「うまくいく人は声がいい 人に好かれる良い声を手に入れるための最高のメ ソッド56」著者:清水永里子

こんにちは、あっきーです!

高い声、低い声、張りのある声、信頼されやすい声など、声には色んな種類があります。

  • あなたは、自分の声をどんな声だと思っていますか?
  • そして、もし思い通りの声を出せるのであれば、どんな声になりたいですか?
  • もし、なりたい声を手にしたら、あなたの人生はどの様に変わりますか?

実は、少しのコツさえ掴めば、どんな人でも理想通りの声を出せる様になります。ですから、あなたが先ほど想像した、思い通りの声になったあとの人生は実現可能です。 

犯罪捜査では、指紋と同じ様に声紋が使われることがあります。このことからも わかりますが、声は一人一人違います。

あなたの声はあなただけの唯一無二の声です。そのため、あなたが「あの人と同じ声になりたい」と願っても、同じ声にな ることはできないです。

ただ、声が持つ魅力や説得力、信頼性などは、あなたの望み通りに手に入れられます。 

今回のブログでは、声に関する知識を8個のポイントにまとめています。是非、あなただけの声を最大限に活かして、人生を変えてください。 

参考になった。面白いと思った人はコメントお願いします。

Contents

第一印象は声で決まる

みなさんは、初対面の人と会う時はどんなことに気をつけていますか?恐らく、 服装や髪型、顔の表情に気をつける人が多いと思います。

「人は見た目が9割」と言われることもあるほどなので、見た目はやはり重要で す。ただ、その見た目と同じくらい、声も第一印象に影響します。 

初対面の人と会った時、誰もが「この人はどんな人だろう?」と、五感の全てを使って判断します。

そんな状況で、清潔感があり綺麗な顔立ちをした人の発した声が、ぼそぼそと暗い声だったとしたら、あなたはこの人に対してどの様な印象を持つでしょうか?

「あれ?イメージと違う。」「見た目は素敵だけどなんだかちょっと…」と思うかも...

そして逆に、見た目が素敵な人の声が、 ハリのある素敵な声だったとしたら、「やっぱり素敵だ」と、あなたはその相手に より良い印象を持つのではないですか?

これこそが、声の持つ力です。第一印象は見た目が9割ではないです。第一印象は見た目と声が9割です。 

「あの人は話さなければ素敵なんだけど...」と言われる人がいます。

この「話さなければ」が指す中には、話す内容だけではなく話し方や発する声も含みます。

「あの人は信頼できる」と言われる人に、ボソボソと暗い声で話す人はいるでしょうか?

見た目と声で、相手に与える印象は決まります。だからこそ、見た目と声 が変わるだけで、あなたの人生は大きく変わります。 

ただなぜか、声は軽んじられることが多いです。服装や髪型に関して、TPOを意 識しない人はいないです。お葬式に派手な私服で参加したり、結婚式にサンダ ルで参加する人はいないです。

ではあなたは、見た目と同じくらい、「その場に適 した、好印象を与える声」を意識できていますか?

もし、常に意識できているか 不安だと思った人は、今日からもっと「自分の声」に意識を向けてください。声は見た目と同じくらい、あなたのイメージに影響を与えます。

印象は「見た目・キャラクター・声」でつくる

人から好印象を持たれるには以下の3つが大切です。

人から高評価を持たれるために必要な3つ
  1. 見た目
  2. キャラクター

ま ず見た目に関しては、どんな時でも清潔感は必要不可欠です。それに加えて、TPOに適した服装や髪型、表情を意識してください。

次にキャラクターは、その 場で自分はどんな人間に見られたいのかを意識するようにしてください。キャラ クターは他人から作られるのではなく、自分で意識して作ることです。

そして声は、声の高さを意識することが大切です。声の高さを自在に操り、あなたがイメージしたキャラクターを作り上げてください。

「見た目・キャラクター・声」の3つを 意識するだけで、あなたの人生は大きく変わるよ!
例えば...

