こんにちは、あっきーです!
あなたも「貧乏人の家にはモノが多い」というのは何となくイメージがわくと思います。これは、金持ちは部屋が広いからモノが少なく見えるだけというわけではなく、不要なモノは置きっぱなしになっているのを不快に感じるかどうか、無駄な支出にNoと言えるか、というマインドの問題です。
お金持ちになれない人は「負のループ」の中にいます。モノを買う、お金が減る、お金を取り戻すために働く、モノが増えた挙句に整理整頓や探し物など手間が増える、片付けに費やす時間も精神的な余裕もなくなる、部屋が物だらけになって散らかる、ストレスを発散するためにまたモノを買う。この負のループを断ち切るために、お金が足りていない時やメンタルが辛い時こそ、モノを減らすことが大切になります。
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不要なモノを減らし、少ない固定費で生活し、労働時間や家事を減らすことで、生活に余白ができます。後は生活する分だけ働いて趣味を楽しんだり、悠々自適にのんびり暮らすのも良いでしょう。
もっとお金が欲しければ、浮いたエネルギーでスキルを身につけ、収入を上げることができます。
例えば、車を持たない、カバンを持たない、借金をしない、生活水準を上げない、家事をしないなどです。モノを減らせばお金や時間が増え、空間の縛りから解放され、体も脳も疲れなくなり、心に余裕が生まれます。
このブログでは、モノを減らし自由に生活するためのポイントを8個解説していきます。このブログを見てミニマリストについてよくわかった、断捨離しようと思ったという人は、コメントください。
Contents
モノを減らせば幸せになれる
洋服はお気に入りのものだけを選び、生活用品もこれだけは絶対にないと困る物だけに絞ります。最悪、忘れ物をしても、現地で買い足せば最低限はしのげて、移動は交通機関で済みます。旅の最中なら日常の家事や仕事に追われる心配もないです。この身軽さ、快適さこそがミニマリストのいう「モノが少ない幸せ」そのものです。
また、科学的な視点から見ると、モノを減らせば幸せになれる理由は、選択のパラドックスから抜け出すことができるからと考えられます。選択のパラドックスとは、「選択肢が多ければ多いほど、人は不幸を感じやすくなってしまう」という心理です。
心理学者が考える選択肢が多いことのデメリットは3つ、無力感が生まれる、満足度が下がる、期待値が上がりすぎることです。ある研究では、同じスーパーで24種類のジャムを置いた場合と、6種類のジャムを置いた場合で売り上げを比較しました。
結果は、少なく絞った6種類のジャム売り場の方が10倍の売り上げになりました。これは「ジャムの法則」と呼ばれ、選択肢が多いと人は選ぶのが大変に感じることで無気力になってしまい、その結果買わないという選択をすることがわかっています。
つまり、多くの人は「選択肢は多ければ多いほど良い」と思いがちですが、科学的な視点ではむしろ逆で、「選択肢は絞れるほど良い」ということになります。
ミニマリストが「モノを減らして人生が豊かになった」と口を揃えて話す理由がこれです。
▼POINT ミニマリストになると選択のパラドックスから解放される
- ミニマリストになるメリットは、旅の身軽さで生活できること。最低限の荷物だけで生活できると、旅行に行くときのように身軽に、快適に過ごすことができる。
- 科学的な視点から見ても「選択のパラドックス」から抜け出せるメリットがある。お金が浮く、時間に余裕ができるという「所有コストの節約」だけではなく、選択のパラドックスから解放されることで、頭のモヤモヤまで解消される。
3択に絞る
逆に、選択肢を4つ以上にしてしまうと迷いが生じやすくなります。
あなたは「松竹梅理論」を聞いたことがありますか。ABCの3つの選択肢を用意した場合、最も選ばれやすいのは真ん中のBになります。逆に、選択肢が4つを超えると「選ばない」という選択をする可能性が高くなるという理論です。
飲食店でも、ランチコースなどが松竹梅の3コースで用意されているのはよく見る光景だと思います。そして「安すぎても高すぎても不安だから真ん中にしておこう」という経験もあると思います。
