こんにちは、あっきーです!
しかし節約してお金を使わないということだけが、良いことではないです。1円をケチる支出意識よりも、お金を「何に」「どう使うか」によって、その後の人生は変わっていきます。
今のような時代を乗り切るために必要なのは、「自分軸を持つ」ことです。
他人の考えではなく、自分自身がどういうお金の使い方を良しと考えるのか、という軸を持つことが大事です。要するに、「いくら使ったか」より、何に使ったかが大事です。自分軸を持つには、自分の価値基準が大切です。
しかし「お金が貯まるのを待っているだけでは、時間だけが過ぎてしまって...」と不安になる人もいると思います。この本では、お金を貯める力をつける方法が34個まとめられています。
このブログでは僕が厳選した特に重要な6個を解説していきます。
お金が貯められない人におすすめのブログです。勉強になった、もっと知りたいと思った人はコメントください。
Contents
「貯める力」が重要なわけ
初心者には難しい投資に手を出してしまい、大きな損失を出してしまう人もいます。
そのため、自分の「お金のステージ」を知り、それに合わせてステップアップを目指すことが大切です。
- 第1ステージ「お金を管理する」
- 第2ステージ「お金を学ぶ」
- 第3ステージ「お金を活かす」
第1ステージ「お金を管理する」
生活に関わるお金、つまり収支をマネジメントしていく段階です。家計簿を使ってお金の流れ全体を把握してください。ムダな支出は抑える、無意味な借金はしない、貯金を少しずつつくっていく、目標を持つなど、お金と向き合うことが大事です。
第2ステージ「お金を学ぶ」
第1ステージで管理できたお金を、今後どう活用するかを学ぶ段階です。まずはお金に関する本を読んだり、セミナーに参加して学び、次のステップへ進むための準備をする段階です。実践に走らないことが肝心です。
第3ステージ「お金を活かす」
管理して学んだお金を、実際に「活かす」実践での投資になります。運用も、一攫千金(いっかくせんきん)を狙うような投資よりも、毎月コツコツと積み立てる長期・分散投資で、お金がふくらむことを期待し、将来の豊かな暮らしをめざします。
これからの貯金生活を順調に進めるためにも、常に自分は今どのステージなのか、何をすべきなのかを意識してください。
それが 「貯める力」を育てることに直結します。「貯める力」が身につけば、家計に無理をさせずに増やすことができます。
▼自分の「お金のステージ」を知り、それに合わせてステップアップを目指すことが大切
- それぞれに合った「お金のステージ」をこなさないと必ず失敗、自分の「お金のステージ」を知り、それに合わせてステップアップを目指すことが大切。
- お金のステージは3つ。第1ステージの「お金を管理する」とは、お金と向き合って、コントロールができるようになるための、もっとも大切な基礎の時期。第2ステージの「お金を学ぶ」とは、次のステップへ進むための準備をする段階。第3ステージの「お金を活かす」とは、管理して学んだお金を、実際に「活かす」実践での投資。
お金を貯めるための3大ルール
無意識に使っている生活支出を減らすことイコールそれは収入だというとらえ方です。
現代においてもそれは当てはまり、普遍的(ふへんてき)な本質です。また多くの人にとって、効果的なルールでもあります。
お金を貯めるには、絶対に揺らがない理論上のゴールデンルールがあります。 入ってきたものをなるべく多く残す、つまり「稼いだお金は極力使わない」という単純なルールです。シンプルだけに強烈なヒントも隠されています。「収入-支出=1」の人が、「収入-支出=3」にしたいと考えています。
どうしたら差額が出るようになるかを考えればいいのですが、やり方は3パターンあります。
- 1収入を増やす
- 2支出を減らす
- 3収入を増やして支出も減らす
たとえ所得がすでに十分に高い人でも、理想は3だと思います。とはいえ、現実には両方やるのはなかなかむずかしいです。そこで現実的なのは1収入を増やすか、2支出を減らすかです。
本人の性格や生活環境にもよりますが、 この「支出を減らす」がベストです。
たとえば、月2万円ずつお金を貯めたい人がいるとします。 月2万円=年間24万円の収入アップが必要です。その人に、「副業やバイトなどして稼ぐか 、支出を絞るか、どちらが実際に実行できそうですか?」と尋(たず)ねるとすると、85〜90%の方々が2支出を減らすを選びます。