ビジネスシーンにおいて、会議で発言をする時と部下に1対1で指導する時で使うべき声は変わります。

プレゼンテーションや商談の中でも、冒頭の挨拶・説明・クロージングのなど、状況によって使うべき声は違います。

友人との会話でも、話の内容によって使うべき声は違います。

楽しく話をしている時に、暗く 低い声で相槌をうつ人とは、あまり仲良くなれる気がしないですよね? 

どんなに見た目を整えていても、使う声を整えていなければ相手に好印象を与 えるキャラクターは作れないです。だからこそ、もっと自分の声を大切にしてくだ さい。

そして、自分の使う声にもっと意識を向けてください。

「姿勢・筋肉・声の高さ」で理想の声を手に入れる 

その場に合わせた声を使う必要性は理解できたと思います。では実際に、うまく声を使い分けるにはどうすればいいのか?

その答えは「姿勢・筋肉・声の高さ」 にあります。この3つを意識することで、その場に適した理想の声を出せるようになります。 

ちなみにここで重要なのは、理想の声とは言っても、あまりにも自分の地声とか け離れた声を出そうとはしないことです。

地声が高い人が、必要以上に低い声を 出そうとすると無理が生じます。地声が低い人が、必要以上に高い声を出そうと した場合も同じです。

理想の声とは、自分以外の誰かの声を真似するのではなく、自分の持って生まれた声の魅力を、最大限に活かした声だと考えてください。

そのうえで、「姿勢・筋肉・声の高さ」に意識を向けてください。 

声は喉で作られていると考えている人が多いですが、実は声は体全体でつくら れています。

特にお腹周りは、声に大きな影響を与えます。声を出す時は、体の中に1本の軸が通るような姿をイメージしながら綺麗な姿勢を意識してください。

そして全身の筋肉を使って声を出す意識を持ってください。

例えば...
プロの歌手はアスリートに近いトレーニングを行い、全身の筋肉を鍛えています。声は喉だけではなく、体全体を使って出しています。

この意識を持っ たうえで、自分の声に集中してください。

ポイント
自然に出す自分の声がどの程度の高さなのか把握してください。そうすれば、あなたは理想の声をうまく使えるようになります。

腹式呼吸・共鳴・声の筋トレ

理想の声を出すためには、「腹式呼吸・共鳴」の2つを意識したうえで「声の筋ト レ」を行ってください。 

腹式呼吸ときくと、実際にやるのは難しいという人がいますが、全然難しく考える 必要はないです。腹式呼吸の仕組みは非常にシンプルです。

お腹から息を送り出してあげる。腹式呼吸で求められるのはこれだけです。

え、それだけでいいの...!?

