こんにちは、あっきーです!
人に聞いたり…本当に便利な時代になりましたよね~
- 昭和の詰め込み型の教育は、今の時代では流行っていないです。
また、今は大学入試制度も多様化しています。教科書に書いてある知識よりも、思考力や判断力を問う問題が増えています。知識の量は必ずしも重要とされていないです。
- まさにデジタルネイティブです。
30代以上のミドル社員は、デジタルネイティブを部下にしながら、同時に競い合うことになります。組織に必要なのは、間違いなくデジタルネイティブ世代です。
30代以上の人はどうすればいいかというと、「教養」を身につけてください。
歴史や芸術、自然科学など、文化的・学術的な教養があれば、それらの教養をビジネスに結び付けて、新しいアイデアを生み出せます。
教養をインプットし、学び続けることによって、人に知られていない情報をキャッチすることができます。そうした情報からヒットが生まれたり、新しいビジネスにつながったりします。
教養こそ、30代以上のミドル社員の武器です。だから、できるだけたくさんの情報をインプットした方がいいです。
しかし、30代半ばを迎えてから、教養を詰め込んでいるようでは遅すぎます。
今回は、30代から身につけるべきシンの教養の身につけ方を6個解説します。
40代以上のビジネスパーソンにもうってつけですし、20代の若者にも十分役立つ内容です。
この動ブログがタメになった、参考になった人は是非コメントをお願いします。
Contents
ウィキペディアで検索する
「いい加減な情報ばかりで見る価値がない」…
と、最初からウィキペディアを信用していない人が多いです。
そういう人は、ネット黎明期(れいめいき)の価値観を未だに引きずっている「時代遅れ」です。
ネットに触れてきた時間の長さに関してはベテランですが、今の時代に対応できているとは言えないです。価値観をアップデートしないと、現状に無頓着な、頭の固い人と言われます。
ウィキペディアは、「最強の学習ツール」です。
本は基本的に一人の著者が書きます。しかし、ウィキペディアは複数人で書きます。個人対組織という構図ができますが、組織で戦う方が優勢です。
日本版のウィキペディアの編集に関わる人は、一説には5万人程度で、1つの事柄について100人がかりでチェックしていると言われています。
誤字脱字はもちろん、内容そのものが随時アップデートされます。しかも情報の出どころとなる文献・出典を明らかにしていて、引用元が明示されています。
間違っている記述はすぐに修正されて、新しい事実が判明すれば、すぐに加筆(かひつ)されます。ネットの特性を生かして最新の情報に更新できます。
本とウィキペディアではスピード感が全く異なります。ウィキペディアは、日々アップデートされていく媒体で、多くの人が関わり、正確で洗練された情報に進化していきます。
- 学生が大学の提出論文にウィキペディアから無断引用したとか、新聞記者がウィキペディアをベースに記事を書いていたことが問題視されました。
そのころのイメージを引きずっていると、大きな誤解を招きます。あなたが知らないうちに、ネット社会も、ウィキペディアも進化しています。 - 速報性や正確性においては、ウィキペディアは無敵です。
しかし、何でもウィキペディアで検索すればいいわけではないです。
哲学的なもの、正解がないものについては、検索する必要はないです。
プラトンやソクラテスといった哲学者の言葉は世の中に溢れています。しかし、これらは主観が入っています。人によって解釈はさまざまで、人の数だけ解釈があります。
いくらウィキペディアでも、そうした名言について「絶対的に正しい解釈はこれだ」と示してくれるわけではないです。
哲学は、情報収集や知識を得る行為とは、全く異なる次元のものなので、検索するメリットがないです。
また、正解がないものについても、根拠となるデータが不足している可能性が高く、検索するメリットがないです。単なる時間のムダとなります。
▼ウィキペディアでは、客観的な事実や正解のあるものについて検索すること、頭と時間を費やした方が利口
- いまやウィキペディアは、「最強の学習ツール」。誤字脱字はもちろん、内容そのものが随時アップデート。しかも情報の出どころとなる文献・出典を明らかにしていて、引用元が明示。間違っている記述はすぐに修正されて、新しい事実が判明すれば、すぐに加筆(かひつ)。ネットの特性を生かして最新の情報に更新。
- 速報性や正確性においては、ウィキペディアは無敵。しかし、何でもウィキペディアで検索すればいいわけではない。哲学的なもの、正解がないものについては、検索する必要はない。それよりも、客観的な事実や正解のあるものについて検索することに、頭と時間を費やした方が利口。
テレビとウィキペディアを併用する
情報ならすぐネットで分かるし、別に必要ないですよね?
