こんにちは、あっきーです!
しかしこれは現代の社会を生き抜いていくために、多くの人に必要なことです。
世界はどんどん変化しています。新型コロナウイルスの影響でテレワークになり出社しなくなった人もいます。SNSなどの技術の進歩でかつてのような仕事の仕方をしなくなった人もいます。
また、仕事をしなくても資産からの収入で生きていく「FIRE」や、支出を極限まで絞る「ミニマリスト」など、働き方や生き方も多様化しています。
働き方の選択肢が増えた今、本書では新しい生き方として、「仕事を半分にする」ことを提案しています。
「仕事を半分にする」とは、仕事の質は保ったまま量を半分にすること、仕事に対する心の負担を半分にすることも指しています。このブログでは仕事を半分にして本当の自由を手にいれる方法を12個解説していきます。
将来に不安を感じている。自分はこれでいいのかと悩んでいる人は少しでも実行すれば、人生が変わっていきます。
勉強になった、もっと知りたいと思った人はコメントください。
Contents
全ての仕事を半分にする
もちろん会社には所定労働時間があり、実際に仕事時間を半分にするのは不可能です。しかしそれは、「今の仕事を今の形で続ける」前提があるからで、その前提を取り払えば実現可能です。
- 独立して4時間しか働かないと決める、転職して労働時間の短い会社に勤めることができます。初めから諦めていては可能性はゼロです。
今の仕事を半分に圧縮して、その空いた時間に自分のやりたいことができれば、仕事時間が変わらないまま、2倍の濃さで仕事ができます。
仕事を半分にしても、ただ時間が増えるだけでは意味がないです。空いた時間でできるやりたいことは、今働いている仕事の中でできることや、副業的なことでもいいです。
今の仕事を半分にして、空いた時間でそれができるのであれば、仕事時間が変わらないまま2倍の濃さで仕事ができます。
そのため「仕事を半分にした」と言い換えることができます。
しかし、仕事を半分にした結果として、何も得るものがなければ意味がないです。
仕事を半分にすると収入が増える
仕事を半分にしても収入を増やすためには、時給仕事をやめる必要があります。
管理職や役員への昇格を目指したり、転職、副業や起業などで「時給に縛られない」仕事を考えてください。時給に縛られている状態を自覚して、それをどう改善していくかを考えるところから始めてください。
次に、「自分以外に働いてもらう」ことを考えてください。自分だけが働いていたら、自分の仕事を減らすことも仕事の質をよくすることもできないです。お金を稼いでいる人は、「人にいかに働いてもらうか」を重視しています。
- なるべく人に働いてもらうことか、人以外の”モノ”に働いてもらって収入を上げること。
- 機械に働いてもらって収入を増やすとか、お金に働いてもらって収入を増やす方法。
- 株式市場などに投資することも検討してください。
自分が動かずに、いかに収入を増やすかを考えることが、自分の仕事を減らして収入を上げることにつながります。
今の仕事にしがみつかない
- 今やっている仕事を神格化(しんかくか)する必要はないです。
思い切って転身することも選択肢の一つです。見えない将来にかけるよりも、安定した今の仕事を続けるほうがいいと考える人もいます。
しかし、今はネットでほとんどの仕事の内容を事前に調べられます。給料や福利厚生などの情報も把握できます。自分で事業を行う場合も、昔よりもやりやすいです。
新しい仕事に就いた(ついた)ときの人生設計がやりやすくなっているので、転身も視野に入れて考えてください。
会社の人間関係や仕事が楽しくないなどで、仕事をやめたいと感じている場合もあります。その場合は、今の仕事をやめずに、職場を異動することを検討してください。
今働いている環境を変えることは、自分の人生にとって大切なことですが、長い人生から見れば、職業を変えることはそれほど大きなイベントではないです。
”週休4日”にチャレンジする
その分プライベートも充実しそう!