最初は多少ストレスがかかります。今まで好きなように使ってきたのに、なるべく控えるからです。ところが、その後も安定して成果を出しつづけるのは、1収入を増やすを選んだ人ではなく、2支出を減らすを選んだ人です。
支出を削ることが、多くの人にとってお金を増やすのにもっとも有効な方法です。つまり、2支出を減らすことが、お金を貯める最短ルートです。
これまでの浪費体質を変えたい、貯金をつくりたいと思うなら、まず支出をカットする力、コントロールする力を身につけてください。
▼支出を削ることが、多くの人にとってお金を増やすのにもっとも有効な方法
- お金を貯める方法は3パターン。1収入を増やす。2支出を減らす。3収入を増やして支出も減らす。 2支出を減らすのがベストの方法。その後も安定して成果を出しつづけるのは、1収入を増やすを選んだ人ではなく、2支出を減らすを選んだ人だから。
- つまり、支出を削ることが、多くの人にとってお金を増やすのにもっとも有効な方法。貯金をつくりたいと思うなら、まず支出をカットする力、コントロールする力を身につけること。
「貯める理由」をハッキリさせる
実は、ほとんどの人が貯める目的を持たず、漠然とした不安を、貯金によって打ち消そうとしているだけです。
意志や希望を持たないまま、なんとなく貯金に取りかかっています。だから、 貯められないのです。
「なんとなく」で貯められるほど簡単に貯金はできないです。
人は、お金があれば使いたいし楽しみたい、ラクをしたいと思う生き物です。 さらに、限られた収入で家計をやりくりし、家族みんなで生活していかなければならないのが現実です。 ほとんどすべての人がお金を使いたい気持ちをコントロールします。自分なりの考え方や価値観を持ち、それを家計に反映させる必要があるということです。
だからこそ、「何のために貯めるのか」にフォーカスするのが大切です。
「目的ありの貯金」と「目的なしの貯金」では、成果にはっきりと違いが出ます。
ここ数カ月でなるべく多くお金を残したいというAさんと、3ヵ月後に一眼(いちがん)レフのデジカメを買うために8万円を貯めようとするBさんがいます。
- 1ヵ月目は1万円貯められたAさん。しかし、2ヵ月目は油断して使いすぎて0円。3ヵ月目はあせってがんばりましたが、5000円。3ヵ月が過ぎたところで、1万5000円。このままでは4カ月目もダラダラと使ってしまいそうになります。
- 一方、Bさんはまず数字を決めました。最初の2ヵ月はペースを上げて3万円ずつ。最後の月は2万円。目的を励み(はげみ)にがんばれたので、カメラを手にすることができました。
このように目的を決めるという小さな工夫が、 お金グセを変えていくための仕組みづくりです。そして、自分の気持ちにレバレッジをかけることになります。
目的がはっきりしない人は、将来への不安ではなく、未来の自分の可能性のために貯めてください。今後のためという意味では、不安だから貯めるのと同じベクトルかもしれないです。
▼「何のために貯めるのか」にフォーカスするのが大切
- 貯金したいなら、お金を使いたい気持ちをコントロールし、自分なりの考え方や価値観を持ち、それを家計に反映させる必要。だからこそ、「何のために貯めるのか」にフォーカスするのが大切。
- 「目的ありの貯金」と「目的なしの貯金」では、成果にはっきりと違いが出る。目的がはっきりしない人は、将来への不安ではなく、未来の自分の可能性のために貯めること。動機がネガティブなものかポジティブなものかで、貯める力の伸びが全く違う。
ケチケチ節約術より固定費カットが早道(はやみち)
お金を貯めるには、出ていくお金を抑えなければならないです。
まず、支出の内容は2種類あるということを覚えてください。
- 毎月支払額がきっちり決まっている「固定費」と、月に応じて支払額が変わる 「変動費」です。
- 固定費とは、家賃、生命保険料、携帯代、などです。変動費とは、食費、光熱費、などを指します。
ほとんどの人は固定費を気にしないです。毎月一定の金額がごっそり消えていくのに、減らせるなんて思ってもみないです。逆に、やりくりで低く抑えられるかもしれない変動費にばかり目がいきがちです。しかし、変動費はやりくりの出来に左右されるので、安定した効果は望めないです。
一方、固定費は毎月決まった金額のため、安定した結果が伴います。
裏を返せば、固定費をカットしないかぎり、あなたから永遠にお金を搾取(さくしゅ)しつづけます。使わないお金を増やして収入アップするには、固定費からカットすることが先決です。
