こんにちは、あっきーです!
「シグニフィカント」、これは単なる自分の成功のためではなく、大きな使命を持って貢献で生きている状態のことを言います。
また、目標の背後にある本来の人生の目的を持たずに、目標を達成することとも言えます。成功はあなたが望む人生を創造しますが、世の中には何も残さないです。
一方「シグニフィカント」とは、単なる成功ではなく、より高い幸福と充実感のことです。日本語1語で表現するのは難しいですが、人生という単位で培った本当の意味での幸せ、使命を見つけ、それに従い、そのために生きる最高の充実、あえて日本語にするなら「至高の領域」と呼ぶのが1番しっくりきます。
至高の領域に至るためには、自分の使命を自覚し、それを世界に示すために努力することが必要です。物事には必ず理由があります。その理由が何なのか、つまり自分の人生の目的が何かを見極めるのは、人生を通しての責任です。単に自分が欲しいものを手に入れるためではなく、努力して手に入れたものに至高の領域を見いだすことができます。
例えば、ハリウッドのセレブは、豪邸や高級車、高級な宝石を持つことで、自分が偉大なことをアピールしています。
一方、マジック・ジョンソンは、エイズ撲滅の啓蒙活動を行い、活気のない地域に映画館やレストラン、ショッピングモールを建設しました。また、恵まれない若年層のために、雇用を生み出し、経済を活性化することに邁進しています。世の中に成功者は数多くいますが、マジック・ジョンソンのようにシグニフィカントな人はごくわずかです。
本書を読めば、感情的にも知的にも、人生でより高貴な道を歩み、その過程でより多くの充実感を得ることができます。この動画では「至高の領域」にたどり着くためのポイントを8個解説していきます。
このブログを読んで「至高の領域」についてよくわかった、人生の幸福度を上げる方法が理解できたという人は、コメントください。
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Contents
1.我慢ではなく辛抱する。
・我慢:自分がしたくないことや嫌なことに堪えること
これらの違いをさらに深く知るには、「どのように」と考えるのではなく、「なぜ」を理解することが重要です。我慢は誰にとっても美徳と教えられてきましたが、これも極端になると、人生に悪影響をもたらします。悪い方の我慢は、実際は「順番が来るまで待つ」という意味で、僕たちが何かを始めると
きの言い訳として使われます。
一方で辛抱は、僕たちがすでに何かを始めることを決意し、すでに自分の順番を迎えているという違いがあります。
辛抱は我慢より深い意味を持っています。これは単に人生に何かが起こることを受け入れるだけではなく、人生に起こることに対して、何かを解決するための忍耐のことをいいます。これらの違いを明確に理解した上で、嫌なことを我慢するのではなく、目的のためにいま努力することを耐え忍ぶようにしてください。
2.今この瞬間に集中する。
1994年、ノルウェーで開催された冬季オリンピックで、ダン・ジャンセンというスピードスケート選手
が1000mで金メダルを獲得しました。結果だけ見れば簡単に成功したように見えますが、これは長い年月を経て得られた成果でした。
1回目のオリンピックでは、500mで4位、1000mで26位でした。また2回目のオリンピックでは、500m
と1000mの両方のレースで転倒し、途中で辞退しました。3回目のオリンピックでは、500mで4位、1000mでは26位という結果でした。しかし4回目のオリンピックの最後のレース、1000mで世界新記録を叩き出し、ついに金メダルを獲得しました。
彼のコーチによると、ジャンセン選手には、自分の感情を整えて集中させ、その時その時で周りの選手よりも「1歩だけ前に出る」ように指導したそうです。
また、メンタル面では「スピードスケートで得た長年の経験に感謝の気持ちを持ち続ける」という指導をしたそうです。コーチはジョージ選手に「最後のレースであるとか、最後のオリンピックだとか、金メダルを獲得する最後のチャンスとか、それらを考えることは逆効果だ」と伝えていました。そのような考えは、エネルギーを消耗するだけで、集中力を削ぎ落とすことになります。
