こんにちは、あっきーです!
- 1位に対していいイメージを持ち、「自分自身を成長させて1位になってみたい」と思う人
- 「そもそも1位になることに何の意味があるの?」、と、1位に対して良いイメージを持っていない人
- 「今から1位になるなんて無理」と、1位を目指すモチベーションを失っている人
ただ、はっきりとお伝えします。1位を目指し成長することは楽しいです。そして、後発でも1位になれる再現性のある方法があります。
成果を上げるには、よく思考し、数多く行動することが必要です。ただし、それだけでは足りないです。思考と行動を、スピード感持って行うと同時に、企業ミッションの浸透と、個人の価値をうみだすことが大切です。
今回のブログでは、1位になる正しい知識を9個解説していきます。是非、楽しみながら成長し、結果を手にできる人になってください。今回のブログを読んで参考になった。面白いと思った人は、コメントお願いします。
Contents
1.全体最適の習慣
会社の業績は個人の力の集まりです。全社員が同じ目標に向かって進んだとき、業績は最大になり個人も大きく成長します。仕事で最も大切なのは全体最適です。
人は一般的に、会社全体よりも個人のKPIを重視しがちです。
そして、個人のKPIという指標があるせいで、多くのビジネスパーソンは全体最適よりも個人のKPIという部分最適に走ります。その結果、組織は弱くなり、個人としての成長も止まります。
■いつまでたっても経営者の思考が身に付かず、いち会社員のレベルから抜け出せない
→結果、成長速度が加速。
個人KPIよりも全体最適を求めることは一見、遠回りに思えるものです。ただし実際には、遠回りに見えて成長への近道なんです。成長のために全体最適の思考習慣を身につけてください。そのために、まずは、「これは自分の仕事ではない」という発言をやめてください。
2.全体最適と3つのバリュー
何か施策を打ち出す際には、「こういう施策をすれば、業績がこのくらい伸びそうだ」と仮説を立てる必要があります。そして、施策を考えるには合理的な思考が必要です。施策を考えたり採否の判断をする際には、期待を超え、自身が成長する必要があります。
▼Rationalism(ラショナリズム)
まず、Rationalism(ラショナリズム)とは、合理的に考えることを意味します。言い換えると、「論理的思考に基づいた問題解決が大事」という文化を根付かせることです。売上・利益を伸ばすには、全社最適の思考が重要です。ただし、これは口で言うほど簡単ではないです。合理性を意識し続けなければ、どこかで社内政治が働き、非合理的な判断が行われます。「社長が言っているから」と、何も考えずに従うのはバリューに沿っていないと考えてください。
▼Excellence(エクセレンス)
次に、Excellence(エクセレンス)とは、「期待を越えよう」の意味です。言い換えると、「常に顧客を意識し、顧客にとっての真の価値を創造する文化」を根付かせることです。ビジネスで期待を超えるべき相手は、上司ではなくお客様です。このことは、当たり前ですが忘れやすいです。誰が言ったのかではなく、何を言ったのかを大切にしてください。お客様の期待を超える提案が、結果として、チームメンバーや上司、取引先の期待も超える提案になると考えてください。
▼Growth(グロース)
最後に、Growth(グロース)とは、「共に成長しよう」の意味です。このことは、採用の場面から常に意識すべき項目です。共に成長する意識を持った人材を継続的に採用し続けることが、全体最適の経営につながります。成長意欲が低く、成長しようとする仲間や会社の不平不満を口にする人間は周囲に悪影響を及ぼします。どんなに人手不足になったとしても、採用で妥協することは避けてください。そして、共に成長する文化を作れる仲間と仕事をしてください。
3.とことん成長を楽しむ
人生は1度きりしかないです。だからこそ、悔いのない人生を送ってください。そしてそのために、自分の成長を楽しめる人材になってください。人も企業も永遠の未完成です。
「現状維持では、後退するばかりである」