それには、まず固定費とは何なのか、どうして支払っているのか、その背景に何があるのか、自分できちんと把握する必要があります。
これまで何も考えずに身につけてきた支払い習慣を、今後の貯金の妨げとしないために、まずは毎月の固定費を疑ってください。
▼使わないお金を増やして収入アップするには、固定費からカットすることが先決
- 支出には、毎月支払額がきっちり決まっている「固定費」と、月に応じて支払額が変わる 「変動費」が。多くの人は、やりくりで低く抑えられるかもしれない変動費にばかり目がいきがち。だが、変動費はやりくりの出来に左右されるので、安定した効果は望めない。
- 一方、固定費は毎月決まった金額のため、安定した結果が伴う。使わないお金を増やして収入アップするには、固定費からカットすることが先決。今後の貯金の妨げとしないために、まずは毎月の固定費を疑う。
あなたの生活をむしばむ固定費ワースト10
固定費のカットは、転職や副業、昇進による年収アップをはかるより、ずっと効率的でカンタンです。
そこで、多くの人が抱えがちなムダな固定費を、順位づけしました。
10位 下ろすたびに引かれるATM手数料
9位 過剰なまでのお酒代、タバコ代
8位 毎日の外食ランチ代
7位 意味のない飲み会の交際費、タクシー代
6位 毎朝の習慣となっているコーヒー代
5位 週に1度しか乗らない自動車の駐車場代、任意保険料
4位 契約して忘れてしまっているサブスク
3位 当たり前に利用してしまう割高なデリバリー代
2位 生命保険の不要な保障
1位 必要以上のデータ量を契約している携帯代
いくつか、思いあたる項目があるのではないですか?
ほかにも、ポイントめあてにかえって支払いが増えるクレジットカード払い。ほとんど行かないスポーツクラブの会費。活用できていないオンラインサロンの会費。定期的に届くサプリメントや飲料水代。行きすぎなまでの娯楽費(ごらくひ)。捨てられないものを預ける貸し倉庫代などが見直すべき固定費として挙げられます。
状況によりますが、基本的にすべて「浪費」に該当します。積極的に削り落としてください。
それだけでも、収入アップへの第一段階は完了です。
▼固定費のカットは、転職や副業、昇進による年収アップをはかるより、ずっと効率的でカンタン
- 固定費のカットは、転職や副業、昇進による年収アップをはかるより、ずっと効率的でカンタン。状況によるが、無駄な固定費は基本的にすべて「浪費」に該当。積極的に削り落とすことだけでも、収入アップへの第一段階は完了。
マネー性格診断
今後しっかりとお金を貯めていくために、まずは固定費のどの項目にたくさんお金を使っているかを知ってください。
マネー性格タイプを5つ紹介します。
1つ目、携帯代が高い人は、こだわりが強い、またはズボラなタイプ
スマホが主流の今、SNSも発展し、活字だけではなく動画でメッセージを伝えることも当たり前になりました。それなのに、未だ大手キャリアの話し放題、つなぎ放題のプランを使い、毎月1万円近い利用料を支払っているという人がいます。
今は格安プランがありますし、「格安スマホ」もあります。格安スマホを利用すると、月の携帯代は1000円、2000円程度に抑えることも可能です。自分に合うプランにして、支払う料金を最小限にする工夫が大切です。
2つ目 カード支出や借金が多い人は、自己コントロールが心配なタイプ
クレジットカードでのショッピングやキャッシングなども、立派な借金です。支払いが完全になくなるまでは、あくまで品物の使用者であり、所有者ではないです。所有権はカード・信販会社(しんぱんがいしゃ)にあります。また、リボ払いという分割払いを利用している人も多いです。
リボ払いとは、毎月定額の返済をして合計残高を減らしていく支払い方法です。決して安くない金利が毎月固定化されてしまいます。また、最近では、「○○Pay」の利用も増えています。チャージして利用するぶんにはいいですが、「後払い」方式を利用している人は注意が必要です。 後払いでもし払えなかったら、遅延損害金(ちえんそんがいきん)などがかかります。そこまでして必要なものなのでしょうか? 赤字となっている家計の問題の先送りになりかねないので、借金はカンタンにしない習慣を身につけてください。
3つ目 生命保険料が高い人は、とりあえずは...なタイプ
たとえば、毎月2万円の支払いで、30年間で支払う金額は一人あたり720万円にもなります。 それなのに、今の自分に必要な保障が分からず、 すすめられるままに払っている人が多いです。