重要なキーワードを見つけるための媒体として、一番優れているのはテレビです。
ネットの普及で若い人のテレビ離れは深刻だと言われています。
しかし、テレビの情報量はかなり多いです。テレビというとワイドショーを連想する人がいます。しかし、ワイドショーはせいぜい中学生レベルの内容しか扱わないため、観る価値はほぼないです。
観るべきは、NHKの教養系のBSプレミアムか総合テレビで放送される教養番組です。
そこから取れるネタはとても多いです。
子供の頃、先生から自分の全く知らない話を聞かされることがあったと思います。その時に「どうしてこうなるの?」と知的好奇心をかきたてられた経験を持つ人は少なくないです。ネットで検索するということは、その感覚の延長線上にあります。
- 将来につながることはよくある
医者や科学者、宇宙飛行士、弁護士など、そういう人たちの話を聞くと、原点は子供の頃に抱いた、知的好奇心だったりします。
大人になると、疑問に思ったことを「なぜ?」「なんで?」と誰かに聞くことがはばかられるようになります。子供のように次々に質問をぶつけたら、煙たがられます。
しかし、疑問はウィキペディアが解決してくれます。
学校の授業で先生に質問するように、ウィキペディアを検索していけばいいです。分からない用語が出てきたら、さらに検索してみてください。イメージが湧かなかったら画像も検索してみてください。
疑問が解決するまで、自分のペースでウィキペディア先生の授業を受ければいいです。
教養系の番組を観るべきですが、どうしても気が乗らなければ、あなたの見たい番組を観ればいいです。
興味のある番組を観るからこそ、そこで新たな知的好奇心が湧き上がり、広く、深く知識を掘り下げたくなります。
興味のない番組でも、そこで新たな興味が湧けばいいですが、検索することも無く漫然と1時間を過ごしたら時間の無駄です。知らない言葉が出てきても、関心も持てず何も身につかないのでは意味がないです。
▼自分の興味のある分野のテレビ番組を観て、気になるキーワードを見つけて検索してみることが大切
- 重要なキーワードを見つけるための媒体として、一番優れているのはテレビ。テレビの情報量はかなり多い、観るべきは、NHKの教養系のBSプレミアムか総合テレビで放送される教養番組。そこから取れるネタはとても多い。
- テレビを観て、分からない箇所があれば、ウィキペディアを検索。疑問が解決するまで、自分のペースでウィキペディア先生の授業を受けてみる。教養系の番組を観るべきだが、どうしても気が乗らなければ、あなたの見たい番組を観ればいい。
- 興味のある番組を観るからこそ、そこで新たな知的好奇心が湧き上がり、広く、深く知識を掘り下げたくなる。自分の興味のある分野のテレビ番組を観て、気になるキーワードを見つけて検索してみることが大切。
時事ニュースを高速で読む
こんなに情報通の僕って教養があると思いませんか?