現状維持とは昨日と同じ状態です。時間が経過しているのに何も変わっていないです。
お金でも目の前の100万円と未来の100万円の価値は違います。仮に年利3%で考えると、目の前にあるいまの100万円は1年後には103万円です。1年間で3万円も価値が大きくなっています。そしてこの考え方は人間にも共通する考え方です。今日の自分と来年の自分が同じだった場合、成長していないだけではないです。時間が経ったのに変わっていないのは、価値が減少したのと同じことです。自分では現状維持だと思っていても、世の中は刻々と変化しています。時間は無常にも流れていきます。
▶︎いまの自分の実力を「1」とする
結果:現状維持をした人の1年後は、1×1を365回繰り返した結果になる
要は、1年後の実力も「1」です。それに対して、毎日、昨日の自分よりも1%ずつ成長を続けた人の1年後の実力は、1.01の365乗です。そしてその答えは、「37.8」です。たったの1%の成長でも、持続すれば1年後にはいまの37.8倍も成長できます。だからこそ、現状維持は後退だと考えてください。
4.学ぶ習慣で成長する
仕事の成果は行動でしか変えられないです。成長したいのであれば、とにかく行動をしてください。この様な話をすると、ただ闇雲に行動をしようとする人がいます。ただ、闇雲に行動するだけでは成果を出すことも成長することもできないです。
■ミッションとは:会社や企業が将来的に果たすべき使命や存在意義
■バリューとは:ミッションを実現するためのメンバーの行動や姿勢、持つべき心がまえ
- この2つが欠けていると仕事において成果をきたいすることはできない
- この2つが満たされていても、質が低いことを数多くこなしても成果はでない
- どれだけ高い質の仕事ができても量が少なければ成果はでない
- 質と量を両立させたとしても、それに要する時間が長くなれば成果は出ない
- 高い質で多くの量を短時間で実行することで最大の成果が手にできる
その答えは、インプット回数と思考回数を増やすことです。人はどんなに頑張っても自分の知識以上の価値を会社にもたらすことはできないです。自分の知識以上の満足度をお客様に提供することはできないです。だからこそ、まずは常に学ぶ姿勢が必要です。
多くの会社員は、会社のブランドや信用力があるから仕事ができていることを忘れがちです。その結果、どんどんインプット量が減っていきます。だからこそ、日本人は世界一、大人が勉強しない国なんです。自分に仕事があるのは、自分の力ではなく会社のおかげという謙虚な気持ちを持ち、常にインプットし続けてください。
思考回数は地頭力に直結します。
■「質×量÷時間」×「ミッション×バリュー」
成果を出しつつ成長し続けられる人になってください。
5.型を知る
型を把握する能力や、型を抽象化する能力がある人は、他者の事例を自分に適用して成功確度の高い手法を再現性高く実行できます。型を抽象化して自分に適合させる能力は、数をこなすことでしか手にできないです。型を意識しながら、具体的な事例に数多く触れてください。無数の成功事例から抽出した成功の型をたくさん持つことで、学びはあなたの血肉になります。そして、数多くの型を身につけた先に、型を超えるオリジナルが見えてきます。
型を知らないひらめきは、ただのヤマ勘で再現性がないです。型を身につけ、型を超えたひらめきには、次の成功を導く再現性があります。
6.仮説思考を身につける
ビジネスでは未来を予測することが大切です。「これをやればいいんじゃないか。なぜならこうだから。」と論理的に仮説を立てられる人になってください。
人間の情報処理能力には限界があります。それなのに、多くの人は「情報は多ければ多い方がいい」、「その方が良い判断ができる」と考えています。
AIは圧倒的な情報処理スピードを持っています。その為、膨大な情報から全ての選択肢を検証して最適解を導き出せます。AIが将棋の打ち手を考える時は、無限にある様に感じる打ち手の全てを瞬時に検証して最適解を導き出します。
