こんにちは、あっきーです!
見方を広げ、起きる出来事を受け入れることができると、力を抜いて心を広げ、自分と相手の状況も受けいれた生き方に変えることができます。この本を読むと、「生きづらい」が「楽しい」に変わる見方や生き方のヒントを勉強することができます。数ある中でも、厳選した8個の言葉をご紹介します。勉強になった、もっと知りたいと思った人は、コメントをください。
Contents
1.ものの見方を変える
何が何だかよくわからないけど、説明お願いします!
コップに水が入っているとき、次の3つの見方があります。
▼1つ目の見方.「半分しかないじゃないか。不愉快だ。」という見方
これは、否定的に見る考え方です。
▼2つ目の見方.「半分も入っていて嬉しい。幸せ。」と思い、喜びとする考え
これは、物事を好意的に見る考え方です。
▼3つ目の見方.「何者かが半分残してくださってありがたい。ありがとう。」という感謝の心で見る見方
感謝の心で物事をとらえるということです。
しかし、この本の著者である小林正観さん考える宇宙的な認識としては、「100cc入るべきコップの中に、水が半分の50cc入っている」という、ただ、それだけです。これは客観的な事実であり、色がついていないです。
今回の半分のコップの水の考え方をすると、「半分しかない」も「半分も入っている」も、どちらでもとれるではないかという人がいるかもしれないです。
3つの見方が、実は「色(しき)」というもので、全て自分の主観、自分が勝手にそういう風に決めた結果です。自分である種の見方・主観を加えて見たときに、そういう見方になります。
捉え方は自分の主観や自分の身勝手さの結果になります。改めて、主観的な見方と共に、それが客観的な見方で変わることを理解してください。
2.99%の人、1%の人
100%の人が、学校教育や社会に出て働く中で、闘うこと、抜きん出ること、人と争うこと、比べることを教わります。教育と名のつくものは100%これをやってきました。
しかし、世の中の人は100%そういう方向で生きていくはずなのに、1%ほど、その教えから外れる人が存在しています。
世の中で初めて、何事もない、当たり前の日々がたんたんと過ぎていくことがどれほどの幸せか、ということに気づいた人々。
そういった辛い思いをしたことによって、普通に生活できることがどれほど幸せか、を感じることができます。例えば、捻挫をして1週間歩きにくくなったことによって、治ってから普通に歩けるようになったことが、ものすごく幸せに感じられます。そんな人たちは、何かを手に入れなくても幸せを感じられるようになったので、ものすごく幸せでラッキーな人といっていいです。
その答えは、それは不幸などではなくて、「幸せの前半分」だったということです。大病をしたことと、そこから回復して幸せを感じられることは、ワンセットになっています。ただ普通に歩けること、食べられること、全てがありがたくて手を合わせることができる人が1%生まれます。この人たちは「持っていないものを挙げ連ねて、それを手に入れることが幸せだ」と教えられているのに「今のままで十分幸せ。必要なものは全部いただいている」ということに気づくことができています。
自分も、目の前に相手も、今のままで既に100点満点であると思えます。
・99%の世界の人たち:何かを手に入れなければ幸せを感じてはいけないと思い込んでいる
→この洗脳から解き放たれて執着がなくなった人を、「解けた人」と呼び、それが「ほとけ」の語源となった。執着から解き放たれていない人たちが、99%の世界の住人ということ。
今、幸せになってはいけないという呪縛、洗脳から解き放たれない限り、どんなに手に入れても、また次々と手に入れたいものが出てきます。これは、99%の「洗脳教育」です。
3.努力は関係ない
あなたは、小学校・中学校・高校・大学で、社会教育といったありとあらゆる教育システムの中で、「努力あるのみ」という教育を受けています。そのため、どこかで努力の心を持っています。
しかし「努力や頑張ることは関係がない」ということに踏み切ることができた人は、今日からものすごく面白い人生になります。この本の著者である小林正観さんは、努力や頑張ることをしていないのに、おもしろい現象が勝手に起こっています。神様や宇宙が見ているのは、目の前の現象を受け入れているかどうか。不平不満、愚痴、泣き言、悪口、文句、否定的な言葉で、宇宙の現象を評価・評論しているかどうかだけです。
ここから言えることとして、夢や希望のない暮らしをしてみてください。「あれが欲しい」「これを実現する」というのではなく、自分がいかに喜ばれる存在になるかを考えてください。
4.全部、味方の人生
そのため、自分だけの夢や希望を強く語っているうちは、よくないです。「人の間」で頼まれごとだけで生きている人というのは、「人間」になっています。
成績も全体の中で「他人と比べて優秀である」という基準です。「ライバルと磨きあう」というと、聞こえはいいが、「競い合って、人より抜きん出ること」をよしとしたり、「努力して頑張って上に上がる」という観点。
戦いや争いのエネルギーを生み、敵を作ることを助長するのはよくないことです。「目の前の人が、みなライバル」というスイッチを、「目の前の人は、ぜんぶ味方」という考え方に切り替えてみてください。
5.「ありがとう」の言葉
この本の著者である小林正観さんが、40年ほど、精神世界や超能力、超常現象を研究し、「神・仏という存在は謙虚な人がとても好きである」ということがわかったようです。
・傲慢:自分の力や才能・努力によってありとあらゆるものが獲得できたのだと思っている人のこと
一般的に偉そうな態度をしているとか、控えめな態度をしているとか、そういう表に出てくる態度の問題ではないです。基本的に自分の業績なり、生き方をどのように自分自身で考えているかが、謙虚さと傲慢さとの分かれ目になります。謙虚さとは、3つの面で表現できます。
