こんにちは、あっきーです!
人を変えるのは、小さな習慣の力です。僕たちが一瞬一瞬、積み重ねていく言葉や行動は習慣になっていきます。
不思議なもので、いい習慣がひとつ身につくと、ほかの動きも変わってきます。自分が少しばかり、ちゃんとした人、余裕のある人になったような気がして、無意識にそんな行動を取るようになるのです。
習慣の力は、ドミノ方式にいい結果をもたらしてくれることがあります。
一発逆転でなくても、明るい方向に進もうとすることで、明るい現実がゆっくり、確実に近づいていきます。
習慣というのは、「小さなことでないと続かない」「快感がないと続かない」という特徴があります。
これから始める習慣は、快感というよりも、気分がいいことを実感しながら続けてください。
「習慣にするためのコツ」は、次の3つです。
- 今すぐできる簡単なことから1つずつやってみる
- 「気分がいいこと」をしっかり味わう
- どんな時、何をきっかけにするか決める。
この本では仕事も人間関係もうまくいくためのヒントが88個紹介されています。今回はその中から特に大切な10個に絞り、解説していきます。
毎日を機嫌よく過ごしたい、自分に自信が持てるようになりたい、そう思っている人におすすめのブログです。勉強になった、もっと知りたいと思った人は、コメントをお願いします。
Contents
気持ちよく体を動かす。
仕事ができるビジネスパーソンは、体を鍛えている人が多いです。
その理由は、さまざまですが、特に重要だと思う理由は「体が元気だと、心も元気になりやすいから」です。
「心と体はつながっている」と実感する人は多いと思います。
ちょっとしたことで落ち込み、踏ん張りも効かないです。一方でストレスがあると、体にも不調をきたし、深刻な病気になることもあります。
ジムに行ったり、ジョギングをしたりしなくても、散歩や体操をしたり、ストレッチをしたりと、自分が「気持ちいい」と思うことをすればいいです。
モノ」より「経験」にお金をかける。
お金は、「目に見えるもの」に変えたほうが、あとに残り、有効な使い方だと感じる人もいると思います。
経験を買うと、その価値はだんだん生きてきます。たとえ失敗した経験であっても、記憶になくても大丈夫です。
自分の中になにかしら息づきます。そして、それが生きるためのたくましさになったり、学びや知恵、想像力や判断力を与えてくれます。
ひとつの旅をしたこと。ひとつのものを見たこと。ひとりの人に出逢ったこと。そんな小さな経験が、人生を大きくドラマティックに変えることもあります。
自分自身に投資する。
それは、「あなた自身」です。3年、5年、10年単位で、自分自身にお金と時間を“投資”してみてください。
それは、一生使える“資産”になって、 “新しい価値を生み出します。
例えば、ペン字や書道を習って「字がきれいに書ける」というスキルを身につけたとします。
履歴書で評価されて、再就職が決まりやすくなる可能性があります。さらに、社内で喜ばれて、 表彰状の名前や垂れ幕をお願いされる可能性もあります。
手紙や芳名帳の字がきれいだと、一目置かれて、きちんとした印象が残ります。数年、習い事に投資して、一生ものの「評価」を得たことになります。
- スキルを深めていけば、将来、人に教えて 「お金」を生むことができる。
- 本を読めば、その著者がそれまでの人生で得た「知恵」を学ぶことができる。
- 語学を学べば、それを使う国の人と「つながり」や「情報」を得ることができる。
- 器が弾けるようになれば、一緒にそれを楽しむ「仲間」をつくることができる。
提供できるものが大きくなるほど、人を喜ばせられることが大きくなるほど、それに対するリターンも大きくなります。収入が2倍3倍、10倍にもなる可能性もあります。
収入云々ではなく、「自分を成長させて、人に喜んでもらうこと」が人生でいちばんの満足であり、いちばんのリターンです。
むやみに自分と人を比較しない。
そんなときは大抵、「自分にないもの」と「人にあるもの」を比べています。最初から負ける戦いをしています。
一方で、人間には、人と比べて自分を確認する本能があります。比較は振り回されるためのものではないです。
やる気や成長のために“利用”するものです。 「全国トップテンの営業成績をとろう」「あの人みたいにがんばろう」とエネルギーをもらえるなら、人と比べる意味があります。
安易に人と比べず、「自分にあるもの」に目を向ければ、人は幸せになり、輝けます。
布団のなかでは、いいことだけを考える。
「今日も1日、ありがとうございました」と「眠る」ということを、軽視してはいけません。
よくないことを考えていると、穏やかに眠ることを阻害されてしまいます。 そして、睡眠不足やストレスは、新陳代謝や免疫を低下させます。
また、寝る直前に「なにを考えているか」が重要なのは、健康の側面だけではないです。
この時間に考えたことは、いいことも、そうでないことも、眠っている間、"無意識"のなかに刻み込まれて、考え続けています。
つまり、「あなたはこんな人だよ」「こうなるよ」と自分に暗示をかけています。