ニュースは情報源に過ぎないため、深く知る必要はないです。
手っ取り早く、最新のニュースを知りたければ、スマートフォンのニュースアプリ「スマートニュース」がオススメです。
このアプリを利用し、トップニュースしか読まないことです。それも、いちいちタップして本文を読むことはせずに、タイトルだけに目を通します。世の中で今日起きたことを把握するだけなら、「スマートニュース」のトップページをさっと読めば十分です。
逆にヤフー、ヤフトピはタイトルが短いのがネックです。結局、中身を読むことになるため、効率が良くないです。
「スマートニュース」のメリットは、AIで機械的にニュースを提示するスタイルにあります。アプリ側の人間が仰々(ぎょうぎょう)しいタイトルをつけたニュースは、価値判断の邪魔になります。ニュースは事実だけ伝えてくれればいいのです。その意味で「スマートニュース」は都合がいいです。
他にも、フェイスブックが貴重な情報源になります。
学者や研究者のフェイスブックをフォローすると、正確で専門性が高いニュースをアップしてくれます。しかも無料です。彼らの知見がフィルターとなって、ネット上にあふれる無数の情報から余計な情報をカットしてくれます。
文系分野では、記者上がりの編集者系フェイスブックが役に立ちます。東京工業大学教授の柳瀬博一(やなせひろいち)さんやスローニュース代表取締役の瀬尾傑(せおまさる)さんなどは、記者目線、編集者目線で情報をアップするので、とても価値があります。
- 今の10代、20代はあまり利用していないです。
もしかしたら、30代、40代も離れているかもしれません。彼らの主流はツイッターです。しかし、140文字という制約がある上、匿名が原則のため、情報の信頼度が低いです。その点、フェイスブックは実名が原則なので、信頼性はツイッターに比べて相対的に高いです。
「フェイスブックはオワコン」と言い切る人もいますが、世界中の「友達」からの投稿は、検索したいフレーズの宝庫です。
▼世の中で今日起きたことを把握するだけなら、「スマートニュース」のトップページをさっと読めば十分
- 手っ取り早く、最新のニュースを知りたければ、スマートフォンのニュースアプリ「スマートニュース」がオススメ。世の中で今日起きたことを把握するだけなら、「スマートニュース」のトップページをさっと読めば十分。
- 他にも、フェイスブックが貴重な情報源に。学者や研究者のフェイスブックをフォローすると、正確で専門性が高いニュースをアップしてくれる、しかも無料。彼らの知見がフィルターとなって、ネット上にあふれる無数の情報から余計な情報をカットしてくれる。
- フェイスブックは、今の10代、20代はあまり利用していない。彼らの主流はツイッター。しかし、140文字という制約がある上、匿名が原則のため、情報の信頼度が低い。その点、フェイスブックは実名が原則なので、信頼性はツイッターに比べて相対的に高い。
画像を検索する
しかし、記事にアクセスする前に内容が面白いかどうかの検討をつけるコツがあります。それは、画像を見ることです。
面白い画像が出ている記事をクリックすると、文章も楽しめることが多いです。
かなりの確率で画像と記事の面白さはリンクしています。面白い文章を書く人は面白い画像を選ぶ確率が高いのかもしれないです。ニュース系サイトでも、キャッチーな画像を見て思わずクリックしてしまった経験を持つ人は多いです。YouTubeのトップのサムネイル画像も同様です。
検索する際には検索窓にキーワードを入れ、まず、画像を検索してみてください。
その中から読むべき記事を見つけるのですが、難解な理系テーマのキーワードは、この方法で概要を理解するのが手っ取り早いです。「物理・数学」と聞いただけで、アレルギー反応が出てしまうという人は、こうした画像検索から始めてみてください。
- 「量子コンピューター」とウィキペディアで検索してみてください。
すると、「重ね合わせや量子もつれといった量子力学的な現象を用いて、従来のコンピューターでは現実的な時間や規模で解けなかった問題を解くことが期待されるコンピューター」とあります。これは何のことかよく分からないです。 - しかし、画像検索すると、天井から吊り下げられたシャンデリアのような形をした、コンピューターらしくないものが出てきます。パソコンとは全く違い、スーパーコンピューターのような大きな箱型のものとも違う形をしたコンピューターであることが理解できます。「量子コンピューター」と聞いて、その画像を思い浮かべることで、調べた時に内容が理解しやすくなります。
専門的な内容まで完璧に理解できなくても、写真や画像を見せられた時に、すぐに答えることができるというメリットもあります。
ネットで検索するだけで全体像を把握できるような時代になっています。今の若者たちは、生まれたときからスマホが身近にあり、ネットで検索することが当たり前になっています。そんな彼らが自分の部下になることもあり得ます。
▼ネットで検索するだけで全体像を把握できるような時代になっているので、是非試してみること
