自分のよいところを書き出してみてください。他の人の評価は関係ないです。

他人の評価で生きるのではなくて、自分の評価で生きてください。そうすると、自分が良く見えてきます。

一喜一憂しない

面子やプライドを傷つけられても、笑っていられるのは強い人だからです。そうなるには、今の状況を受け入れて、一喜一憂しない自分になってください。

どんなに褒められても有頂天にならず、どんなにけなされても落ち込まないことが一番楽な状態です。

笑えない自分に悩んでいたり、イライラしている自分に悩んでいる人は多いです。

しかし、笑えないのもイライラしてしまうのも、誰かのせいではなく自分のせいです。他人にはどうしようもありません。

結局は、自分が自分を律するしかないです。

「強靭な精神力」を持つには、「感じない自分」をつくることがオススメです。

「孫子の兵法」には以下のように書かれています。

「一度も戦わない武将、戦わずして勝つ武将、敵を作らない武将こそが優秀である」

傷つきたくなくて、自分自身を守っている人は本当は弱い人かもしれないです。

どんな現象が起きても、舞い上がることも落ち込むこともなく、その状況を受け入れることで、自分の世界で完結させることが、悩まない人生を送るために必要なことです。

相手のラッキーを一緒に喜んであげること

人から「こんなラッキーなことがあった」という話を聞いた時に、聞いた側の人間には「2つの反応」があります。

  1. 嫉妬したり妬んだりする
  2. 「よかったね」と一緒になって喜び、祝福してあげられる

お釈迦さまは「随喜功徳」という教えを残しています。

これは、「人の喜びや幸せを一緒に喜んであげるだけで、自分が徳を積むことになる」という意味です。

つまり、「今日は、こんな楽しいことがあった」という話を聞いたら、ただひたすら「よかったね」と言っているだけで、「徳」を積み重ねていけるということです。

さらに、他人の幸せを「我がことのように喜ぶ」ようにすると、嫉妬心を克服することもできます。

相手のラッキーを一緒に喜んであげられる人が周りにいると、不平不満や愚痴、悪口をいう人がいなくなります。

このような人間関係を作ることができたら、どこへ行っても楽しいし、同時に特別にどこかへ行かなくても楽しくなります。

ポイント
喜びあえる人間関係に囲まれて人生を歩んでいけるならば、淡々と過ぎる普通の日常であっても、充分に幸せを感じられます。

まとめ

解説は以上です。努力して、必死になって、自分の力だけを頼りに生きていく人のもとには、幸せは寄ってこないです。

正義感や使命感を捨て、仲間からの頼まれごとを淡々とこなし、どんな問題が起こっても、すべてに「ありがとう」と感謝してみてください。

不平不満や悪口を言わず、肯定的な言葉を口に出してみてください。

すべての問題も出来事も幸せに感じることができ、最高の仲間に囲まれ、喜ばれる存在になれます。今回の解説が良かった、タメになった人はコメントをお願いします。

    「ありがとうの奇跡 神様・人・モノが味方になる70の習慣」 
    1. 自己主張をしない
    2. 肯定的な言葉を言い続けること
    3. 喜ばれる存在になる
    4. 感謝の気持ちを持つこと
    5. 「大変なこと」を笑顔で受け止めること
    6. 自分のことを「いい奴」だと思う
    7. 一喜一憂しない
    8. 相手のラッキーを一緒に喜んであげること

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