しかし、これを逆に利用すると、簡単にプラスの暗示をかけることもできます。私は「こうなったらいいな」という幸せなことだけをイメージする。
幸せにしたい人を見つける。
神のような「無償の愛」を与えられたらいいのですが、相手になんらかの見返りを「期待」します。だから、イライラ、モヤモヤしてしまうのです。
イライラ、モヤモヤしなくて済むためには、「〜してあげたのに」と思うくらいなら、やらなければいいです。
気持ちよくなにかをするためには、「幸せにしがいのある人」を見つけるのも、ひとつの方法です。
人は「役に立っている!」「喜んでもらえた!」と相手が幸せになっている実感があれば、幸せにする甲斐(かい)があります。
だれにでも同じように尽くすことは、感情をもっている人間には難しいことです。
家族や恋人、友人など、愛情や好意がある人も、幸せにしがいがあります。
困っている見知らぬ人を手助けするのも、幸せにしがいがあります。
1日1回、「ひとり時間」をもつ。
人は、ひとりになる時間をもたないと、自分ならではの考え方ができなくなります。
ひとりの時間は、自分を解放して、本来の自分を取り戻す時間です。
「ひとり時間」には、ルールはないです。なんの気兼ねもなく、好きなことを考え、好きなことをしていい時間です。
あらたまって時間がとれない人は、お風呂時間、通勤時間、散歩や筋トレをしている時間などを「ひとり時間」にしてもいいです。なにかをしていても、ひとりだと頭はなにかしらぐるぐる考え続けていて、自然に「ひとり会議」を開いているはずです。
今日あったことを振り返ったり、明日やることをあれこれ考えたり、ふとだれかのことを心配したりします。頭のなかを整理しながら、自分が満足して、幸せになる道を模索しています。
「ひとり時間」で自分を取り戻したら、人と一緒の時間も大切に思えてくるはずです。忙しいときほど、意識的に一人時間を作ってください。
6〜7割できれば上出来とする。
「いい加減にする」、「完璧にする」人はどちらの側面ももっているものです。しかし、完璧を目指す傾向が強いと、しんどい毎日を送ることになります。
こだわりの強い性質が、能力を発揮したり、成長したりすることに使われればいいです。いつも完璧にやろうとすると、落ち込みやすくなるのは当然です。
しかし、「6〜7割もできれば上出来」 「基本、0点じゃなければいい」と考えていいです。大抵のことは、それでなんとかなります。
「うまくいくときも、そうでないときもある」と思っていれば、失敗してもまた続けることができます。
そもそも、100点の基準を設定しているのは自分自身です。それに「できた、できない」と一喜一憂しているなんて、バカげたことです。これからは、肩の力を抜いて6〜7割を目指してください。
「遊び」の予定を先に入れる。
よっぽど夢中な仕事でないかぎり、多くは「遊び」と答えると思います。
実は、夢中になって仕事をしている人ほど、「遊び」は重要です。
休息も含めて、リフレッシュする時間があってこそ、新鮮な気持ちでいい仕事ができるはずです。
それなのに、仕事の予定はしっかり立てても、遊びの予定は「時間ができたら」「お金があったら」と軽視しがちです。
「やらなければいけないこと」を「やりたいこと」に変える。
しかし、「この時間は嫌い」「早く過ぎてくれ!」と思いながら過ごすのは、非常にもったいない時間の使い方です。
仕事や家事、人づきあい、勉強など、 「やりたくないな」と思っていると、当然、気持ちも入らないし、雑になってしまいます。
そして、うまくいかないから、ますますイヤになってくる、という悪循環をたどります。
やっていると、だんだん真剣になり、夢中になってきます。きれいに完成したら、ちょっとした満足感があります。
- 「15分でできるかやってみよう!」と、タイマーをオンにして、ゲーム感覚でやってみる
- 郵便局に行かなきゃいけないときは「近くの美味しいパン屋さんにも寄ろう!と考えてみる
- 掃除機をかけなきゃいけないときは「部屋がきれいになったら気持ちいいだろうな〜」と小さな楽しみや喜びを見つける
辛いこと、苦しいことに目が向いていたら、いつまでも気が重いままになります。
嬉しい、楽しい、面白いといった“快感"をなんとしてでも見つけて、自分から飛び込んでください。そうすれば、「やらなければいけないこと」は「やりたいこと」に変わります。
まとめ
解説は以上です。不思議なもので、いい習慣をひとつ身につけると、他の動きも変わってきます。
そして、習慣の力は、ドミノ式に良い結果をもたらしてくれることがあります。
明るい現実がゆっくり、でも、確実に近づいてきます。今日からできる簡単な習慣を決めて、行動してください。
- 気持ちよく体を動かす。
- 「モノ」より「経験」にお金をかける。
- 自分自身に投資する。
- むやみに自分と人を比較しない。
- 布団のなかでは、いいことだけを考える。
- 幸せにしたい人を見つける。
- 1日1回、「ひとり時間」をもつ。
- 6〜7割できれば上出来とする。
- 「遊び」の予定を先に入れる。
- 「やらなければいけないこと」を「やりたいこと」に変える。