『やさしいままでうまくいく』福永涼人著

こんにちは、あっきーです!

あなたはビジネスで成功している人とはどんな人だと思いますか?

多くの人はガツガツしている人をイメージします。人を押しのけて自分を売り込む能力に優れる人でなければビジネスは成功しないと思う人が多いです。

この本の著者の福永さんも30歳で起業したときには、ガツガツしようと必死になりましたがうまくいかなかったです。

そこで、方針を変えてありのままの自分で頑張ることにしました。

クライアントの気持ちを理解したり、潜在的な欲求をキャッチしたりするうちに、依頼は増えていきました。そしてクライアントに「やさしさ」を感謝されるようになりました。

やさしい人だから、相手の気持ちに気づいてあげられます。悩みに寄り添ってあげられます。やさしさは才能です。

ガツガツすることもやさしさも才能です。頑張りたいのに頑張れない人は、自分に合わないやり方をしています。

大切なことは、あなたがあなたらしくいることです。

このブログではあなたの人生を変えるやさしさの秘訣を8個解説していきます。肩の荷が下りた、メンタルが楽になったという人はコメントください。

参考文献
⬛やさしいままで うまくいく(福永涼人著 / 自由国民社)
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Contents

輝けない人なんて1人もいない。

私に合う仕事なんてない。共感してくれる人なんていない。そう思うときは、今の環境があなたに合っていないです。

現在の日本は豊かな国になり、選択肢が増え、可能性も以前より多様化しています。それにも関わらず、夢をあきらめ自分の才能を閉じてしまう人が多いです。

あなたが輝ける場所は必ずあります。自分の居場所探しを諦めないでください。

そのためにも自分を大切にすることです。自分を大切にするためには3つのことを意識してください。

  • 自分の気持ちを正直に感じて受け入れる
  • 自分のやりたいことができる環境を探す
  • 自分のやりたくないことはできるだけしないようにする

自分を誰より大切にするのは「あなた」自身です。自分自身を丁寧に扱えない人が、他人を大切にできるはずがないです。

ぜひ今日から「自分を丁寧に扱う」ことを始めてください。失敗は山ほどしても大丈夫です。転職を繰り返してもいいし、やりたくない仕事を一時的にやっても良いです。

それでも「自分はダメな人間だ」という結論だけは絶対に出さないでください。今できることを、希望を持って行ってください。環境が合っていない人は、本来いるべき環境を探してください。

他人と比較して自分を責めない。

あの人の方が才能がある、評価されている。あの人の方がお金を稼いでいる。そんな風に自分と他人を比較して落ち込むことがあります。

世の中には「他人と比較することをやめればいい」とアドバイスする人がいます。しかし、他人との比較は続きます。私たちの生活は比較の連続です。

私たちが比較をやめることは、現実的には難しいです。

周りから比較されて、褒められることで自信がついたと感じることがあります。しかしその自信は、「優越感」という偽りの自信です。

他人よりも優秀でい続けることは不可能です。自分より優秀な人は必ず現れます。その結果、偽りの自信はあっけなく崩れ去り、優越感とは真逆の劣等感を味わいます。

周りに他人の欠点を探して悪口を言っている人がいるんだよね...

それは自分に自信がない人の特徴です。自分の方が優れているという感覚は、本当の自信ではなく、劣等感と表裏一体の優越感です。

 

これではいつまでも自信は持てないままです。本当の自信は、他人との比較とは異なります。

本当の自信をつけたい人は、他人と比較して自分を責めないでください。他人と比較すること自体はOKです。

他人と比較してしまう自分を受け入れ、落ち込む自分を「つらいね、落ち込むよね」とやさしく受け入れてください。

ポイント
過去の自分と比較して、今の自分は少しでも成長できているか考えます。「少し前進したかも」と思えれば十分です。たとえわずかな進歩でも評価する「やさしさ」を自分自身に投げかけてください。

苦手な人への5つの対処法。

誰でも好きな人がいるように、苦手な人がいます。全員を好きになることは難しいです。人間関係で悩む人は、やさしすぎる人です。

苦手な人のことを無理やり好きになることは骨の折れることです。そして、こちらが頑張って好きになっても、相手から避けられることもあります。

少し肩の力を抜いて、「自分の好き」を優先してください。人はすべての人を好きにならなくても、好きになってもらわなくても生きていけます。

しかし、わかっていてもうまくいかないのが現実の人間関係です。職場や近所づきあいなど逃れるに逃れられない関係性もあります。

ストレスを抱えないように、苦手な相手との人間関係の悩み・ストレスを和らげる方法を5つ紹介します。

  1. 相手との心の距離を100メートル取る。
  2. 名演技をする俳優になる。
  3. 信頼できる人だけに相談する。
  4. 自分をレベルアップさせる時間にする
  5. 逃げる。

 

