こんにちは、あっきーです!
血液型の性格診断は、「当たっている」と実感する人も多く、人間関係においての指標の1つとしている人も多いです。
その一方で、精神医学界などの心の専門家からは、「非科学的」とされています。こう言われるのは因果関係が判明していないからです。
しかし、血液型をきちんと統計調査すると、すごい事実が浮かび上がってきます。
例えば、「サッカーの日本代表の出場試合20位の中に、B型が一人も入っていない」という事実があります。
B型は、日本人の約20%を占めています。自然な状況で日本人を20人集めた場合、その中にB型が一人もいない確率は、0.07%です。普通に考えれば、20位のうちに4人程度はいないとおかしいのです。
しかし、サッカーの日本代表の出場試合20位の中に、B型が一人も入っていないのは、紛れもない事実です。このように奇跡的な現象が起きているのは、日本のサッカー代表の世界だけではないです。それが、統計から見ることができました。
この本では、統計から見えてきた血液型のすごい事実を64個紹介していますが、その中から9個を厳選して解説していきます。
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Contents
お笑い芸人に向いている血液型はない
血液型の分布は、A型が417人で37.5%。B型は254人で22.8%。O型は343人で30.8%。AB型は99人で8.9%となっています。これは、日本人全体の血液型分布と比べると、ほぼ比例しているといえます。
だから、お笑い芸人になりやすい血液型はないといえます。
また、血液型による、お笑い芸人志望者の偏りもないといえます。
お笑い芸人は、誰かの弟子になったりすれば、誰でもなることができるのでお笑い芸人になること自体は、それほど高いハードルではないです。だから、お笑い芸人の総数はお笑い芸人を志している人の総数に近いものがあると思われます。
しかし、当然のようにお笑い芸人と言ってもピンからキリまでいます。 テレビなどに引っ張りだこの売れっこ芸人もいれば、お笑いでの収入が月数百円というような売れない芸人もいます。そのため、漫才のトップにいる人たちの血液型を調べました。
M-1のファイナリストといえば、漫才の最高峰といえます。そして、過去13回行われています。ここに出場した漫才師たちのうち、血液型が判明しているファイナリストは合計117名です。 血液型の分布は、A型が35人で29.9%。B型は31人で16.5%。O型は36人で30.8%。AB型は15人で12.8%となっています。
▼日本人の血液分布とほぼ比例しているというデータ
- 2016年時点で、タレントデータバンクに登録されているお笑い芸人は、1113人。 血液型の分布は、A型が417人で37.5%。B型は254人で22.8%。O型は343人で30.8%。AB型は99人で8.9%。
- 日本人全体の血液型分布と比べるとほぼ比例している。だから、お笑い芸人になりやすい血液型はないといえる。
「B型のボケ」が多いのはダウンタウンの影響
漫才にはボケとツッコミがあります。 このボケとツッコミで分けてみると、かなり明確な偏りが見えてきます。
というのも、「ボケのB型」が非常に多いからです。ボケのB型は、M-1全体を通じて、30%にも達しています。B型のボケのシェア率は断トツの1位です。
B型は日本人血液型ではシェアでは3位であり、シェア率は20%程度です。これと比べれば、かなり多いといえます。また、その一方で、ツッコミのB型は15%程度しかいないです。つまり、B型は「ボケ」と「ツッコミ」の人数が、ダブルスコア以上の差がついています。これを見ても「B型のボケ」の多さは明らかに異常だといえます。
では、なぜB型のボケが多いのか?それは、「漫才の潮流(ちょうりゅう)」が大きな要素となっているのではないか、と思われます。
今の漫才の潮流をつくったのは、ダウンタウンだとされています。若い漫才師には、ダウンタウンに憧れてお笑いを目指したという人もかなり多いです。また、M-1(エムワン)グランプリ自体、ダウンタウンの影響を強く受けているといえます。
ダウンタウンの松本人志さんはM-1の審査員です。 M-1を発案したとされるのは、島田紳助さんです。
島田紳助さんは、ダウンタウンが台頭(だいとう)しはじめてきたときに、「これからは彼らの漫才が主流になる」と見越して、漫才から身を引いたというエピソードがあります。だから、M-1というのは、ダウンタウンの漫才が1つのお手本のようになっているといえます。M-1のファイナリストというのは、番組の関係者によって選出されます。
当然、彼らもダウンタウンの影響を強く受けているはずです。また、審査員の島田紳助さんや松本人志さんに評価されやすいコンビを選んでいたはずです。そして、ダウンタウンのボケの松本人志さんはB型です。
