こんにちは、あっきーです!
このアドバイスは、多くの人が何回も言われてきた言葉だと思います。ただ、アドバイス通りに自分を客観視できる人はごく僅かというのが現実です。
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自分を客観視して、自分の長所や短所を把握するのは簡単ではないです。というよりも、自分を客観視するためのツールと手段をは知らなければ絶対にできないです。
自分を客観視できている人達は、「数字」というツールをうまく使いこなしています。
数字は客観的な視点を与えてくれる「モノサシ」です。仕事ができる人、急成長する人の共通点は、物事を数字で考えられることです。強化すべき部分を数字で認識し、正しく埋めようとします。
その結果、正しく成長できます。今回のブログでは、圧倒的に仕事力が上がる数値化のコツを8個解説していきます。是非、常に物事を数値化して考えられる戦略家になってください。
今回のブログを観て参考になった。面白いと思った人はコメントお願いします。
Contents
数字で考える
「数字では表せないものがある」という言葉を使い、数字に疎い自分を肯定しようとする人がいます。
ただハッキリ言って数字を上手く使えない人はビジネスで成功できないです。これは経営者に限ったことではないです。社内でチームマネジメントを行う立場の人や、平社員も含めた全てのビジネスパーソンに共通して言えます。
数字は自分の現状を客観視して正しく理解する唯一のツールです。「自分は学業が優秀だ」と、どれだけ言い張っていたとしても、テストの点数や偏差値という数字がなければ「学業優秀」の証明はできないです。しかし「全国共通模試10位」であったり「偏差値75」などの数字が加わると簡単に「学業が優秀」である証明ができます。
生徒数が少ない地方の学校に通い、学内1位の成績をとり続け「天才」と呼ばれている人がいます。絶対に東大に合格すると信じられています。ただ全国模試を受けた結果、偏差値65でした。この学生は、数字がなければ、実はもっと勉強を頑張る必要があることを知れなかったです。
数字を上手く使えない人は、自分を正しく把握することができない人です。逆に数字を上手く使える人は、自分の現状を正しく把握できます。自分を正しく把握できるからこそ、次やるべきことを正しく判断できます。
現在地がズレてしまうカーナビは何の役にも立たないです。あなたは自分の現在地を正しく把握できていますか?自分の現在地を正しく把握する「数字の使い方」ができていますか?
▼数字は現状を客観視できる唯一のツール
- 数字を上手く使えない人はビジネスで成功できない。数字は自分の現状を客観視して正しく理解する唯一のツール。
- 数字を上手く使えない人は、自分を正しく把握することができない人。数字に強くなって正しく自分を理解できる人になること。
数字のある会話
新規事業として「こんなサービスを届けたい」や「このビジネスはくうまくいきそうだ」という話をされた時、感情を抑えて数字で判断できる人が成功する人です。
優秀なビジネスパーソンの会話の中には、必ず数字が出てきます。あなたの会話に数字は出てきますか?もし数字が出てこないのであれば、あなたは情熱で押し切る方法しか知らない可能性が高いです。そしてあなたと同じように、あなたの周りも情熱で押し切る方法しか知らない可能性があります。
情熱で押し切る方法は、必ず壁にぶつかります。30代、40代で情熱任せの方法しか知らない人は、社会人としてかなり厳しいです。情熱は数字で基盤を固めたあとの、最後のひと押しだと考えてください。
そして数字に強い人ともっと関わりを持って、あなた自身も数字に強い人になってください。例えば、自分の1日を数字で考えたことはありますか?成長の遅いビジネスパーソンは半年、一年などの長期的な目標を掲げます。そしてその目標達成のための具体的な行動計画を立てないです。
これは夏休みの宿題を「そのうちやろう」と甘く考え、結局、最後まで宿題をやらない人と同じです。ビジネスパーソンとして成功したいなら、こんなやり方ではダメです。
目標達成に向けて具体的な行動計画、1日単位の計画を立ててください。目標達成のために使える時間は何時間あるのか把握する。そして、その時間内でのどのような行動をどの程度できるのか考えて計画を立てる。
これが、目標達成できる計画の立て方だと考えてください。
▼情熱は数字で基盤を固めたあとの最後のひと押し
- 優秀なビジネスパーソンの会話の中には、必ず数字が出てくる。数字を使わず情熱で押し切る方法は、必ず壁にぶつかる。
- 情熱は数字で基盤を固めたあとの、最後のひと押しだと考える。
「数値化」をクセづける
そして、意識した時にしか数字を使えない人よりも、無意識に数字を使える人の方が圧倒的に強いからです。そのため、あなたも日常から数字を使える人になってください。
「数値化」をクセづける時、特に意識して欲しいことは「形容詞」「形容動詞」「副詞」を自分が使っているか注意してみることです。
そのため、日常の中でこのような言葉を使う際には根拠となる数をた出して「なぜ速いと言えるのか」「なぜとても良いと言えるのか」を説明できるようにしてください。
例えば「あの店が好きです」ではなく「あの店は週に2回も足を運んでしまうほど好きです」の方が、好きの基準が明確になります。他にも「できるだけ早くこの仕事を終わらせる」ではなく「いまから2時間でこの仕事を終わらせる」の方が基準が明確です。
数字を入れ込むと、自分の中の基準、モノサシが明確になります。そして、誰にでも誤解なく物事が伝わります。「この間、とても大きなステーキを食べた」よりも「この間、2キロもある大きなステーキを完食した」の方が伝わりやすいです。
さらに「鉄板焼きとかで出てくるステーキ1人前は200グラムぐらいだよ」という補足を入れると、より明確に伝わります。
▼「形容詞」「形容動詞」「副詞」を自分が使っているか注意
- 「数値化」をクセづける時、特に意識して欲しいことは「形容詞」「形容動詞」「副詞」を自分が使っているか注意してみること。
- 日常の中でこのような言葉を使う際には根拠となる数を出して「なぜ速いと言えるのか」「なぜとても良いと言えるのか」を説明できるようにする。
PDCAと数値化
では、なぜ人によって効果に違いがうまれるのでしょうか?