相手との心の距離を100メートル取る。

苦手な人をイメージして100メートル、心の距離を取ってみてください。

距離が離れると相手の存在がとても小さくなり、逆に自分自身の存在が大きく感じられます。

100メートル向こうから、小人のような相手が頑張ってあなたに話しかけている姿が、滑稽でかわいらしく見えたら作戦成功です。

やさしい人はどうしても相手の気持ちに寄り添い、理解しようとします。しかし苦手な人と心の距離を近づけると、その人の言動や感情に敏感に反応してしまいます。

あえて日頃のやさしさをストップさせて、心の距離を取ってください。

 

名演技をする俳優になる。

苦手な人とどうしても関わらなければならない場面だけ、名演技をしてその場を演じ切ります。

「スタート」から「カット」まで演技してください。

共演者が苦手な人であっても観客に気付かれないようにします。名俳優になりきって、苦手な時間を楽しんでください。

信頼できる人だけに相談する。

信頼できる人に知恵を借りてください。自分だけではたどり着けないような気付きを与えてくれます。

一緒に悪口を言って盛り上がる人ではなく、あなたの話を受け止めて、気持ちが楽になるアドバイスをくれる人を選んでください。

たくさんの人に相談すると、気づいたら周りに拡散されることがあります。本当に信頼できる相手を選んで相談してください。

自分をレベルアップさせる時間にする

苦手な人とは実は自分の姿の投影です。

例えば甘え上手で助けてもらってばかりの人を見てイライラするのは、自分も甘えたいのに我慢しているからです。

苦手な人と向き合うときは、自分自身の本当の願いは何か考える機会にしてください。

苦手な人との時間を、自分をレベルアップする有意義な時間に転換してください。

逃げる。

苦手な人と縁を切って逃げることは選択肢の1つです。「この人が嫌い」と感じるセンサーは生きる上で大切な感覚です。

「苦手」という気持ちを大切にしてください。苦手な人と無理に接して、身体や心を壊さないでください。

あなたの人生の主役はあなたです。自分を守ることを大切にしてください。

これが5つの方法です。

忘れてはならないことは、苦手な人は克服する対象ではないということです。

相手の行動や発言を変えることはできませんが、自分の意識は変えることができます。自分自身が心地よくいられるようにセルフマネジメントしてください。

セルフイメージを書き換える3つの方法。

この本の著者の福永さんはいじめられた経験があります。いじめられた経験があると「自分は価値がない存在だ」とセルフイメージが低くなりがちです。

セルフイメージが低いと仕事も生活もうまくいかなくなります。セルフイメージが低いと自分自身を雑に扱うようになります。

自分の感情を押し殺さないでください。体が疲れていたら休んでください。自分自身を雑に扱えば、周りも自分を雑に扱います。

そしてより一層セルフイメージは悪化します。悪循環を断ち切るためにセルフイメージを高める方法を3つお伝えします。

  1. 持ち歩くもの、身につけるものを変える。
  2. 自分に肩書きをつける。
  3. 憧れの人のマネをし、苦手な人を反面教師にする。

持ち歩くもの、身につけるものを変える。

服、かばん、靴、アクセサリー、財布、時計など身につけるものを変えてください。

自分が心地よいもの、身につけるだけで気分がよくなるもの、未来の自分にふさわしいものを身につけます。

未来の自分にふさわしいものという視点を持つ事で、セルフイメージを高めてください。

自分に肩書きをつける。

自分で自分に肩書きをつけてみてください。今の自分に不相応な肩書きをつけても大丈夫です。

大事なことは、気軽な気持ちで名乗ることです。

SNSやブログに掲載したり、名刺を作ったりして、肩書きを名乗ってください。名乗ることで興味を持ってもらえるかもしれませんし、何かを依頼されることもあるからです。

憧れの人のマネをし、苦手な人を反面教師にする。

憧れの人のマネをしてください。判断に迷ったときには「こんなとき、憧れの人ならどう考えるだろう?」とイメージします。

憧れの人だけではなく、苦手な人からも学ぶことができます。「この人のようなことを私はしない」と反面教師にしてください。

苦手な人と一緒にいる時間も自分のセルフイメージを高めるために有効活用してください。

ここまでが3つの方法です。

大切なことは、いまのままの自分で十分素晴らしいと自己認識することです。

自分で自分を認めなければ、やがては他人に認められたいという承認欲求が出てきます。そうすると、他人に依存する人になってしまいます。

自分で自分を大切に扱ってください。自分を大切に扱えば、あなたを雑に扱う人は、自然と離れていきます。

大切にされないことに慣れてはいけないよ。そして、あなたのことを大切にしてくれる人を大切にしよう。

集団の中で「雑に扱っていい人」になってしまうと、そこから抜け出すことは難しいです。

ポイント
もしあなたが、自分の扱われ方が不本意だと思うなら、勇気を出して逃げてください。新しいコミュニティを探してそこでセルフイメージを上げてください。

ワクワクを優先する。

あなたが今の仕事をワクワクした気持ちでやっているか、そうでないかは大きな問題です。

例えば大手企業に就職し、その仕事も好きだったけれど心の中のワクワクを優先して起業した人がいます。

今も順調に仕事を続けているその人は、ワクワクすること全力を注ぎ、そうでない仕事は断ります。

