世界には色々な宗教があります。その中で生まれた名言もたくさんあります。
日本人は、色々な国の宗教の良いところを活かしています。
例えば、クリスマスはキリスト教の行事、初詣は日本の神道や仏教の習慣です。どの宗教も人が人が幸せに暮らすためや、仲良くするため、人に優しくするための知恵を教えてくれています。
そんな「宗教から生まれた、人生を豊かにする言葉」を30個紹介します。
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Contents
モーセの言葉
「人についてのウソを言ってはいけない。」
モーセはユダヤ教、キリスト教、イスラム教の全てで重要な預言者の1人です。
ここで言う「ウソ」というのは意識的に相手を騙そうとする「ウソ」だけではありません。「無責任なうわさ話」なども含まれていると思います。いい加減なうわさ話を広めてしまうのも、「ウソ」を言っているのと同じくらい悪いことです。
「ウソ」は身を滅ぼすと心得てください。
ソロモン王の言葉
「熱心だけで知識のないのはよくない。急ぎ足の者はつまずく。」
ソロモンは古代イスラエルの第三代王です。
いくら熱心でも、勢いだけで突っ走ると失敗してしまうということです。知恵と知識のない暴走は、失敗に行きついてしまいます。
イエス・キリストの言葉
「人にしてもらいたいと思うことを、人にもしなさい。」
キリストは各地を巡って神の教えを説きました。彼の言葉はキリスト教として今に伝えられています。
例えば、重い荷物をたくさん持っている時は「誰かに持ってもらいたい」と思う時もありますよね。自分が誰かにしてもらいたいと思うことを、人にしてあげるようにすると困った時に人から助けてもらえるようになります。
「求めなさい。そうすれば与えられます。」
この言葉のあとには「捜しなさい。そうすれば見つかります。たたきなさい。そうすれば開かれます。」と続きます。
決して駄々をこねればと言う意味ではありません。欲しいものがあったら行動しなければ何も手に入らないという意味です。
無くしたものは探さなければ出てきません。成功できる人は「行動できる人」です。
マホメット(ムハンマド)の言葉
「口に出した言葉は、ひとり歩きする。」
マホメットは預言者でありイスラム教の開祖です。
人前で口にした言葉は、あなたの意思とは関係なく広まってしまいます。一度発した言葉は取り消すのは大変なので、しゃべって良い話かどうか考えてから話してください。
言ってしまったことを後悔するような話は口にしないようにしてください。
ルターの言葉
「たとえ、明日、世界が滅びるとしても、私は、今日、リンゴの木を植える。」
マルティン・ルターはカトリック教会を批判してキリスト教を変えようとした、宗教改革の中心人物です。
どんなに絶望的な状況であっても希望を捨てずに、今やれる正しいことをやるべきです。
一見、希望がない状況でも、自分にやれることをやってください。自分が信じていることを貫くことが大切です。
マザー・テレサの言葉
「私たちは、成功するためにここにいるのではありません。誠実であるためにここにいるのです。」
マザー・テレサはカトリックの修道女です。
実は「自分が贅沢をしたくて頑張る」と言う人は成功しません。
成功するのは、たくさんの人たちを喜ばせようと考える人です。
ブッダの言葉
「人は私はこういう人間だと自分で考えるその通りのものになる。それと異なったものになることはない。」
ブッダは仏教の開祖です。
イチローも子供の頃から、一流のプロ野球選手になると信じていたからなれました。
自分の夢を信じていない人は、100%夢は叶いません。自分の夢を信じることが、夢を叶える第一歩です。
「愚かな人は、常に名誉と利益に苦しむ。上席を得たい、権利を得たい、利益を得たいと、常にこの欲のために苦しむ。」
「権力」「出世」「お金」が欲しいという思いに支配されて、そればかり考えていると、心が満たされなくなります。
空海の言葉
「心を楽にする秘訣は、自分の弱みをさらけ出すことである。」
空海は香川県出身の平安時代の僧です。
不安な時や緊張している時は、周りの人に自分の気持ちを隠さずに言うとリラックスできます。そうやって正直な自分をさらけ出すと周りの人も同意してくれると思います。
いつも強がっている人より、自分の弱みを素直に話してくれる人とは友達にもなりやすいです。格好つけずに弱みを見せると、気が楽になります。
「自分に適したことに能力を使えば、物事はうまくいく。」
得意なことは他の人が苦労することでも簡単にできてしまいます。
この言葉の続きは「しかし、自分に向いていない物事にその能力を使うなら、労多く、益は少ないだろう」です。
つまり、やるなら自分に適したことに能力を使った方が絶対に良いと言うことです。
法然の言葉
「無理して頑張るより、ひと休みしてから、また頑張ればいい。」
法然は日本の僧侶、浄土宗の開祖です。法然は、自分で厳しい修行を積みました。
ある時は「念仏を唱えていると眠くなってしまう」という人に「眠くなったらそのまま眠って、起きてからまた念仏を唱えれば良い」と優しい言葉をかけたそうです。
僕も、そんな時こそ、優しい言葉をかけることができるようになりたいです!