会社員であれば、会社の所定の休日しか休日を取れないのは当然です。2022年は、パナソニックが選択的週休3日制を検討して大きなインパクトを与えました。
仕事を半分にするために、週休4日にチャレンジすることです。
週休4日を目指すのは、不可能ではないです。まずは、週休3日を実施する自由を重んじる会社で働いて、週休3日から4日を目指していきましょう。週の半分が仕事、週の半分が仕事以外という環境を作ることができれば最高です。
週休4日だと、今までの5日勤務から半分にはなっていないですが、精神的な負担は半分以下になります。
- 週休4日を実現しやすいです。
この本の著者の山本 憲明(やまもとのりあき)さんも、週に1日は必ず「平日でも仕事をしない日」を決めています。 - 会社員でも、例えば週に1日を「事務処理禁止、将来につながることだけを行う日」と決めるなど、やる仕事の種類を制限して「勝手に週休3日」を行うことは可能です。一度試してみてください。
週5日でやっている仕事は、集中力を高めれば週4日や週3日でできるはずです。
FIREを目指す
仕事を半分にするどころか、ゼロにできたり、社会に貢献する活動を新しく始めることもできます。FIREの世界で言う経済的自立は、仕事をしなくても収入が入ってくる状態を言います。
- 家族の生活費を年500万円とすると、その500万円を労働収入ではなく、資産からの収入で賄う(まかなう)のがFIREです。
- 年率5%で運用できるのであれば、1億円の資産が必要です。1億円を貯めるのは難しいので、まずは違う形態のFIREを目指すことが賢明です。
FIREにはいろいろな形態があるので、それを目指すのもありです。FIREを目指すことは、「仕事を半分にする」ことにもつながるので、ある程度目標にしていくことをお勧めです。
FIREに近づいていくためには、「資産からの収入」を生むものに投資をしていく必要があります。それは不動産であったり、株式や投資信託等であったり、SNSのフォロワー数や登録者数であったり、ファンであったりします。
収入を得るための資産を増やしていくことは、早いうちからはじめた方が有利です。今が一番若いのは誰でも同じなので、今から始めることが大切です。
まずは「将来収入を生み出してくれる資産」、具体的にはiDeCoやつみたてNISAなどの税金が優遇される制度を使って、積み立てをはじめるのがお勧めです。
「サイドFIRE」という選択肢
- 生活費に年間500万円がかかるのであれば、250万円を労働所得から、250万円を不労所得から賄っていく考え方です。
- 完全にFIREするのはかなり難しいので、仕事を続けながら足りない分を不労所得で賄う(まかなう)サイドFIREは現実的です。
サイドFIREの達成を目指すことは、自分のためになります。
まず生活費や遊興費(ゆうきょうひ)を抑えることができます。サイドFIREなど、生活費のある程度を不労所得で賄う(まかなう)のであれば、支出を抑える必要があります。収入の多くを投資に回し、支出できる金額が自然と少なくなるようにすると無理がないです。
サイドFIREを目指すことは、体力的に仕事が思うようにできなくなったときにも威力を発揮します。「無理だったら仕方ない」と捉えながら、ある程度は年金、ある程度は不労所得で生きていこうという考えをお勧めします。
事業を持つと、何かと有利になる
僕にはハードルが高い気がしちゃうんですけど…
事業を持つことは、誰にでもできますし、今の時代はとてもやりやすくなっています。
まず、法人を設立し、事業を開始する方法があります。
- 巨大なものから、ごく小さいものまであります。
1人だけの法人を作り、そこで立派に起業することは誰にでも可能です。 - 法人を作らなくても、個人事業として事業を行うことも可能です。個人事業を開業届を税務署に出せば始めることができます。税金の申告も自分で行うことが可能です。
自分で事業を始めるのはハードルが高いと思う人は、副業でできることからはじめて、それを磨いてください。
自分独自の事業と作ろうとあまり理想を高くしなくてもいいです。どんなことでも事業になります。
メルカリなどで不要品を売る、自分で作ったアクセサリーなどを売る、専門分野を生かしてオンラインで相談に乗る。
何でもいいからはじめることが大切です。
自分の事業を持つと、何かと有利になります。お金を借りやすくなったり、補助金や助成金などの公的なお金をもらうチャンスも増えます。法人なら社会保険に加入することも可能です。
自分で将来のお金を設計しやすくなります。
小さくてもいいから、何かをはじめてみる
何をはじめたらいいのかわからない人は、自分が得意なこととか、好きでたまらないこと、やっていて飽きないことについて考えてみてください。そして、同じようにそれを好きな人の役に立つことができないか考えてみます。
見つかれば、それをはじめてみるだけです。
事業をはじめるための資金がない人は、小さな資金でもはじめられることを探してください。
事業は、資金に対するリターンを計算して、それを大きくしていくことが大事です。
自分が設定したリターンを得られればOKです。やりながら改善していけばいいです。うまくいくか不安に思うことも多いですが、はじめてから改善を考え、その事業をより良くしていけばいいです。
仕事を半分にして生きていく計画を作る
1:人生の計画を自分で決める
まずは、「仕事を半分にして生きていく」ための、人生の計画を作ってください。
