こんにちは、あっきーです!
そのため、年上の人は年下の人に楽しんでいるところを見せたほうがいいです。年下の人は、楽しんでいる大人を見ることが大切です。
「40代は楽しい」と言ってくれる人に出会うことが大切です。
40代で楽しそうな人たちは、どこかに必ずいます。身の回りにいないのは、周りには同じレベルの人しかいないからです。
あなたはどんな40代を過ごしたいですか?
この本では、40代がもっと楽しくなる方法を59個紹介していますが、このブログでは、僕が厳選した9個を解説していきます。楽しみが見つからない人、40代になるのが不安な、30代以下の人、40代をやり直したいと後悔している人におすすめのブログです。
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勉強になった、もっと知りたいと思った人はコメントください。
Contents
実力のなさがバレることを恐れない
例えば、「本を書きたい」と言いながら、8割以上は書かない人がいました。完成させると、「つまらない」と言われてボツになるからです。
これは実力がバレることへの恐怖です。
たとえボツでも、受け入れることで、何を直せばいいのか、どこを勉強すればいいのかがわかります。ですが、実力がバレるのを恐れている人は、足りないこともわからないまま、そこで止めてしまいます。「あとの2割で面白くなる」と言って、永遠に完成させないです。
しかし、バレたところから成長が始まります。30代は、上から「完成させろ」と言われます。40代になると、別に完成させなくても、うやむやでごまかせます。
「そのうち書ける」とか「頭の中ではできている」と言って、わざと完成させないことを選びます。これをしていると、その人はそこで止まります。30代までは、実力がバレても平気です。40代になると、みっともなくてイヤになります。
実力がないことをごまかしながら、努力から逃げるほうがみっともないです。
実力がないことを恥ずかしいと思うなら、努力してください。
▼まずは、自分と向き合うことから
- 40代になると、実力がバレることへの恐怖を持つ。足りないこともわからないまま、そこで止めてしまう。しかし、バレたところから成長が始まる。
- 実力がないことをごまかしながら、努力から逃げるほうがみっともない。まずは、自分と向き合うことから。
時間のかかる習い事を、始める
楽しいのは、一生かかってもできないくらい、時間のかかることをすることです。
楽しみの大きさは、かかった時間と比例するものです。
すぐできることは、すぐ楽しいのですが、すぐ楽しくなくなります。
できるまで時間のかかるものは、その分だけ楽しみの時間も長く持続します。
母親には、「ダンスは一生続けなさい」と言われていたそうです。中谷さん自身、「そう言われなくても続けるだろうな」と思っていたそうです。
しかしダンスは上手に踊れるようになるまで時間がかかるものです。特に、男性は難しくて時間がかかります。そのため、男性はほぼ挫折します。ダンス人口は、男性1に対して女性100です。
ご夫婦で来られた方は、大体ご主人が挫折します。奥さんは続けます。奥さんにボロクソに言われて、ご主人がめげてやめるパターンが多いのです。
奥さんは先生と踊っていると、自分がうまくなったような気分になれます。ご主人と踊ると、「あなたと踊ると私がうまく踊れない」と文句を言います。男性は女性の10倍くらい特訓しないと先生と同じレベルでリードできないので、挫折しやすいです。
男性でダンスを続けられている方はよっぽど忍耐力があります。それだけ、男性には忍耐力がいるものだから、ダンスは楽しいのです。ダンスは、あくまで一例ではありますが、時間のかかることは、ずっと楽しいものです。
楽しみながらできるので、無意識のうちに努力できるものです。
忍耐力もつきます。メリットばかりです。時間のかかる習い事がない人は、ぜひ取り入れてください。
▼楽しみの大きさは、かかった時間と比例するもの
- 習いごとで楽しいのは、一生かかってもできないくらい、時間のかかることをすること。楽しみの大きさは、かかった時間と比例するもの。
- できるまで時間のかかるものは、その分だけ楽しみの時間も長く持続。楽しみながらできるので、無意識のうちに努力できるもの。忍耐力もつく。メリットばかり。