栄西の言葉
「自分の命と健康を大切にしなさい。」
栄西は日本の僧侶です。健康に良いからとお茶を飲むことを広めました。
健康はそこなってみて初めて大切さが分かります。命と健康は何よりも大切です。
親鸞の言葉
「チャンスは、明日も残っているとは限らない。」
親鸞は日本の僧侶です。全ての人が幸せになれる道を教え続けました。
チャンスが来たとき、「明日にしよう」と先送りにすると誰かに先を越されてしまうかもしれません。
慎重になることも大切ですが、「チャンスは今!」と決断する勇気も必要です。
「許されるからといって、悪いことをしてはいけない。」
損をするのは結局自分です。「これくらいはいいや」が落とし穴です。
一遍の言葉
「人は平等なので、差別してはいけない。」
人は皆平等です。
成績が良い人、スポーツが得意な人、勉強も運動も苦手だけど心が優しい人など色々な人がいます。
誰が誰よりも上だとか下だとかはありません。それぞれに良いところを持っているので、差別はいけません。
人を差別する人こそ最低な人です。
沢庵の言葉
「ある人のことを知ろうと思ったら、その人が付き合っている友達を見なさい。」
沢庵は日本の僧侶です。美味しいものが食べたいと言う徳川家光に、漬物を与え感心させました。その漬物が「たくあん」と名付けられたと言われています。
どんな人と付き合っているかが分かると、その人のことは大体分かります。友達はあなたの映し鏡です。
老子の言葉
「自慢しない人は、まわりから尊敬される。」
老子は中国の思想家・哲学者です。
自分の自慢話ばかりしている人は格好悪いです。反対にすごいことをしても自分からは自慢しない人は周りから尊敬されます。
「勝っても、いい気になってはいけない。」
勝利して喜ぶのは悪くありません。でもいつまでも浮かれていたら成長は止まります。
日本にも「勝って兜の緒を締めよ」ということわざがあります。これは「戦に勝った時こそ、気を引き締めなさい」という意味です。勝った時こそ油断は禁物です。
孔子の言葉
「失敗したことを認めないこと。それが本当の失敗。」
どんなに優れた人でも間違いをおかします。失敗しても仕方ありません。
良くないのは、自分が失敗したことを認めないで反省しないことです。次に生かすことが大切です。
孟子の言葉
「誠意を尽くせば、心を動かさない人はいない。」
孟子は中国の儒学者です。
「まごころを尽くせば、どんな人でも心を動かしてくれる」と言っています。
「力ずくでは、人は心からは従わない。人徳によってなら、人は心から仲間になってくれる。」
力の強い人がその力で弱い人たちを従わせても、従っている人たちは心の中で不満に思っています。
心が大きくて優しい人望の厚い人に対しては、周りの人たちは心から仲間になってくれます。もしその人が困ってもきっと喜んで助けてくれると思います。
上に立つ人は、人望で周りを惹きつけてください。
荘子の言葉
「自分の利益だけに夢中になっていると、大切なことを忘れてしまう。」
荘子は中国の思想家です。
何かを手に入れたいという欲を持たずに、あるがままの自然に従って生きるのが良いのだと教えました。
一つのことに集中すると、周りが見えなくなったり、大切なことを忘れてしまいます。夢中になっても周りには気をつけてください。
荀子の言葉
「自分の欠点を指摘してくれる人は先生。自分の長所を指摘してくれる人は友だち。」
荀子は中国の思想家です。
注意してくれる人は、あなたのためを思って注意してくれているので、先生だと思ってありがたく注意を聞きなさい。褒めてくれる人は、好意を持ってくれているのだから、友達として大切にしなさいということです。
朱子の言葉
「できなかったときは、自分が本気だったどうかを反省しなさい。」
朱子は中国の思想家です。
できなかったことについて、体調や天気や他人のせいにするのは簡単です。
でも、もしもっと気合を入れて取り組んでいたらできたのではと反省することが次の成功につながります。
洪自誠の言葉
「他人の過ちには寛大であれ。しかし、自分の過ちには、厳しくなければならない。」
洪自誠は中国の作家です。
他人が失敗した時は責めるのではなく元気づけてあげる。逆に自分が失敗した時は誰からも責められなくても、しっかりと反省して次に活かしなさいということです。
他人に優しく、自分に厳しくしてください。
「この世は決して、汚れてもいないし、苦しみの海でもない。そうさせているのは、人の心なのだ。」
全く同じ世界でも、感じ方によって地獄にも天国にもなります。
同じ世界でもあなたが見方を変えるだけで一瞬にして変わります。この世界を見ているのも、どんな世界か決めているのも、自分なのです。のも、どんな世界か決めているのも、自分なのです。
ソクラテスの言葉
「大工と話すときは、大工の言葉を使え。」
ソクラテスは古代ギリシャの哲学者です。
この言葉は、何かを相手に伝えたければ、相手が理解できる言葉で話さなければ伝わらないという意味です。
プラトンの言葉
「自分に打ち勝つことが、もっとも偉大な勝利である。」
プラトンは古代ギリシャの哲学者です。
マラソン選手は、他のランナーと競っているように見えて実は自分と戦っています。この「自分との戦いに勝つこと」が人間にとって1番尊い勝利だと言っています。最大のライバルは自分です。
マキャベリの言葉
「相手を追い詰めすぎてはいけない。」
マキャベリはイタリアの思想家です。
どんな時も相手が観念して負けを認めたら、ほどほどで止めておいた方が良いです。やりすぎてしまうと相手が開き直ったり思わぬ反撃をしてくるかもしれません。
勝つことは良くても「勝ちすぎ」は逆効果になってしまいます。
まとめ
あなたの心に響く教えはありましたか?
良い言葉のシャワーを浴びると自己肯定感が高くなり、どんなことも乗り越えることができます。