つまり、M-1ではダウンタウンの流れを汲む漫才が評価されやすいから、B型のボケ多くなったのではないか、ということです。
▼M-1ではダウンタウンの流れを汲む漫才が評価されやすいから、B型のボケが多くなった
- 今の漫才の潮流をつくったのは、ダウンタウンだとされている。ダウンタウンの松本人志さんはM-1の審査員。M-1のファイナリストというのは、番組の関係者によって選出される。
- また、審査員の島田紳助さんや松本人志さんに評価されやすいコンビを選んでいたはず。そして、ダウンタウンのボケの松本人志さんはB型。つまり、M-1ではダウンタウンの流れを汲む漫才が評価されやすいから、B型のボケが多くなったのではないか、ということ。
「THE MANZAI(ザマンザイ)」ではツービートと同じ血液型の組み合わせが多かった
テレビ朝日のM-1が終了を機に、その翌年の2011年からM-1のようなコンテスト形式の漫才番組となって復活しました。そして、2015年にM-1が復活すると、THE MANZAIはコンテスト形式をやめてしました。
だから、「THE MANZAI」は、M-1が中断していた2011年から2014年までの間、「M-1のつなぎ」のような番組になっていきました。
実は、この「THE MANZAI」の血液型分布は、M-1の血液型分布とはまったく違います。
この出演者全体の血液型分布は、総数60人です。A型は18人で26.9%。B型は21人で31.3%。O型は23人で34.3%。AB型は5人で7.5%これを見ると、M-1に比べて、A型が少なく、B型、O型が多いということがわかります。これは、それほど大きな違いではないです。
特筆すべきは、ボケの血液型分布です。「THE MANZAI」では、B型のボケはそれほど多くはなく、2%程度です。B型はむしろツッコミが激増していて、30%にも達しています。ツッコミの占有率はB型がもっとも大きいのです。
つまり、前期M-1ではボケ専門だったB型が、THE MANZAIでは逆にツッコミの代表格となっています。
そして、THE MANZAIのボケの中でもっとも多い血液型はO型です。O型のボケは38%にも達しており、 前期M-1におけるB型と同じ立場にあるといえます。O型は、M-1のボケでは25%に過ぎず、 前期M-1に絞れば20%程度です。
▼THE MANZAIでの「ボケのO型」は、かなり異常値
- 「THE MANZAI」では、ツッコミの占有率はB型がもっとも大きい。そして、THE MANZAIのボケの中でもっとも多い血液型はO型。
- O型のボケは38%にも達しており、THE MANZAIでの「ボケのO型」は、かなり異常値だといえる。
「THE MANZAI」でO型のボケが多くなったのは、ビートたけしさんの影響
THE MANZAIとM-1には、いくつかの違いがありますが、もっとも大きな違いは、審査員です。M-1は、島田紳助さんと松本人志さんが中心になって審査をしていました。
一方、THE MANZAIでは、ビートたけしさんが名誉顧問(めいよこもん)となっています。
ビートたけしさんは審査に加わっていないですが、この番組の総元締めという役回りです。ビートたけしさんは、最近でこそ映画監督やテレビ司会者のイメージが強いですが、かつては「ツービート」で一世を風靡した漫才師です。
そして、ビートたけしさんは、漫才ではボケであり、血液型はO型です。THEMANZAIも、M-1と同様に、決勝の出演者は、番組のスタッフが決定していました。
審査した番組スタッフたちは、頭のどこかには審査基準として「ビートたけしさんが喜ぶ」付度(そんたく)があったはずです。
必然的に「ビートたけしさんの流れを汲んだ漫才」が評価されたのではないか、という仮説が立てられます。
THE MANZAIでの出演コンビでは、「ボケO型とツッコミB型」の組み合わせがもっとも多いです。そして、この「ボケO型とツッコミB型」の組み合わせは、実は、ツービートと同じです。
THE MANZAIでの「ボケO型とツッコミB型」の組み合わせの代表格として、2013年に優勝したウーマンラッシュアワーがいます。このコンビはボケが1人でしゃべりまくり、ツッコミの入る間もろくに与えないというスタイルです。これは、往年のツービートに非常によく似たスタイルです。
面白いことに、ウーマンラッシュアワーは、M-1にも2008年から3回チャレンジしていますが、いずれも決勝にまで残れなかったです。しかし、THE MANZAIが始まった途端、3回連続して決勝進出し、3回目に優したのです。
M-1が中断せずにそのまま続いていたら、ウーマンラッシュアワーは、世間にはずっと出られなかったかもしれないです。
後期M-1に前期のような「B型のボケ」が見られなくなったのは、THE MANZAIの影響と考えられます。前期M-1とは違う種類の漫才コンビがクローズアップされることになりました。
