こんにちは、あっきーです!
あなたの周りには、ずっと話を聞いていたいと思える人はいますか。
声だけなのに心がほっとしたり、緊張がほぐれたり、安心できたりする、なぜか聴きたくなる人の話し方には、どういう仕掛けがあるのでしょうか。
話し方で悩みんでいる人はとても多いです。「相手になかなか伝わらない」「緊張して言葉が出てこない」「ありきたりな言葉しか思いつかない」などたくさんの不安を持っている人がいます。
しかし話し方をしっかり学んで実践すれば、話し方の悩みはなくなります。
今回ブログでは人に好かれてもっと聴きたいと思われる話し方を8個解説していきます。全て今日から実践できるシンプルで簡単な方法です。毎日少しずつでも試すことで、確実に自分のものになっていきます。
このブログがタメになった、参考になった人は是非コメントをお願いします。
Contents
話し始めをとにかく短くする
まず考えないといけないことは、相手に余計な負担をかけずに、「話をもう少し聞いてもいいかな」と思ってもらうことです。
相手に負担をかけないためにできることは、話し始めを短くすることです。
そもそも人は飽きやすい生き物で、興味をそそるような会話を続けていくことはなかなか大変なことです。どんな状況でも、最初に耳に飛び込んでくる文が長すぎると、人は「分かりにくい話」と判断し、理解することをやめてしまいます。
短い一文で会話を始めれば、会話の全体像を相手につかんでもらいやすくなります。つまり、これから始める会話の内容を受け取りやすくなります。さらに、一文一文が短い話であれば、相手にストレスを与えることなく聞く耳を持ってもらえます。
あなたの周りにいる「話が分かりやすい人」をよく観察してみてください。短く言い切っていることに気が付くはずです。短く言い切るコツは、シーンごとに区切ることを意識することです。
- 「スーパーに買い物に行った」
- 「試食販売の宣伝文句が気になった」
- 「試食したらセールストークがすごかった」
慣れないうちは違和感があるかもしれないです。
▼短い一文で会話を始めれば、会話の全体像を相手につかんでもらいやすくなる
- 相手に負担をかけないためにできることは、話し始めを短くすること。短い一文で会話を始めれば、会話の全体像を相手につかんでもらいやすくなる。さらに、一文一文が短い話であれば、相手にストレスを与えることなく聞く耳を持ってもらる。
- 短く言い切るコツは、シーンごとに区切ることを意識すること。慣れないうちは違和感があるかもしれないが、あなたの会話の第一印象はスッキリ分かりやすいものへと変わっていく。
例え話を使う
しかし、「例え」は使い慣れていなければ、すぐには思い浮かばないです。
まずは、日常生活の中で、ゲーム感覚でなんでも例えることから始めてみてください。
印象に残る体験、目についた情景、気になった人物などを「どんな風に例えられるか?」と考えてみることが大事です。今日から気軽にできるトレーニングとして、まずは固有名詞をつかって例えてみることをオススメします。
- 「『どうぶつの森』みたいなほのぼのとした職場」
- 「半沢直樹みたいなアツい部長」
ただし、例え方には注意が必要です。自分の得意分野ばかりで例えると、相手がそれを知らなかった場合、逆に話が伝わらなくなります。本来の目的は相手に分かりやすく伝えることです。相手の年齢や性別、ライフスタイル、仕事などを考慮して、例えワードを選んでください。
▼まずは日常生活の中で、ゲーム感覚でなんでも例えることから始めてみること
- 擬人化や動物や花などに例えることによって、伝えたい情報を分かりやすく伝えられる。
「例え」は使い慣れていなければ、すぐには思い浮かばない。まずは、日常生活の中で、ゲーム感覚でなんでも例えることから始めてみること。 - よく知られている物語の主人公や、人気ゲーム等に例えることで、映像が浮かびやすくなる。ただし、例え方には注意が必要。自分の得意分野ばかりで例えると、逆に話が伝わらなくなるので相手の年齢や性別などを考慮して、例えワードを選ぶように。
状況によって声を選ぶこと
自分なりの経験で「どんな声がその場にふさわしいのか」「どうすればお互い気持ちいいか」が身体に蓄積されて、意識しなくても声を使い分けている人も多いはずです。
しかし、生活の中で意識的に声を使い分けてみると職場や家族の関係に嬉しい効果があります。
お互いのモードが合っていないと、双方にとってストレスになってしまいます。
こんなときは、できる限り、話しかける方が相手の気分に合わせてください。
相手が疲れている様子なら、頃合いを見ながら落ち着いた時に話しかけてください。そして、いつもの自分の声より少し低めの声でゆっくりとしたテンポで話しかけてみてください。
「こちらが一生懸命話しているのに、思うような反応が来ない」という悩みを持っている人には、声の使い分けを試してみてください。「どんな時も元気よく」「ゆっくり話すのが上品」など、どんな状況にあっても自分の正解にこだわりすぎていないですか。自分が良かれと思ってする話し方は、相手に気持ちよく受け取ってもらうためのものですか。
