こんにちは、あっきーです!
朝の習慣と言うと、早起きをしなくてはいけない、と思われがちです。しかし、この本は、早起きをしてください、という内容ではないです。
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時間が何時であっても、あなたが起きたその時が朝です。大切なのは、何時に起きるかではなく、起きてから何をするか、です。
自分の気持ちを知ると、それに沿った1日の目的が生まれてきます。これこそが素直に生きるということであり、自分の軸を作るいしずえになります。
真面目な人ほど、残業をしたり、休日出勤をすることで会社に貢献しようとします。しかし、本当に大事なのは、費やした時間ではなく、生産性です。
そして、生産性と幸福度の高い一日を過ごすのです。そうした日々の積み重ねこそ、輝かしい人生を歩むための近道です。
今回は、人生を豊かにする朝の習慣を10個紹介していきます。朝が苦手な全ての人におすすめです。勉強になった、もっと知りたいと思った人はコメントください。
Contents
1日のゴールを明確にする。
朝、ネガティブな気持ちで過ごしている人が多いと思います。「まだ寝ていたい」「会社に行きたくない」など。
確かに、朝は1日のうちで、最もストレスホルモンの値が高いので、そう思うのも仕方がないことです。しかし、毎朝ネガティブな気持ちで過ごすのは嫌なものです。そのため、意図的に気持ちを切り替えることが必要です。
この質問をすると、今日が終わったときの自分を想像します。例えば、「面倒な仕事が片付いて、スッキリとした気持ちで過ごしたい」と答えたとします。
すると、あなたの脳は、そこに向かう行動をするように、指令を出します。これで、無意識に、そこに向かう行動をします。その行動が結果的に、理想の1日を過ごすことにつながります。
とはいえ、毎朝、どんなゴールを設定したらいいのか迷う人もいると思います。そういうときには、4つの視点を意識して、ゴールを設定してください。
- 「どんな気持ちになったらいいか?」
- 「どんな成果があったらいいか?」
- 「どんな喜びがあったらいいか?」
- 「どんな行動ができたらいいか?」
1つ目は「どんな気持ちになったらいいか?」です。今日やるべきタスクはクリアしたとしても、その時の気持ちが大切です。
「あ〜おわってよかった!」と、「あの仕事、ミスがあったらどうしよう…?」とでは、終わったときの気持ちが異なります。
2つ目、「どんな成果があったらいいか?」です。
ここで言う成果とは、上司に褒められたとか、売上が上がるではないです。自分自身が納得できたか、それがあなたにとっての成果です。
あなたが納得できるものは、必ず周りにも伝わります。自分自身が納得できたものこそが、ベストな成果です。
3つ目、「どんな喜びがあったらいいか?」です。
当然のことながら、仕事が人生の全てではないです。それを忘れないために、あなたの喜びが何なのかを認識していることが大事です。
自分の楽しみを認識できる人は、多少辛いことがあっても乗り越えることができます。
4つ目、「どんな行動ができたらいいか?」です。タスクをこなすためだけに意識が向かうと、良い成果は生まれません。
あなたがどんなふうに行動に取り組み、どんなゴールをしたいのか、意識を向けてください。
そして理想の1日を過ごすために、1日のゴールを明確にしてください。
プレジャーリストを作る。
ストレスが溜まっていたり、心身共に疲れていたりするときに、あなたを救える方法は、あなたが気持ちを切り替える以外にはないです。
そのためには、自分の中から楽しみを生み出すことが大切です。
このことに慣れていないと、毎日、喜びや楽しみを見つけるのが難しいです。
プレジャーシートとは、自分を喜ばせるためのリストです。
たとえ、ネガティブな気持ちでいっぱいのときも、プレジャーリストから1つ選ぶことならできます。
このプレジャーリストは、夢や目的、やりたいことが見つからない人にとっても役に立ちます。誰にでも、「好きなこと」はあります。
