こんにちは、あっきーです!
人の悩みは様々あります。
- 恋をしてもなぜか続かない
- 夫が浮気している。私は離婚までは考えていないので何とかしたい
一見バラバラな悩みに見えますが、どれも根本は同じです。
人が抱える悩み、その多くは「執着」という心のゆがみが原因です。
先ほどの悩みの隠された思いを言い換えます。
- 以前つき合った人がずっと忘れられない
- 夫と別れて、今の生活を失うのが怖い
恋愛でも離婚でも悩みの根本は「手放したくない」という思い、つまり、執着があります。
執着しているものに苦しみながらしがみつく人もいます。自分の執着に気づかずにいる人も少なくないです。
執着が、あなたが幸せになることをジャマしています。捨てるものではなく、あきらめるのでもなく、手放します。それができたとき、新しい人生が歩き始めます。
ずっと掴めないでいた幸せが、今度は向こうから飛び込んできます。執着を手放せないでいるとしたら、それはあなたが頑な性格だからでもないです。ただ、手放し方を知らないだけです。
このブログでは執着を手放して幸せになる方法を10個紹介します。勉強になった、為になったと思った人はコメントください。
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Contents
執着を手放すと、仕事もプライベートも恋愛もうまくいく。
私たちは誰もが「私はこんなふうになりたい!」という願望を持っています。そして、それが生きる活力を生み出しています。
しかし、その思いがこじれ、困った事態を引き起こす原因になることがあります。
「素敵な恋がしたい」
こちらを言い換えると「かつての恋人が忘れられなくて、新しい恋が長続きしない」ということになります。
満たされない思いを抱えたまま、もがくほど心が疲れていきます。そんな悲しい状況の背景には、多くの場合、「執着」という心のゆがみが潜んでいます。
一般に、執着という言葉は「甲子園に出るために、目の前の一勝に執着する」という表現でも使われます。
心理カウンセリングでは、これを「こだわり」と呼んで、執着とは区別します。
それが達成できればうれしいし、失敗してどんなに悔しくても、充実感があります。
心理カウンセリングで言う執着とは、「絶対に手に入れたい」と思いです。心を占めるのは、怖れや不安など、苦しい感情ばかりです。
こだわりと執着の違いは、そこに「喜び」があるか、「苦しみ」ばかりを伴うかにあります。
幸せになる「選択肢」をたくさん持っておく。
執着とは、選択肢を奪い、それ以外のものを目に入らなくさせるものです。執着が強ければ強いほど、周囲が見えなくなります。
その結果、さまざまな問題が生じます。
素敵な男性が近づいて来ても、「新しい恋をしたい」という発言とは裏腹に、その人に興味が持てないです。別れた彼以外の人が目に入らず、自分で制限してしまっています。
執着が引き起こす問題として「幸福感を失ってしまう」ことがあります。
執着した状態では、たった1つしかない選択を失わないようにすることが最優先事項になります。
恋愛を例にすると、恋人を失うことの怖ればかりで、恋人が愛情を与えても、認知できない思考になります。
そうすると、「失わないこと」ばかりにエネルギーが向き、相手の気持ちや状態を考えられなくなってしまいます。
まったく幸せを感じられないのに、「それでいい」と思います。そのため、自分は幸せなのか、快適なのか、喜びを感じているのかわからなくなります。
執着しているものは何か考える
執着にはさまざまな「対象」があるように、執着が引き起こす行動にも、さまざまなかたちがあります。
例えば、節制して貯金にはげむ「ケチケチ期間」と、「散財期間」をくり返す人がいたとします。
執着には「極端な突き放しや無視」といったかたちで表出することもあります。
執着は大切なもの、好きなものばかりを対象とするとは限らないです。友人からの相談を断らず、内心「めんどくさい」と思っても応じ続けています。
これは「自由でない状態に執着している」かたちであり、それが心のしんどさにつながっています。
