こんにちは、あっきーです!
超一流のスポーツ選手でも、自分は心が強くない、と自ら告白する時代になっています。
生活習慣病とは、体に良くない生活習慣を続けていることによって、肥満や高血圧などという形に現れてしまうことです。
メンタルも同じで、「また、ダメかも...」「何やっても続かない...」「なんで思ったようにいかないんだ...」というようなことばかり考えていては、メンタルが「生活習慣病」になってしまいます。
ならば、暮らし方を変えて生活習慣病を治すように、メンタルの生活習慣病を治せばいいのです。
この本では、日々の生活の中でメンタルを強くする方法が21個まとめられています。今回は、その中から8個に厳選して解説していきます。
目標を立てても途中で諦めてしまいがちな人にぜひ見てほしいブログです。勉強になった、もっと知りたいと思った人はコメントください。
Contents
明確なビジョンと目標設定と期限を決める
まず、到達点は、自分自身が「いったい自分はどうなりたいのか?」「何をやり遂げたいのか?」が見えていなければ、決められないです。
たとえば、漠然と、「北へ行こう」と思うのと、「北極へ行こう」と決意するのでは、準備がまるで違います。 「なんとなく」では、北極へ行けないです。そのために、しっかりと「到達点」を見定めることが大切です。
そして、「期限」とは、「やめる日を決める」ことです。
「いつまでもできる」と思っているからこそ、「いつまでも本気でやらない」自分がいませんか?1年後でも2年後でもいいので、「やめる日」を決めてください。ここで重要なことは、その決めた日までは何があっても、どんなことが起こってもやめないということです。
すなわち「やめる日」というのは、「それまでは、とことんやる日」ことです。そして期限の前日に、「この期間、自分はどうだったかな」と考えてみてほしいです。考えた上で、「やり切った」と思って、新しいことにチャレンジするもよし、「まだまだ」と思って、もう1年やるもよし。 自分で心にけじめをつければいいです。それが 「期限を決める」ことです。
人生は一回きり。しっかり 「到達点」と「期限(やめる日)」を設定してください。
▼しっかり 「到達点」と「期限」を設定することで、自信がついてメンタルが強くなる第一歩に
- 「明確なビジョンと目標を設定する」とは、「どれだけのことを、いつまでにやるか?」を決めること。しっかりと「到達点」を見定めることが大切。
- 「期限」とは、「やめる日を決める」こと。ここで重要なことは、「それまでは、とことんやる日」こと。人生は一回きり。しっかり 「到達点」と「期限(やめる日)」を設定する。それが、自信がついてメンタルが強くなる第一歩に。
本気の本気で「やる」と決める
ここでの「誠実」とは、どんな状況になろうとも、自分自身の決意を見つめ続けるということです。
感情的に判断するのではなくて、自分自身の本質に対して素直に生きるという意味です。
何かを始めると、必ずといっていいほどハードルや抵抗勢力が現われます。それらを乗り越えなければいけないとわかっていても、現実にハードルが立ちはだかっていると、妥協してしまうのが人間です。このやっかいなハードルたちを「お試し君」と呼んでいます。
「本当にやるの? できると思ってるの?」「頑張ったんだからもうやめれば?」「頑張らなくても生きていけるよ」こうした自分の心の中の「お試し君」が現われると、つい、「本当はたいしてやりたくなかったんです」「そこまで真剣に決めてなかったし...」「あそこまでして、やりたいとは思わない」と決心から逃げてしまいます。
もう一度言います。「誠実」とは、どんな状況でも、自分自身の決意を見つめ続けることです。
感情的に判断するのではなくて、自分自身の本質に対して素直に生きるという意味。そして、この「誠実」こそが「本気」ということです。
メンタルを強くしたいなら、本気の本気でやると決意してください。
▼「誠実」とは感情的に判断するのではなくて、自分自身の本質に対して素直に生きるという意味
- 自分に対して誠実に生きるべき。ここでの「誠実」とは、どんな状況になろうとも、自分自身の決意を見つめ続けるということ。感情的に判断するのではなくて、自分自身の本質に対して素直に生きるという意味。
- そして、この「誠実」こそが「本気」ということ。メンタルを強くしたいなら、誠実になって本気の本気でやると決意をする!
