あなたは「コミュ障」や「コミュ力」といった言葉を耳にしたことありませんか?SNSなどで「陰キャラだから友達ができない」や「会社でぼっち」とか自虐を交えた言葉をよく目にすると思います。コミュニケーションに苦手意識がある人、もっとコミュ力が欲しいなと考えているかと思います。コミュニケーションは生きていくうえで必要です。でも、最近コミュ力が異常なまでに偏重されている気がします。「コミュ力」というと、すごく優秀な営業マンや人気の芸人さんのように話術に長けている人を想像しがちかと思います。つまり、口がうまいこと=コミュ力が高いことだと考えてしまう風潮があります。
そもそもコミュニケーションは、相手がいないと成り立たないものです。自分ひとりだけで完結することはできないです。意識してほしいことは「伝達能力の低い人」が自分の能力の低さを他人の問題だと思い込むことです。「あいつはコミュ力がない」みたいな感じで他責的にふるまうケースということが可能性にあります。そんな空気感があるから、口がうまい著者のひろゆきさんは「コミュ力が高い」と思っている人が多いようです。ひろゆきさん自身は、コミュ力高いと思っていないです。自分がコミュ障だと思っている人、ひろゆきさんにはコミュ力があると思っている人はコミュニケーションに関するヒントが読んでみることです。コミュニケーションはちょっとのことで気をつけるだけでうまくいきます。無敵なコミュ術は誰にでもできることです。
このブログでは、人生が激変する無敵のコミュニケーション術を12個解説していきます。コミュ力が身についたい人、ひろゆきさん並みのコミュ力を身につけた人はぜひコメントください。
Contents
相手に喋らせる
話し上手は喋らないです。話を聞いてくれる人は好印象です。聞き役に徹すると相手を観察するゆとりが生まれます。
→これはよろしくないため気をつけること
解決策:①コミュ力に自信ない人ほどあえて自分が一歩引いてみること
②「相手や表情やしぐさに気を配る」ということを意識すること
自分のことで頭がいっぱいになっているとき、人は目の前の相手のことを見ているようでちゃんと見えていないです。冷静に状況を観察できている人のほうが、状況をリードしやすくなるのは当たり前と言えば当たり前のことです。話し上手は喋らないです。聞き役に徹してください。
ちょうどいい相槌を打つ
聞き上手になるうえで大切なことが相槌です。リアクションが薄いと「この人、本当に自分の話を聞いているのかな?」と話している側が不快になるかもしれないです。ちょうどいい相槌が欠かせないです。
→相手の話をちゃんと聞いていようがいないが即座に口に出せる
②相手が言ったことはを繰り返して発する
→一応話を聞いていないと相手が言った言葉を繰り返すことができないため、相手が受ける印象は大きく変わる
後者で返されると、相手は「俺の話をちゃんと聞いてくれているっぽい」という印象を受けます。さらに「興味を持ってくれた。話を続けてもいいのかな」と思い込んでくれます。単なるオウム返しで、こちらはまったく頭を使っていないです。それでも相手はちゃんと話を聞いてくれていると感じます。
聞き上手になるうえで大切なことが相槌です。ぜひ、ちょうどいい相槌を打ってください。
開き直る
→他人と違う価値観や特性を持つことが生きていくうえですごく重要なことだと認識している
アジアで尊重されている価値観
→「周囲と同じであれ」「和を乱すな」
環境によって「これをすべきである」「こうべきである」という価値観は変わるものです。今、置かれている場にうまくなじめなかったとしても、頭を悩ませる必要はないです。
「自分はこんな感じの人間だけど、別にそれでもいいよね」と開き直ってください。悩んでいても時間の無駄です。
短く話す
結論から先に言うことです。的確に相手に伝えたいなら、短く話すということがすごく大事です。無駄の長い話の軸はブレてしまいます。
昔:理由から述べてオチ的に結論を書いていた
最近:結論を先に書くようになった
→ダラダラと長い文字情報を読むのは飽きてしまうため、先に結論があったほうが読んでいる人もラク。
先に結論から話してください。的確に相手に伝えたいなら、短く話すということがすごく大事です。
シンプルに話す
語彙力ないほうがわかりやすく伝わります。人にものを伝えるというのは、逆にそのほうがしっかりと伝わるからです。
それは初耳です。
→単純明快
大学の先生の授業:専門的な言葉が出てきてわかりにくい
池上彰さん:視聴者に合わせて誰でもわかるような言葉で話している
ひろゆきさんの日本語の語彙力はどんどん下がっていく一方です。その結果、「ひろゆきの説明はわかりやすい」と言ってもらえることが増えました。そんな逆転現象が起きています。
語彙力ないほうがわかりやすく伝わります。ぜひ、シンプルに話してください。
相手に合わせる
相手が理解できる語彙や速度、前提条件などで話さなければ伝わらないです。コミュニケーションをとるときには相手が存在します。語彙をシンプルにしたり、短めに話すとった工夫が大事です。「相手に理解してもらう」ということが前提です。
→相手が専門用語の意味をわかっている前提(=常に相手のレベル合わせて話すこと)
ひろゆきさんは、相手に合わせて話せていますよね。だから、視聴者も聞いていてわかりやすいなと感じます。専門家の人たちは、やはり専門家なので難しい言葉を使うからわかりづらいところがあります。そのへんを考えるとひろゆきさんってプライドがないんだと思います。
相手が理解できる語彙や速度、前提条件などで話さなければいけないことを意識してください。
合理的に話す
普段から合理的に考える癖をつけることです。物事を的確に伝えるためには合理的に話すことが必要です。合理的に話すには合理的に考える必要があります。
→そういう打算が働いていると相手をごまかすような説明になってしまう(=話がどうしても非合理的になる)
聞いている側:「こいつの言っていること、なんだか辻褄が合っていないな」と不審に感じる
でも、合理的な考えを説明しようとすれば、それは合理的な説明にしかならないです。筋が通った話というのは相手にも的確に伝わります。
ぜひ、普段から合理的に考える癖をつけてください。
真実を並べる
真実と感情が違います。人に説明するということは、どういう事実があるのか言語化することです。「こういう論文がありました」。「それについて、僕自信は納得しているんです」という前提があります。なので、それらの事実を並べて自分が納得した理由として説明することです。結果的に論理的な説明になります。
→お亡くなりになっている?
