こんにちは、あっきーです!
どのような振る舞いや態度であっても、繰り返すうちに、やがて僕たちの中に染み付いて定着してしまいます。そうすると、四六時中文句ばかりを言う厄介な性格になりかねないです。そのような事態にならないように必要なことは、最高の自分になって、深い満足感を得ることです。
この本は、感謝の心を持つことの重要性や、感謝の心を育む方法が23章にまとめられています。今回はその中から、特に重要な9個を解説します。不満や愚痴が多いと感じている人や、自分に自信が持てるようになりたい人におすすめのブログです。勉強になった、もっと知りたいと思った人は、コメントください。
Contents
1.人生を変える感謝の心を持つ。
どんなに厳しい現実に直面しようと、感謝の心を持っているなら、見落としがちな恩恵に気づくことができます。たとえ物事がうまくいかないときでも、感謝の心を持っているかぎり、困難の中に希望を見いだして、人生の素晴らしさを忘れないようにポジティブな姿勢を維持することができます。
感謝の心は、人生を変える力を持っています。持っているものに気づき、それに感謝することが、満足感や充足感をもたらします。
○家に屋根がついているおかげで雨風を防げることに感謝する
そして、もっとほしがる気持ちがなくなると、人生全般に対する満足度が高まり、自分の利益だけを考えるのではなく、他人の苦しみに共感できるようになります。その結果、他人に思いやりを持ち、ふだん受けている恩恵を共有したくなります。
自分が十分に恵まれていることに気づくと、心を開いて寛容に精神を養うことができます。
・他人に思いやりを持って救いの手を差し伸べ、相手の顔に笑みが浮かぶのを見ると、自信が持てるようになる
また、たえず不平不満を言う癖から解放されると、人生のより重要な課題に意識を向けるので生産性が高まります。その結果、課題を素早く仕上げることができ、ますます自信がわいてきます。
2.感謝の日記をつける。
感謝の心をはぐくむと、喜びや希望などのポジティブな感情を持つことができます。その結果、どんな状況でもネガティブを排除し、ポジティブを追求するようになります。逆境に見舞われてもポジティブを追求すると、「いずれ状況が好転し、よりよい時期が来る」と確信できます。その結果、粘り強さを発揮し楽観的な姿勢で努力を重ねることができます。
・楽観主義の思考が15%アップする
持っているものに感謝すると、人生の素晴らしさに気づき、今後もよいものに恵まれると確信することができ、その結果、世の中が自分に味方してくれていると感じられ、安心を得ることができます。
3.家庭内でも感謝を忘れない。
心の中が温かい愛であふれると、 すべての人と喜びを分かち合いたくなります。
不平を言う癖を直して感謝の心を持つ習慣を身につけると、愛する人たちにより親切になり、辛抱強く接することができるから、壊れかけた関係を修復するのに役立ちます。
ありがちなことですが、愛情が冷めると結婚生活がうまくいかなくなります。その結果、お互いに不平不満を言い合うようになり、相手の長所に気づかなくなります。
心理学で「ロサダ比」というのがあります。
▼比率の計算方法
夫婦間におけるふだんのやり取りの中で、感謝や激励、支援などのポジティブな感情の数を、皮肉や嘲笑、非難などのネガティブな感情の数で割ること
▼比率が5.1以上:結婚生活はとても順調で、とても満足のいく関係を築くことができる
もし配偶者と何か問題を抱えているなら、毎日、相手に感謝の気持ちを伝え、結婚生活の喜びを分かち合う習慣を身につけてください。
4.拝金主義から抜け出すこと。
拝金主義は精神に悪影響をおよぼし、幸福感を破壊するおそれがあります。もちろん、より多くほしがり、より多く持つことは間違っていないないです。しかし、それが行き過ぎて拝金主義に陥ると、 強欲を助長するおそれがあります。その結果、 持ってないものに意識を向け、常に他人と比較し、人生で経験する無数の小さな喜びに感謝しなくなります。
・自分にとって本当に大切な目標を達成するのではなく、単にお金をたくさん得ることにこだわってしまう
・資産が増えるかどうかをたえず心配せずにすむ
持っていないものに執着するのはやめて、感謝してください。
5.感謝はストレスを軽減し、
不安をやわらげ、抑うつを防ぐ。
たとえば、過ぎ去った出来事を悔やんだり、これから起こるかもしれないことについて心配します。
しかし、感謝の心はこういう問題を解消し、ストレスをやわらげることができます。もちろん、感謝の心を持ったからといって、不安を完全に打ち消すことはできないかもしれないですが、大きな役割を果たします。
→その結果、気持ちにゆとりができて心の平和を得られる
さらに、感謝の心は抑うつを防ぐことができます。抑うつの主な原因は、失敗や挫折にともなう絶望感です。しかし、感謝の心はふだん受けている恩恵に気づくきっかけになるので、絶望感から立ち直るのに役立ち、抑うつを防いでくれます。
6.感謝の心は睡眠を改善する。
感謝の心は睡眠を改善します。これは多くの研究で証明されています。仕事、家庭、人間関係、健康、財産のいずれにおいても、心配すると睡眠不足の原因になります。そんな時でも、感謝の心を持つと不安がやわらいで熟睡できます。
結果:感謝の日記を毎日つけていた人たちは、そうでない人たちよりも熟睡していた
また、400人の被験者を対象にした別の研究でも、感謝の心を持っている人たちは、そうでない人たちよりも熟睡していたことが判明しています。