胸や肩が動いていないかどうか。空気の通り道がどこなのか。腹筋の使い方や喉の使い方、体の硬 直状態など、細かなことは一旦忘れて大丈夫です。 

とにかく、お腹から息を送り出すことだけに集中してください。そのうえで、体全体 を共鳴させて息を声に変えてください。

理想の声を出す土台
  1. 腹式呼吸
  2. 共鳴

この土台ができたら、次は声の筋トレです。先ほどお伝えした様に、歌手はアスリートと同じ様な努力をして、理想の声を出す体をつくっています。

声を出す時は、喉の中にある小さな筋肉を使います。そしてこの小さな筋肉を全身の筋肉で支えます。

そのため、ただ声を出して喉を鍛えるだけではなく、全身の筋肉を鍛 える「声の筋トレ」を行なってください。

ちなみに、声の筋トレを行えば「音痴」を直すことができます。音痴の原因は、思った通りの音を出すのが苦手なことにあり ます。

ただ、声の筋トレを繰り返していけば、音痴は改善されて的確な音が出せるようになります。

何度もお伝えしますが、声の高さは相手に与える印象に大きく 影響します。声の筋トレを行なって、理想の声を手にしてください。 

ポイント

「腹式呼吸・共鳴・声の筋トレ」の3つはどれが欠けてもいけないです。3つのバランスが大切です。

最初から完璧にする必要はないです が、この3つは全て重要ということだけは頭の片隅に入れておいてください。 

3つのエクササイズ 

理想の声を手に入れるために次の3つのエクササイズを行なってください。

  • 姿勢
  • 呼吸

お伝えするエクササイズはどれも簡単なものなので気軽にできると思います。では、それぞれ順に解説です。 

姿勢のエクササイズ

理想の声を出す姿勢は、声の通り道が綺麗に1本通っている姿勢です。

そしてその姿勢をつくるためには、リラックスすることと 背筋を使うことが大切です。 

いまからお伝えする姿勢を整える2つのエクササイズを実践して、正しい姿勢を つくってください。

正しい姿勢を作るエクササイズ
  1. 肩を上げてストンと落とすエクササイズ
  2. 手を下のおろしたまま、体の後ろ側。お尻の辺りで手を握るエクササイズ

ず正しい姿勢をつくる1つ目のエクササイズは、肩を上げてストンと落とすエクササイズです。

やり方は、腕は下におろしたままで、肩だけ グッと上に上げる。そして次に肩の力を一気に抜いて肩をストンと下に落とす。

こ れを5回繰り返すだけです。

このエクササイズを行うと、背筋は伸びつつ全身がリラックスします。

続いて姿勢をつくる2つ目のエクササイズは、手を下のおろしたまま、体の後ろ側。お尻の辺りで手を握るものです。お尻の辺りで手を握ったら、5秒間グッと胸を張った後に脱力する。

この2つのエクササイズを継続すれ ば、1本の線が通った綺麗な姿勢がつくれます。 

呼吸のエクササイズ

呼吸を自在に操れる様になると、声に安定感がうまれます。そして、安定感のある声を出すには腹式呼吸が大切です。

そ のため、呼吸のエクササイズで腹式呼吸を身につけてください。

呼吸のエクササ イズのやり方
  1. お腹を膨らませながら息を吸う
  2. 膨らんだお腹を手で押してへ こませつつ息を吐く
  3. この2つを繰り返す

腹式呼吸というと、お腹に空気を入れる感覚を意識する様に言われた経験がある人が多いと思います。

ただ、こ のエクササイズを行う時は、空気がお腹に入っている感覚は実感できなくても問題ないです。

空気が入っている感覚があってもなくても、とにかくお腹を動かすことを意識してエクササイズを行なってください。そうすることで、感覚ではなく体が 腹式呼吸を覚えてくれます。そして自然と腹式呼吸ができるようになります。

その 結果、あなたは安定した声を出せる呼吸を身につけられます。 

喉のエクササイズ

先ほどお伝えした姿勢と呼吸のエクササイ ズの後、実際に声を出して喉を鍛えます。

喉のエクササイズのやり方
  1. 姿勢を 整えてお腹を膨らませながら息を吸う
  2. 息を吸ったら「りー」と3秒間声を出す
  3. こ れを3回繰り返す

なぜ「りー」と発音するの?

「り」という音は自然と口角が上 がりやすい音だからです。口角が上がると、喉の緊張がほぐれて変な負担がなくなります。その結果、体全体を使った発生ができます。

ですからこのエクササイズを行う時は、声を出す際に自分の口角が上がっているか意識する様にしてください。 

「姿勢・呼吸・声」。この3つのエクササイズで理想の声が手に入ります。

声を聞けば気持ちがわかる

声にはその人の感情や身の回りの環境が出ると言われます。

例えば...