▼亡くなった証明ができない理由
・遺体も見つかっていない
・その家族も「絶対に死んでいない」と主張して年金が支払い続けられている●客観的に考えるとお亡くなりになっている可能性が高い
→遺体が見つからない以上、その方が「死んだ」ということを証明するのは、ほぼ不可能
「死んだことが証明できない=死んでいるかもしれないし、死んでいないかもしれない」
現実にもあります。凄惨(せいさん)な現場に向かうレスキューの方も事故現場に行ってどう考えてもお亡くなりになっている状況があります。決められた条件に該当していない場合は「死んでいないかもしれないじゃん!」ということがあります。そのため、死亡と判断してはいけないという決まりがあります。
真実と感情が違います。人に説明するということは、どういう事実があるのか言語化してください。まずは、事実と感情を切り分けて認識することです。
論破しない
本当に人を動かしたいなら「論破しよう」なんて考えないことです。意気揚々と論破という行為をすることは二流の人のやることだと思います。ひろゆきさんは誰かと話しているときに「はい、論破!」みたいなことを言った試しは実は一度もないです。
▼手段
・お金をチラつかせる
・暴力を振るう
・ハニートラップを仕掛ける etc...
・「説得する」という方法←一番リスクが少なく手間がかからない
本当に人を動かしたいなら「論破しよう」なんて考えないことです。議論する際は相手を打ち負かそうとしないでください。
ずるい説得の技術
「なんのために説得するのか」という原点に立ち返ることです。「相手の考えは間違っていて、こちらのほうが正しい」と認めさせることが目的ではないです。相手に対して自分が「こうしてほしいなあ」と望んでいることが結果的に叶えばいいだけです。
・良かれに思って伝えたことで本人が受け入れてもらえなければ意味ない
・「こうあるべきなんだよね」と言ったとしても「なんだか説教くさいオヤジだな」と引かれてしまうことがある
相手に聞く耳を持ってもらうことはハードル高いです。よく「背中を見せる」と言いますが口で伝えるだけでなく行動で示すことです。つまり、内発的に「こうなりたい」と相手を思わせるかたちで伝えるということです。
「なんのために説得するのか」という原点に立ち返ってください。相手に対して自分が「こうしてほしいなあ」と望んでいることが結果的に叶えばいいだけです。
交渉テクニックを身につける
こちらが希望する条件を相手にのんでもらうため。相手にとってのメリットやデメリットを並べつつ、お互いの着地点を見つけるような物。
→「お願い」と「交渉」はまったく違う
交渉例:「少し上げていただきませんか」と頭を下げるわけではなく、「僕の提案に乗ると、あなたはこんなに得します」とメリットを提示する。
あるいは、「僕の提案に乗らない場合は、あなたはこれぐらい損します」というデメリットを提示する。
メリットもデメリットにしても相手を納得させるだけの材料を用意する必要があります。最終的に相手に「そっちのほうが得かも」と思わせることができたら、しめたものです。
「交渉」はお互いに条件を出しあって納得できそうなところで折り合いをつける合理的な作業です。なので、「お願い」と「交渉」はまったく違います。ぜひ、交渉テクニックを身につけてください。
相手は誰なのか意識する
相手に応じて的確なアプローチの方法を選ぶことが大事です。ロジックでは説得できないこともあります。人が動く理由や根拠というのは「その人がどういう人であるか」などによってケースバイケースです。
そして調べた情報をもとに「3分でわかる!」みたいな動画を上げる。
→別のところで、専門家の人がデータや論文など引用して事実に飛びつくことは、ユーチューバーによる暴論だったりする
つまり、正しいっぽいことを言っていれば納得してくれるような人を相手にする場合、正しいことを言う必要はないです。このあたりに気づいているだけで、ほかの人より一歩リードできます。
相手に応じて的確なアプローチの方法を選ぶことが大事です。相手は誰なのか意識してアプローチしてください。
コミュニケーションは相手がいないと成り立たないものです。伝達で理解できなかったところで「気が利かない」「空気が読めない」は理不尽に考える必要はないです。ただ、伝達するときはちょっとだけ気をつけて話せばいいだけです。今回の解説が参考になった、実践したいという人はコメントをください。
2.ちょうどいい相槌を打つ
3.開き直る
4.短く話す
5.シンプルに話す
6.相手に合わせる
7.合理的に話す
8.真実を並べる
9.論破しない
10.ずるい説得の技術
11.交渉テクニックを身につける
12.相手は誰なのか意識する
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