プレジャーリストは、安心感を与えます。辛いとき、悲しいとき、プレジャーリストを見る習慣をつけるのです。幸せな自分を思い出せて、ポジティブな気持ちが湧いてきます。まずは、プレジャーリストを作成してください。
「叶えたいことに近づくために、今日できることは何?」と自分に問う。
私達の人生は、1日1日の積み重ねでできています。だからこそ、普段から「今日1日が、人生につながること」を意識することが大事です。
どんな人生を歩みたいか、どんな答えであっても、そこに向かって歩かなければたどり着くことはできないです。
そのためには、普段から自分がどこに向かって歩いているか、を認識することが必須です。
この質問が効果的なのには、理由があります。
私達人間は、緊急の要件にはすぐに取り組めるのですが、重要なことは後回しにしてしまうクセがあります。人生において大事なのは、緊急なことではなく、重要なことです。
朝起きてすぐは、人生の目的や、夢について考える余力はなく、その日やるべきことに意識が向いてしまいます。しかし、今日、大きな夢のために小さな一歩を進めるかどうかが、1年後、10年後に大きな差を生みます。それを認識するためにも、この質問が重要です。
いくら仕事で成功を収めたからといって、プライベートも幸せとは限りません。だから、仕事と人生を別物として考え、それぞれの目標を持つことが重要です。
目標は具体的に設定するのがポイントです。そこに向かって毎日少しずつ歩むことが、目標をクリアするための大きな力となります。
目標を達成するために、「叶えたいことに近づくために、今日できることは何?」と、自分に問いかけてください。
なにか1つでも120点のものを生み出す。
人は、最も大事なことにエネルギーを使うと、それ以外のことができなくても、罪悪感は生まれないです。
今日絶対にやるべきことを認識することが大事です。
「今日、絶対にやりたいことは何?」という質問。これは、やるべきことの中で、何が最も優先順位が高いかを認識するための質問です。
この質問に答えると、やるべきことが明確になり、やらなくていいことを区別します。これによって、大事なことにエネルギーを注ぐことができるようになります。
人の集中力は長くても、25分から30分と言われています。
- パフォーマンスが低ければ、良い仕事はできない
- いい仕事ができないと、良い成果を生むことができない
- 良い成果を生み出せないという積み重ねは、自己否定に直結する
- 自己否定すると自信を失う
こうした悪循環が、さらにあなたのモチベーションを下げてしまいます。そんな状態を避けるために、自分の最優先のタスクを知る必要があります。
社会的な評価と、仕事への意欲につなげるために、なにか1つ、120点のものを生み出してください。
「今日が最後の日だったら?」と、自分に問う。
誰もが無意識に、自分や家族、大切な人たちが、明日も1ヶ月後も、1年後も生きていると思いながら過ごします。
しかし、世の中には不慮の事故や災害で突然命を落としてしまう人もたくさんいます。そう考えると、当たり前のように生きている、今この瞬間が愛おしく、大切な時間であると実感します。
それを忘れないために、「今日が最後の日だったら?」という質問を自分自身にすることが大切です。
この問いは、ネガティブな気持ちを生み出すものではないです。今後会えなかったらどんな関わり方をするのか、想像するきっかけになります。
あなたの、今の幸せに気づくために、「今日が最後の日だったら?」と、自分自身に聞いてください。
朝1分だけでも「インプット」する。
ビジネス書や自己啓発本には「アウトプットすることが自己成長につながる」と書かれています。確かに、アウトプットは大切です。
インプットは、想定外の感動を伴うと、さらにあなたを豊かにします。
例えば、ルーブル美術館に行くことを想像します。
おそらく、事前にルーブル美術館について、情報をリサーチすると思います。そして、実際にルーブル美術館に着いたとき、知っていた情報が正しいかどうかチェックします。
確かに、事前に情報を調べることもインプットです。しかし、これではインプットと言うより、確認という意味合いが強くなり、感動の度数は減ってしまいます。
