超一流、二流、三流の休み方休みを見直せば人生が変わる 著者:新井直之

あっきー
今回は、新井直之(あらいなおゆき)さんの「超一流、二流、三流の休み方」について解説していきます。

 

あなたは休日の過ごし方に自信はありますか?

日本人は、何事にも一生懸命になり過ぎて、休み下手が多いように感じます。時間を顧みず、遅くまで残業をして成果を出す働き方は昔のものです。これからの時代は「生産性」と「効率化」がカギです。

そのためには、「どのように働くか」以上に「どのように休むか」が大事です。

参考文献
⬛超一流、二流、三流の休み方(新井直之著 / あさ出版)
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今日のブログでは、大富豪と呼ばれる成功者たちの「超一流」の休み方」を11個紹介します。休み方の本質を見直すことで、あなたの生活や仕事のパフォーマンスを上げて下さい。

参考になったという人は、いいねやコメントをください。また「休む」ことに対する認識がどう変化したかをコメント欄で教えてください。

成功者たちの「超一流」の休み方
  1. 休日の過ごし方
  2. 休暇の取り方
  3. 仕事の効率化
  4. 連休
  5. 仕事のペース配分
  6. 疲れ具合
  7. 性格
  8. 運動
  9. 体調管理
  10. スケジュール帳
  11. お酒

Contents

休日の過ごし方

忙しい毎日を乗り切るためには、休日の過ごし方が重要です。もっとも避けたい休み方は、一日中寝て過ごすことです。

モコ
・・・連休は寝て、ぐーたら、寝て過ごすことがほとんど・・・三流です。

三流「ダラダラ寝て過ごす」

一日中寝て過ごす。健康な人が、休日をダラダラと寝て過ごすのは、体の為にならないです。

二流「散歩や趣味を楽しむ」

楽しいひと時を過ごすことで、気分をリセットする休み方も、決して悪くないです。しかし、一度仕事モードをオフにすると、オンへの切替に時間が必要です。これだと二流の過ごし方です。

超一流「仕事の下準備をする」

仕事モードを完全にオフにしないで、仕事の下準備を行います。休日とは、仕事の疲れを取る休息日であると同時に、次の仕事に向けた助走期間です。

例えば
息抜きを兼ねて、下見がてら、「会食」で使おうと思っていた店へ、食事に行きます。
そうすると、ストレスを感じないで仕事モードを保つことができます。そして休日明けには全速力で仕事に戻れます。

休暇の取り方

休み下手と言われる日本人の中にも、きちんと休暇を取っている人がいます。「なかなか休めない」という人は、そもそも休み方が間違っている可能性があります。

モコ
せっかく休暇を取っても、思うように休むことができないことも、結構あります・・・

三流「カレンダー通りに休む」

しかし、仕事が忙しいと、休日返上で働かなければならないです。休暇を取っても、自分自身の負担も増えてしまうのであれば、その休み方は三流と言わざるを得ないです。

二流「仕事の進捗に合わせて休む」

仕事の進捗に合わせて、休暇の予定を立てる人もいます。しかし、これは休み方として二流です。なぜなら、物事はたいてい予定より遅れる為、仕事優先でいる限り、休めないです。

超一流「自分が休みたい日に休む」

超一流の休み方は、休暇を優先します。自分が休みたい日を決めて、それに合わせて仕事を調整します。

なぜなら「休暇=仕事のため」と考えているからです。最高のパフォーマンスを発揮する為に、リフレッシュをします。自分のペースに合わせて、仕事も休暇も、主体的にコントロールしていくことが大切です。

会社勤めの方は、自分の都合で休暇を取ることが難しいです。しかし「休暇=仕事のため」と意識して、休暇を自分がコントロールする姿勢を作ってください。「休暇=仕事から逃れる機会」と考えていた人は、まず意識から変えて下さい。

仕事の効率化

メリハリのある生活を送る為には、効率良く仕事を進める方法を考えて下さい。

三流「結果的に余計な仕事を増やす」

行動計画表を作ってスケジュールを管理しようとする方法は、三流の対策です。人によっては、資料作りが目的になって満足してしまいます。余計な仕事を増やすのは本末転倒です。

二流「朝早く出勤して仕事を減らす」

二流は「残業ができないなら、朝早くから仕事をしよう」と考えます。しかし、残業を減らす為に働く時間を増やすのは、意味がないです。

超一流「どんどん他人に仕事を振る」

超一流は、仕事を他人に振ります。「自分にしかできない仕事をやる」というスタンスで、どんどん他人に仕事を振る為、仕事の量が減って休める余裕ができます。

例えば
  • 企画の内容は自分で考えて、プレゼンテーション資料の作成は部下に頼む。
  • 経費精算の事務作業は秘書に任せる。…など

あっきー
「自分が居なくても、仕事が回る仕組みを作る」ことが大事です。

連休

連休の過ごし方をどう活用するかによって、仕事のパフォーマンスにも大きな差がつきます。

三流「仕事を忘れて完全オフ」
連休を目いっぱい満喫します。しかし、連休中はホテルや旅館の宿泊費が高騰したり、交通機関が混雑します。それにより、疲れをためた状態で、仕事を再開することが多いです。