感謝している事を就寝前に思い浮かべると、睡眠の質が上がります。 感謝の心はポジティブ思考を促し、気分を落ち着かせることができるからです。
以上の事実を総合すると、常に感謝の心を持って生活すると、心身を整えて熟睡するのに役立つと言えます。寝る前に感謝する習慣をつけてください。
7.感謝の心を育む4つの方法。
感謝の心は次の4つの方法で育むことができます。
▼1つ目:「マインドフルネスな食事」を心がける。
マインドフルネスな食事とは、必要なときに必要な分だけ食べ、それを楽しむことです。それを実行すると、一口食べるたびに感謝するようになります。
・できれば30回ほどゆっくり噛んでから飲み込む
・れぞれの食べ物の味覚を感じ取る
・食べ物を「味がない」とか「おいしくない」と大ざっぱに分類するのではなく、正確な味を見きわめる
・もう満腹だと感じたら、感謝をささげながら食事を終える
▼2つ目:毎朝、目が覚めたら、新しい一日を迎えられたことに感謝する。
何度か深呼吸をしながら、新しい一日に期待を込めて感謝してください。
▼3つ目:健康に感謝する。
人生に対して感謝するのと同じように、健康に対しても感謝してください。 「健康は財産だ」という古来の金言を忘れてはいけないです。たとえ病気を抱えていても、生きていることに感謝してください。高血圧や糖尿病などの生活習慣病を患っている場合でも、呼吸をしているかぎり、健康であることに感謝してください。
▼4つ目:自分自身に感謝する。
自分のことを恥じると、精神的に不安定になって自信を失いやすくなります。 自分との関係に折り合いをつけたいなら、自分という存在に感謝する必要があります。
以上のポジティブな言葉を頻繁に使って、自分に感謝する習慣を身につけてください。時間がかかるかもしれないですが、それができれば、すべての瞬間に感謝することができます。
8.拒絶に対しても感謝する。
当然、拒絶されたと感じると不満や怒りを抱くため、感謝することはとても難しいです。しかし、そんなときこそ、あきらめずに、よりよい日々をめざして前進するために感謝の心をはぐくむ必要があります。その手順を紹介します。
▼1.拒絶されたことを認めて、その事実を紙に書く。
自分の気持ちを確認し、苦しみを受け入れてください。とはいえ、僕たちは気分をよくするために苦しみを隠そうとすることがあります。しかし、それは益よりも害のほうが大きいです。なぜなら苦しみから目をそむけると、それはさらに強まる傾向があるからです。
▼2.その状況に隠されたポジティブな要素について考える。
きっと自分の弱みに気づき、よりよい機会に備えるために改善するきっかけになります。たとえば、就職試験で拒絶されたなら、スキルを磨いて次回はより高収入の仕事に応募すればいいです。また、拒絶されることによって、より強い自分になり、あきらめずに前進を続ける方法についても考えるきっかけになります。
▼3.本当にほしいものを明確にする。
たとえば、あなたは自分をふった女性を愛していなかったのかもしれないです。 それは単なる刹那的な願望によるものだった可能性があります。
▼4.この先によいことが待っている可能性について考える。
前進を続ければ、実際によい経験をすることができます。
以上のポジティブな側面をすべて書きとめながら、その一つひとつに感謝してください。たとえば、「私はこの経験に感謝している」と唱えるなら、言葉のポジティブな気持ちを感じながら、それをはっきり意識して口に出してください。拒絶されたときに感謝するには大きな勇気が必要ですが、あなたはそれができます。
9.失敗に感謝する。
挫折して物事が思うようにいかないとき、落胆するのはごく自然なことです。しかし、そんなときこそ投げやりになるのではなく、改善に向けて努力するために感謝の気持ちを持つことが大切です。
2.次に、それを書いたり話したりすると、自分の感情を表に出すことができる
いったん気持ちが落ち着いたら、その経験がどんな恩恵をもたらすかを考えてみてください。その際、3つのポジティブなことを思い浮かべてください。たとえひとつしか思い浮かばなくても、想像力を働かせれば、少なくとも3つは見つかるはずです。
たとえば、
- スキルを磨く機会が得られる
- 人前で話す力がつく
- 家族と過ごす時間が増える
などです。リストを作成しながら、不運に見舞われたと思える状況に感謝してください。 その際、たとえば「この挫折の中にポジティブなことが見つかって、とても感謝している」と唱えると効果的です。初めのうちは実行するのが難しく思えるかもしれないですが、挫折の中にポジティブなことが見つかって感謝できるようになります。それを習慣にすれば、人生の喜びが大きく増えるはずです。
まとめ
解説は以上です。たとえ物事がうまくいかず、毎日がつまらないものに思えても、感謝するべきことは必ず見つかります。人生がうまくいっていない人や人生が幸せに感じていない人は感謝が足りない可能性があります。まずは日常で小さなことから感謝するようにしてください。感謝することであなたの人生は好転していきます。このを何ブログを何度も読み返して、感謝を習慣づけてください。今回の解説が参考になった人は、コメントください。
2.感謝の日記をつける。
3.家庭内でも感謝を忘れない。
4.拝金主義(はいきんしゅぎ)から抜け出すこと。
5.感謝はストレスを軽減し、不安をやわらげ、抑うつを防ぐ。
6.感謝の心は睡眠を改善する。
7.感謝の心を育む4つの方法。
8.拒絶に対しても感謝する。
9.失敗に感謝する。
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