こんにちは、あっきーです!
- 「すぐ行動できない」
- 「やるべきことは先延ばしにして、ダラダラと過ごしてしまう」
近年、日本を含む世界が大きく変化しています。
在宅勤務は当たり前です。会議も商談もリモートで行い、外食や通勤が減りました。本社の地方移転も増え、アナログよりもデジタル、人間よりもシステムが優位に立つような風潮が強くなってきています。
このような時代で、今あなたが先延ばしにしていることがあるとしたら、それは先延ばしにできる環境があるということです。
その課題の重要性に気づいているのであれば、巻き返すチャンスがあります。
このブログでは、すぐやる人になるための簡単な方法を10個ご紹介します。これらの法則を知れば、あなたの人生において無駄な体験はほとんどなくなります。きっとすぐにあなたの人生は軽やかに動き始めるはずです。
勉強になった、もっと知りたいと思った人は、コメントをください。
Contents
先延ばしにしていることは何?
「すぐやる」というテーマの本が、いつでもベストセラーになっているのは、そういう人が多いからです。
- 実際に会って話してみると、なんでもかんでも先延ばししているとは限らないです。
自分の趣味や休日の計画などはテキパキとこなして余暇(よか)を楽しんでいる人もいます。
また、よく聞けば、多くの仕事をこなしていて、家のことについては後回しになっている。好きな仕事はとことんやるけどやりたくない仕事や面倒くさい仕事は先延ばしにしてしまっていることがある人もいます。
つまり、やらなければ、ならないことを全て先延ばしにしているわけではない、ということです。
また、やらなければならないことの中には、先延ばしにしていることもあります。
僕たちは、反省モードになると、ついついゼロか100で考える、「ゼロ100思考」や、白か黒で考える「白黒思考」に陥ります。
ちょっとでもダメなことがあると全部ダメと考えて極端な判断をしてしまいます。冷静に考えれば、全てがダメということではないです。
先延ばしにしてもいいことがあるか?
主な理由として
- 「今は他のことをやっていて手をつけられない」
- 「時間のある時に取り組みたい」
- 「まだ大分先のことだから」
など、一口に先延ばしと言っても、それぞれに理由が異なります。
ただ、先延ばししているということは、先延ばしを自分も、周りも許せてしまう環境があるということです。
つまり、その課題は緊急性がそれほど高くなく、しかも腹の底ではそのことを知っているのです。
それが事実であれば、まず自分を責めないでください。先延ばしできることだから、先延ばししているだけです。
初めの一歩は、必ずできる簡単な行動にする
とにかく初めの一歩の行動は小さくて簡単にしてください。
困難な作業であっても、簡単な作業の積み重ねであれば、トータルでみて困難さを感じずに済みます。
- 1シーンを作るのに、表情を加工したり、背景を描いたりと、大勢のスタッフが手間暇をかけて制作しています。
だからこそ、工程の全体像を把握し、細かい工数に分解すれば、一つ一つの工程は小さくなり、簡単にすることができます。
どんな大事業も、長期的な計画でも、必ず小さくて簡単な行動の数々によって成り立っています。それを意識してください。
また、初めの一歩は、ごく短い時間でできます。
短い時間で初めの一歩が完了すれば、次の一歩に進むことができます。僕たちは、期限を切って短い時間であれば不本意なことも我慢できるものです。
そこで、行動したいと思いながらも、手をつけられないことがあるなら、一分間でもやってみようと考えたらできることがたくさんあります。
やりたくないと感じるのは、嫌な時間がしばらく続くと思うからです。
一分間だけなら大抵のことは我慢できます。
自分の目的を考える
しかし、人生の目的もゴールも、自分が何を大事にしたいと思っているかもわからないと、一切の計画も立てられないです。
人生の目的やゴールというのは、自分の「譲れない価値観」を満たすことと、それを未来の姿に具体的に示した心躍る未来像のことです。
自分にとっての目的やゴールが見えれば、やる気も起きます。その結果、目の前の仕事が重要かどうかの判断もつきます。
すぐやる人になるためにも重要な譲れない価値観や心躍る未来像の探求をしていってください。
どんな人生を生きたいのか、何のためだったら生きがいを感じられるのか、まずは自分本位で感じて考えてください。
何のために生きているのか
あなたにとって何が重要なのか、大事なことを探求する方法をご紹介します。
先延ばしにしていると感じながら、なかなか手をつけられないのは、何が自分にとって大事なことかが明確にわかっていないためです。
あなたが大事にしているものを問うことは、何のために生きているのかを問うことでもあります。
何のために生きているのか?と自らに問いかけるという機会は少ないです。
しかし、この問いは、一度立ち止まって人生深く振り返るために、何度でも問い返すべき問題です。
企業のことを考えてみてください。
事業が拡大し、業績改善が急務になるなどしたら、もう一度自社を根底から見直す必要があります。なぜ自社が存在し、成長するのか、という問いかけに対して真剣に向き合うことになります。