これを日常生活で応用すると、普段遣いのカバンや靴を3種類に絞る、腹や家具を買うときは「白、黒、グレー」絞るなど3色に限定しておく、となります。
大切なのは選択肢を絞ることです。
▼POINT 選択肢を3択まで絞ることで解決につながる
- 選択のパラドックスを解決するために大切なのは、選択肢を3択まで絞ること。「松竹梅理論」があるように、選択肢が3つだと、人はエネルギーを節約しながら選択することができる。逆に、選択肢が4つを超えると「選ばない」という選択をする可能性が高くなる。
- これを日常生活に応用して、外出時の持ち物や洋服などを、3つに限定しておくことがおすすめ。いきなり1択にするのは難しいので、まずは3択まで減らすことを意識して、モノを絞っていっていく。
ミニマムスタート思考
勉強してから、お金がたまったら、時間ができたら、、、多くの人は、何かを始めるためにはたくさんの知識や機材がないとダメだと思いがちです。
大切なのは「小さく始めて、動きながら学ぶこと」です。著者のしぶさんはこれを「ミニマムスタート思考」と名付けています。
しぶさんは、一人暮らしを始める時、家賃1万9000円のワンルームマンションを借り、キャリーケース1つ分の荷物を持って引っ越ししたそうです。ネット通販で机と椅子、布団、ヘアドライヤーだけ買い、洗濯機はコインランドリーを利用していました。
一人暮らしの途中で炊飯器だけ買い足したそうですが、この必要になったときに足すという考え方が非常に大切です。最初から無理に揃える必要はないです。これはビジネスにもいえます。自分で仕事を作るのに、何百万円も借金したり、大きなリスクを取る必要はないです。
たとえばネットビジネスならYouTubeでチャンネルを作ったり、ブログを開設したりなど、お金をかけずに始めることができます。
身軽になることでやらない言い訳が減り、行動力が上がります。
▼POINT ミニマムスタート思考で行動力を上げる
- 多くの人は、何かを始めるためにはたくさんの知識やリソースがないとダメだと思いがち。大切なのは「小さく始めて、動きながら学ぶこと」。これを「ミニマムスタート思考」という。
- たとえばネットビジネスならYouTubeでチャンネルを作ったり、ブログを開設したりなど、お金をかけずに始めることができる。身軽になることでやらない言い訳が減り、行動力が上がる。小さく始めて、小さな実験を続けることを意識していくこと。
自分を知る
ここで意識して欲しいのが「生まれ持った性格で物の残し方も変わってくる」ということです。「どう捨てるか」というノウハウは共通していても、最後に「何を残すか」は人それぞれで違います。ミニマリストたちによっても持ち物は人それぞれです。残したモノには個性があります。
具体的には、自分自身が「内向型か外向型か」どちらに当てはまるか考えてみてください。例えば、しぶさんが徹底的にモノを減らしたガラーンとした空間を好むのは、自分自身が内向型人間であると自覚しているからだそうです。
モノを減らすこと自体が低刺激な生活につながっていて、モノを買う時も、手間を減らして体力の消耗を抑えてくれるモノを意識しています。自分の生まれ持った性格や才能、強みを知った上でモノを減らしたり、増やしたりすれば無駄がなくなります。どんなモノを残したいかも鮮明になります。
世の中の75%の人は楽天的で活発的な外向型、残り25%は大勢の人が苦手で疲れやすい内向型です。このタイプは、生まれつきの脳の回路の違いによって生じるモノで、違うタイプになりたいと行動しても変えることは難しいです。
そのため、自分の生まれ持った特質を受け入れ、その強みを最大限に生かすことが大切です。一般的に、一人でいるのが好きで、大人数で過ごすことが苦手な人は内向型、逆に大勢を好み、ワイワイ騒ぐのが好きな人は外向型と言われます。
▼POINT 自分の性格に合った断捨離をするべき
- 自分はどんな場所で、どんなモノに囲まれ、どんな人と付き合っていればワクワクするか。これを知るほど、余計な選択肢を増やすことはなくなる。なぜなら、最後に「何を残すか」は人それぞれで違うから。
