こんにちは、あっきーです!
「こんなハズでは」と後悔する人もいれば、自分の人生に満足している人もいます。
この人生格差を生む原因は、「いま、このときの心」の差にあります。
僕たちは、常に「いま」この瞬間を生きています。「いま、ここ、わたし」を生きるしかないです。50代からは、そろそろ楽しいこと、嬉しいことに目を向けて、「気楽に、身軽に、愉快に」生きていくことをおすすめします。
必死で頑張るのは、若い人たちに任せてください。
今回は50代以降の人生を輝かせる方法を11個紹介します。人生を楽しむヒントを見つけて下さい。参考になった人は、コメントをください。
また人に教えたくなった考え方をコメント欄で教えてください。
Contents
現実の幸福を実感する方法
僕たちが「知足」ができない原因の1つが「比較」です。
つい自分と誰かを比べて「自分にないもの」を探し出します。
豊かとは思えない暮らしでも、国民の多くが「満足している」と感じるのは、彼らに比較する対象がないからです。そして、ブータンにおいて、ごく少数の「満足できない」人たちは、たいてい海外への留学経験者だそうです。
他と比較するまでは、満足していて幸せだと感じていたのに、比較した途端に不満足で幸せでないと感じるようになりました。まさに「不幸な話」です。
比較グセのある人の不幸なところは、終わりがないことです。世の中には、すごいお金持ち、すごいハンサムや美人、すごい天才がいます。「足るを知る」ができない人生を送ることから、そろそろ卒業して下さい。
将来の不安をなくす方法
しかし、このように考えることは、全く意味がないです。
心配したからといって、それが現実になる可能性が減るわけではなく、むしろ、脳は考えていることを実現化しようとする為、不安が的中する可能性が高くなります。
僕たちは、幼い頃から、「〇〇すれば→結果が出る」という二段階思考を埋め込まれてきました。
未来は今の延長線上にある為、今が犠牲感でいっぱいなら、いい未来は絶対にやってこないです。さらに、「今、我慢すれば→いい未来が来る」というのは、一見将来を見据えた前向きな姿勢のようでいて、実に危険な考え方です。なぜなら、「いい未来を期待する」ことは、今が「ダメ」だという判断をしているからです。
今を生きていること自体が本当はとても幸せなことなのに、「ダメ」「ダメ」と言いながら上を目指していると、60歳になっても70歳になっても、「ダメ」と永遠に自分にマルをあげることなく、死ぬまでひたすら階段を上るだけの人生となります。
今の自分に「マル」をあげて下さい。
前向きになる方法
30代後半から50代にかけての専業主婦の人たちや、ルーティンワークの仕事についている人を中心に、「なんだか空しい(むなしい)」という思いにとらわれることがあるようです。
彼らは、「いろいろな変化に富んだ仕事に比べて、自分は毎日同じことを繰り返しているだけで、成長がない。世界から取り残されているようだ」と言います。
しかし、それは正しくないです。
毎日、仕事や家事で同じことを繰り返している人は、絶対的にその分野で成長を遂げています。
図にすると、場所は移動していないけど、同心円がグングン大きくなっているイメージで、その円は、スパイラルを描きながら、上にも伸びています。自分は、変わらず同心円の中心にいる為、気づかないだけです。「時は流れるのではなく、積み重なるものだ」と言われます。
あなたの時間は確実に積み重なっていて、その時には「つらい出来事」だったことも経験として積み重なり、あなたの血肉となっています。
あなたの人生において、今のあなたが一番素晴らしいあなたです。
毎晩熟睡する方法
「よく眠れない」と訴える50代が増えています。若い頃は、朝までぐっすり眠れたのが、年齢を重ねると眠りの質が落ちてきます。
「眠れない」と悩む人たちは、「眠ろう、眠ろう」と考えるのではなく、「起きよう、起きよう」にシフトして下さい。
まず、朝起きる時間を決めて、そこからきっちり動くのが不眠症克服のコツです。
前の晩に何時に寝ようが、途中で何度目が覚めようが、日の出とともに、起きることです。僕たちの体は、夜10時頃から深夜2時にかけて、成長ホルモンを放出します。その為、毎晩10時には、ふとんに入り、日の出とともに起きるのが理想です。早すぎても良くないです。
宇宙の一部である僕たちは、宇宙のリズムに従って生きるのが一番理想です。
体の不調を治す方法
「未病(みびょう)」という言葉があります。これは、病気ではないけれど、病気になりつつある状態のことを指します。
「なんとなく調子が悪い」などの未病を撃退する為に、50歳からは「毎朝の体温測定」を習慣化して下さい。
体温を測ることで、生命エネルギーのバロメーターである、体内酵素の働きが分かります。体の健康を保つことができるのは、各臓器が正しく働いてくれるからです。
各臓器を正しく働かせる為には、酵素や酵素(こうそ)が必須です。
次に運動です。筋肉がつくと、血行がよくなり、体温は高くなります。そうすると、基礎代謝も増えて、太りにくくなります。
伴侶とうまくいく方法
パートナーと長く一緒にいると、お互いどうしても空気のような存在になります。すべてが「そうであって当然」と感じられ、感謝の気持ちが薄らいでいきます。
- 「あなた、ちょっと台所の電球取り換えて」という言葉の中には、「取り替えてくれるのが当然」という気持ちを持っています。
- また、「このシャツ、クリーニングに出しておいてくれよ」という言葉の中には、「出してくれるのが当然」という気持ちを持っています。男女ともに、このような態度になって、相手をムッとさせます。