大家族で大きな声を出さなければ自分の主張が通らない。そんな環境にいる人は、自然と大きな声を出す機会が増えます。

そしてその普段の声は、他の誰かと話す時にも現れるものです。

逆に車の物音すらしない静かな環境に身をおいている人は、普段の生活で大きな声を出す機会は少ないです。

そしてその環境は、日常の会話のボリュームや声色に影響を与えます。 

さらに、気持ちに余裕があり、リラックスしている時に出す声と、焦りがあって気持 ちに余裕のない時に出す声は確実に違います。

嬉しい時と悲しい時も、出す声 は確実に違います。 

この様に、あなたの声は、その時の感情や身を置く環境によって変わります。これは、どんなに声の筋トレを行っていたとしても影響を受けます。

焦りがあって気持ちにゆとりのない人の声。なんとなく、心地いい声だとは思わないですよね。

だからこそ、常に理想の声が出せる様にメンタルコントロールを身につけてください。

そして、辛く苦しい環境には身をおかないでください。常に、いまの自分にの 状態と発している声を観察する習慣を身につけてください。

「大きい声」ではなく「通る声」 

人はボソボソ話す人よりもハキハキ話す人に対して好印象を持ちます。そのた め、ビジネスの世界では、ハキハキ話すことを心がけている人が多いです。

注意
ハキハキ話すことと大きな声で話すことは全くの別物なので注意しましょう。

確かに小さな声で話すよりも大きな声で話す方がハキハキ話 せる可能性は高くなります。

ただ、大きな声は、時に周囲に不快感を与えます。 集中して作業をしている人は、大きな声で話す人が近くにいると嫌な気持ちになります。

大きな声は威圧的で不快感を与えることもあるのであなたは「大きな声」ではなく「通る声」を出す意識を持ってください。

優秀なリーダーが出す声にはハリがあるとよく言われます。決して大きな声を出しているわけではないのに、声にハリがあってよく通るんです。

大きな声には上品さを感じることはないですが、よく通るハリのある声には上品さがあります。周囲を魅了する力があります。

ハキハキ話すとは、大きな声ではなく通る声で話す だと、意識をアップデートしてください。 

最高のエクササイズは歌うこと

歌が上手な人は、魅力的な声の人が多いです。声が魅力的だから歌がうまいと 思っている人もいますが、実際は、歌がうまいから魅力的な声が出せます。

歌の 中には、強弱を演出する緩急・綺麗に声を出すための呼吸・思い通りの高さの声を出せる音程など、「理想の声」を出すために必要なあらゆる要素が含まれて います。

歌がうまい人は、この能力が高いから上手に歌うことができます。その ため、日常でも声を自在に操り理想の声を出せます。その結果、魅力的な声の持ち主になれます。 

トレーニングをすれば誰にでもいい声は出せる様になります。もちろん、プロの歌手として人気が出るかどうかとなると、努力しても難しい場合もあります。

た だ、日常レベルで素敵な声だと思ってもらえる。その程度のいい声であれば、誰にでも出せる様になります。そのため、自分には無理だと決めつけずトレーニングをしてください。 

ちなみに、理想の声を手にするための最高のエクササイズは歌うことです。

今回のブログの中で「姿勢・呼吸・声」のエクササイズをお伝えしましたが、理想は「歌」を日常の中に取り入れることです。

初めは鼻歌程度の小さな声でも構わないで す。もちろん、大きな声で歌うことが好きなのであれば、家の中で、全力で歌ってみるのも悪くないです。

ポイント
歌うことで、呼吸と声を自在に操るスキルが磨かれます。 是非、楽しく歌って理想の声に磨きをかけてください。

まとめ

あなたの声は、あなただけの武器です。その唯一無二の武器を磨いて、理想の 人生を手に入れてください。発する声で人生は大きく変えられます。

解説は以上です。今回のブログが役にたった。面白かったという人はコメントお願いします。

    「うまくいく人は声がいい人に好かれる良い声を手に入れるための最高のメソッド56」
    1. 第一印象は声で決まる
    2. 印象は「見た目・キャラクター・声」でつくる
    3. 「姿勢・筋肉・声の高さ」で理想の声を手に入れる
    4. 腹式呼吸・共鳴・声の筋トレ
    5. 3つのエクササイズ
    6. 声を聞けば気持ちがわかる 
    7. 「大きい声」ではなく「通る声」
    8. 最高のエクササイズは歌うこと

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