二つ目:常に「ありがとう」と言い続けること
三つ目:常にトイレ掃除をし続けること
この三つが全て成り立ったとき、大変謙虚な人ということができそうです。謙虚さは、感謝の実践です。
6.笑顔
その例として、死の瞬間、笑顔でニコッと笑って、例えば「ありがとう」という言葉を残して死んでいった人は、死後硬直がなかなか起こらないそうです。体が暖かく、生きているような肌色が続き、冷たくならず、死後硬直がこないと言います。
死の瞬間に、笑顔になって「ありがとう」という言葉を発した場合、周りを取り囲んでいる家族たちは、ほっとするに違いないです。辛そうに苦しんで死んでいくよりは、笑顔で「ありがとう」という言葉を残された家族が、その後どれほど心が楽になるかわからないです。
また自己主張が強く、他人に対する思いやりに欠けていて自己中心的でわがままだった人は、死ぬときにだいぶ苦しんだり痛がったりする傾向があります。死ぬ時だけ笑顔というのではなく、普段から自分の人生観としてなるべく人に対して敵意や攻撃性を持たず、思いやりややさしさにあふれている、そういう人生を歩んできた人は晩年、死に際しても痛みや苦しみも感じないですむようです。
人に対して優しくあること、というのは、他人のためではなく、つまりは自分のためであるようです。ニコッと笑って、「ありがとう」といって死ぬことは、家族に対する最高・最大の「形見」になります。意識してみてください。
7.自分を見つめる。
この本の著者である小林正観さんは、「自分を見つめるというのがどういうことか、わからない」という質問を受けたことがあるようです。
自分で自分がわからなくなってしまうのは、自分のあら探しをするからです。反対に、「こんないいやつだったんだ」というのを、自分で自分の中をずっと見つめて探していきます。
自分で自分を見つめるのは、「いかに自分で自分に惚れるか」ということです。「いいやつだな」と思ったら人生が楽しくなります。
1年後までに100個挙げられるようにしてみてください。「自分で自分を見つめた」ということは、要するに「自分のいいところ探しをした」ということです。決して、あら探しをしないでください。人間は、もともとろくなものではないです。大したものではないので、「結構いいやつかもしれない」と見つめてみることが、自分探しになります。ぜひ、自分探しを実践してみてください。
8.人間を磨く
それに対して、男性の方が、覚悟が決まらず、いつまでも答えを引き伸ばしてしまうことがあります。男性に幼児性が残っており、まるで駄々っ子のような人の場合です。中身が空っぽな男性ほど強がって見せたりしますが、実はか弱く幼児性が抜けていない「子ども」であることが多いです。「人間の見分け方」というのを、覚えてみてください。人間の見分け方は思いに3つあります。
▼一つ目.大酒を飲ませたとき、人が変わるかどうか?
酒乱になったり、絡んだり、威張ったりする人は考えものです。
▼二つ目.大金を持たせたとき、人が変わるかどうか?
気が大きくなって大盤振る舞いしてしまったり、お金遣いが荒くなったり、普段行かないような高級クラブに行ってふんぞり返ったりするようでは、まだまだです。
▼三つ目.権力を持たせた時、人が変わるかどうか?
権力とは大袈裟なことではなく、例えば自動車のハンドルを持たせることなどは自分の意志で方向を変えたりできることから、その人の人格を見ることができます。車を運転したとき、普段おとなしい人が急にスピード狂のような走り方をするとか、ほかの車を罵倒しながら方向指示器も出さずに無理して追い抜いていくとか、まるで人が変わったような運転をする人は要注意です。
これらはその人の「業」といえるもので、一つ出る人は、程度の差こそあれ、全てに出てしまうものです。
そうすれば結婚してから酒乱で悩んだり、幼児性身勝手さに翻弄されたり、優しくない人格が出てしまって嘆くこともないです。平凡な幸せの世界に浸って、結婚生活を送ったり、生きていくことができると思います。人格は磨くことができます。人格を大きく変えることができるチャンスは、実は「大変な時」です。大変な時は、三つ挙げられます。
二つ目.罪を犯してしまい、刑務所に入ることになったとき
三つ目.会社が倒産してしまい、財産を失ってしまったとき
これらに共通していることは、社会から拒絶されたり、相手にされなくなって反省したり、心の持ちようを変えたり、日常生活を健康に留意するように変えたりして「謙虚さ」を学ぶチャンスをいただいているときです。自由とは、「自らに由(よ)る」と書きます。自らの足でしっかり立てるようになって人を、真の「自由人」と呼びます。その人はやがて、一人では何もできないことに気づき、仲間や友人、親族、家族のあたたかさが身に染みて感じられるようになります。その関係を大切にすることで、人格が成長していきます。
大切なのは、「相手を尊敬の念で見ることができるようになるか」です。
まずは自分が尊敬される人になれるか、人間を磨けるかが問われます。ぜひ、意識してみてください。
まとめ
解説は以上です。「本当の自分はこうではない」と言って、「自分探し」を続けている人も多いです。
本当の自分は、「今の自分」でしかないです。この本の著者である小林正観さんの見方や、物事の捉え方について、ぜひ意識して行動してみてください。それを実践していくことで、「生きづらい」が「楽しい」に変わるきっかけになります。今回の解説が勉強になった、参考になったという人は、やコメントをください。
2.99%の人、1%の人
3.努力は関係ない
4.全部、味方の人生
5.「ありがとう」の言葉
6.笑顔
7.自分を見つめる
8.人間を磨く
▼YouTube紹介