想像以上の体験こそが、ほんとうの意味でのインプットです。つまり、これまで読んだことのないジャンルの本を読むことが、より人生の幅を拡げてくれます。
ぜひ、朝の1分をインプットに使い、人生を豊かにするきっかけにしてください。
アファメーションをする。
日本人は言葉を大切にします。例えば、目標や願いを紙に書いて、部屋に飾ったり、好きな言葉が書かれた画像を、待ち受けにします。これは、言葉の持つパワーを信じているからです。
逆に、感謝を忘れるとイライラしたり、傲慢になったりと、ネガティブな感情が湧き上がります。
言葉の力を最大に活用するために、なりたい自分の姿を書きます。それを持ち歩いたり読んだりすることをルーティン化します。
感謝の言葉や、自分のエネルギーが上がる言葉を書き、それを口に出して読むことが、自己成長させることに繋がります。
次の日の予定を前日の夜に確認する。
1日のスタートをいい形で切るために、前日の夜にマインドリセットしておくと、朝という時間をさらに有効的に使えます。
「明日、どんな日になったら最高かな?」と、考えてから眠りにつくと、朝起きてすぐ、その答えが出るようになります。
もしも、あなたがネガティブな気持ちで夜を過ごしていたら、「今日、良かったことは何?」と質問するのがおすすめです。前向きな気持を取り戻すことができます。
前向きな気持ちになってから、「明日、どんな日にしたい?」と質問をしてください。たったこれだけで、朝の過ごし方が大きく変わります。
やらなくていいことを決める。
わたしたちは、いつも2つの誘惑にさらされながら生きています。
- 甘い誘惑
- 厳しい誘惑
これは、他人からの依頼としての誘惑です。主体的に生きることができていない人は、いつもこの2つの誘惑が行動のメインになっています。
もし、急ぎではないと判断したら、今すぐやらなくていいものリストとしてまとめます。そして、常に見えるところに置いてください。
人の心理は面白いもので、「言われたことはすぐにやらないと忘れてしまうから、やってしまおう」と考えます。
裏を返せば、忘れなければ、今すぐやらなくていいです。
そのため、今やらなくていいことは、リスト化して管理するのが大事です。これをやることは、時間を有効的に使うことにも繋がります。
ボーッとする時間を意識的に作る。
そのようなボーッとした状態を「デフォルト・モード・ネットワーク」と呼びます。このとき、脳は普段の15倍もの働きを持つと言われています。
昼寝といっても、本当に眠るわけではなく、体を休めるということです。これにより、脳がリセットされた感覚になり、また新しい気持ちで作業に取り組むことができます。
タイトなスケジュールを組んでしまうと、集中力は続かず、脳の機能は落ちてしまいます。だからこそ、一旦仕事から離れて、ボーッとすることが必要です。
忙しい人ほど、疲れを感じるまで頑張ってしまうクセがあります。しかし、本当に休めるべきは脳です。
意図的にボーッとする時間を作ることが大事です。それが健康で長く働くコツであり、人生100年時代に必要な働き方です。これからは、意識的にボーッとする時間を作ってください。
まとめ
解説は以上です。1日のスタートである朝は、あなたの人生のスタートでもあります。朝の過ごし方が変わっていくことで、人生も確実に変わっていきます。
ぜひ、このブログで紹介したテクニックを実践して、素敵な時間を過ごしてください。勉強になった、もっと知りたいと思った人はコメントください。
- 1日のゴールを明確にする。
- プレジャーリストを作る。
- 「叶えたいことに近づくために、今日できることは何?」と自分に問う。
- なにか1つでも120点のものを生み出す。
- 「今日が最後の日だったら?」と、自分に問う。
- 朝1分だけでも「インプット」する。
- アファメーションをする。
- 次の日の予定を前日の夜に確認する。
- やらなくていいことを決める。
- ボーッとする時間を意識的に作る。
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