二流「仕事を頑張る自分アピール」
連休でもあえて出勤をして、連休返上で頑張る自分をアピールすることに忙しくなります。周りから称賛されることによって自己承認欲求が満たされ、同僚に差をつけた自分に誇りを持つことができます。しかしそれは「労働時間が人よりも多かった」というだけです。

超一流「混雑時は働き、オフシーズンに休暇」

連休に出勤してバリバリ働く代わりに、休みを他の平日に振替えて、連休を充実させるのです。休暇時期をズラして取れば、旅行も人混みに揉まれることもないです。さらに料金は手頃な価格に落ち着く為、一石二鳥です。

仕事のペース配分

疲労を最小限に抑えながら、仕事で最高のパフォーマンスを発揮する為には、「ペース配分」が重要です。

モコ
たしかに、月曜日から張り切って頑張っても、週の後半にはスタミナ切れ気味になっちゃうかも…

あっきー
最高のパフォーマンスを発揮する為には、1日、1週間の中で緩急をつけたペースが求められます。

 

三流「がむしゃらに頑張る」

人間の集中力は長く続きません。

二流「タスク管理にこだわる」

ToDoリストを作って、タスク管理にこだわる方法は二流です。なぜなら予定通りに実行できないことの方が多いからです。

超一流「自分以外の力に頼る」

超一流は自分の力でペース配分をしないです。自分の意志の弱さを知っている為、最初から自分以外の、より確実な何かに頼ります。

例えば、アラーム機能付きのアナログ時計を取り入れたり、同じチームの同僚に「監督役」を頼んだりして、客観的に自分のペース配分を確認することが大切です。

疲れを持ち越さずに、1日、1週間を乗り切る為にも、ツールや他人に気づかせてもらう工夫をして下さい。

疲れ具合

疲労は大きく分けると「心地よい疲れ」と「心地良くない疲れ」の2種類があります。

これは「自分が自主的に関わろうと思ったのか」、それとも「押し付けられたのか」で、疲れの感じ方に差が生じます。

三流「振り回されて疲れる」

休み下手で疲れてしまう人は、仕事の進め方が受け身です。上司から振られたタスクをこなしたり、自分以外の人に主導権があります。

二流「作業に追われて疲れる」

振り回されっぱなしという状態ではないですが、自分で疲れをコントロールできません。仕事の手離れを早くして次々と作業を終わらせることができたり、仕事がソツなくできるがゆえに、作業に追われて疲れてしまいます。作業に追われてしまうと、ベストな状態で仕事に取り組むことは困難です。

超一流「先を予測するから疲れない」

超一流は、仕事を進める時に先回りします。相手が何を必要とするかを予測して、能動的に取り組みます。

勝手に振り回されることがない為、気持ちにも余裕ができて、精神的にも疲れないです。さらに仕事の達成感だけが得られる為、その日1日が終わる頃には「心地よい疲れ」となるのです。疲れない働き方をするコツは自分のペースで「自発的に動くこと」「先回りすること」です。

あっきー
例えば、「飲食店の接客」をイメージしてみて下さい。できる店員さんはどんな行動をとっているでしょうか?

モコ
できる店員さんは、お客様から呼ばれる前に、お水を届けたり、注文を伺って、自分のペースで作業を進めていますね!

性格

休日にリフレッシュが出来ない一つの理由に、個人の「性格」が関係しています。

三流「いつも能天気」

計画性のない能天気な性格だと、疲れがたまりがちです。「休みにまとめて作業すればいいか」と安易に考え、休日返上で仕事をすると疲れが取れないです。

二流「何をしても心配性」

心配性な性格だと、「何か抜けてないか」と常に不安を抱えやすいです。どこかへ遊びに行っても、仕事のことが頭から離れないと、気が休まらないです。

超一流「どんなときも楽観的」

超一流は楽観的です。超一流は、緻密な思考と綿密な準備をしています。

例えば

クライアントを訪ねるアポイントの時、超一流は「最悪の事態を想定して、どのくらい移動時間がかかるか」を考えます。

電車で移動する場合、迂回ルートや電車以外の交通手段もあらかじめ考えるのです。なぜなら、超一流は「不測の事態に対処する時、とても大きなエネルギーを消耗する」と分かっているからです。

モコ
超一流に共通する楽観的という性格は、「打てる手は全て打ってあるという自信に裏付けされたもの」。ポジティブは、綿密な準備の賜物ですね!