不倫をしている女性がこのような行動に向かわせる原因に母親の存在がありました。母親は体が弱いため、「自分がそばにいないと」と感じています。
母親への強い愛情が執着となって、不倫への恋愛に向かわせてしまっています。
不倫だと結婚しないで済み、母親と今までどおり仲良く暮らせます。
自分自身が執着しやすいタイプか、何に執着しているか確認してください。
ネガティブな感情が執着をまねく。
身近な人やものに執着する人は少なくないです。そのようなケースに必ずある感情、それは「怖れと不安」です。
将来への不安から、貯金に執着する人、仕事を失う怖れから、今の職場に執着する人がいます。怖れや不安は、私たちが最も嫌う感情の1つです。
だから、執着してでも怖れや不安を回避しようとします。
不安と安心感は表裏一体です。
転職したいと思い、踏ん切りがつかないのは名の通った会社なのでそのブランドを手放すのが残念に思います。
また、人間関係がよくその居心地を失いたくないと思っていたりします。転職に踏み切れない人は、仕事ではなく「会社」という居場所に執着しています。
自分の人生に大きな変化が起きることに、大きな抵抗を感じています。
就職や転職など、人生を大きく変えるイベントでは、新たな環境に慣れるまでに大きなエネルギーが必要になります。
こういったイベントは誰もが経験する。なかには変化へ対応するたびに、心身を非常に消耗させてしまう人もいるよね。
過去の成功体験が執着をまねく。
過去の成功体験で得た栄光のことを、心理学では「モニュメント」(記念碑)と呼びます。
その成功が華々しいほどモニュメントは大きく、その後の人生を縛られてしまいます。
営業職の会社員で「好景気のころは商品を持ち込めば注文が来たのに、今はノルマを達成できない」
資格試験にチャレンジする会社員で「20歳のころは一晩くらい徹夜しても平気だったけど、30代もなった今は全然ダメ」
モニュメントに捉われていると、自分の現状を客観視できなくなります。モニュメントは成功体験に基づいています。
なかには失敗した体験、手が届くところにあったにもかかわらず、何らかの要因で「手に入らなかったもの」にも、執着してしまいます。
「〇〇」と「✖️✖️」部分に入ることを、無限に想像できます。
後悔が大きいほど、それは切実な内容になり、さらなる後悔を引き出します。国語力を使って、自分を苦しめる過程をし続けてしまいます。
客観的に見直せば、過去をこのように考えることができます。
しかしそういう発想を頭から閉め出すのが執着です。自分を責めるかのように仮定法で後悔を広げないでください。
「ダメな自分」への執着。
世の中には、他人がどうかなどとは関係なく、絶対的に自分に自信を持てない人もいます。
学歴は一流、勤め先は誰もが知る上場企業と、優秀な面がとても多いのに、何に対しても自信が持てないです。
しっかり業務をこなしている点を評価されれば、「まわりの人に迷惑かけてばかりで、まったく戦力になっていないです」。
否定的な言葉ばかり口をついて出ます。
このように「自分には価値がない」と思う感情を「無価値感」と言います。
厳しい両親のもとで育ち、期待に応えるべくずっと頑張ってきて、褒められない場合、両親が認めてくれるかどうかが判断基準になります。
自身のすばらしさを一切認めず、「自分はダメな人間だ」と思い続けています。
無価値感が強いときには、愛してくれる人がもし現れたとしても、その気持ちを受け取ることは難しいです。
しかしネガティブな感情に幸せになるためのヒントがあるので探してください。
自己肯定感を上げるワーク。
自己肯定感が低いままだと、今の関係を執着し続けやすくなります。
他人軸のままだと、無理をして相手に好かれようとしたり、頑張ってノルマをこなそうとしたりします。
「自分なり」というのがポイントで、他人とは比べないことです。自己肯定感が低い人の傾向として、他人と比較すると、自分よりもできる人ばかり見つけてしまうからです。
多くの人にとって、自分が持つ魅力や価値はごく自然なものです。「優しい」と言われる人は、頑張って優しくしているわけではないです。
自分の魅力や価値は、自分ではほとんど気づかないです。
