自分の価値観、判断軸で決断することから成功が始まります。だから成功するためには独断力が必要です。
今の日本では親や学校、会社や上司の言いなりでも生活に困らないです。考えないで他人のうしろを歩いても時間は流れます。何をしていても人生は過ていきます。自己決定しなくても僕たちは生きていけます。しかしその生き方で本当に納得できるのか、著者の牛堂(ごどう)さんは問題提起します。
独断力を獲得してください。独断は、納得できる人生につながります。他者の意見を参考にすることはあります。優れた意見を取り入れることは必要です。それらの情報を摂り入れつつ、自分の信念や価値観で答えを導き出してください。
自己責任意識が希薄(きはく)なとき、受動的な姿勢になります。リスクや問題の想定が甘くなり、困ったことが起きても対応できないです。独断で、自ら動いてください。自分で生きる覚悟で、自ら情報を集め、問題点から対策を導き出し、プランニングしてください。
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このブログでは、人生を豊かにする独断力のを手に入れる方法を9個を解説しています。このブログを読んで参考になった、独断力を手に入れたいと思った人はコメントください。
Contents
1.独断力は自由への翼である
他人からの指示・命令・干渉を最低限にすれば、独断力が身につきます。
→独断力が身につけば、誰の言うことも聞かないし、重要なことを決めるときも相談しなくなる
他人からどう思われるか考えないでください。自分の意思決定どおりに生きれば、自由な生き方を実現できます。
たとえば子育てについて周りから意見を言われることがあります。しかし他人のアドバイスは、その人の価値観の押しつけです。自分の子どもの責任は自分にあります。アドバイスに従っても、誰も責任を取らないです。
誰の指図も受けずに、自分がすべてを決めて裸の王様になったとしても何も困らないです。あなたも裸の王様になってください。周囲に悪態をつかなければトラブルにはならないです。
体の不調など専門領域は専門家に相談してください。専門領域以外は独断で困ることはないです。自分の判断と行動に合理的根拠を持ち、従ってください。その方が日々の満足度、生活のクオリティは高くなります。
周りの声を聞かないと、成長しないという声があります。しかし成長は幸福への手段であって目的ではないです。幸福を達成できれば、手段は何でもいいです。
「他人からどう思われるか」「周りからこう思われたらどうするか」という発想を排除してください。日本は非常に生きやすい国です。法律さえ守れば誰からも指図されない国に僕たちは住んでいます。僕たちにはたった1つの尊い(とうとい)目的があります。その目的とは、自由であり幸福です。
2.一流の経営者は他人のいうことを聞かない
1代で成功した中小企業の経営者は、誰にも相談しないし他人の話を聞かない人が多いです。経営トップはその事業において優れた発想力と判断力を持つから、組織のトップたりえます。優れた経営トップの周囲に本人のアイデアや考えを上回る相手はほとんどいないです。その結果、他人に相談するだけ時間の無駄になります。
人に話すことで自分の考えを整理したり、反応や意見を聞いたりすることで着想をレベルアップさせるのことができます。しかしこれは凡人の考え方です。
→相談時間がなければ意思決定と行動が速くなる
経営者:社会的責任をその身に背負って経営している
→最後は自分で決める
今は環境変化が激しい時代です。様々な分野で技術革新は進んでいます。過去の延長線上で予測ができない前人未到の時代です。他人の助言を判断の根拠にしても、誰も保証してくれないです。他人の意見に従って成功しても失敗してもその要因を検証できないです。決断力を高めて、後悔を残さないでください。
3.社会の仕組みが悪いという発想をやめる
「社会が悪い」「社会を変えないといけない」という人がいます。
しかし、そもそも「社会」とは何かを考えてください。問題解決の場面において、原因を漠然と「社会」にすれば、解決から遠くなります。「子育てしやすい社会に変える」とは具体的にどう変えるか考えてください。ポスター提示やリーフレットで効果があるか考えてください。それでどうにかなるなら、犯罪やいじめや虐待はなくなっています。
自己責任を貫け(つらぬけ)ば、自分の身に起こるさまざまな方面で予測し、想像し、備えられます。仮に問題が起こっても、「どうすれば解決できるか」手を打ち、行動します。