- 記事にアクセスする前に内容が面白いかどうかの検討をつけるコツ、それは、画像を見ること。面白い画像が出ている記事をクリックすると、文章も楽しめることが多い。かなりの確率で画像と記事の面白さはリンクしている。
- 難解な理系テーマのキーワードは、画像を検索して概要を理解するのが手っ取り早い。「物理・数学」と聞いただけで、アレルギー反応が出てしまうという人は、こうした画像検索から始めてみる。
- 専門的な内容まで完璧に理解できなくても、写真や画像を見せられた時に、すぐに答えることができるというメリットも。ネットで検索するだけで全体像を把握できるような時代になっているので、是非試してみること。
動画講義をフル活用する
動画は視覚と理解するという点でメリットが大きいです。
とくに数式が並ぶテキストを見ると、読む気が無くなるという人が多いです。しかし、それが動画になると、とっつきにくさがやわらぎ、理系のワードにも親近感が湧いてきます。
素人に理系の知識を教えてくれるYouTubeチャンネルの登場によって、理系の理論を一般人も楽しめる時代になっています。YouTubeで学びたい学問を検索すると、講義形式で授業を行うチャンネルを見つけることができます。
中には、難しい話を分かりやすくかみ砕いて、小学生にも分かるように解説をしてくれる人もいます。
教え方がうまい人の動画や、有名教授の講義を見ると、難解でとっつきにくい理論も、目から鱗(うろこ)が落ちるように理解できることがあります。
難しいと敬遠していた学問も、動画を見た後にウィキペディアを確認すれば、理解がはかどります。
しかし、YouTube動画を片っ端から見ていくのは効率が悪いです。
- 30分以上の動画は、よほどのことが無い限りは見ないでください。
ネット動画では10分ほどにまとめているのが理想です。10分以上になると、プロが作ったもの以外は見ていられないです。 - 素人が作ったものには限界があります。その結果、飽きてしまいます。集中力が続かないため、頭に入ってこないため、せいぜい10分が限界です。
- 動画を観る際は、まず長さを確認して、素人が作ったものなら10分以内のものだけに限定して見てください。大学教授のような専門家の講義の場合は、30分程度に縮小して見るのがオススメです。
▼難しいと敬遠していた学問も、動画を見た後にウィキペディアを確認すれば、理解がはかどる
- 動画は視覚と理解するという点でメリットが大きい。YouTubeで学びたい学問を検索すると、講義形式で授業を行うチャンネルを見つけることができる。
- 教え方がうまい人の動画や、有名教授の講義を見ると、難解でとっつきにくい理論も、目から鱗(うろこ)が落ちるように理解できることがある。難しいと敬遠していた学問も、動画を見た後にウィキペディアを確認すれば、理解がはかどる。
- しかし、YouTube動画を片っ端から見ていくのは効率が悪い。30分以上の動画は、よほどのことが無い限りは見ないこと。動画を観る際は、まず長さを確認して、素人が作ったものなら10分以内のものだけに限定。大学教授のような専門家の講義の場合は、30分程度に縮小して見るのがオススメ。
月イチで同じキーワードを検索する
ネット検索することの最大のメリットは、最新情報を入手できる点です。
しかし、検索して多くの知識を得ても、時間が経てば正確とはいえない情報になってしまう可能性があります。特に最先端のジャンルの理論や科学技術は、やがて新しい情報に差し替えられていく可能性が高いです。
法学や経済学、文学などの文系分野も、その時代の人々の解釈に関わる部分が大きいため、時代とともに変改していく可能性が高いです。
そのため、最新のキーワードは定期的に検索することで、自分の知識をアップデートしていく必要があります。
仮に、一度検索したネットの情報だけで安心していると、3年も経てばその分野の最新情報に追いつけなくなります。それを防ぐためには、最低でも1か月に1回は新しい情報にアクセスしたほうがいいです。
日々更新される最新情報をキャッチできていない人や、仕事や投資に活かせる情報がほしいという人は多いです。
まずは、新しい情報に触れるルーティンを身につけてください。
深掘りしたいキーワードをネットで検索し、1か月後に同じキーワードを検索してみてください。
▼深掘りしたいキーワードをネットで検索し、1か月後に同じキーワードを検索してみる
- 検索して多くの知識を得ても、時間が経てば正確とはいえない情報になってしまう可能性が。特に最先端のジャンルの理論や科学技術は、やがて新しい情報に差し替えられていく可能性が高い。日々更新される最新情報をキャッチできていない人や、仕事や投資に活かせる情報がほしいという人は多い。
- まずは、新しい情報に触れるルーティンを身につける。深掘りしたいキーワードをネットで検索し、1か月後に同じキーワードを検索してみる。
まとめ
成毛 眞(なるけ まこと)】
- ウィキペディアで検索する
- テレビとウィキペディアを併用する
- 時事ニュースを高速で読む
- 画像を検索する
- 動画講義をフル活用する
- 月イチで同じキーワードを検索する
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