計画を作るには、現状把握が大切です。
自分の状態、日頃感じている悩みを言語化し、それをふまえて計画を作ります。何歳まで生きて、何歳まで仕事をするか、未来のことはわからないですが、自分で好きなように決めてください。
2:引退後のお金を考える
次に、仕事引退後の生活費を決めます。将来の経済状況はわからないので、今の基準で考えます。月30万円は必要な人も、月20万円でやっていける人もいます。これも自分で決めることが大切です。
引退時までにお金を貯めて、それを取り崩して生きていく方法もあります。しかしある程度の不労所得を得ながら引退後を過ごすのが一般的です。不労所得には年金も含まれます。毎月誕生月に送られてくる「ねんきん定期便」には、これまでの加入実績に応じた年金額が記載されています。
- 自分がもらえる年金を計算することができます。
年間生活費から年金額を引くと、「年間の不足額」が出ます。不足額に引退後の年数をかけると、引退までに必要な金額が出ます。この計算はあくまでスタートです。ここを起点に貯める方法を考えていきます。
引退までにその金額を貯めることが難しい場合は、引退後の必要金額を減らす、引退時期を延ばす、投資をしてその投資から生み出されるお金で不足分をカバーするなどの選択肢を検討してください。
基本的には、仕事をしている若いうちから、株式や投資信託、不動産などに投資していき、引退後には年金にプラスして、その投資の利益・配当を得る方法が一般的です。
引退後の生活を不労所得で賄うために、引退までにどれくらいの投資をしていくかの計画を立ててください。死ぬまで働くと決めた人も、年齢に合わせた働き方ができるようにすることです。そのためにも足りない生活費をどう賄う(まかなう)か計画してください。設計は自由です。
3:計画に大切なのは「お金」だけではない
将来の健康や社会生活、自分の目標などの計画を立てることも大切です。何歳まで健康を保って生きていくか、そのためには今何をすればいいのか。その計画に合わせて、食事や運動を見直すことも必要です。将来をすべて決めることはできないし、決めすぎてしまうと楽しくないです。自分で考えていろいろな方向から計画を立ててください。
そして、「仕事を半分にして生きていく」計画を、そこに入れ込みます。
定時を徹底的に守る方法
定時が決まっている人は、確実にその時間までに一日の仕事を終わらせてください。定時で仕事を完璧に終わらせるコツで、特に大事なのは次の4つです。
1:無駄な仕事を排除する
これが一番大事です。やめて問題にならないこと、必要でないものはやらない・作らないことを徹底してください。また、仕事は合格点が取れればOKです。
無駄な時間を使って100%の仕事をしないようにしてください。
2:マニュアルやチェックリストを作る
何度も行う作業は、マニュアルやチェックリストを作ってください。
簡単なものでいいので、自分が見やすいものを、時間をかけずに作ってください。仕事が早くなることは間違いないです。
3:前倒しで仕事をする
常に前倒しで、締切までに余裕を持って仕事をしていれば、計画も立てやすいです。余裕があるのでミスも少なく、あとの作業に影響を及ぼすことも少ないです。
4:ゲーム感覚でスピードを上げる
仕事の時間を計測して、次にやる時には完了時間を設定するのもお勧めです。
ある仕事に1時間かかるのであれば、効率化してより短い時間でできるようにします。時間の計測は面倒ですが、ゲーム感覚でできるようになり、仕事全体の時間も短縮できます。楽しんで仕事が早くなります。
このようなスキルやアクションを利用して、定時で仕事を終えることが大切です。
自分にしかできないこと以外は人に頼む
仕事を減らすには、人に頼むことも重要です。
これができないと、いつまでたっても仕事が終わらないです。「自分でやった方が早い」「人に仕事を依頼し、教えるのは面倒だ」などの理由で、人に仕事を頼めない人は多いです。
しかし自分ばかりが仕事を抱えていることは、正しいことではないです。
なるべく人に頼み、「自分にしかできないこと」「自分がやるべきこと」だけをやるように心がけてください。
本当のことを言うと、「自分にしかできないこと」はないです。
「自分にしかできない」ことは、自分が決めたことでいいです。
移動をやめる
しかし移動できないことがメリットになる人や、通勤時間が減って楽になった人の話もよく聞きます。
移動をやめることで多くの時間が生まれます。一日のうちの貴重な時間を、あまり収穫のない移動に取られるのはもったいないです。
リフレッシュのための移動はあるべき時間ですが、心身を削る通勤の移動は意味がないです。職場に近い場所に住む場所を変えたり、テレワークを増やすなどの環境改善をしてください。
まとめ
【「5年で仕事を半分にして、自由を手に入れる」
山本 憲明(やまもとのりあき)】
- 全ての仕事を半分にする
- 仕事を半分にすると収入が増える
- 今の仕事にしがみつかない
- ”週休4日”にチャレンジする
- FIREを目指す
- 「サイドFIRE」という選択肢
- 事業を持つと、何かと有利になる
- 小さくてもいいから、何かをはじめてみる
- 仕事を半分にして生きていく計画を作る
- 定時を徹底的に守る方法
- 自分にしかできないこと以外は人に頼む
- 移動をやめる
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