その理由は、PDCAに数字を入れているかどうかです。PDCAを数値化できる人は、最終的に必ず成功を手にします。
その理由は、計画が明確なので行動量が狂わないからです。そして数値化により現状確認も正確で、正しく対策できます。例えば、400ページある本を10日で読み切ると計画を立てたとします。そうすると、1日で40ページずつ読めばいいことがわかります。本を読み始めて3日後に150ページ読めていれば非常に順調で、10日もかからずに読めそうだとわかります。逆に3日後に100ページしか読めていなければ、少しペースが遅いことがわかります。
そしてもし、明日、遅れを取り戻したいと考えたら「明日はどうすれば60ページ読めるのか?」という思考を働かせることができます。要は数値化されたPDCAは確実に目標に向かって前進できるのです。数値化されたPDCAは「なんとなく」の感覚を許さないです。「いつまでに」という期限が明確です。そのために「どのくらい」という行動量が明確です。だから進捗状況を毎日でき、大きなズレが生じる前の修正が可能です。
目標を達成できない人の多くは「何をどの程度すればいい」という行動計画が不明確です。行動計画が不明確だから行動できないです。行動計画が不明確だから行動量が足りていないです。その結果、目標に手が届かないんです。
もし達成したい目標があるのなら、必ず数値化したPDCAを活用してください。
▼PDCAには必ず数値化した目標を入れる
- ビジネスでは、よくPDCAというフレームワークが使われる。このフレームワークを上手く使っている人は、必ずPDCAに数字を入れている。PDCAを数値化できる人は、最終的に必ず成功を手にする。
- 目標を達成できない人の多くは、PDCAを感覚で回している。その結果、行動量が足りないうえ、修正・改善が的確にできない。
PDCAをやってみる
まずはP、計画で「半年で12件の新規顧客を獲得する」という目標を立てたとします。これは今回の「大きなサイクル」です。「大きなサイクル」が決まったら、次に考えるのが「小さなサイクル」です。
目標達成のための行動計画を1日単位に分解し「1日4件のアポを入れる」というKPIを設定します。そしてこの「小さなサイクル」であるKPIの達成度を毎日確認します。
ここで大切なのは「今日は目標の4件はいかなかったけど、半分以上の3件はできたから良しとする」という甘さを捨てることです。曖昧な振り返りに価値はないです。振り返りは心を鬼にすることが大切です。「未達になった原因はどこにあるのか?」「明日からは何を修正すればいいのか?」を突き詰めてください。
ちなみにここでも重要なのは数値化です。例えば、昼の時間帯にアポイントとは関係のない業務で2時間使ってしまった。明日はこの業務を1時間で終わらせてアポイント取得時間を1時間増やす。そしてその時間で20件の顧客リストにアプローチをする。といった感じで、必ず数字を入れてください。
数値化したPDCAを実践する時、大切なのは計画が100%正しいものである必要はないという感覚です。計画の段階で考え込みすぎると行動が止まってしまいます。足を止めて考えるのではなく、走りながら考える意識が重要です。PDCAのCとAはそのためにあります。
▼PDCAの「大きなサイクル」と「小さなサイクル」
- PDCAには「大きなサイクル」と「小さなサイクル」がある。「大きなサイクル」は長期目標、「小さなサイクル」は日々の行動計画。「小さなサイクル」の達成度を毎日確認数値化して確認するのが大切。
- そして確認で大切なのは数字で考えて甘さを捨てること。「未達になった原因はどこにあるのか?」「明日からは何を修正すればいいのか?」を突き詰める。
「平均のウソ」に騙されない
特に「平均以上」という言葉は危険です。
例えば3チームの営業チームがあるとします。そしてAチームの売り上げは900万円、Bチームの売り上げは600万円、Cチームの売り上げは300万円で、3チームの平均売り上げは600万円です。ではこの時、AチームとBチームは平均以上だからといって安心していいのか?Cチームが足を引っ張っていると下に見ていいのか?