冒険してみる
冒険するとは、自分自身の制限を打ち破るということです。
目標に向かって、たいして行動をしていないうちから文句を言う人がいます。会社の営業ノルマとか、他人が決めた目標に文句をつけるのならまだわかります。そうではなく、自分が設定した目標に対しても、 すぐに心の中で文句やグチを言い出す人が多いです。ですが、そもそも実際にやり切る前に、「できっこない」「無理」と早々にあきらめるのは、自分の中の弱い心が勝手につくり上げた「制限」でしかないです。
成長したいという意欲をもっている人は、現状にとどまらず、たとえ、自分には難しく見えることであっても、積極果敢(かかん)に挑戦していきます。
逆に、うまくいかない人、メンタルが弱い人、成長しない人は、自分の現状に満足したフリをし、新しい目標に挑戦する意欲がないです。
誤解を恐れずにいえば、会社勤めという仕事は、「挑戦しない病(やまい)」にかかりやすい仕事といえるかもしれないです。「会社員だって、いろいろノルマがあって大変なんですけど」そんな声が聞こえてきそうですが、あえて言います。 ノルマに届かなくても命まで取られないし、会社がすぐに傾くこともないです。「今月も精一杯頑張ったのですが...」「また来月、頑張ります」と報告をすればなんとかなります。100%の力を出せない日があっても、毎月お給料がいただけます。
そういう状態では、自分自身が本気にならないと、なかなか「挑戦する気」にはなりにくいです。そのため、自分の心の中にある制限を打ち破り、自分の成長につながり、メンタルを強くしてくれる「冒険」は、自分自身がやる気になる必要があります。
一日一日が大切な時間です。日々、意欲をもって冒険することが大切です。自分が勝手につくっていた制限の突破は、必ず新しい可能性を開きます。
▼「成長」とは「自分の枠(わく)を突破」すること
- 冒険するとは、自分自身の制限を打ち破ること。成長したいという意欲をもっている人は、現状にとどまらず、たとえ、自分には難しく見えることであっても、積極果敢(かかん)に挑戦していく。一日一日が大切な時間。
- 日々、意欲をもって冒険することが大切。自分が勝手につくっていた制限の突破は、必ず新しい可能性を開く。「成長」とは「自分の枠(わく)を突破」することです。恐れず、冒険していく。
一瞬一瞬を大切に生きる
もちろん、人生の中で、過去を振り返ったり、未来を考えたりする時間は必要ですし大事です。
しかし、打ち込むべきなのは、100%、今、この瞬間です。
過去の失敗を引きずったり、「うまくいかないのでは」と未来を不安がったりするのではなく、まさに今、心と体を集中させることが大切です。
旅行に出かけても、最初のうちは楽しくても、だんだんと、「明日の仕事」という「未来」 のことが気になってきます。これでは、仕事の効率も落ちているし、せっかくの旅行も十分に楽しめないです。これは「未来」を気にして、仕事中という「今」に集中できなかったという例です。
どうですか? これではうまくいくものも、うまくいくはずがないです。
逆に、未来が不安で今に集中できないこともあります。たとえば、ピアノの発表会や、大切なプレゼンです。そういうことの前は、「失敗するんじゃないか」と未来が不安になって、「今」に集中できなくなることがあります。とても、もったいない話です。大切な「今」という時間をムダにしてしまっていることがもったいないです。メンタルを強くするために、「今、ここ」に集中してください。
それが、一瞬一瞬を大切に生きることにつながります。
▼大切な「今」という時間をムダにしてしまっていることがもったいない
- 打ち込むべきなのは、100%、今、この瞬間。過去の失敗を引きずったり、「うまくいかないのでは」と未来を不安がったりするのは、とても、もったいない話。
- 大切な「今」という時間をムダにしてしまっていることがもったいない。メンタルを強くするために、「今、ここ」に集中を。それが、一瞬一瞬を大切に生きることにつながる。
人と「かかわる」
「言葉」を使って高度なコミュニケーションをすることができたので、社会を形成することが可能になりました。ところが、この言葉というものは、相手を傷つけることもあります。人は、他人の言葉で強くなれる反面、他人の言葉によって落ち込むことも多いです。だから、他人の言葉に傷つき、批判を恐れて行動することをやめてしまいます。
しかし、人との「かかわり」がなければ、成長も進歩も止まってしまいます。人は自分のやりたいことを考えて、目標を立てて、自ら一歩を踏み出す前向きな人とかかわることによって、喜びや、その向こうにある幸せを手に入れることができます。