他人のせいにする人は、想像も備えもしないです。何か問題が起これば自分の不幸を嘆き他人のせいにします。悩まない人間になるためには「自己責任意識」が大切です。窮屈(きゅうくつ)な人生を送らないでください。
4.正しいか間違っているかではなく納得感を大切にする
正しく適切な判断を常にすることは難しいです。すべての偏見とバイアスを排除できないからです。自分がよかれと思ってしたことが相手には余計なお世話の可能性があります。客観的に正しい・間違いの判断はないです。
好き嫌いや好み、楽しいかどうか考えてください。仮に合理的な事柄であっても、自分には面白くない、腑に落ちないと感じれば、それは自分にとって合理的ではないです。たとえば山登りをしていて、「こちらの道の方が険しそうだけど景色がよい」と景色がよい方を選ぶ場合があります。これは間違いではないです。
自分の経験に人は依存します。経験から何を学ぶか人それぞれです。
同じ場面でも真逆の判断になることがあります。誰の目にも客観的という状態は現実的ではないです。自分の主観における客観を実現させてください。
→納得感があれば結果がどうあれ受け入れることができる。うまくいけば満足できるし、うまくいかなかったら冷静に内省できる。
自分の中で納得感を得るために大切な3つの要素があります。
1つ目.自己決定
自分にかかわることを自分自身で決めます。自分の頭で考え、自分の生き方を自分で決めてください。仕事にかかわることを自分で決める起業家より、自由裁量の範囲が狭いサラリーマンの方がストレスを感じます。自己決定感覚は、納得感に不可欠な要素です。
2目.制御
自分にかかわることに適切な判断ができるようコントロールします。人は思い通りにいかないときストレスを感じます。自分の人生をコントロールできる実感は満足感に直結します。人生を自分の支配下に置いてください。人生を制御してください。
3つ目.把握
自分の将来の見通しがある程度つき、それを乗り越えられる把握可能感覚です。ある程度人生経験を積み、自分で問題を解決することで人生を把握できます。逆境を乗り越え、修羅場をくぐり、挫折を経た人ほど万能感を持ちます。未知の自称や状況に直面したとき、未来は明るいと希望につながります。
判断力を身につけることは、自己決定、制御、把握の手応えを感じることです。自己決定、制御(せいぎょ)、把握してください。
5.大切な決断は誰も教えてくれない
僕たちにとって重要な決断とは「私はこうしたい」という自発的欲求です。「やりたいこと」がなければ生活のすべては「しなければならない」に埋め尽くされ、タスクに追われるだけの日々になります。「しなければならない」ことは基本的に他人からのプレッシャーによるタスクです。タスクは重要ですが、「しなければならない」ことを多く行っても他人の夢の実現に貢献しているだけです。
生活の中に「こうしたい」という判断を増やしてください。誰が指示をくれるわけではないです。自分で考えて決めてください。「こうしたい」に締め切りや強制力はないです。しかも「しなくても困らない」側面があります。価値があることを成し遂げられなくても、時間は刻々と過ぎ、年をとります。
たとえば不労所得のために不動産投資します。誰かが不動産投資をやれと指示するわけではないです。不動産投資は生活必需品ではないです。しかし実行することで生活が変わります。
6.時間をかけることと、かけないことを峻別する
「たくさんの会議に出ているだけで仕事した感じになる」「たくさんのメールに返信しただけで充足感に満たされる」会社員で陥りがちです。自営業者では「SNSに投稿し、他人の投稿にいいねを押しただけで頑張った気になる」満足してしまいがちです。
これだけでは何の成果も上がっていないと気づいてください。
何に時間をかけ、何に時間をかけるべきでないか、成果志向の観点から意識して取り組んでください。意識しなければ日々のいそがしさに埋没(まいぼつ)します。いつもと同じ日常の繰り返しです。
人生にとって比較的どうでもいいことにエネルギーを使わないでください。
例えばノートパソコンやプリンターを買い替えるときには調べて慎重に購入してください。パソコンやプリンターは仕事の生産性や利便性に影響を与えます。選ぶときに時間をかけることは先行投資です。
一方、洗濯洗剤や柔軟剤を買うとき、迷う時間とエネルギーは無駄になります。どれを選んでもさほど変わらないので、安い値段で十分です。
人によってどこに時間をかけるかは異なります。たとえば夫婦ともに自営業で、家政婦に家の清掃をお願いする場合です。料理や洗濯は「やりたいこと」のため自分たちで行います。自分が時間をかけたいこと、意味があることに判断を絞り込み、そうではないことの判断は避けます。判断の軸を作ることで、重要なことにフォーカスしてください。