ただ、これを人間がやろうとすれば、情報収集、検証だけで大量の時間を費やしてしまうことになります。改めてですが、仕事で成果を手にするには「質×量÷時間」×「ミッション×バリュー」の公式を意識する必要があります。どんなに質が良くても時間が膨大にかかってはいけないです。だからこそ、情報収集の途中や分析作業に入る前に仮説を立てることが大切です。
✔️間違えていたとしても早く間違いに気付き新たな仮説を立てることが可能
ただ闇雲に情報を集めた後に答えを出すより、「仮説が先でデータが後」の流れの方が圧倒的に仕事の速度が上がります。
7.限界まで頭をひねる
自分の能力を限界まで出すかどうかでアウトプットの質や成長速度に大きな差がうまれます。そして、99.5%を100%にするためには持っている能力の限界を引き出す必要があります。だから多くの人は自分の中でいい塩梅で仕事を完結させることが多いです。
もちろん、人の能力には差があります。限界の力を出せば100の仕事ができる人もいれば、限界まで力を出しても70の仕事しかできない人もいます。そしてこの場合、能力100の人が少し手を抜いて80の仕事をしたとしても、能力70の人の限界よりも質の高いアウトプットができます。
ただし、能力100の人が行った80の仕事よりも、能力70の人が限界まで頭をひねりうみだした70の仕事の方が価値があります。ただそうは言っても、自分の限界を引き出すのは簡単ではないです。情熱を持って仕事に取り組まなければできないです。
→自分の夢をどう叶えるのか意識することが情熱の源泉になる
8.当たり前のことを当たり前にやる
世の中にはしていい失敗と、しない方がいい失敗があります。このブログの中で、「現状維持は衰退」とお伝えしました。ただそれでも、現状維持のまま逃げ切ろうと考える人は出てきます。また、たった1度の失敗でいきなり昇進ルートから外れて二度と出世コースには戻れない社風の会社があります。
このような場合、その組織は「失敗しないことが正しい」組織になってしまいます。失敗しないとは、裏を返すと挑戦回数が少ないだけです。挑戦を歓迎し、失敗を許容できる社風を作ってください。
ex)メディアに誤った発売日を教えたり、契約書の住所を誤るなど。
気をつければ防げるミスを放置すると大変なことになります。
挑戦して失敗することは悪いことではないです。最大限、挑戦したうえでの失敗は学びになります。それに対して、挑戦しないことやミスを隠すという失敗は罪が重いです。挑戦する環境をつくるためには、いい失敗と悪い失敗を分けて考えてください。ミスの責任は承認した上司にあるが、挑戦する環境をつくるのも上司の仕事だと考えてください。そのうえで、いい失敗を許容できる人になってください。
9.机に向かい続けることに意味はない
仕事の生産性を上げるには、実は適度にサボることも大切です。この事実は、見落としがちですが極めて重要な内容です。
→リラックスするとアイディアも浮かんでくる。
繰り返しお伝えしますが、仕事で成果を手にするには「質×量÷時間」×「ミッション×バリュー」の公式が重要です。この公式からも分かる様に、働いた時間の長さには意味がないです。同じ質と量の仕事なら、時間は短いほどいいです。
もちろん、人よりも仕事が遅いのなら、それをカバーするための時間には意味があります。ただ、やみくもに生産性の低い長時間労働には意味がないです。効率悪く長時間働いて「頑張った感」に浸っている人に対しては上司からの指導が必要です。
まとめ
解説は以上です。
誰でも努力をすれば今よりも上位を狙うことができます。しかし努力の方法を間違えないでください。正しい努力をしなければ効率的な結果は得られないです。正しい努力を実践すれば、後発でも1位になれます。1位思考で豊かで前向きな人生を送ってください。
今回のブログが役にたった。面白いと思った人は、コメントお願いします。
2.全体最適と3つのバリュー
3.とことん成長を楽しむ
4.学ぶ習慣で成長する
5.型を知る
6.仮説思考を身につける
7.限界まで頭をひねる
8.当たり前のことを当たり前にやる
9.机に向かい続けることに意味はない
▼YouTube紹介