たとえそれが大きな収入につながったとしてもです。

起業で失敗する典型的なパターンは、すぐに儲かりそうなことをすることです。

例えばタピオカミルクティーが流行っているからやる、アフィリエイトは簡単そうだからやるなどです。

簡単に儲かりそうだからという気持ちで起業したら多少は儲かるかもしれませんが、やりがいは少ないです。大切なことは、本人がワクワクしているかどうかです。

収入があってもワクワクしない仕事をしている人は、自分が幸福ではないと感じます。

人生の中で一番長い時間を占めるのは仕事。仕事でワクワクするなら人生はとても幸福だね!
ポイント
やさしい人は他人を思いやるあまり、自分に目を向けることが疎かになります。自分の心に目を向け、何にワクワクするのか見つけ出してください。

周りの人を応援する。

うまくいく人とは周りから応援される人です。周りから応援されるようになるため大切なことは、好きなことを仕事にすることです。

好きなことをしているとき人はワクワクします。ワクワクしている人は周りに良い影響を与えます。

「好きを仕事にする」ために何をしたらよいかわからないんだけどどうすればいい?

そのときは、好きを仕事にしている人、ワクワクした心で活動している人を応援してください。

応援するポイントは心を込めることです。ただ紹介するだけではなく、心を込めて紹介してください。

紹介の仕方が上手か下手かではなく、心を込めることを意識してください。

応援されると、人の心はワクワクします。そのワクワクは応援しているあなたにも伝わります。あなたがワクワクしていると、自然と、あなた自身が応援される機会が増えていきます。

ワクワクした人生を送りたければ、ワクワクしている人のそばに行き、心を込めて応援してください。

競争に疲れたときの生き方。

もっと売上を上げたい、お客さんに来てほしい。そのように考える人は多いです。

大切なことは、目的を達成したことで湧き上がる「感情」です。しかし売上アップができたからといって、すべての人が幸せになれるわけではないです。
ポイント

売上の先にある感情に、幸せのポイントがあります。クライアントは安心感を得るために相談に来ています。

お金を稼ぐとかお客様を増やすということは目的を達成するための手段です。

現状の資本主義社会の中では、「数で勝負する」競争社会に飲み込まれてしまいがちです。しかし、この概念はあくまで世の中にある尺度の1つです。

これからの時代は、あなたの心で感じたうえでしっくりくる考え方、ワクワクする考え方を実践することが大切です。

「何のために働くのか」という自分自身の中にある目的と向き合ってください。あなたの心がうずいてワクワクすることは何だろう?と自分自身に問いかけてみてください。

成果を出すという1つの尺度から少し離れて、自分自身の幸せの尺度を手に入れてください。幸せを感じられたあなたなら、喜びも安心も、売上も集客も満足するほど達成できます。

すぐに成果が出ないときの対処法。

多くの人は、早く成果が出ることを願います。そしてなかなか成果が出なければ焦ります。現実に成果が出るのは1ヶ月後かもしれないし、1年後かもしれないし、もっと先かもしれないです。

重要
成果は思っていた形が100%現実になることは少ないです。悪い結果が出ることもありますが、ミラクルが起こって素敵な結果が出ることもあります。

花をイメージしてください。花が咲くまでには長いストーリーがあります。種は「想い」花は「成果」です。

種は時間をかけて育ち、芽を出す。茎をのばし、葉を増やし、やがて蕾が出て、ベストな時期に花が咲くんだよね!

冬の時期に「何故すぐに花が咲かないのか!」と焦っても花は咲かないです。花が開花するには準備の時期があり、最高の時期に開花します。

成果を求めて、心が焦って不安なときには、大自然の中に行って植物を見たり、触れたりしてください。自然が私たちに最高の時期を教えてくれます。

花が自然の一部であるように、人間も自然の一部です。

誰もが最高のタイミングと最高の場面で開花します。今できることを最大限にしてください。

準備をしながら自然に委ね、ワクワクと気長に待ってください。

まとめ

最後に、伝えたい3つの言葉があります。

「逃げてもいいんだよ」

「夢は諦めないで」

「仕事をすることは辛いことではなく幸せなこと」

逃げて頑張ることを繰り返して、この本の著者の福永さんは「好き」を形にできる現在の仕事に辿り着いています。

ブログで解説したテクニックを実践して、自分の居心地の良い場所を見つけてください。そして、後悔しない人生を送ってください。

自分らしく大きく羽を広げて生きてください。夢は必ず叶います。

今回の解説で気持ちが楽になった、ストレスが減ったという人はコメントください。

    『やさしいままでうまくいく』
    1. 輝けない人なんて1人もいない。
    2. 他人と比較して自分を責めない。
    3. 苦手な人への5つの対処法。
    4. セルフイメージを書き換える3つの方法。
    5. ワクワクを優先する。
    6. 周りの人を応援する。
    7. 競争に疲れたときの生き方。
    8. すぐに成果が出ないときの対処法。

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    ⬛やさしいままで うまくいく(福永涼人著 / 自由国民社)
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