40代からは、使う時代
貯金が増えていいのは30代までです。
40代からは、貯金を減らしていって、死ぬ時にゼロにするのがベストの形です。
貯めてばかりいる人は、その人を通るお金の総量が小さくなって、一生の中でできることが少なくなります。最終的に、貯金は子どもたちには行かずに、すべて国に寄附する形になります。お金は、稼ぐよりも使うほうが難しいです。
お金の使い方は、勉強しないと見つからないです。
使い方の見つからない人が、クルマと時計に走ります。お金を使うには、体力と知力が求められます。40代でお金の使い方の上手な人は、お金をかけなくても遊べるようになります。
お金は、使いながらだんだん使い方がわかってきます。人生を楽しんでいる人は、お金をまったく使わないわけでも、使っているわけでもないです。
正しく使って、それでいて、そんなに減らないです。「わずかな金額で、こんなに楽しめて申しわけない」という気持ちになれます。
▼お金を使うには、体力と知力が求められる
- 40代からは、貯金を減らしていって、死ぬ時にゼロにするのがベストの形。お金の使い方は、勉強しないと見つからない。お金を使うには、体力と知力が求められる。
- 40代でお金の使い方の上手な人は、お金をかけなくても遊べるようになる。40代からは、お金を使う意識をしお金の使い方を覚えるべき。そして、早く人生を楽しむこと。
思いきった長期の休みをとる
通常とれる、お盆休みや正月休みくらいではないです。
「そんなに休んだら席がなくなる」と心配するような休みをとってみることが、物事を考え直すキッカケになります。
体を壊して入院した人は、人生を見つめ直します。入院中に考え方が変わる瞬間があります。この方法が使えるのは日本人だけです。
外国人は、年がら年中、長期休暇をとっているので逆にあまり効果がないです。外国人は、夏休みも1ヵ月休むのは当たり前のことです。
日本人は、今までとったことがないくらいの休みをとってみると、最初のうちは「ああ、休みか。うれしい」と思います。ところが、次に不安が生まれます。「何をすればいいかわからない」「見つからない」という波を経ながら、人生を見つめ直します。
病気で入院した人は、それをキッカケに会社を辞めたり、新しいことを始めます。
日本の会社でも、思いきった長期の休みをとれる仕組みにどんどん変わっています。そのチャンスを生かせばいいです。休まないことは、勤勉であると同時に惰性で何かをしてしまうことです。
休んでみて初めて働くことの本当の価値を見出したり、仕事の意義や、ありがたみがわかります。
休むことにビビらなくていいです。部下からすると、「エッ、そんなに休むんですか」と言いながらも、長期の休みがとれる上司は魅力的です。一番魅力のない上司は休まない上司です。
管理部から、「厚労省からのお達しで、もう少し有給を消化しないとダメなんだよ」と言われても、一番休みをとらないのが40代という事態になったりします。休んでいない上司が、部下に「おまえ、休め」と言うのはおかしいです。
休むことも、大切な仕事の1つです。
率先して休んでください。長期休みで、人生を見つめ直してください。
▼休むことも大切な仕事の1つ
- 楽しみを見つけたり、今後の人生を考えるキッカケになるのは、「思いきった長い休み」。人生を見つめ直します。
- 休んでみて初めて働くことの本当の価値を見出したり仕事の意義や、ありがたみがわかる。休むことにビビらなくていい。休むことも、大切な仕事の1つ。
会社と家庭以外のコミュニティーを持つ
男性の場合は、ほとんどが該当します。第2のコミュニティーは、家族です。この2つのコミュニティーだけでは息苦しくなります。
第3のコミュニティーを持っていると、一気にストレスが和ら(やわら)ぎます。
趣味や勉強のコミュニティーを持っておくということです。これは決して、遊びではないです。キャバクラや飲み屋では、結局は第2の会社にすぎないです。趣味を持つことは、人としての特権です。会社や家庭は、生産性と繋がっています。
「そんなことをして何になるの?」と言われるような、生産性とはまったく関係のないことができる楽しみ方をするのはおすすめです。