資産運用として貯蓄型の保険で毎月積み立てをしていたつもりが実際はそうは設計されていなかった。掛け捨てでもしものときのケガや病気。そして死亡といった不意の事故に備えていたつもりがそうではなかった。本人が思い描いていたのと保障内容が異なることはよくあります。
後悔しても過去のお金は戻ってこないです。 手遅れにならないよう、早い段階で生命保険料も見直してください。払いすぎには要注意です。
もしものときの医療や死亡をカバーしてくれるのに必要な分だけで十分です。
安心のため、不安をなだめるためにムダづかいするのはもったいないです。
4つ目 サブスク代が多い人は、お得と便利が好きなタイプ
サブスクとは、サブスクリプションのことで、「定期購読、継続購入」という意味です。
最近は音楽、動画、マンガ、クラウド、レンタル、飲食など、さまざまなサブスクが登場しています。サブスクは便利なサービスですが、無料体験期間だけ利用して解約を忘れてしまう。そのサービスを利用していないのに月額料金だけ支払っている。同じようなサービスにいくつも加入し、金額が膨れ上がっているという方が増えています。
3ヶ月〜6カ月に一度、自分が契約しているサブスクと、その利用度などを整理し、あまり使っていないサービスは解約するか使い方を見直すなど、整理してください。
2.サービス契約が必要かどうか。
3.サービスの更新内容が自分が求めているものか。
4.月々の料金と利用の仕方が合っているかです。
迷うものがあれば、そのサービスは不要である可能性が高いかもしれないです。
5つ目 自動車関連費用が多い人は、必要じゃないのにこだわりがちなタイプ
自動車の所有が必ずしも必要ではなくなった今では、自動車にかかる費用も、気になる固定費です。もちろん自動車が生活必需品という地域も多いと思います。 ですので、誰にとっても気になる固定費であるというわけではないです。
しかし、最近の若者は自動車離れをしていますし、都心では交通網(こうつうもう)も発達しています。自動車がなくても問題がない人は、自動車とのつきあい方を考えてください。今では自動車とのつきあい方が多様化しています。
- カーシェアリングは都心に多い自動車とのつきあい方。
必要な時に取扱会社に申込み、必要な時間だけ使えます。 - 言葉どおり多くの方とシェアして使うもので、支払うのは利用料だけです。レンタカーは必要なときに借りて使う自動車です。 カーシェアリングよりは時間単位が長めで、6時間、12時間、24時間などで借りることが多いです。自動車のサブスクというものもあります。月額料金は車種によって異なりますが、所有するのと同様に駐車場代が必要になります。
自動車とのつきあい方も工夫しだいです。場合によっては、 必要時にタクシーを利用するほうが安上がりになるかもしれないです。
▼今後しっかりとお金を貯めていくために、まずは固定費のどの項目にたくさんお金を使っているかを知り、自分のタイプを知ることが大切
- 性格はお金に表れまる。今後しっかりとお金を貯めていくために、まずは固定費のどの項目にたくさんお金を使っているかを知り、自分のタイプを知ることが大切。
- 1 携帯代が高い人は、こだわりが強い、またはズボラなタイプ。自分に合うプランにして、支払う料金を最小限にする工夫が大切。
- 2 カード支出や借金が多い人は、自己コントロールが心配なタイプ。クレジットカードでのショッピングやキャッシングなども、立派な借金。借金はカンタンにしない習慣を身につける。
- 3 生命保険料が高い人は、とりあえずは...なタイプ。もしものときの医療や死亡をカバーしてくれるのに必要な分だけで十分。 安心のため、不安をなだめるためにムダづかいするのはもったいない。
- 4 サブスク代が多い人は、お得と便利が好きなタイプ。サブスク見直しのポイントは、1.どのようなサービスに加入しているか。2.サービス契約が必要かどうか。3.サービスの更新内容が自分が求めているものか。4.月々の料金と利用の仕方が合っているか。
- 5 自動車関連費用が多い人は、必要じゃないのにこだわりがちなタイプ。自動車とのつきあい方も工夫しだい。さまざまな場面を想定して、考えてみること。
まとめ
横山 光昭(よこやまみつあき)】
- 「貯める力」が重要なわけ
- お金を貯めるための3大ルール
- 「貯める理由」をハッキリさせる
- ケチケチ節約術より固定費カットが早道
- あなたの生活をむしばむ固定費ワースト10
- マネー性格診断
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