こんにちは、あっきーです!
お金持ちと貧乏人は何が違うでしょうか?
1年は1日24時間365日ある条件は同じで、真面目に働いているにも関わらず、貧富の格差が生まれています。
自分が働いて得られる収入には限界があります。今の年収以上を稼ごうと思ったら、寝る間も惜しんで労働を増やすしか方法はないです。しかし、家族と過ごす時間が減ったり、プライベートの時間を犠牲にしなければいけないです。
お金持ちになる人は…積極的に人やモノにお金を投資して、自分が働いていない間に資産を構築できる状態を作っています。これは、お金持ちだからやっているのではなく、投資をやったからこそ資産額が伸びて、お金持ちになっています。
また、お金持ちは積極的に「お金が増えること」に投資をします。
株式投資や不動産投資は富をもたらしてくれます。
- 「本を読む」
- 「セミナーに参加する」
- 「コンサルを受ける」
といった自分自身のスキル向上のためにお金を使うことも、富をもたらしてくれます。
逆に、お金が増えない人は…「富を生まないもの」にお金を費やします。「マンガを買う」「ハイブランドを買う」「大型テレビを買う」など、収入が増えることがないモノにお金を使ってしまいます。お金が増えないものにお金をかけても、お金が増えるわけがないです。
世界のお金持ちTOP100人のすべてが「投資家」と「経営者」です。
そして、世界一のお金持ちが、投資の神様と呼ばれているウォーレン・バフェットです。
今回は、ウォーレン・バフェットが実際に行っていて、推奨している投資方法や考え方について9個のアクションプランを解説します。
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Contents
投資とトレードの違いを知る
しかし、バフェットが言っている投資は別物です。
トレードとは…「価格」に資金を投じることを指し、「投機」とも呼ばれます。株式投資で言うと「株価」に着目して取引をすることがトレードになります。トレードでは自分で取引をして利益を上げなければいけないです。つまり、自分の時間を切り売りすることになります。
一方で投資とは…「企業価値」に焦点を当てたものです。つまり、その企業が伸びるか伸びないかを判断して、資金を投じるものです。その企業に勤めている従業員や役員に対して、資金を投じて利益を得るスタイルのため、時間が空きます。
お金に対するマインドを変える
しかし、アメリカでは金融を学ぶためのカリキュラムが存在します。そして、当たり前のように金融を学んで、リテラシーを高めた多くの人が投資を行っています。
一方で、僕たち日本人は家庭のレベル感がそのまま自分のお金に対するレベル感になっているケースがほとんどです。日本はダメだダメだと思われることが多いですが、資本主義かつ民主主義という国では、世界第2位の国です。
- GDPで決まる。GDPで見ると1位がアメリカで2位が中国。しかし、中国では民主主義ではないため個人の財産という考え方がない。
- つまり、中国では個人でお金を増やす意味があまりないということ。個人の財産が守られていないため、どれだけ財産を築き上げても一瞬で奪われてしまうのが中国。
しかし、日本は環境とルールが整っています。
自分の財産を増やすことが自分の人生を変えることに直結します。
資本主義というルールかつ民主主義という国では、日本はアメリカに次いで世界2位の国です。日本は頭のいい人がたくさんいるためお金持ちも多いです。そのため国も潤って、お金持ち国家ですが、お金を持っていない人も多いため、国はお金持ちなのに国民は貧乏であるのが悲しい事実です。
なぜ、国はお金持ちなのに国民は貧しいのかというと、国によるお金の教育がなく「お金持ち=悪者」という考え方が古くから根付いてしまっているからです。
そのため、本当は環境が整っているのに、「マインド」や「ノウハウ」が整っていないために、日本人のほとんどが貧しい状態です。
海外では「お金持ち=ヒーロー」で海外の映画でもお金持ちが讃えられていることが多いです。しかし、日本では「お金持ち=悪役」のため、「稼ごう」とする人も少ないのが事実です。
資本主義のルールを理解する
まずは、正しいルールを知る必要があります。
資本主義のルールについて簡単に説明すると、年数を重ねれば重ねるほど、お金持ちはさらにお金持ちになって、貧しい人はさらに貧しくなることです。
「経済的に裕福でない人は厳しいのではないか?」と疑問に思うかもしれないです。ここで「税金」という概念が出てきます。
- 税金は、たくさんお金を持っている人から多くいただいて、低所得者の人に分け与えて、中間層を作るのが本来の役割。
- しかし、実際は、所得が高い人の方が払う量が少なくて、所得が低い人の方が多く払っている。
企業の場合、法人税以外の消費税が返ってくるケースがあります。一方、サラリーマンの場合は、返ってくることも無ければ節税方法もないです。