辛抱とは、今ここに集中して1つのことをやり遂げることです。未来を考えず、過去を忘れて、重要な今この瞬間に集中する。これを大事にしてください。気が散らないように、考えすぎて麻痺しないように、集中的にエネルギーを目の前のことに注ぐ。
3.確証バイアスを取り払う。
例えば、マスコミやジャーナリストは、自分の見解や都合の良い結論を裏付けるデータを組み立てることで、確証バイアスを使うことが多いです。
また、テレビのニュース番組では、専門家のゲストを選ぶ際にも、そのゲストがプロデューサーの政治的、社会的バイアスを共有しているかどうかを基準に選んでいます。例えば、ネガティブな質問をしてネガティブな道に話が進めば、ネガティブな答えを得ることができます。つまり、ある種の質問をすることで、都合の悪い事実を無視したり、単なる憶測を事実として受け入れたりすることができるということです。
そこで大切なのは、継続的にリアルタイムで最新のフィードバックを行うことです。フィードバックは成功への近道であり、僕たちが行動を修正出来るように、より多くの真実を教えてくれます。
4.フィードバックの方法。
▼1つ目.事実によるフィードバック
これは肯定的でも否定的にもなく、ただあるがままの状態です。事実なので最も信頼できるフィードバックです。
▼2つ目.モチベーションを高めるフィードバック
これは応援してくれる観客や励ましてくれるコーチによるものです。「君ならできる」とやる気を起こさせるフィードバックは、僕たちが自分を深く掘り下げ、競争するために必要なアドレナリンとエンドルフィンの引き金となります。
▼3つ目.教育的なフィードバック
これは体の動きが変わって良くなった、職場での仕事ぶりが良くなったなどの矯正的なコーチングです。例えば、先生が子供に「この算数の問題に挑戦するあなたのやり方を素晴らしいが、正しく望ましい答えを得るためには、これを理解して実行しなければいけない」というようなフィードバックです。
なぜなら、1つのフィードバックだけでは、本当の真実が得られないからです。
一方で3つのフィードバックを受ける回数を増やせば、自分の行動が変わるだけでなく、助け合いイベント、ゲームの結果にプラスの影響を与える、ベストな行動を選ぶことができます。これら3つのフィードバックの方法を意識してみてください。
5.正しいことの重要性。
成功者は「偉大さ」や「トップ」を目指しますが、至高の領域にいる人は、さらにハイレベルな「正し
いこと」を目指します。何が正しいかを知り、正しいことを実行するには、経済や政治、情熱、感情的な怒りなどに左右されない普遍的な原理と、核となる価値観に従うことが必要です。また、人としての大きな目的、精神的な目的を常に念頭におくことも重要です。
例えば、1つの試合に勝つことができても、優勝を勝ち取るこはできないです。またトップ思考では売り上げを上げることができても、大口顧客を獲得し、長期的なマーケットシェアを拡大することはできないです。しかし、正しいことをすることが目標になると、大抵トップを目指す仕事と両立するようになります。
人生の究極の目標達成は、他人との競争ではないです。自分自身の良心と自分史上最高のパフォーマンスを修正することによって、達成感を得ることができます。
これを頭に入れ、いつも正しい行動をすることを心がけてください。
6.正しいことをするためのアクションステップ。
▼STEP1.老子の次の言葉をカードに書いて、冷蔵庫などに貼る
「思考は言葉になる。自分の言葉に注意しなさい。行動を見よ、それは習慣になる。習慣を見よ、それは性格になる。自分の性格を見よ、それが自分の運命となる」と書いて冷蔵庫のドアに貼ってください。このカードを1日に何度もチェックすることで、直感に頼ることや、直感の要求を正確に行うことを思い出せます。
▼STEP2.大きな決断に迫られたとき、次のことを思い出す
「明晰さを得るためには、日常生活のノイズを全て遮断する必要がある。人目につかない場所で深呼吸をして、目を閉じて、しばらく瞑想して、頭の中で状況を検討して、正しい決断をするための助けを声に出して求めてみよう」人生における大きな決断を迫られた時は、ぜひ思い出してください。
▼STEP3.毎日、自分の行動を振り返る時間を持つ
1日に最低1回、その日の自分の行動を振り返る時間を持ってください。
自分を含め誰かを傷つけたか?それは公平だったか?違反していなかったか?間違っていたか?自分が悪いと感じたか?
