あなたは「強靭なメンタルさえあれば、仕事や人間関係で悩むことないのに…」と思ったことありませんか?おそらく「自分は心が弱いから」「営業でもないし、話すことが苦手だから」と言い訳があるかと思います。
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近年、SNSの誹謗中傷が社会問題になっています。
誹謗中傷によって自殺する人が相次ぎ、中には誹謗中傷する人に対して裁判を起こすケースがあります。メディアは、一般人に誹謗中傷をやめるように呼びかけています。しかし、どんなに訴えかけても誹謗中傷する人の心を簡単に変えることはできないです。
大事なことは「折れかけた心を回復させる方法」を知っているかどうかです。
本書の著者、権藤さんは「凹んでいて銀行口座にお金が振り込まれるなら、ずっと凹んでおけ」とビジネスのメンターに言われました。
つまり、行動でしか、現実世界はよくならないのです。
強靭なメンタルを持つ人がいるとしたら、折れかけたところから回復した証です。
人間は不完全です。行動していたら心が折れないことはないです。大事なことは、折れそうになったときにメンタルの回復方法を知っているかどうかです。メンタルの回復方法を知れば、心が強くなれます。
今回は、「どん底から立ち上がるメンタルを手に入れる方法」を8個解説していきます。このブログを見て絶望から這い上がることができた、折れないハートを持つことができた方は、いいねやコメントをお願いします。
- どんな成功者でも心は折れる
- 心が折れかけた経験×回復した経験=強いメンタル
- 無限に死なないマリオになれ
- 心が折れやすい人の5つの特徴
- 心が折れにくい人の5つの特徴。
- 書くことで落ち込む暇すらなくすことができる。
- 凹むことができないほど予定を入れる。
- 大切な人に祝福を本当のあなたに正直さを。
Contents
1. どんな成功者でも心は折れる
立派な成功者や自己啓発の講演家であっても、人間関係の悩みがなくなる日は来ないです。
また、リーダーシップ、経営マネジメントなど知識があったとしても人間関係の完璧マスターかと言うと決してそうではないです。「悩みの9割は人間関係によるもの」と言われる時代です。
しかし、1000人中1000人が、「かっこいい」「優しい」と言うでしょうか?
世の中にはいろいろな人がいます。さまざまな種類の考え方をする人がいます。そのため、この世から人間関係の悩みがなくなることはないです。
一生懸命仕事している以上、心が折れる経験やストレスが溜まる経験は当たり前です。
人間関係は死ぬまで悩みます。人は死ぬまで人間関係の修行をします。「立派な成功者や自己啓発の講演家であっても人間関係の悩みがなくなる日は来ない」ということを覚えておいてください。
2. 『心が折れかけた経験』×『回復した経験』=『強いメンタル』
自ら積極的に心を折りに行くことです。折れかけた経験と回復した経験のセットでしか、強いメンタルにならないです。
= 強いメンタル
「心が折れっぱなし」「心が折れないように生きる」では、メンタルは強くならないです。
また、高校時代に野球部で一緒にバッテリーを組んでいた同級生が病気でこの世を去りました。
そのため権藤さんは、「今を全力で生きよう」と毎朝誓っています。
心臓は筋肉で出来ているため、「心の筋トレ」をしているようなものです。
3. 無限に死なないマリオになれ
心を折る経験をたくさん「場数」を増やすことです。強靭なメンタルは、最初から存在しません。
権藤さんが子どもの頃、「スーパーマリオブラザーズ」というゲームが流行っていました。
新しいステージに突入すると、新しい罠にハマり、一度はマリオが死にます。
一度、死ぬことで「次は同じ罠に気をつけよう」「このように乗り越えよう」と学習していきます。
つまり、スーパーマリオブラザーズとメンタル回復の法則は同じロジックとなります。
例えば、マリオが死んでしまったとしても無限にゲームできるような設定だったとします。おそらく、どんどんチャレンジしていくはずです。失敗がない人生、冷や汗をかかない人生、ドキドキしない人生は、つまらないです。
それより、自分にとってチャレンジする人生の生き方を選ぶべきです。スーパーマリオブラザーズでステージ2に行きたい気持ちがあるなら、現実の人生でも同様に正直にチャレンジすることです。
心を折る経験をたくさん「場数」を増やしてください。そして人生の中で失敗を体験し、回復させてください。
4. 心が折れやすい人の5つの特徴
- 完璧主義
- 気分・感情が激しい
- 視野が狭い
- どう見られるか気になる
- 思い込みが激しい
特徴1. 完璧主義
完璧主義な人は非常に迷惑で扱いづらい人です。
人の力を借りれば早く解決するのにプライドが許さないのか、難しい顔をしていつも理想を追い求めます。
その結果、メンタルが折れます。時には「わからない」「教えてください」と素直に言えることが大切です。人は完璧ではないから魅力的に見えます。
これはメンタルに必要です。
特徴2. 気分・感情が激しい
感情的になりやすい人、一喜一憂しやすい人も心が折れやすいです。すぐに気分・感情に上がりやすい人は、テンションが下がるときにすべて投げ出したくなるため心が折れます。これを改善するためには次の3つを実践してください。
- 「上がったテンションはもとに戻る」ということを知っておく
- 「それはそれ、これはこれ」と切り分ける
- 二次感情で選択し直す
❶「上がったテンションはもとに戻る」ということを知っておく
人は恒常性の特性があると知っておくことです。今テンションが下がっているのではなく「上がった気持ちがもとに戻っているだけだ」と捉えてください。
❷「それはそれ、これはこれ」と切り分ける
「それはそれ、これはこれ」で気分・感情とやるべきことを分ける成果をつくる人は、気分・感情があっても「それはそれ、これはこれ」と自分の気持ちとやるべきことを分けています。これこそ、最強の切り分けです。