例えばタモリさんの、石に対しての興味はオシャレです。石に関しては、興味のない人は、まったく興味がないところで終わってしまいます。先にコミュニティーを探すより、何かに興味を持つことによって、第3のコミュニティーを獲得すると、そこにはなんのしがらみもないです。出入り自由で、やめてもいいし来ても来なくてもいいです。
何も気を使うことがない1つのコミュニティーを持つことが、その人の精神的な健康に極めて役立ちます。
そこでは、上下関係も、ノルマもないです。ただ、勉強して、新しいことを学ぶという面白さがあるだけです。生産性とまったく繋がらないものが、本当に楽しいものです。
▼生産性とまったく繋がらないものが、本当に楽しいもの
- 趣味や勉強のコミュニティーを持っていると、一気にストレスが和らぐ。趣味を持つことは、人としての特権。
- 会社や家庭は、生産性と繋がっている。先にコミュニティーを探すより、何かに興味を持つことが、精神的な健康に極めて役立つ。ただ、勉強して、新しいことを学ぶという面白さがあるだけ。生産性とまったく繋がらないものが、本当に楽しいもの。
クレームを恐れない
実は、楽しみがもっと出てくるのは、クレームです。クレームが来て、「このクレームに対してどうしようか」と考えることが楽しいものです。クレームは、文句ではないです。
クレームは、「こういうことで困っている」という相談と同じです。
そのため、クレームを言う人は、怒っている人ではなく困っている人です。「それを一緒に解決してくれないか?」と言っているのがクレームです。クレームを言われても、「怒っている人が来ました」と言わないことです。クレームを恐れないでください。
「何か困っている人がいるから助けてあげよう」と考える人は、クレームを恐れないです。クレームは「あなた、こうしたほうがいいと思うよ」という意見です。
しかし、クレームを恐れている人は、「あなた、こんなことをしていると店がつぶれるよ」「あなた、そんなことをしていると、会社をクビになるよ」という意見が、全部クレームに聞こえます。
しかし、これはアドバイスです。アイデアを与えてくれます。
アイデアは、楽しむチャンスなので、それを全部「クレーム」という言葉にひっくるめないことです。クレームと思われているものは、実際は、ほとんどが困っている相談ごとと、「こうしたほうがいい」というアドバイスです。世の中にクレームなんてないです。
そう考えれば、クレームから逃げる必要はないです。
むしろ、ありがたい意見、アドバイスだと受け取り、改善に役立ててください。
▼クレームは「こうしたほうがいいと思うよ」という意見
- クレームは「こういうことで困っている」という相談と同じ。そのため、クレームを言う人は、怒っている人ではなく、困っている人。「それを一緒に解決してくれないか?」と言っているのがクレーム。
- クレームは「あなた、こうしたほうがいいと思うよ」という意見。アイデアを与えてくれているもの。アイデアは楽しむチャンスなので、それを全部「クレーム」という言葉にひっくるめないこと。
部下の成長が、上司の成長
部下を含めた、合計の成長が自分の成長です。
例えば部下が、今までできなかったことができるようになれば、それは自分の成長です。自分が売上を伸ばさなくても、部下が売上を伸ばします。それはすべて、自分の成長と同じです。
40代になっても、まだ部下と競争している上司もいます。部下が売上を伸ばして、自分が伸びていないと、面白くないです。そうすると、つい「調子に乗るな」と言ってしまいがちです。
しかし、部下の成長は、上司の成長です。
自分が成長することよりも、部下が成長することを喜びと感じることができるかどうかです。
部下が楽しい体験をしたら、それは自分の楽しい体験と同じです。これが「共有する」ということです。「所有する」という発想では、部下が成功すると自分の評価は相対的に下がります。麻雀の取り合いのように、ゼロサムゲームになります。
誰かの成長は、みんなの成長、そういうふうに考えられるようになると、人生はもっと楽しくなります。
自分の成長も、もちろん大切です。しかし、それ以上に、部下を成長させるほうがポテンシャルは大きいです。部下が1人でも、それぞれの成長が全体の成長です。全体の成長が自分自身の喜びになっていきます。
▼部下の成長を一緒に喜ぶこと
- 部下の成長は、上司の成長。自分が成長することよりも、部下が成長することを喜びと感じることができるかどうか。部下が楽しい体験をしたら、それは自分の楽しい体験と同じ。これが「共有する」ということ。