それと同じように、個人も転機を迎えた時や、人生に変化を起こしたい時は、人生の目的や存在理由などを考え直すいい機会です。
だからこそ、人生の目的を考えてみてください。
あまりに小さすぎると人生も小さくなります。
三つのタイプの価値観
慶応義塾大学SFC研究所の高橋俊介(たかはししゅんすけ)さんがまとめた3つの分類をもとにして、コーチング用にアレンジしたものが「三つのタイプの価値観」です。
- 1つ目、勝ち負け成長大好きタイプの価値観
- 2つ目、笑顔と人が大好きタイプの価値観
- 3つ目、こだわりと理屈が大好きタイプの価値観
誰もがこの3つの価値観を持っています。
どれか1つだけということはないです。3つのタイプの価値観がブレンドされているものです。
仕事におけるやる気を探るためには、この3つのタイプの価値観について思いを巡らせます。
大事なことを大事にするための基本原則
このことを心の底から理解したら、自然と大事なことを優先して実行していくはずです。
- 譲れない価値観や心躍る未来像を明確にして、自分の目的やゴールから何が大事かを確認してください。
自分の目的やゴールから遠いものは、大事なものではないです。
難しく考えず、常に大事なものを大事にしようと考え、実際に行動していくだけです。
しかし、何でもかんでも「すぐやる人」がいいとは限らないです。もし、目の前にきた仕事を「すぐやる」ようにしていたら、仕事をやっている充実感は日々得られるよりもいいかもしれないです。
何でもすぐにできないから自分はダメだと思う必要はないです。
すぐやる人は難しいことにいきなり取り組まないです。どんなに難しいことであっても、噛み砕き、分解した上で、楽で簡単なことにして取り組んでいます。
- 1つ目、ハードルの法則
- 2つ目、階段とスロープの法則
- 3つ目、大事なことを大事にする法則
それぞれ解説していきます。
1つ目、ハードルの法則
すぐに行動するためには、徹底してハードルを下げることが大切です。
ハードルとは、僕たちの行動を妨げ、障害となるものです。物理的なハードルもあれば、気分的なハードルがあります。心理的なハードルもあります。どのハードルであっても、意識して行動できなければ壁として立ち塞(ふさ)がります。
だからこそ、ハードルを思いっきり低くすることが大切です。
できればハードルをゼロにしてください。そのためにやることとしては、行動できない時、何が嫌なのかを感じとってみることです。
- 仮に、「何となく気分が重い」、などと感じることがあれば、その重さの原因を探ります。
心理的に何が不安なのか、単に体調や気分的なものなのか、それとも物理的に無理だと感じているのか、しっかりと考えてみてください。そして、全くハードルがない状態を思い描いてください。このように考え始めていることは、すでに課題に取り組み始めているつまりすぐにやっているのと同じことです。
ちょっとでも手をつけること、それは、すでにすぐにやっていることです。
取り掛かってしまえば、動き始めます。一切手をつけずに放っておいたら見えないことも、手を付けて歩み始めてしまえば色々なことが見えてきます。そのためにもハードルを極端に下げてください。
2つ目、階段とスロープの法則
行動しやすくするために、イメージを使い、実際に手順や作業を分解していく方法が階段とスロープの法則です。
この法則は、3段階に分かれています。
- 第一段階は、達成すべき目標のために、小さく階段をくぎって1つずつこなしていく方法を考えることです。もし、自分の目の前に絶壁のように垂直に切り立った壁が立ちはだかったとします。その壁の向こうの街に行きたいとした場合、どうしますか?垂直の壁があったら、その手前に階段をつくればいというのが一つの考え方です。
- 第二段階は、階段より小さな傾斜(けいしゃ)を作って、滑らかに行動を続けていくことで目標に達成するものです。もっと簡単に進めたい時は、階段を登るのもいいですが、スロープにすれば、乗り物に乗ってスイスイ登っていくこともできます。
- 第三段階は、さらに楽な方法として、下り坂のスロープをイメージすることです。目標に向かって進むためのスロープとは、上り坂をイメージするかもしれないですが、その逆転の発想です。こうすることで、ころころと転がることができるようになります。転がりながら、目標に向かって進んでいきます。
このように目標への道のりのイメージを自在に変えながら、ますます楽な行動をとって前進していくことが効果的です。
行動したいと思うならば、楽で簡単にできるイメージを持ってください。そのイメージに沿うならば、どんな行動をしていくといいか、発想を広げることができます。
3つ目、大事なことを大事にする法則
大事なことを大事にする生活をしていれば、自ずと大事なことをすぐにやることになります。これこそすぐやる人になるための大前提です。
大事なことを大事にするということを、行動レベルで考えたらどういうことになるでしょうか。もしも、何の制約もなかったら、大事なことは毎日やるのではないですか?