50代ならまだ取り返しがききます。
夫婦間の「ありがとう」を復活させて下さい。
夫婦の仲は「ありがとうの数」で決まります。
部下がよく働くようになる方法
しかし、今は違います。「上司だってときには間違うよね」という態度で部下たちは接してきます。しかしこれは、嘆かわしい(なげかわしい)ことではなく、いいことです。
なぜなら、上司も間違えることはあるからです。
仏教に「我以外みな師」という言葉があります。自分以外はみんな先生であるという意味です。もし、「部下が使えない」と嘆いている上司は、部下を「使おうとしている」からいけないです。「部下に学ぼう」くらいに構えていれば、イヤでも部下はいい働きをしてくれます。
彼らから学べるものはたくさんあり、学ばなければ損です。
老いが怖くなくなる方法
僕たちは、できるだけ長生きしたいし、死にたくないと思っています。でも、死は間違いなくやってきます。50歳だろうと60歳だろうと、どれほど健康だろうと、皆、オギャーと生まれたその瞬間から死に向かってカウントダウンしています。誰もが「死までの余命を生きている」とも言えます。
人は皆、死に向かってゆるやかに準備しているからこそ、貴重な「いま」という時間を有意義に過ごさなくてはいけないです。
そして、それを邪魔するマイナス思考は、どんどん捨て去って下さい。僕たちの人生は、いまという時間の積み重ねです。いまを不安に生きていたら、余命は全部不安だらけになります。
いまを幸せに生きていれば、余命は全部幸せです。
まずは、今日を幸せに生きて下さい。
クヨクヨしなくなる方法
考えても仕方のないことをクジグジと考えて、大切な毎日を台無しにしている人が多いです。
それは、自分の人生に、わざわざ「欠けたところ探し」をしています。50歳で「欠けたもの探し」を繰り返しているようだと、70歳になっても、80歳になっても同じことをすることになります。
「今ここにいる、私という人間を生きるしかないのだ」と、あきらめて、全てを受け入れて生きる人だけが、その人生を最大限に輝かすことができます。
過去への思いや、未来に対する妄想をあきらめたときにこそ、本当の「いま・ここ・わたし」を生きることが出来ます。
「あきらめる」と言うと、後ろ向きに聞こえるかもしれないです。しかし、仏教的に考えると、「あきらめる」は「明らかに観る」です。
あきらめることによって、本質を見抜くことができます。
悠然(ゆうぜん)と生きられる方法
外国人が増えたからだけではなく、そもそも個人の価値観が多様化しています。もともと、島国で暮らす単一民族の日本人は、似たような人たちに囲まれていました。会社においても、上司の言う事に同調して動くことに意義を唱えづらい土壌が生まれました。
しかし、今は違います。
多様化を嫌うのではなく、多様化を受け入れる思考が絶対に必要とされる時代となりました。
50代からは、「一体感」が必要とされる年代です。
「みんな違ってみんないい」のフレーズで有名な、金子みすゞ(みすず)の『私と小鳥と鈴と』の詩をここで紹介します。
『私が両手をひろげても、お空はちっとも飛べないが、飛べる小鳥は私のように、地面を速くは走れない。私がからだをゆすっても、きれいな音は出ないけど、あの鳴る鈴は私のようにたくさんな歌は知らないよ。鈴と、小鳥と、それから私、みんなちがって、みんないい。』
金子みすゞ(みすず)は、人間とほかの生き物、モノに対してまで、独自の価値を認めています。
この壮大な世界観を自分の人生観にインストールできたら、仕事で自分と違う意見が出ることは、あまりにも当然でかつ健全なことだと分かると思います。
人を幸せにする方法
まだしていなかったら、チャレンジして下さい。このように言うと、多くの50代が拒否反応を示します。そして、「僕が発信した情報なんて誰が読むのさ」と言います。
しかし、誰かが読みます。
あなたが書いた1行を、世界のどこかにいる一人の人間が読むかもしれないです。それによって、その人は助けられたり、勇気づけられたりするかもしれないです。
あなたにしか書けない内容があり、あなたにしか伝えられない人がいます。
お釈迦様は、インドラの網という言葉を用いて、「世界はやがて網の目のようになる。その網の目と目の間は光り輝く玉になってみんなを見ている」と予言しました。
まさに、インターネット時代の到来を知っていたかのようです。今まで、子どもたちや部下に対してあれこれ伝えてきたと思います。それは、限定された人に対しての限定された情報伝達です。しかし、インターネットでは、もっと自由に自分の伝えたいことを世界中の人に発信することができます。
若い頃は小さなことに悩みます。20代や30代の悩みは、50代から見れば、「そんなこと、たいした問題じゃない」と思えることがほとんどです。
それでも若い人は、経験が少ないから悩みます。50代の人が自分の経験について発信することは、20代や30代にとって「読む価値のあるもの」です。
どんな小さいことでも、読んでる誰かを「エンカレッジしよう」と思って書いてみて下さい。
まとめ
佐藤 伝(さとう でん)】
- 現実の幸福を実感する方法
- 将来に不安がなくなる方法
- 前向きになる方法
- 毎晩熟睡できる方法
- 体の不調を治す方法
- 伴侶とうまくいく方法
- 部下がよく働くようになる方法
- 老いが怖くなくなる方法
- クヨクヨしなくなる方法
- 悠然(ゆうぜん)と生きられる方法
- 人を幸せにする方法