あなたのまわりには、どんな魅力や価値を持った人がいますか?この質問に対してリストアップしてノートに書いてください。
「まわり」とは、家族や友人、職場の人などの近しい人たちを指します。リストアップされた魅力や価値は自身の魅力や価値を表しています。
優しさがない人は他人の優しさが分からないです。自分にない要素に触れても「よくわからない不思議なもの」という感覚しか持てないです。
自分の短所を受け入れる。
自分の価値や魅力に気づいたら、自分の短所も肯定していきます。「短所は直しなさい」と教育されてきた人は多いと思います。
短所が自分を苦しめているわけではなく、短所にダメ出しする心が、自分を苦しめています。
短所と長所は表裏一体(ひょうりいったい)です。バイタリティあふれる人は一方で怒りやすく、優しい人は優柔不断と感じたりします。
ある角度から見れば短所でも、角度を変えれば長所になります。これは他人を評価して人間関係をうまく続ける秘訣です。
さらに、短所が「誰かの役に立つ」という観点でも考えてください。
「かたづけられない」という短所は、「整理整頓が得意な人」が大活躍できます。
「短所があっても大丈夫、こんなに役に立つし」と受け入れられると、自己嫌悪が減ります。自己肯定感が上がるので心がとても軽くなります。
さらに、毎日5つ、自分をほめてそれを記録してください。ほめることで、価値を認められることにつながります。
最初のうちはむずかしく感じるかもしれないですが、ほめポイントは日常生活のあちこちに転がっています。
怒り、嫉妬、みにくい感情に蓋をしない。
怒りは手放しにとって、とても大切な感情です。また、怒りは自立するときに必要なエネルギーです。
執着しているときは依存している状態なので、つねに「その人に何とかしてもらいたい」と思っています。
自分自身に対して「怒っていいよ」と許可しなければならないです。素直に怒りを出せたとき、執着していた存在を手放す準備ができます。
「書く」という行為によって、書いた文字と一緒に外へと解放されます。脳内でひたすらぐるぐるまわるだけではなかなか解消されないからです。
そして、ノートの書いたことを言葉に出して言ってください。仕事の悩みや、人間関係など、自身の気持ちが楽になっていきます。
自分に起きた小さな「変化」を楽しむ。
ネガティブな感情と向き合うのが苦痛なのは当然の心理です。今まで感情を抑圧してきた人ほど、その抵抗が大きい傾向にあります。
「元彼への怒りが母親への怒りに変わった」などです。人間関係に別の過去が投影されていることはよくあるので、途中から怒る対象が変わるのは自然なことです。
感情のままに書き綴るのが、御根み帳(おうらみちょう)の大原則です。
そんなときは、そのことを書けばいいです。「何も感じない」というのは、新たに顔を出したその感情が今まで自身を麻痺させてきた感情であることが多いです。
御根み帳を書いているとふと気分が上向いたりします。客観的な気づきが訪れたり、新たな見方ができるようになったりすることがよくあります。
自身に訪れたポジティブな変化です。その変化を受け取るために、感じたこと、思いついたことはノートに書き出してください。
心にとどめておくのではなく、書き出すことに意義があります。
まとめ
最後に執着しているものを手放したときに幸せはどんどん入ってきます。執着は苦しみを生んでしまいます。
執着をしていることを手放したいときに、ブログで紹介した考え方やテクニックを試してください。ぜひ活用して幸せな人生を歩んでください。
このブログで勉強になった、為になったと思った人はコメントください。
- 執着を手放すと、仕事もプライベートも恋愛もうまくいく。
- 幸せになる「選択肢」をたくさん持っておく。
- 執着しているものは何か考える
- ネガティブな感情が執着をまねく。
- 過去の成功体験が執着をまねく。
- 「ダメな自分」への執着。
- 自己肯定感を上げるワーク。
- 自分の短所を受け入れる
- 怒り、嫉妬、みにくい感情に蓋をしない。
- 自分に起きた小さな「変化」を楽しむ。
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