その結果、後期M-1では広範囲の漫才コンビが選ばれるようになったからではないか、と推測されます。
▼審査基準として「ビートたけしさんが喜ぶ」付度があったはず
- THE MANZAIでは、ビートたけしさんが名誉顧問(めいよこもん)となっていた。ビートたけしさんは、漫才ではボケであり、血液型はO型。
- 審査基準として「ビートたけしさんが喜ぶ」付度があったはず。必然的に「ビートたけしさんの流れを汲んだ漫才」が評価されたのではないか、という仮説が立てられる。
人気マンガ家の血液型に多いのはB型
またAB型の割合も、18%を超えていて、非常に多いと言えます。日本人のAB型の人口分布は100%程度ですので、倍の比率で売れっ子漫画家がいるということになります。
B型とAB型を合わせれば、5・1%にもなります。日本人の人口比では、B型とAB型の合計でも30%程度です。
そのため、実に倍近くの比率で売れっ子マンガ家が多いということになります。
ただし、昔から人気マンガ家にB型が多かったというわけではないです。 手塚治虫(てづかおさむ)先生はA型です。藤子不二雄A(ふじこふじおえー)先生もA型、藤子・F・不二雄(ふじこえふふじお)先生はO型です。
▼倍の比率で売れっ子漫画家がいるということ
- B型の割合は30%を超えており、日本人のB型比率の約20%を大きく超えている。またAB型の割合も、18%を超えており、非常に多いと言える。
- 日本人のAB型の人口分布は100%程度なので、倍の比率で売れっ子漫画家がいるということに。B型とAB型を合わせれば、5・1%。日本人の人口比では、B型とAB型の合計でも30%程度。だから、実に倍近くの比率で売れっ子マンガ家が多いということになる。
結婚しにくい血液型はない
しかし、現在のところ一般人の結婚、離婚における血液型の統計データなどはとられていないです。
それで、筆者の武田さんが考え付いたのが、 芸能人同士の結婚、離婚の血液型の組み合わせの統計でした。インターネットのタレントデータバンクの統計では、総数1万人以上のタレントの血液型分布は、A型3・4%、B型22・2%、O型30.8%、AB型9.7%です。
これは、ほぼ日本人全体と変わらない数値です。だから、芸能人の結婚、離婚の血液型統計をとれば、日本人全体の統計の推測ができるわけです。
この数字は、日本人の人口分布とほぼ変わらないです。というより、見事なほど、日本人の血液型人口分布と重なっています。引っ込み思案であまり社交的ではないとされるA型の人の結婚比率が低いと予想を立てていたのですが、実際は、A型の結婚率は40%です。つまり、人口比とほぼ同じか、若干高いくらいです。
昨今、結婚しない男女が非常に増えています。
そして、結婚しない人が増えたことは、日本人の引っ込み思案な性格も影響しているのではないかという論者もいます。見合い結婚が激減し、恋愛結婚が主流になってきて引っ込み思案な人が多い日本人は結婚できなくなっているのではないか、ということです。
日本人はA型が多く、A型は引っ込み思案な人が多いと思われるので、それが影響しているのではないか、という論者もいます。
しかし、この芸能人の集計結果を見る限りは、見事なほど血液型の影響は見られないです。
「結婚できるかどうか」「結婚するかどうか」というのは、血液型はあまり関係ないと考えられます。
▼統計から「結婚できるかどうか」「結婚するかどうか」というのは血液型はあまり関係ないと考えられる
- 結婚しない男女が非常に増えている。そして、結婚しない人が増えたことは、日本人の引っ込み思案な性格も影響しているのではないかという論者もいる。
- 見合い結婚が激減し、恋愛結婚が主流になってきて引っ込み思案な人が多い日本人は結婚できなくなっているのではないか、ということ。しかし、統計から、「結婚できるかどうか」「結婚するかどうか」というのは、血液型はあまり関係ないと考えられる。
男性A型と女性A型は結婚しやすい
そして、日本人の血液型分布によるこの組み合わせの数値は、A型 38%×B型22%=8.4%です。つまり、芸能人の結婚の組み合わせ数値と、日本人の血液分布による組み合わせ数値はほとんど変わらないです。
他の組み合わせもほとんどが想定値と2%以上の違いはなく、誤差の範囲内といえます。組み合わせも、実は、人口比による数値と大差ないです。
ですが、その中でもあえて異常な値を出した組み合わせがあります。
人口分布による想定値よりも、結婚率が2%以上高かった組み合わせが、男性型Aと女性A型の組み合わせです。
想定値が14.4%に対して、実際は17.0%もあります。そのため、男A型女A型の相性はいいのかもしれないです。
また、男性AB型と女性A型の組み合わせも、想定値が3.8%に対して、実際は6.1%もあるので、「結婚しやすいカップル」といえます。
▼男性型Aと女性A型の組み合わせは、想定値が14.4%に対して、実際は17.0%も!