また、法人とサラリーマンではお金を使う順番が異なります。
法人の場合は…「お金を稼ぐ→お金を使う→残ったお金で税金を払う」順番。
サラリーマンの場合は…「お金を稼ぐ→税金を払う→残ったお金を生活に使う」順番。
実質、売上から税金を取られてしまうのがサラリーマンであり、売上から経費を引いて残ったお金で税金を払うのが法人です。つまり、実質サラリーマンの方が払っている金額も税率も高いです。
これがサラリーマンと経営者の大きな違いです。
所得が高い人はビジネスを持ってる人が多く、所得が少ない人はサラリーマンが多いですが、残念ながらサラリーマンの方が実質の税金額が多いのが現実です。
サラリーマンにはお金の循環が無く、お金が入ってきたら取られることになってしまいますが、法人は売上からお金を使って、残ったお金で税金を支払って、使ったお金でまたお金を増やすお金の循環があるため、お金が増えていきます。
そのため、お金持ちはさらにお金持ちになって、貧しい人はさらに貧しい人になります。
年間の支出を把握する
今のサイフの状況を理解できていなければ、これからのあなたにいくらの資産が必要なのか理解できずに、投資を行う目的が定まらないです。
- 「家計簿アプリ」を使うこと。
- アプリを使うことによって、毎月の支出額を自動で出してくれるため、分かりやすくて継続性もある。
毎月、家計簿をつけているとあることに気が付きます。
それは「無駄遣い」です。
あなたの中では無駄遣いしていないと思っていても、毎月の支出額を見てみると、必要のない出費があるパターンが多いです。家計簿をつける中で不必要な支出はどんどん減らしてください。
減らす基準としては、「3カ月以上使用していないもの」です。
- 代表的なものは、「サブスクの契約」。娯楽系のサブスクや携帯の電話回線も含む。
- 毎月の固定費を抑えるのも一つの手➡家賃が少し高いと感じるのであれば、今よりも家賃の低い部屋に引っ越しを検討。
- 水道光熱費が高いのであれば、水道や電気の会社を乗り換える。
- 毎月の電話料金が高いのであれば、格安SIMに乗り換える。
支出を少し減らすだけでも、投資に使える金額が増えるため、その分だけ経済的自由を得ることに一歩近づくことができます。
そして、FIREを実現させるためには、「年間支出の25倍の資産」が必要とされています。例えば、年間の支出が120万円だとしたら、FIREに必要な資産は25倍の3000万円になります。
オススメの投資法2選
①株式投資
株式投資が良い理由は「インフレ」に対して強いからです。
日本はインフレの国のため、物の値段が上がっています。物の値段が上がっていく中で株式投資は、それに対応する能力があります。
投資をするべき対象は「利益が右肩上がりに伸びていく」ビジネスです。つまり、株式投資をする上で、勝手に利益が上がる仕組みに財産を預けるため、右肩上がりに財産が増えるのは当たり前です。
②バリュー投資
バフェットがやり続けた投資で、結果を出すためにやることは次の2つです。
- いい会社を選ぶ
- 適正価格で購入する
- 儲かり続ける理由のある企業。株価を決める要因は、「割安」「成長」「人気」の3つ。
- 割安や成長は、業績に対する言葉。業績や売上に対して株価が安くて、利益が伸びていることを指す。
- ただ、「人気」に関しては少し特殊な要素が。人気のあるものや世の中が注目しているものは値段が上がる。逆に、人気が無いだけでものの値段は下がる。➡つまり、人気はものの値段を決める上で、上がり下がりが直結する要素。
しかし、これは投資家からすると、どうでもいいものです。
投資家の仕事は、割安や成長を見極めることだからです。人気の上下を追いかけていくのはトレーダーの仕事です。同じ株価を見たときに見ている要素が違うため、トレーダーと投資家はやることが異なります。
儲かり続ける企業を選ぶ
バフェットは、ライバルが出てこない銘柄しか買わないです。
ビジネス自体が特許や著作権のような法律で利益が守られているビジネスモデルを4つ紹介します。
①国益に絡むビジネス
国益に絡んでいるビジネスをやっている企業はほとんど倒産するリスクがないです。
リーマンショック時に、フォードは倒産しかけました。その際に、フォードを助ける決定が下りました。その理由として、フォードは戦車を作っていたからです。
日本で同じようなことを行っている企業があります。
それは、小松製作所です。工場の中に戦車を作っている場所があります。
このように軍事産業に関わっているような国益に絡むビジネスは倒産のリスクがかなり低いです。
②ブリッジビジネス
人と人を出会わせるビジネス➡「ブリッジビジネス」といいます。
このビジネスモデルを採用している企業としてGoogleがあります。Googleは「情報発信をしたい人」と「情報を収集したい人」たちをつないでいます。また、Amazonも「物を売りたい人」と「物を買いたい人」が出会う環境を作っています。
