こんにちは、あっきーです!
人生の後半戦をどの様に生きていくのか。そして、そもそも自分の人生とは何のためのものなのか。
この様に、改めて自分の人生を見つめ直すには、これ以上ない最高のタイミングです。
あなたは「自分の人生にとっての大切なこと」を明確に答えられますか?どんな生き方をして、何ができていれば、自分の命が尽きる時、自分の人生は悪くなかったと思えるでしょうか?
人生の後半戦は、いままで以上に自分の人生を充実させるために使ってください。この意識で行動すれば、あなたは今まで以上に自分の時間を生きることができます。
今まで以上に幸せを感じることができます。
今回のブログでは、自分の人生を、今まで以上に素敵なものにする思考を12個解説していきます。是非、悔いのない人生の後半戦を送ってください。
今回のブログを観て参考になった。面白いと思った人はコメントお願いします。
Contents
定年後の戦略を立てる
そして、仕事を辞めてのんびり暮らすことが最高の幸せだと思い込みます。ただ、人生100年時代では、定年退職後の人生が数十年あります。言い換えると、退職後の数十年、仕事をせずにのんびりと暮らし続けなければいけないです。
数十年間も、ずっとのんびりな生活は、よほど没頭できる趣味を持っていなければ辛いものです。
だからこそ、自分の定年退職後の生き方を戦略を立てておくことは重要です。
日本よりも早くから早期リタイアがステータスと言われたアメリカでは、その考え方が少し変わってきています。いまのステータスは生涯現役です。社会貢献をするためにできる限り働くことこそ、いまのアメリカでステータスとされている生き方です。
あなたは、人生の後半戦をどの様に生きていたいですか?定年退職後の数十年を、どの様に暮らしていたいですか?いまのうちから戦略を立ててください。
これからの仕事を考える
50代の人が管理職のポジションにいると若年層のポストがなくなります。若年層を管理職のポジションに配置しなければ若年層(じゃくねんそう)の管理スキルは向上しにくいです。そして、管理職になる能力を持った優秀な若年層は転職を選択しやすくなります。これは、企業にとってデメリットです。それに加えて、50代の会社員は給与が高いです。
だからこそ、大企業では早期退職を募ることがあります。早期退職を募らないにしても、50代後半、60代になると、一気に給料を減らす企業は多いです。
日本では、社員を簡単に解雇することができないです。だから給料を減らします。
管理職のポジションから外します。この様な扱いを受けると、自分はお荷物扱いされていると感じる人もいると思います。
その時、あなたはどの様な働き方を選択しますか?
自分には転職するほどのキャリアやスキルがない。自分にはやりたいことがない。だから、このまま我慢して会社におんぶに抱っこでいたい。この様な人生を送るのが嫌なら、いまから自分の仕事と向き合ってください。
生涯現役を目標とするのなら、どんな仕事にやりがいを感じるのか考えてください。
将来の準備をする
2.人脈をつくる
3.アイデアを出す習慣を身につける
4.資格取得も含めて勉強をする
準備は、いまから独立や転職。いまの仕事を続けながら副業。どちらでもいいです。
とにかく行動することが大切です。
独立や転職であれば、自分の将来に直結する仕事を選択してください。そうすれば、自然と4つの準備は実現できます。
いまの仕事を続けながら副業であれば、意識的に4つの準備を行ってください。特に会社員の場合、アイデアを出す習慣は重点的に準備してください。トップダウンで何かしらの方向性や行動を示されることに慣れた人は、ゼロからアイデアを考える力が乏しいです。
老後の必要資金を計算する
それに対して、あなたの現在の貯金や退職金、老後の年金の予定額はどの程度ありますか?