- 男性型Aと女性A型の組み合わせは、想定値が14.4%に対して、実際は17.0%もある。だから、男A型女A型の相性はいいのかもしれない。
- 男性AB型と女性A型の組み合わせも、想定値が3.8%に対して、実際は6.1%もあるので、「結婚しやすいカップル」といえる。そして、男性O型と女性A型の組み合わせも、想定値よりも実際のほうが2ポイント以上高く、恋愛の相性がいいと言えるかもしれない。
男性B型と女性A型の結婚は少ない
男性B型と女性A型は、結婚9組で結婚率6.1%です。しかし、 人口分布による想定値 は、8.4%です。この組み合わせは、想定値が8.4%に対して、実際は6.1%しかないのです。
この組み合わせは、韓国で「B型の彼氏」という映画にもなっています。この映画では、B型の彼氏に振り回されるA型の女の子が主人公であり、最後はハッピーエンドになっています。
ですが、もしかしたら現実ではあまりハッピーエンドにならない組み合わせなのかもしれないです。
いずれにしろ、サンプル数が少ないことと、それほど異常な値が出ているわけではないので、「血液型による結婚の相性」というのは、今のところ「なんとも言えない」というのが、本当のところです。
▼想定値よりも2%以上、結婚率が低い組み合わせは男性B型と女性A型だけ
- 人口分布による想定値よりも2%以上、結婚率が低い組み合わせは、男性B型と女性A型だけ。
男性B型と女性A型は、結婚9組で結婚率6.1%。しかし 人口分布による想定値 は、8.4%。この組み合わせは、想定値が8.4%に対して実際は6.1%しかない。
離婚しやすい血液型もない
離婚した芸能人の血液分布をみると、A型が62人で41.1%。B型は36人で23.8%。O型は41人で27.2%。AB型は12人で7.9%となっています。
これは日本人の人口分布とほとんど違いはないといえます。
だから、このデータで見る限りは「離婚しやすい血液型」もないのです。あえて言えば、A型が若干多く、O型とAB型が若干少ないようです。
▼データで見る限りは「離婚しやすい血液型」はない
- 離婚した芸能人の血液分布をみるとA型が62人で41.1%。B型は36人で23.8%。O型は41人で27.2%。AB型は12人で7.9%。日本人の人口分布とほとんど違いはないといえる。
- だから、このデータで見る限りは「離婚しやすい血液型」もない。あえて言えば、A型が若干多く、O型とAB型が若干少ない。
まとめ
武田知弘】
- お笑い芸人に向いている血液型はない
- 「B型のボケ」が多いのはダウンタウンの影響
- 「THE MANZAI」ではツービートと同じ血液型の組み合わせが多かった
- 「THE MANZAI」でO型のボケが多くなったのは、ビートたけしさんの影響
- 人気マンガ家の血液型に多いのはB型
- 結婚しにくい血液型はない
- 男性型Aと女性A型の組み合わせは結婚しやすい
- 男性B型と女性A型の結婚は少ない
- 離婚しやすい血液型もない