- 具体的には、自分自身が「内向型か外向型か」考えてみるころ。自分の生まれ持った性格や才能、強みを知った上でモノを減らしたり、増やしたりすれば無駄がなくる。これを機にいちど自分について考え、自分の性格に合った断捨離をしていくこと。
何も置いていない床面積を30%まで広げる
対して、モノを置いている面積は30%以内です。ミニマリストや美術館のような部屋はの多くは、余白7割でモノ3割で作られています。
全てがこの通りになるとは限りませんが、インテリア雑誌を見ても、おしゃれだと感じる部屋には必ず「何も置いていない床」が少なからずあり、余白の割合で見え方も変わります。裏を返せば、余白の量で印象をコントロールすることができます。もちろん、いきなりミニマリストのような割合を目指すことは困難です。そして必ずしも全員がそこまでモノを減らす必要はないです。
そのため、モノを減らすにあたって「まずは30%まで何も置いていない床面積を広げる」ことを最初の目標にしてください。例えば、6畳の部屋を片付けるなら6畳の30%、約2畳を目安に物を減らしていきます。ただし、床面積を広げるときはモノを片付けたり、捨てたりしなくてもいいです。最悪、物置に詰め込んでもOKです。まずは余白作りを第一優先にしてください。整理する際も何もない床があることが優先です。
また、この30%ルールは床の余白だけでなく、収納スペースの余白にも適応してください。例えば、本棚や衣装ケースに本や衣類が100%ぎゅうぎゅうに詰まっていたら、余白がないせいでモノが取り出しにくくなります。通気性も悪くなり、痛みや劣化も早くなってしまいます。自分がどのような空間に憧れるのか?
▼POINT 30%ルールを活用し部屋の余白を広げる
- ミニマリストの部屋は余白が多くある。目安は「部屋全体に対して余白の面積が70%以上。
- この30%ルールは収納スペースの余白にも適応できる。余白がないとモノが取り出しにくくなるうえ、通気性も悪くなり、痛みや劣化も早くなってしまう。まずは30%まで何も置いていない床面積を広げることを最初の目標にすること。
所有コストが大きいモノから減らす
家計の節約でも、家賃や通信費など固定費で高額なモノから見直すのが鉄則なのと同じです。
- お金
- 時間
- 空間
- 管理
- 執着
1つ目は「お金」です。維持費が高いモノ、必要ないブランド品などお金の不安を感じるものです。2つ目は「時間」です。コーディネートを悩ませる必要以上の服など時間泥棒になるものです。
3つ目は「空間」です。必要以上に大きい家具やモノ、余分なストックなどスペースを奪うものです。
4つ目は「管理」です。財布や身分証等紛失すると困る管理能力が許容されるものです。
5つ目は「執着」です。いらないプレゼントや過去の栄光など足かせになるものです。
具体的には、テレビや収納家具、服があります。テレビを置くためには、テレビ台、受信ケーブル、コンセントタップなどが必要で、芋づる式にモノが増えてしまいます。収納家具も同じです。本を増やせば増やすほど追加の本棚が必要になり、ほこりをかぶっていくため掃除も大変です。また服であれば、大きなクローゼットが必要になり、衣替えやアイロンがけなど管理コストも大きいです。
所有コストが大きいモノは、連鎖的にモノを増やしてしまう傾向にあります。そのため、これをなくしてしまえば大きな効果が得られます。
特におすすめなのは洋服です。なぜなら、服は所有コストが大きい割に、家具や家電と違って捨てやすいからです。粗大ゴミで出す必要がなく、 24時間365日ずっと使うモノだからこそ変化を感じやすいです。
▼POINT 所有コストの大きいモノから減らすこと
- 何からモノを減らし始めたらいいか悩んだら、所有コストが大きいモノから減らすようにする。所有コストにはお金、時間、空間、管理、執着の5つ。
- 特におすすめなのは洋服。服は所有コストが大きい割に、家具や家電と違って捨てやすい。粗大ゴミで出す必要がなく、 24時間365日ずっと使うものなので変化を感じやすい。
売ったり譲ったりしない
捨てられない人に多い言い訳、それは「もったいないから、売れるから、譲れるから」の3つです。まず「捨てるのがもったいない」という言い訳ですが、実際は捨てない方がもったいないです。捨てない間も、床面積分の家賃が無駄にかかっており、捨てたいのに捨てられなくてモヤモヤすると、脳のメモリを無駄遣いしてしまいます。