この質問に即答できなければ、あなたの老後生活は危険です。
いますぐに明確な理想の老後生活を描いてください。
そして、そのために必要となるお金を準備してください。目標があるから計画を立てられます。計画があるから行動できます。50代は理想の老後を実現するためのラストスパート時期です。
50代でゴールを描いていなければ、理想の老後は絶対に手にできないです。
老後2,000万円問題という言葉があります。ただ、ある専門家は、実は老後の資金問題は3,000万円なければ解決しないと言います。そして別の専門家は、人生100年時代を豊かに暮らすには1億円なければいけないと言います。
外部の情報に踊らされない様にしてください。あなたにとっての必要額を計算してください。あなたが目指すべきゴールは一般論ではないです。
あなたが思い描く、あなた独自のゴールを明確にしてください。
天引き貯金をする
これは「パーキンソンの法則」としても有名なことです。
理想の老後生活を手にしたいのであれば、毎月いくらずつ貯金するのか決めてください。
そして収入を手にしたら、先に天引き貯金をしてください。どれだけ貯金する金額を決めていても、生活費と一緒にお金を管理していたら使ってしまいます。
使ってはいけないお金なのに、なぜかいざとなれば使っていいお金だと考えてしまいます。生活費用の口座と貯蓄用の口座を分けて、毎月収入が入ったら決めた金額を貯蓄用の口座に移してください。
天引き貯金の口座とは、銀行口座のことだけを言っている訳ではないです。財形貯蓄、iDeco、NISAなどを活用するのもオススメです。貯金をする目的は、ただ単にお金を貯めることではないです。老後の理想の生活を実現するために貯金をしてください。
そして、老後の理想の生活を守るには、お金を貯めると同時に、自分の資産を守ることも大切です。資産を守るには、投資をすることで資産を分散させるのが効果的です。
投資詐欺の手口
50代以降の人生を幸せに生きるには、詐欺を見抜く力を身につけることが大切です。
せっかく準備した老後資金を、詐欺で失ってしまったら一気に人生は狂います。この様な話をすると、詐欺になんてひっかからないと言う人がいます。
だ、天才詐欺師アパグレイク曰く(いわく)、自分は詐欺にはひっかからないと思っている人こそ、一番詐欺にあいやすいそうです。
自分は大丈夫だと思わないでください。いつ、自分が詐欺のターゲットになってもおかしくないと考えてください。
詐欺の手口はどんどん変化しています。
そして、いまだに詐欺は無くなっていない現実があります。
詐欺被害にあわないために、「すぐに儲けられます」、「誰でも簡単に」、「ハイリターン」、「絶対に損はしない」、「いましかない」。この様なセリフが出てくる話の内容には注意してください。
あなたの資産はあなたにしか守れないです。
国に頼らない
そしていまも、毎年の出生数が減り、少子化が進んでいます。ハッキリ言って、超高齢社会の出口は何十年先になるか検討もつかないです。
その様な状態で、現在の日本の社会保障制度が、今後ずっと保てる保証はどこにもないです。
老後の年金、医療費の補助、介護費の補助など、あらゆる面で金銭的負担が国民を襲う可能性があります。それに加えて、高齢者の増加、労働人口の減少により、医療従事者、介護従事者が不足する可能性もあります。
そうなると、サービス価格が高騰することもありえます。この様な未来が見えている現状で、日本が経済崩壊に陥った場合の備えをしないのは危険です。
いまのうちから、日本が崩れても、自分の生活は崩れないように事前準備をしてください。
家族間で考えを伝え合う習慣を作る
何か小さな問題が起きた時、放っておけばいずれなんとかなる。時間が経てば忘れられる。この様な考えは持たないでください。
どんなに仲のいい家族でも、家族全員、全ての価値観が一致することはないです。
必ず、それぞれに自分の希望、譲れない点はあります。この様なそれぞれの主張を、尾(お)を引かず、機嫌を損ねることなく伝え合う習慣をつくってください。そして、自ら相手の主張を確認する習慣をつくってください。
コミュニケーションの習慣で、老後数十年の幸福度は大きく変わります。
老後の生活は、自宅で家族と過ごす時間が増えます。その時間が息苦しく苦痛になるのは、譲れないことを我慢している。もしくは、相手を気遣った自己主張ができないことが原因になっていることが多いです。