- 誰かの成長は、みんなの成長、そういうふうに考えられるようになると、人生はもっと楽しくなる。部下の成長を一緒に喜ぶこと。
笑う
男性のほうが、早く老化が始まります。
オバサンは、まだ笑っていますが、オヤジはなかなか笑わないです。「笑ってはいけない」と思っています。笑わない人は、常に笑ってはいけない場所にいます。それが突然、ムリに笑います。接待ゴルフのつくり笑いのようで、ヘンです。
笑いをつくる表情筋は、30以上の筋肉で成り立っています。ダンベルは、普段からトレーニングしていないと上がらないです。
それと同じで、ふだんから笑っていないと、筋肉が衰えて笑えなくなります。筋肉で笑えない人は、皮でムリヤリ笑います。眉毛で思いきり引っ張っている状態なので、ムリがあります。ムリに引っ張ると、ストンと落ちます。
これが「引きつったような笑顔」です。気の毒なことに、40代以上の男性は、普段からあまり笑ってはいけない状況にいます。「笑ったら負け」という思い込みもあります。外からと内からの両方の理由で、笑いの反復回数が少なくなります。
笑顔筋は、体の筋肉より先に老化します。
笑顔がなくなると、無表情になります。怒った顔にも筋肉が必要です。笑顔と怒った顔のどちらの筋肉もなくなって、能面のようになっていきます。筋肉が重力で下がって、そのまま、どんよりした不機嫌な顔になります。
脳科学の世界では、「面白いから笑うのではなく、笑っているから脳が面白いと感じる」といわれます。しかし順番が逆です。表情筋が衰えると、脳は「面白くないんだな」と判断します。
そのため、普段から笑ってください。笑いを作る表情筋を衰えさせないでください。
▼表情筋が衰えると、脳は「面白くないんだな」と判断
- 笑顔筋は、体の筋肉より先に老化。笑顔がなくなると、無表情になる。怒った顔にも筋肉がいる。笑顔と怒った顔のどちらの筋肉もなくなって、能面のようになっていく。
- 筋肉が重力で下がって、そのまま、どんよりした不機嫌な顔に。表情筋が衰えると、脳は「面白くないんだな」と判断。普段から笑い、笑いを作る表情筋を衰えさせない。
ニコニコしていると、楽しいことがやってくる
「私はニコニコしています」と言う人がいます。それはうまくいっている時です。
大切なのは、うまくいっていない時に、ニコニコできることです。40代はこれからまた、いろいろなことが起こります。楽しいことだけではなく、つらいことも起こるわけです。
つらいことがこった時でもニコニコできるかどうかが大事です。
その人がこの後の人生をどれだけ楽しめるかということに繋がります。面白いこと、楽しいこと、いいことがあるとニココニできて、つらいことがあるとニコニコできない人は、子どもです。
大人は、つらいことがあった時でもニコニコできます。そこでムリに大笑いする必要はないですが、かすかに微笑んでいるという状態ができます。
これを「ユーモア」といいます。ユーモアは、面白いことを言うことではないです。
ユーモアは液体です。体の中にユーモアという液体が流れているのが大人です。オヤジギャグを言う人が、「オレは、ユーモアがある」と言うのは間違いです。それはただのオヤジギャグです。大人は、つらい出来事を笑って乗り越えられるのです。
どんなときも、ニコニコと、微笑むことを忘れずに、楽しい人生にしてください。
▼体の中にユーモアという液体が流れているのが大人
- 大人はつらいことがあった時でもニコニコできる。そこでムリに大笑いする必要はない。しかしかすかに微笑んでいるという状態ができる。これを「ユーモア」という。
- ユーモアは液体。体の中にユーモアという液体が流れているのが大人。大人は、つらい出来事を笑って乗り越えられる。どんなときもニコニコと、微笑むことを忘れずに、楽しい人生を!
まとめ
中谷彰宏(なかたにあきひろ)】
- 実力のなさがバレることを恐れない
- 時間のかかる習い事を、始める
- 40代からは、使う時代
- 思いきった長期の休みをとる
- 会社と家庭以外のコミュニティーを持つ
- クレームを恐れない
- 部下の成長が、上司の成長
- 笑う
- ニコニコしていると、楽しいことがやってくる
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