そうであれば、まずは捨ててみることが大切です。世の中のほとんどのモノは最悪の場合、買い戻しできます。失敗したら買い戻せばいいです。
そして、捨てられない人の言い訳トップが「売れるから、譲れるから」です。まず基本方針として、手放す前提で買っていないモノは全部捨てるようにしてください。
つまり、片付け初心者やミニマリスト入門しはじめの頃は、売るでも譲るでもなく、ゴミとして捨てることが1番早く、エコです。ミニマリストをしていると、最近はSDGsやサスティナビリティの流れもあって「モノをゴミで捨てるのはエコじゃない」と言われることがあります。しかし、そもそもゴミと思えるモノを所有している時点でエコではないです。
自分の管理能力を超えた量を所有しているうちは、エコまで配慮する余裕を持てないです。そのため、ゴミでもいいから捨てたいタイミングを逃すことなく処分して、捨てない所有を徹底する方が長期的にエコになります。「鉄は熱いうちに打て」という言葉がありますが、情熱には賞味期限があります。
▼POINT 捨てることが一番早く長期的にエコになる
- 捨てられない人に多い言い訳、それは「もったいないから、売れるから、譲れるから」の3つ。実際はモノを捨てない方がもったいない。
- 捨てない間も、床面積分の家賃が無駄にかかっている。基本方針として、手放す前提で買っていないモノは全部捨てるようにする。売るでも譲るでもなく、ゴミとして捨てることが1番早く、長期的にエコになる。
現金と後払いをやめる
最近ではクレジットカードに限らず、通販サイトでも月払いやスマート払いといったサービスが登場し、名前を変えた後払いシステムをいろいろなところで見かけるようになりました。
クレジットカード愛用者を対象にした研究では、クレカ愛用者は、デビットカードでその都度払いをする人よりも400%負債が多い、オークションで現金払いする人より平均で2.1倍も高い額で落札する、月末の請求書を30%低く見積もるという研究結果が出ています。
そこでおすすめなのが、デビットカードでの先払いです。デビットカードとは、支払った瞬間に銀行口座から即時使った金額だけ引き落とされるチャージ式、プリペイド式のカードです。クレジットカードの後払いが苦手な人でも、現金感覚でお金を支払うことができて便利です。またクレカと同じく、加盟店なら海外でも使用できます。加えて支払い時には「1%還元」といった恩恵まで受けられるので、経済的にもお得です。口座残高以上のお金は使えないので、使い過ぎにならず安心です。
ただし、毎月の光熱費やスマホの通信料などの固定費に関しては、デビットカードではなくクレジットカードを使う必要があります。デビットカードは月額の支払いには使えないためです。また先払いを心がけるにあたって、現金を使わないことも大切です。現金を使ってもデジタルで記録が残らないために、どこでお金を使ったのか、あとで振り返ることが難しくなります。お金を何に使ったのか把握できなければ節約もできないです。
また、現金はポイントも貯まらないです。スマホとQRコードの張り紙1つで簡単にキャッシュレス支払いができる今、災害大国の日本において現金だけの生活だと、様々なリスクがあります。例えば、ATMが使えず引き出せない、レジが使えずお釣りが足りない、盗難にあうといった可能性です。
▼POINT 現金、デビットカードの二刀流でキャッシュレスの練習
- クレジットカードには、支払いの痛みを和らげる効果が。そのためクレジットカードに限らず、後払いはできるだけ使わない方がいい。おすすめは、デビットカードでの先払い。現金感覚でお金を支払うことができて、使い過ぎにならず便利。
- 現金はデジタルで記録が残らないために、どこでお金を使ったのか振り返ることが難しい。現金の使用をゼロにするのがベストだが、まずは現金とデビットカードの二刀流で、キャッシュレスの練習を。
まとめ
- モノを減らせば幸せになれる
- 3択に絞る
- ミニマムスタート思考
- 自分を知る
- 何も置いていない床面積を30%まで広げる
- 所有コストが大きいモノから減らす
- 売ったり譲ったりしない
- 現金と後払いをやめる