家族であっても気遣いは大切です。ただ、気遣いと我慢は別物です。家族全員が自己主張をして快適な時間を過ごせるようにしてください。そのための準備は、50代のうちから始めなければいけないです。家族とのコミュニケーションの取り方を見つめ直してください。
子供との距離感を保つ
50代の人は、すでにあらゆる人生経験を積み、成熟度が高い代わりに成長速度は鈍化しがちです。それに対して、10代〜30代の人は、その時点での成熟度は高くないです。その代わり、新たな経験をし、新たな価値観に触れ、どんどん成長していきます。
この成熟度と成長速度の違いを見誤ると、親子関係は一気に崩れる場合があります。
50代の成熟度の高い親は、何歳になっても自分の子供を子供扱いしてしまうことがあります。そして、あらゆることに口を挟んだり、なにかと教える。手伝う。という行為をしてしまいます。ただ、その行為を子供は嬉しく思わないことがあります。
子供はあなたの想像以上の速度で成長し、自立した大人になっています。
社会にでれば、一人前の社会人として活躍しています。自分の子供を子供扱いしすぎない様にしてください。
友人を大切にする
ただ、仕事の人間関係は、仕事を辞めた瞬間に疎遠になってしまいます。どれだけ親しくしていたとしても、転職、退職により職場が変わると疎遠になる。
この現象は珍しいものではないです。要は、現役時代に仕事絡みの人間関係しか大切にしていなかった人は、退職後、友人が全くいない状態になるかもしれないです。表面上の友人は簡単に作れます。ただ、心を完全に開き、リラックスした状態で一緒に過ごせる友人は簡単にはできないです。
老後数十年という長い時間を楽しく過ごしたいのなら、現役時代から仕事以外の人間関係を大切にしてください。
友人は自分から行動しなければ作れないです。新しい人間関係づくりは、最初は大変だと思います。
ただ、その大変さを乗り越えて素敵な友人ができたとき、あなたの人生は今まで以上に幸せなものになります。
食事管理をする
50代からは様々な病気を患う可能性が高まります。
どれだけ寿命が伸びたとしても、不健康でやりたいことができないのでは意味がないです。与えられた人生を、健康に過ごして最大限に楽しんでこそ、命が果てるその瞬間に幸せだったと思えるものです。
健康に人生を楽しむために、食事管理を意識してください。
「動物性脂肪をとりすぎない」
「塩分をとりすぎない」
この3つを徹底してください。
世界中の食文化と寿命の研究をしている、京都大学名誉教授の家森幸男(いえもりゆきお)氏は、60歳からは腹7分目。70歳からは腹6分目。80歳からは腹5分目がいいと言っています。空腹時に長寿ホルモンが出るとも言います。
飽食は体に毒です。食べすぎない意識を持ってください。
そして日本人は塩分摂取量が非常に多いことで有名です。
WHOのガイドラインでは、健康維持のために塩分摂取は1日5グラム以下が好ましいとされています。それに対して日本人の平均塩分摂取量は、1日9.9グラムです。
相続対策を考える
もしあなたが死んだ時、あなたの資産はどの様に分配されますか?
相続で揉めない状態を整えることは、あなたが家族にしてあげられる最後の行動です。
逆に、相続関連をほったらかしにしていると、あなたの命が尽きたあと、あなたの家族が崩壊する可能性があります。
相続トラブルが起きている家庭は、資産家の家庭だけではないです。そして、家族関係が良好な家庭でも相続トラブルは起きています。あなたの保有している金銭はどの様に分配しますか?あなたの保有している不動産はどの様に分配しますか?持ち家に住んでいる人は、相続関係を整理していなければ、不動産を売却して配偶者の住まいがなくなるかもしれないです。
逆に、不動産だけが残り、固定資産税や火災保険料などが、家族の負債になってしまうかもしれないです。
生きているうちから相続関連を整理してください。家族会議で話し合う。遺言を残すなど、自分の責務を果たしてください。必要であれば生前贈与を始めてください。
あなたの命が尽きた後も、家族が幸せでいられる環境を整えてください。
まとめ
著者:榊原節子(さかきばらせつこ)】
- 定年後の戦略を立てる
- これからの仕事を考える
- 将来の準備をする
- 老後の必要資金を計算する
- 天引き貯金をする
- 投資詐欺の手口
- 国に頼らない
- 家族間で考えを伝え合う習慣を作る
- 子供との距離感を保つ
- 友人を大切にする
- 食事管理をする
- 相続対策を考える