▼現場の状況や相手の様子を見ながら、声も選んでみること
- 僕たちは日常生活で、無意識に状況に合わせて自然に声を使い分けている。しかし、生活の中で意識的に声を使い分けてみると、職場や家族の関係に嬉しい効果が。できる限り、話しかける方(ほう)が相手の気分に合わせるように。
- 場所や行事に合わせて服を選ぶように、現場の状況、相手の様子を見ながら、声も選んでみること。
好意を先に伝える
一方、日本では初対面の挨拶は「はじめまして」という一言です。「会えてうれしい」ということはなかなか伝わらないです。
会っていきなり「嬉しい」と伝えるのは、なかなか勇気がいるかもしれないですが、思い切って最初からストレートに伝えてみてください。
言われた方は、サプライズで贈り物を受け取ったようで、くすぐったい気持ちになりますが、決して悪い気はしないです。伝えた方も、相手の表情にホッとして、互いの緊張も和らぎます。
ただ、普段あまり自分の気持ちをストレートに口にしないと、いざ相手と対面したときになかなか伝えられないです。
あらかじめ会うことが分かっている相手については、今回会うことで何が一番楽しみなのか、まず何を話したいかなど、思いを巡らせてみてください。事前に頭の中を整理するために、手帳にでもスマホにでも、簡単にメモしておくことをオススメします。
実際には見ることはできなくても、緊張やプレッシャーも軽くなります。「なぜかこの人は話しやすい」という人が、あなたの周りにいるはずです。
よく観察してみると、会えてうれしい!という気持ちを言葉や表情などで伝えてくれていることに気付くはずです。
▼いきなり「嬉しい」と伝えるのは、勇気がいるかもしれないが思い切って最初からストレートに伝えてみる
- 会っていきなり「嬉しい」と伝えるのは、なかなか勇気がいるかもしれないが思い切って最初からストレートに伝えてみる。言われた方は、サプライズで贈り物を受け取ったようで、くすぐったい気持ちになりますが、決して悪い気はしない。
- ただ、普段あまり自分の気持ちをストレートに口にしないと、いざ相手と対面したときになかなか伝えられない
- あらかじめ会うことが分かっている相手については、今回会うことで何が一番楽しみなのか、まず何を話したいかなど、思いを巡らせてみる。
季節の話をする
誰もが共感しやすい無理のない「季節の話題」は初めてあった人との雑談などに重宝します。
初対面で緊張して「何か気の利いたことを言わないといけない」と考えれば考えるほど、なかなか言葉が見つからなくなりますが、そんなときこそ季節の話は効果的です。
誰にでも話しやすく、受け取りやすい季節の話題は、その人に「慣れる」「馴染む(なじむ)」ための大切なコミュニケーションになります。
そのために有効なのはスマホのカメラです。気になったものをメモの代わりに撮影しておきます。写真はあとで見返しやすいので便利です。
さらに、季節感に自分の体験や見聞きした出来事を絡めていくと、シンプルな季節の話題にオリジナルの要素がプラスされます。自分のエピソードを話すときは、小さな失敗談がオススメです。ちょっとした自虐でも小さな笑いが取れたらOKです。
▼受け取りやすい季節の話題は、その人に慣れたり馴染むための大切なコミュニケーションに
- 誰もが共感しやすい無理のない「季節の話題」は、初めてあった人との雑談などに重宝。誰にでも話しやすく、受け取りやすい季節の話題は、その人に慣れたり、馴染む(なじむ)ための大切なコミュニケーションに。
- 季節の話題を瞬発的に出すためには、季節の情報をキャッチしておく必要が。そのために有効なのはスマホのカメラ。さらに、季節感に自分の体験や見聞きした出来事を絡めていくと、シンプルな季節の話題にオリジナルの要素がプラスされるので、試してみること。
自分のオリジナルの言葉を使う
世界は「おもしろい」と感じる魅力的な表現であふれています。
ニュースや新聞、本や雑誌のタイトルや見出し、街で見かけるポスターまで、人の注目を集めるために練られた言葉は、心に引っかかります。
自分のオリジナルの言葉は、話を聞く相手の興味を惹くきっかけにもなりますし、相手の頭の中でイメージしてもらう材料にもなります。
ただ、一から新しい言葉を生み出すわけではないです。
今や世の中に定着している「婚活」という言葉も、元々は就活をアレンジしてできた言葉です。その他にも妊活や朝活、腸活など新しい「〇活」が次々と生まれています。このようにもともとある言葉をスライドさせて活用すれば、簡単にオリジナルの言葉を作ることができます。
馴染みのある言葉を組み合わせてオリジナルの言葉を作れば、新しい響きでありながら、意味は理解してもらいやすいし、おもしろがってもらえます。オリジナルの言葉を作る方法として今すぐできるのが「動詞化」です。
Googleで検索することを「ググる」のような言葉がこれにあたります。普段の会話の中に使うと、それがちょっとしたスパイスになって、話が盛り上がることもあります。