- 健康が大事だったら、健康に良いと自分が考えることを毎日やるということを選びます。
「毎日同じことをしていたら飽きるのではないか」という意見もあると思います。でも自分が大事にしていることは、1つではないです。いくつも好きなことはありますし、1つのことであっても様々なアプローチがあります。きっと、毎日飽きずに色々なことをすることができるはずです。
確かに大事なことは毎日やることが基本だとしても、現実にはその他にやらなければならないことが山ほどあります。だから24時間365日、好きなことだけはできないです。
「譲れない価値観」と「心躍る未来像」を明確にすれば、あれもしたい、これもしたいという活動が見つかっていきます。
何もしなければ、あなたの「譲れない価値観」は満たされず、「心躍る未来像」も実現しないです。
最初の一歩の行動を決めるポイント
すぐやるためにも、最初の一歩の行動は簡単なのがいいです。
どんな行動から始めるかを決めるポイントが4つあります。
- 1つ目、自分が行う行動であること。
自分の人生を変える行動は、やはり自分からです。他人の行動は、最初の一歩には相応(ふさわ)しくないです。 - 2つ目、すぐにでも取り掛かれる行動であること。
検討が終わったら、すぐに取り掛かってください。遅くとも当日か翌日以内にはできる行動です。 - 3つ目、39度の熱が出ていたとしてもできるぐらい簡単な行動であること。
どんなに辛くても、できる行動であることです。もし、本を読むということであれば、「本の表紙を触る」ようなものです。 - 4つ目は、手順が分解された、最小単位の行動であることです。
どんな大きなことも、手順や活動の構成内容は小さな行動に分解することができます。例えば、パソコンで何かの作業をするならば、パソコンの電源を入れ、机の前に座る、といった準備も含まれます。
このような観点から、初動は何をすべきか、書き出してみてください。書き出してみて、一番簡単ですぐにできることを選んでみてください。
この4つを身につければ、すでに「すぐにやる人」です。
そこからゴールへの道歩み始めたことになります。
一分間だけ読書してみる
自分の好奇心を発見して、未知の分野について学びを深めていこうとするならば、まずはその好奇心を満たしてくれそうな本を読んでください。
手にとって、あなたが「これは面白そう!」と思う本なら、何でもいいです。パラパラとページをめくってみて、好奇心が続くようであれば、焦らずじっくりゆっくり読んでください。同時に他にもっとわかりやすそうな本も探してみて、同時に読んでいきましょう。
いくつかの本を読んでいるうちに、共通する内容が出てきたり、別の本ではもっとわかりやすく説明してあったりして、段々とその知識の世界に馴染んでいくことができます。
そういった生活を始めるためにも、初めは、一分間だけその分野の本を読むということをしてください。
一分間も読めないというものであれば、積極的に読まなくていいです。
ページをめくれば目に入ってくる文字もあります。何度も出てくる文字も知らず知らずのうちに目に飛び込んでくるものです。
一分間読書メモ
メモを取らずに過ごしていくと、いつしか読んだ内容も忘れ、メモを取るためにもう一度読まないといけなくなります。もう一度読もうとすると、やる気がなくなってしまうかもしれないです。
簡単に読書記録を取る方法として、「手帳に書名と著者名を書く」、「コメントは一行だけ手帳に書く」など、記録は何でもいいです。
とにかく、読書記録は簡単にしてください。
まとめ
著者 藤由 達蔵(ふじよし たつぞう)】
- 先延ばしにしていることは何?
- 先延ばしにしてもいいことがあるか?
- 初めの一歩は、必ずできる簡単な行動にする
- 自分の目的を考える
- 何のために生きているのか
- 三つのタイプの価値観
- 大事なことを大事にするための基本原則
- 最初の一歩の行動を決めるポイント
- 一分間だけ読書してみる
- 一分間読書メモ
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