運動

疲れにくい体を作る為には、基礎体力を上げることが大事です。大半の人は運動しようと思うと、ムチャな計画を立てます。

三流「たいてい三日坊主」

「ジムで毎日1時間走るんだ」と高い意欲を見せて、結局三日坊主になります。これでは三流です。

二流「休日だけジム通い」

一見良さそうに見えますが、これでは二流です。なぜなら休日は何かと用事が入る為、必ず通えるという保証がないからです。

超一流「日常的に組み込んでいる」

超一流は、最初から自分の意志が弱いことを知っています。そのため、日常に運動を組み込む方法を考えます。そうすることで、意思が弱くても運動せざるを得ない状況になるのです。

体調管理

休みを有意義なものにするかどうかは、本人の体調管理が大事です。

三流:具合が悪くても病院に行かない

体の具合が悪くても病院に行かず、さらに体調を悪化させます。これでは仕事の生産性はガタ落ちです。

二流:具合が悪くなったら病院に行く

体調の異変を感じたらすぐに病院に行きます。

超一流「具合が悪くなる前から病院に行く」

超一流は、体調を崩す前に病院に行きます。彼らは「生き生きと働けている状態」が健康だと考えている為、その状態を維持しようと全力を尽くします。

例えば
  • メディカルサロンでニンニク注射を打つ。
  • 頻繁に定期健診を受ける。
…など、病気の兆候を見つけ出そうとします。

病気になった時の対処法だけではなく、病気にかからない方策を考えることで、仕事のパフォーマンスを下げないようにしています。

モコ
体調管理は、健康なときほど大事だということですね!

スケジュール帳

「休む時は計画的に」が仕事のパフォーマンスを上げる鉄則です。

三流「アポイントの予定を書く」

三流は、スケジュール帳に相手とのアポイントの予定だけを書き込みます。相手を優先している為、リフレッシュする時間が圧迫されてしまいます。

二流「自分の仕事の予定を書く」

二流のスケジュール帳は「相手との予定」と「自分の予定」が書いてあります。しかし、予定がないと不安で、ついスケジュールを詰め込んでしまいがちです。

超一流「その日の休憩の予定を書く」

超一流は、あらかじめ休む時間を決めて、1日のスケジュールにおいても小休止レベルの休憩が書き込んであります。超一流は、それが仕事のパフォーマンスを上げる秘訣だと分かっています。

スケジュール帳に休みを記入することで、「この日に休みを入れるから、それまでは仕事の量を増やそう」と、客観的な視点で自らの予定をコントロールします休みは可視化して把握することが大切です。

お酒

あっきー
お酒を介して人とうまく付き合えば、仕事を発展させることができます。

モコ
お酒を介して、仕事を発展?
すみません… 単に「飲みにケーション」ぐらいにしか考えてませんでした…

 

三流「飲み過ぎて二日酔い」

飲んで、騒いで、翌日は二日酔いという飲み方は三流です。自分だけが楽しく飲んで、それでおしまいです。

二流「次の日を考えてセーブ」

お酒が次の日に残らないように飲む方法は、二流です。翌日のパフォーマンスを考えて早めに切り上げるのは良いですが、仕事相手の機嫌を損ねてしまっては本末転倒です。

超一流「相手に気分よく飲ませる」

超一流は、酒席の持つ意義をよく知っています。どうすれば相手に気持ち良く飲んでもらえるのか気遣いを忘れません。

超一流の「お酒の飲み方」
  • 「お店選び」から、工夫する。
    〇 相手に失礼にならずに、酒席を早めに切り上げられるような「ホテルのバー」、「料亭」など。
    × 騒がしい居酒屋
  • 飲んでいる時、お酒のペースをコントロールする。
  • さりげないタイミングで、お冷を出す。
  • 「以前飲んで、とても気に入ったんです」と低い度数のお酒を紹介する。

 

「酒席の場所選び」も、「飲み方」も全てが戦略です。なぜなら、超一流は「相手の本質を見抜くため」に飲むからです。

普段見えづらい相手の深い部分を覗くために、酒席を設けるのです。

あっきー
相手に気遣いをしながら、プライベートでの交流を増やして、先々のビジネスにつなげていくことが、超一流の飲み方です。

まとめ

超一流の休み方を参考にして、あなたの働き方を見直すキッカケになると嬉しいです。良質な休息を取って、休み明けにいいスタートダッシュを切ってください!

成功者たちの「超一流」の休み方
  1. 休日の過ごし方
  2. 休暇の取り方
  3. 仕事の効率化
  4. 連休
  5. 仕事のペース配分
  6. 疲れ具合
  7. 性格
  8. 運動
  9. 体調管理
  10. スケジュール帳
  11. お酒

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