7.貧困思想を持つ
若い頃に貧困を経験してください。社会の底辺を見ておくことは、絶望という思考停止から自分を救い上げ、生きる希望につながります。
たとえばこの本の著者の午堂(ごどう)さんは若い頃に学費が払えなかったため、奨学金とアルバイトで生活しています。貧乏でも、疑問を持たず、クサらず、親を恨まず過ごしています。それから15年後、リーマンショックの影響で経営していた業績が悪化します。
そのときお金もなく住んでいる家も貧しい状態になっています。学生時代の経験があるから、お金がなければないで何とかなると判断できます。
貧困を経験したことがない人は、自分のプライドにしがみつきます。生活レベルを落とすことができないと苦しみます。貧困の体験があると、いつでも自分の生活レベルをコントロールできます。絶望することなく貧困に対応してください。
8.底辺を知っておく
これは過去の話です。過去の彼らは携帯電話もパソコンもなく、就職できなかったです。パスポートを持たず、学校にも行けず、人生を変えたくても変えられなかったです。
日本は格差が広がっているといわれますが、諸外国を見ると、日本は世界一格差の小さい国です。携帯電話を持てない人は少ないです。学校にいけない子ども、コンビニで買い物できない人も少ないです。病気のとき病院にかかれない人も少ないです。はだしで生活する人はほとんどいないです。
本当の格差がどういうものか知ってください。日本に生まれた自分がツイていない、日本は夢を見られない社会だという人は、本当の絶望が何か知ってください。貧しい国の貧しい人々の状況を知り、自分がどれだけ恵まれているか感謝してください。僕たちはやりたいことが何でもできます。
日本に感謝してください。環境を言い訳にしないでください。自らの力で人生を切り開いてください。自己責任意識を持ってください。
大切なことは自分がどんなにみじめで苦しい状況でも絶望しないこと。
貧しくてもチャンスがなくても、未来が見えなくても日々を楽しく暮らしている人がいることを知ってください。
9.自由こそが成功
自由は経済的自由と精神的自由で構成されます。
「複数の選択肢から選べること」
「環境や他人からの制約を受けないこと」
僕たちは会社員としての働き方も自営業での働き方も選べます。日本に住むことも海外に住むことも可能です。どちらを買うか迷ったら両方買えます。大切なことはお金を稼ぐ力を高めることです。お金があれば何をしてもいいし、しなくてもいいと、選ぶことができます。
他人のせいでイライラしたり、不安になったり、ビクビクしたりしないでください。他人の影響を排除し、常に自分の意思を主体に生きてください。
不快な感情の多くは、他人によってもたらされます。
- マウンティングされた
- バカにされた
- パワハラされた
- 誹謗中傷された
などです。直接的攻撃だけではないです。嫉妬、ねたみ、、恨み、劣等感や敗北感などネガティブな感情も、人間関係に起因します。強靭なメンタルを持ってください。揺さぶられないしなやかなメンタルを持ってください。
成功してください。何でもできる経済力と、動じない鋼の精神力を持ってください。最優先事項は自由です。どんなに魅力的でも自由を損なうことはしない、という考え方があります。
解説は以上です。独断力を高める上で重要なことはヒマな時間を持つことです。日々の忙しさに埋もれると、いそがしさで思考領域がいっぱいになります。
時間があれば、面白そうな案件について調べ、じっくり考えることができます。判断を間違えることがなくなります。自分の価値観に寄り添った判断をしてください。目の前を流れるチャンスに気がつくために、余白の時間を持ってください。
もちろん人生のある一定期間は、ガンガン何かに取り組む時期があってもいいです。それでも、人生のどこかで余白は持ってください。人生はヒマつぶしです。楽しいと思えることをやった方がいいです。楽しい環境を得るための独断力のすすめです。このブログを読んで、前向きになった、未来に希望を持った人はコメントください。
2.一流の経営者は他人のいうことを聞かない
3.社会の仕組みが悪いという発想をやめる
4.正しいか間違っているかではなく納得感を大切にする
5.大切な決断は誰も教えてくれない
6.時間をかけることと、かけないことを峻別する
7.貧困思想を持つ
8.底辺を知っておく
9.自由こそが成功
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