他にもマッチングアプリもブリッジビジネスに含まれます。
ブリッジビジネスは顧客が求めるものをくっつけることをやっていれば、絶対に儲かるビジネスです。
③スイッチングコスト
「何かを切り替えるのがめんどくさい」気持ちのことを「スイッチングコスト」と言います。手に入る結果は同じなのに、別のものに切り替えることで得られる成果は何もないです。そのため、リピーター率が極めて高いです。
だからこそ、お客様からずっと使い続けてもらえる可能性が高いビジネスモデルです。
- 「会計ソフト業界」。使用している従業員からすると、税務署などに提出する書類は同じなのに、わざわざ会計ソフトを変更するメリットが見当たらない。
- 切り替えることがめんどくさい業界の特性を持っている。
- また、携帯電話の解約手続きも同じ。
④規模の経済
大量に生産して、大量に販売するビジネスモデルを規模の経済と言います。
規模の経済はコストを下げて、安くすることができます。
規模の経済はコカ・コーラやペプシなど、海外の有名企業も採用していますが、日本の企業も行っています。パナソニックやシャープや東芝が戦後のバブルの時に、テレビや洗濯機や冷蔵庫を世界中に販売するときに使用しました。
- 大量に作ることではなく売り場を先に確保すること。先に売り場を確保しているからこそ、大量に生産したときに売れる。
- こういったビジネスモデルは真似しようと思っても真似できないのが現実。
- つまり、規模の経済は、かなり簡単なビジネスに見えるが、後から真似できない仕組みになっている。
規模の経済は、消耗品と相性がいいです。飲み物は生活していれば喉が渇いて、その度に「飲みたい」需要が生まれてきます。生活に必要な消耗品を作っているメーカーはかなり強いです。
以上のビジネスモデルを持っている企業は、「良い会社」と呼んでもいいです。
銘柄を買うタイミングを見極める
2008年にはリーマンショックが起こりました。2020年にはコロナショックが起こっています。この〇〇ショックが起こった時はどんな時も「買い」のタイミングです。
あなたがやることは1つです。
〇〇ショックが次のタイミングで起こる、その時までに企業のリストアップを済ませておいて資金の準備をすることです。そして、それまでに少額でもいいので、投資の経験をしておくことです。
そういう準備をやっておいて、まさにその問題に直面したときに、まとまったお金をリストアップした会社に投入すると財産を簡単に作ることができます。
バフェットは、このやり方を繰り返しているだけです。特別なことは何も行っていないです。長期投資は多くの人はやりたがらないため、ずっと穴場な市場です。
世の中は短期的に稼ごうとする人ばかりです。そういう人たちは最終的にはパチンコや競馬に手を出して、逆に財産を失ってしまいます。
長期目線で動いた方がリターンはかなり高いです。
行動する
それは、素早く決断して行動できる人間と、なかなか物事を決めることができずに、なかなか行動できない、もしくは行動するまでに時間がかかる人間です。
世の中で経済的自由を手に入れている人やセミリタイアを実現させている人は、当然のことながら「すぐに行動した人」です。
周りを見渡してみると、会社や周りの環境の愚痴を言っているだけで、自分の力で何も変化を起こそうとしない人ばかりです。
だからこそ、今こうやって行動して、この動画を見ていただいたあなたには、投資の世界でコツコツと資産を積み上げ、経済的自由を手に入れて、理想のライフスタイルを確立してほしいです。
投資をするうえで気を付けるポイント2つ
①投資で勝っていない人の話を聞かない
当たり前の話ですが、投資で勝っていない人の話は絶対に聞かないでください。
たまにYouTubeやSNSなどで過去の経験を元に株式投資の情報発信をしている人を見かけます。しかし、そもそも株式のマーケットは、今この瞬間もずっと変わり続けています。
だからこそ、今の市場を見続けている人から学ばない限り、正しい投資のスキルを得ることはできないです。
②短期的な欲求に惑わされない
最終的に経済的な自由を手に入れる人は、「長期的な目線」を持って投資に臨んでいます。
短期的な欲求に負けてトレードやギャンブルに走ってしまうと、資産を増やすどころか逆に減らしてしまう可能性があります。そして、バリュー投資を行う時も長期的な目線がなければ正しい企業分析ができないです。
まとめ
【「ウォーレン・バフェットの投資術:最短でFIREを達成する方法」
柏木 悠介(かしわぎ ゆうすけ)著】
- 投資とトレードの違いを知る
- お金に対するマインドを変える
- 資本主義のルールを理解する
- 年間の支出を把握する
- オススメの投資法2選
- 儲かり続ける企業を選ぶ
- 銘柄を買うタイミングを見極める
- 行動する
- 投資をするうえで気を付けるポイント2つ
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