かといって、使いすぎには要注意です。連発すると、肝心の話の内容がかすんでしまいます。慣れない言葉を無理して使って喜ぶ残念な人にならないようにしてください。
▼馴染みのある言葉を組み合わせてオリジナルの言葉を作れば、新しい響きでありながら、意味は理解してもらえおもしろがってもらえる
- 自分のオリジナルの言葉は、話を聞く相手の興味を惹くきっかけにもなり、相手の頭の中でイメージしてもらう材料にもなる。「〇活」のようにもともとある言葉をスライドさせて活用すれば、簡単にオリジナルの言葉を作ることができる。
- 馴染みのある言葉を組み合わせてオリジナルの言葉を作れば、新しい響きでありながら、意味は理解してもらいやすいし、おもしろがってもらえる。
- オリジナルの言葉を作る方法として今すぐできるのが「動詞化」。「ググる」のような言葉がこれにあたる。
自分の気持ちを実況中継してみる
これは、日本の「察する文化」とも関係があります。「空気を読むこと」を美徳としがちな文化だからこそ、「言わなくても分かるだろう」という感じが残ることもあります。
例えば、プレゼントをもらったとき、本当は嬉しいのに「何か気の利いたことを言わないといけない」と考えすぎると、なかなか言葉が出てこないです。結局、「ありがとう」というシンプルな一言になったりします。
それでも悪くないのですが、「もっと何か言えたかもしれない」と自己嫌悪のようなもやもやした感覚が残った経験はないですか。
「ありがとう」に加えて、実感のこもった言葉をプラスできたら、もっとよくなります。
そんな言葉が自然と出てくるように、日ごろから自分の気持ちを客観的に眺めて、言語化してみてください。
そんな習慣を身につける方法が、「自分の気持ちの実況中継」です。今感じているその気持ちによって、自分がどうなっているのか、どうしたくなったのかを言葉にしてください。
コツは2つあります。
▼そんな習慣を身につける方法が、「自分の気持ちの実況中継」
- 「もっと何か言えたかもしれない」と自己嫌悪のようなもやもやした感覚が残った経験はないだろうか。実感のこもった言葉をプラスできたら、もっとよくなる。そんな言葉が自然と出てくるように、日ごろから自分の気持ちを客観的に眺めて、言語化してみる。
- そんな習慣を身につける方法が、「自分の気持ちの実況中継」。今感じているその気持ちによって、自分がどうなっているのか、どうしたくなったのかを言葉にする。コツは体の変化を言語化すること。「にやにやしてしまう」「ほほが緩む」のように、嬉しい気持ちを表現できる。
人の良いところを褒める
一方、日本人の僕たちは、何だか照れくさかったり、タイミングを掴めなかったり、「言わなくても分かるだろう」という以心伝心に甘えてしまっています。
誰かを褒めることについて、「媚びている」「お世辞を言っている」「わざとらしいと思われそう」と考えすぎてしまっている人は少なくないです。自分が褒められた時のことを考えてみてください。「褒める」に上手も下手もないと気付くはずです。たった一言であっても、人から「いいね」という気持ちを伝えてもらえたら、やっぱりうれしいものです。
「素敵だ」「いいな」と思ったら、その瞬間そのまま「素敵ですね」「いいですね」と一言でも口にしてみてください。
それが自分の素直な本心でそう感じたなら、社交辞令やお世辞にはならないです。「すごい」「素敵」と思うのは、自分に無いものを持っている相手への敬意です。その思いを伝えられて嫌な気持ちになる人はいないです。褒めとお世辞の違いは、下心があるかないかです。
お世辞は、言う方も言われた方もなんとなくギクシャクしてしまいます。なぜなら「自分の思うようにコトを運んでやろう」という考えと、「見え透いたことをいうこの人は、警戒しないといけない」という感情がぶつかり合ってしまうからです。
それに対し、褒めは、ただ「いいな」と思った相手のポイントを自分の素直な気持ちで伝えることです。それ以上でも以下でもないです。
▼「すごい」「素敵」と思うのは、自分に無いものを持っている相手への敬意
- 日本人の僕たちは、何だか照れくさかったり、タイミングを掴めなかったりと普段から褒めることをあまりしない。「素敵だ」「いいな」と思ったら、その瞬間そのまま「素敵ですね」「いいですね」と一言でも口にしてみる。それが自分の素直な本心でそう感じたなら、社交辞令やお世辞にはならない。
- 「すごい」「素敵」と思うのは、自分に無いものを持っている相手への敬意。たどたどしくても本心から出た言葉であれば、何も心配することはない。
まとめ
秀島史香著】
- 話し始めをとにかく短くする
- 例え話を使う
- 状況によって声を選ぶ
- 4個目:好意を先に伝える
- 5個目:季節の話をする
- 6個目:自分のオリジナルの言葉を使う
- 7個目:自分の気持ちを実況中継してみる
- 8個目:人の良いところを褒める
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