もしかすると、Aチーム、Bチームの市場は競合が少ない割に人口密度が高く、他のチームよりも有利な条件が揃っているだけかもしれないです。もしかすると、Cチームは市場が非常に厳しく売り上げは低いが、成約率の高い優秀なチームかもしれないです。
このような可能性を考えず「自分は平均以上だから大丈夫」という意識を持ってしまっては、自分で自分の成長を止めてしまうことになります。
「平均」は机上の数字でしかないです。「平均以上」は思考を停止させる危険な言葉です。ダメな研究者は、自分に都合のいい数字だけを見て恣意的(しいてき)に情報を操作すると言われます。
是非、あなたはダメな研究者と同じにならないでください。自分に都合のいい数字を見るようになると成長が止まってしまいます。数字は自己満足のために使うものではないです。数字は自己成長して、自分の目標を達成するために使うんです。
是非「平均のウソ」に騙されず、正しく数字を使ってください。
▼「平均のウソ」に注意する
- あらゆる物事を数値化して、数字によるマネジメントを行う際、注意しなければいけないのが「平均のウソ」。特に「平均以上」という言葉は危険。
- 「平均以上」という言葉は、自分を安心させて思考を止める危険な言葉。数字は自己成長して、自分の目標を達成するために使うこと。
「短期」と「長期」の2つの視点
ただ、最近は「時間は大事」という言葉の影響で短期的な時間しか見ていない人が非常に多いです。時間には「短期」と「長期」の2つの時間があります。
短期の時間は非常にイメージしやすい時間です。3時間かかるはずだった仕事を、頑張って2時間で終わらせた。スマホでSNSを眺めている時間を1時間減らした。この様な、時間の無駄を可能な限り削り落とすことが短期の時間を大切にしている人の行動です。
ただ、先ほども言った様に、時間には「短期」と「長期」の2つの時間があります。時間が大事とは「今日の1分間」「今日の1時間」のことだけを指す言葉ではないです。
長期の時間を意識するとは「長期的視点で未来の得をとる」考え方です。例えば時給900円の2つのアルバイトがあるとします。そのアルバイトの内容は、ひとつは客が少ない時間帯に座っているだけでいいアルバイト。もうひとつは、客が多い時間帯に忙しく働かなければいけないアルバイトです。
この2つのアルバイトを見た時、短期の時間を意識している人は、客が少ない時間帯に座っているだけのアルバイトを選びます。少しでも楽にお金を稼ぎ、少しでも遊ぶための元気を残しておきたいと考えます。それに対して長期の時間を意識できる人は忙しいアルバイトを選びます。その理由は、忙しい時間の仕事を体験することは、長期視点で貴重な経験になる可能性が高いからです。忙しい環境下でスタッフへの気配りができる人材は、どんな職場でも重宝されます。
長期の時間は、短期の時間とは違い、意識しなければその価値が見えないです。全員に見えているものではないです。そして、全員「には見えていないからこそ、他の人と差をつけやすいポイントです。
▼長期の時間の価値を意識して周りと差をつける
- 時間には「短期」と「長期」の2つの時間がある。時間が大事とは「今日の1分間」「今日の1時間」のことだけを指す言葉ではない。
- 長期の時間を意識するとは「長期的視点で未来の得をとる」考え方。長期の時間は、短期の時間とは違い、意識しなければその価値が見えない。全員には見えていないからこそ、他の人と差をつけやすいポイント。
「良い損失」と「悪い損失」
「良い損失」とは長期の時間で考えると大きな得をもたらす一時的な損失です。「悪い損失」とは長期の時間で考えても何の得もない損失です。
世の中には失敗を恐れる人が多くいます。とにかく目先の損失をなくそうとする人が多くいます。短期的な失敗や損失をゼロにすることを意識しすぎて、長期の得を手放すことがないようにしてください。
損失には「悪い損失」もありますが「良い損失」もあります。
▼「良い損失」か「悪い損失」か判断する
- 損失には「良い損失」と「悪い損失」が。「良い損失」とは長期の時間で考えると大きな得をもたらす一時的な損失。「悪い損失」とは長期の時間で考えても何の得もない損失。
- 世の中には失敗を恐れる人が多く、とにかく目先の損失をなくそうとする人が多い。短期的な失敗や損失をゼロにすることを意識しすぎて、長期の得を手放すことがないように。
まとめ
- 数字で考える
- 数字のある会話
- 「数値化」をクセづける
- PDCAと数値化
- PDCAをやってみる
- 「平均のウソ」に騙されない
- 「短期」と「長期」の2つの視点
- 「良い損失」と「悪い損失」
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