もし自分の行動が適切でなかった場合は、それを認めて、将来同じような状況になったときに、異なる行動をとるように心がけてください。
7.バランスとジャグリング。
しかし、仕事のスケジュールと家族の時間のバランスを取ることは簡単ではないです。両方のいいとこ取りをしようとしてマルチタスクを考える人がいますが、マルチタスクは一見忙しそうに見えて、何の利益も生まないです。
至高の領域に達する人はマルチタスクではなく、ジャグリングを使って自分の人生をコントロールしています。ジャグリングは何個ボールを持っていても、コントロールできるのは自分の手の中にあるボールだけです。一度ボールをはなせば次にボールをキャッチするまでの間、そのボールのコントロールを放棄したことになります。そのためジャグラーは、体の中のボールだけに集中するという優先順位を知っています。
僕たちが操れるボールは4つしかないです。
- 自己のボール
- 家族のボール
- 仕事のボール
- 信念のボール
自己のボールはくしゃくしゃになった1万円札でできています。もし落として誰かに踏まれても、価値が下がることはないです。
また、家族のボールはガラスでできています。落とせば割れて粉々になり、修復できない特性があります。
仕事用のボールはゴムでできています。落としても必ず跳ね返ります。このボールは行き詰まったときに、「方法は必ずある」ことを思い出させてくれます。
最後の信念のボールは金でできています。重くて輝いており、他のボールに光を当てます。落とせば凹みますが、いつでも拾ってジャグリングできます。信念のボールは、もし凹んでもジャグリング中に傷が消えて、落とした痕跡が残らなくなると考えてください。ジャグリングは、一瞬、一瞬を1つのことに集中する必要があるため、マルチタスクよりも効率が良いです。
8.本当の癒しを得る。
傷ついた感情を正当化するために、他人を追い込むことを楽しむケースもあります。しかし、復讐をやめようという気持ちは、希望に満ちた未来への第一歩になります。怒りの感情を出してしまったとき、自分や他人を許すことは、心に大きな変化をもたらします。恨みや苦しさを浄化するためには、自分自身を癒す必要があります。
肉体の癒しには2種類あります。傷が表面的で出血が簡単に止まる場合は、皮膚の外側から包帯を巻き、外側から内側に向かって治癒します。
しかし傷が深い場合は、外側からの治療だけでは不十分です。表面上は治っても、知らないうちに傷口が腫れたりします。このような傷は、内側から少しずつ治療しないと治らないです。愛する人を失った時、離婚した時、夢が叶わなかった時、リストラされた時、誰かと喧嘩した時など、深い心の傷には内側からの癒しが必要です。
ステップ1.非を認める。自分が悪いと認識し、現場を変えるなら自分自身が変わる必要があると知ってください。
ステップ2.反省する。自分自身の悪い行動に対して、純粋な深い反省の気持ちを持ってください。
ステップ3.告白する。鏡を見るように、自分が何をしたのか、なぜそれをしたのかを認識する自己点検を行ってください。
ステップ4.返還。失った信頼を取り戻すフェーズです。相手の期待する行動を取ることで、信頼を回復するために全力を尽くしてください。
ステップ5.思い出さない。自分の心を清めたからこそ、自分の失敗や罪を流せます。相手の反応や変化を気にせずに、愛と善意を与え続けてください。
まとめ
解説は以上です。思考の領域を追求することは終わりがなく、創造的で芸術的です。常に周りの人々に影響与え、その成果によって評価されます。世界に比べれば一人ひとりの存在は小さいですが、だからこそ努力と行動によってのみ、他人の心に影響を与えることができます。あなたもこのブログで学んだことを活用して、至高の領域を目指してみてください。今回の解説が面白かった、実践してみようと思ったという人は、コメントください。
2.今この瞬間に集中する。
3.確証バイアスを取り払う。
4.フィードバックの方法。
5.正しいことの重要性。
6.正しいことをするためのアクションステップ。
7.バランスとジャグリング。
8.本当の癒しを得る。
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