そのため、本当に自分が正しいと思って、やりたいと思ったことは、まわりに遠慮することなく、どんどん口に出して実践していくことが大切です。
一歩を踏み出そうとする足を引っ張る他人の言葉なんて、所詮は他人の言葉です。それが貴重なアドバイスだというのなら参考にするべきですが、そうでないなら、気にとめず前進あるのみです。
ただし、人はひとりでは生きていけません。 困ったとき、わからないときは、どんどん人に頼ることが大切です。もちろん、相手が頼ってきたときは助けてあげてください。
そういう愛のある助け合いの中から、人との本当のつながりが生まれて、ひとりで頑張るよりも何倍ものパワーが発揮されてきます。
そんな助け合いのパワーを意識して、とことん、人とかかわってください。そして、忘れてはいけないのが「家族とのかかわり」です。家族は人間関係の基本です。 自分を支えてくれる大切な存在です。人は、人によってしか磨かれないです。そうはいっても、誰も向こうからは、わざわざこちらを磨きには来てくれないです。
▼自分が正しいと思って、やりたいと思ったことは遠慮することなく、どんどん口に出して実践していくことが大切
- 本当に自分が正しいと思って、やりたいと思ったことは、まわりに遠慮することなく、どんどん口に出して実践していくことが大切。
- ただし、人はひとりでは生きていけない。 困ったとき、わからないときは、どんどん人に頼ることが大切。そして、忘れてはいけないのが「家族とのかかわり」。自分から一歩前へ出て、人とかかわっていくことが大事なの。とことん、人とかかわっていくこと。
メンタルを強くするときの4つのルール
これら4つのルールについて、もうひとりの自分と、しっかり確認してください。
▼メンタルを強くするルールは4つ
- メンタルを強くするルールは4つ。
ルール1、「勇気を投資する」 - ルール2、「腹の中を吐き出す」
- ルール3、「時間厳守」と「数字厳守」
- ルール4、「因果の『因』を見る」
「何をやるか」を考えるとき、注意する4つのこと
「何をやるか」を考えるとき、注意する4つのことを説明していきます。
「明確に判定できる」ことにする
これら4つの留意事項を守って、「毎日やりたいこと」をひとつ考えてください。
▼これら4つの留意事項を守って、「毎日やりたいこと」をひとつ考えてみる
- 1つ目、「自分ひとりでできること」にする。毎日やることは、「まわりの誰かに協力してもらわないと達成できないこと」にしてはいけない。
- 2つ目、やったかやっていないか、 「明確に判定できる」ことにする。感覚の問題ではなく、定量的に判定がつくものにする。
- 3つ目、決め事の中に数字を入れる。「毎日○○する」ではなく、「毎日1回、5分間○○をする」のように、具体的な数字を入れ込むことが大切。
- 4つ目、「何時に始めるか」 まで具体的にする。「毎朝、30分歩く」と決めたら、開始は何時にするかとか、雨の日はどうするかなども決めておく。
これら4つの留意事項を守って、「毎日やりたいこと」をひとつ考えてみる。
「やめる理由」を考え始めてしまったら自分を信じる
でも実際に始めてみて、1週間もたつと、「本当にこんなことやっていて意味があるのか?」「続けたってムダ」「自信なんてつかない」「やり遂げたって、メンタルが強くなるわけない」とやめる理由を集め出してしまいます。たしかに、続けているうちに、「本当に大丈夫?」と疑問が湧いてくるのはよくわかります。
しかし実際、続けていたらウソのようにメンタルが強くなっています。根拠のない取り越し苦労や、 心配を増幅させる暇があったら、「信じて、黙々(もくもく)と続けていくこと」が大切です。大丈夫です。 自分の選択を信じて進んでください。
信じて続けていれば、いつの間にかメンタルが強くなっていきます。
▼自分の選択を信じて進んでみる。信じて続けていれば、いつの間にかメンタルが強くなっていく
- メンタルを強くする行動が習慣になるためには時間が必要。根拠のない取り越し苦労や、 心配を増幅させる暇があったら、「信じて、黙々と続けていくこと」が大切。
- 自分の選択を信じて進んでみる。信じて続けていれば、いつの間にかメンタルが強くなっていく。乗り越えるコツは、できそうだと思うことと、できたところを想像すること!
まとめ
かけ」』吉井雅之(よしいまさゆき)】
- 明確なビジョンと目標設定と期限を決める
- 本気の本気で「やる」と決める
- 冒険してみる
- 一瞬一瞬を大切に生きる
- 人と「かかわる」
- メンタルを強くするときの4つのルール
- 「何をやるか」を考えるとき、注意する4つのこと
- 「やめる理由」を考え始めてしまったら自分を信じる