❸「二次感情」で選択し直す
一次感情でカッときても、二次感情で「で?だから?どうする?」と切り替えてください。メンタルが折れることを防ぐことができます。
特徴3. 視野が狭い
心が折れる人は視野が狭く、極端でせっかちです。先のことを考えられず目の前の出来事に一喜一憂しています。
本当に必要なことを再選択していく力が大事ですね
特徴4. どう見られるか気になる
自分の汚点や欠点、恥ずかしい体験をするとそのことに異常にショックを受け心が折れて引きずります。また、過去を引きずって自分はこんな人だからと勝手にレッテルを貼っている人がいます。
しかし、人は自分のことしか興味がないです。世の中、他人に左右されすぎている人がいます。他人に支配される人生は今すぐ卒業してください。
特徴5. 思い込みが激しい
人は思い込むとネガティブに陥ります。凹んだり、悩みがあってもいいですが、それを抱え込んでしまう人は要注意です。いつかダムが決壊したごとく一気にネガティブワールドに引きずられます。
ネガティブワールドに入ったときは、悩みを書き出してください。書いてみると、勝手な思い込みで苦しみ、たいしたことないと気づく場合が多いです。
5. 心が折れにくい人の5つの特徴。
- 改善策を知っている
- 解釈がうまい
- 仲間がいる
- 受け取らない
- コツコツ型である
特徴1 改善策を知っている
心が折れにくい人は、折れかけたメンタルを回復させる改善策を独自で持っています。改善策を持っているということは、たくさん失敗しています。成功するためには「成功するために用意された失敗」をいかに早く経験していくかが鍵です。
失敗を多く経験し、折れかけたメンタルを回復させる改善策を持ってください。強いメンタルを持つことができます。
特徴2 解釈がうまい
つまり、解釈が違います。
「大酒飲みの父親に育てられた双子の兄弟」の話を紹介します。
同じ父親のもとで育った双子の兄弟がいました。父親は大酒飲みで家庭を顧みず劣悪な家庭環境の中で同じように育ちました。
一方、弟は最終的にアルコール依存専門の弁護士になりました。
まったく違う人生を送った2人はこのように説明しました。
起きている出来事をどう解釈するかで正反対の人生になります。事実は一つですが解釈は無限大です。成功するための考え方の癖を習得してメンタルが折れにくい自分をつくってください。
特徴3 仲間がいる
心が折れにくい人は、折れそうなときに支え合う仲間がいます。
「夜になるとその彼のことを思い出してしまって寂しい」と友だちに話していました。
そして次の日から毎晩、入れ替わりで友だちが泊まりに来て女子トークで盛り上がっていました。
特徴4 受け取らない
心を折れにくくするためには、いちいち深刻に受け取らないことが大切です。
いちいちすべての人の助言を受け取っていては前に進めないです。心を折らないためにも深刻に受け取らないようにしてください。
特徴5 コツコツ型である
心が折れにくい人は、日々コツコツと物事に取り組んでいます。ため込むことはしないです。
6. 書くことで落ち込む暇すらなくすことができる。
暇になったときに「やることリスト」をメモして持っておくことです。
常にメモとともにいることで、いいメンタルを保てます。人は魔がさすと心が折れます。なかでも、予定がキャンセルになり、急に暇になったときが一番危険です。
人は基本的にネガティブな性質を持っています。ぼーっと暇しているとネガティブに陥ります。暇になったときに「やることリスト」をメモして持っておいてください。落ち込んでいる暇がなくなります。
7. 凹むことができないほど予定を入れる。
凹むことができないほど予定を入れることです。これはメンタル回復の最高の方法です。
人は切羽詰まっているときほど、いつも以上の力を発揮するようにできています。仕事をしている人ならわかるはずです。
8. 大切な人に祝福を本当のあなたに正直さを。
大切なあの人のために「どうなりたいか」正直に考えてみることです。
「成功は祝福」という言葉があります。身近な大切な人のために「祝福」をすることこそが強い心をつくるうえで大切です。わかりやすい例が『親孝行』です。
権藤さんは、次の4つのステップ、親孝行の段階を踏んだことで気づいたことがありました。
ステップ1 親を安心させる段階
権藤さんは起業したての頃、親に心配されていました。「起業なんていいからNECでそのまま安定してほしい」と言われてきました。なので、最初の段階は一人前の大人として対等に見られきちんと稼いで親に安心してもらうことでした。ぜひ、親を安心させてください。
ステップ2 親にプレゼントできる段階
権藤さんは起業したばかりの頃、親から「プレゼントはいいから、あんた大丈夫なの?」とよく言われていました。今では「ありがとう」とプレゼントを受け取ってもらえるようになりました。ポイントは「本来、子どもがやりたかったこと」が実現しただけということです。ぜひ、親にプレゼントできるようにしてください。
ステップ3 親が自慢できる段階
親は命を懸けて犠牲にして子どもを育ててきました。子どもが実際に人様に役立っているところを見ると「私の教育・育て方は間違いなかった」と確信できます。親が自慢できる段階になってください。
ステップ4 親に影響を与える段階
最終段階は、親のメンタルに影響を与えるくらい自分軸を持って成果をつくることです。このステップ3と4になって、初めて「自分のため」のステージになったと言えます。
まとめ
- どんな成功者でも心は折れる
- 心が折れかけた経験×回復した経験=強いメンタル
- 無限に死なないマリオになれ
- 心が折れやすい人の5つの特徴
- 心が折れにくい人の5つの特徴。
- 書くことで落ち込む暇すらなくすことができる。
- 凹むことができないほど予定を入れる。
- 大切な人に祝福を本当のあなたに正直さを。