こんにちは、あっきーです!
親しい仲ではなく、初対面の人や、まだ深い仲になっていない人と、ごく自然に会話をすることができますか?
会話を通して、相手を楽しませることができていますか?
芸能界には、会話を生業として活躍し続け「超一流」と呼ばれている人がいます。会話やコミュニケーションが上手な芸能人は、人に好かれるコミュニケーションのコツを知っています。そして、そのコツは非常にシンプルです。小賢しいテクニックは不要です。必要以上に誰かに媚を売る必要もないです。誰にでもできるシンプルなコミュニケーションのルールを守っているだけです。
今回のブログでは、人生を変える超一流の会話力の秘訣を9個解説していきます。是非、今まで以上のコミュニケーションスキルを身につけてください。今回のブログを読んで参考になった。面白いと思った人は、コメントお願いします。
Contents
1.話をさせる「プロ」
では、この常識を意識して、テレビのトーク番組を観たことがありますか?恐らく、この様な視点でテレビを見ている人は少ないと思います。トーク番組を見る時は、ぼんやりと聞き流している。もしくは、話の内容にだけ集中していると思います。
ただ、会話力、コミュニケーションスキルを身につけたいのであれば、これは非常にもったいないです。テレビのトーク番組は会話力向上の教材だと考えてください。そして、「超一流」と呼ばれるMCの方が、どの様に相手に話をさせているのか注意深く見てください。
どの様にして、番組に参加したゲストに話をさせているのか観察してください。どの様に相槌を挟むと、話し手が楽しめるのか観察してください。さんまさんが、長年、トーク番組のMCを務めているのは、さんまさんがトークの天才だからではないです。一番大きな理由は、芸能界屈指の「話させ上手」だからです。
2.相手への興味を示す
相手に楽しく話をしてもらうには、
- 「相手に質問をすること」
- 「相手の話に集中すること」
この2つが絶対条件です。
その背景には、
- こんな質問をしたら失礼かもしれない。
- 質問をすると会話が始まり、終わりのタイミングがわからなくなるかもしれない。
- そうなると、自分から話をふったのに気まずくなるかもしれない。
この様な考えがあることが多いです。
そして、勇気を出して質問をしても、相手の話を聞きながら、会話が途切れない様に、次に何を話すのかを考えます。そして、相手の話がひと段落した瞬間に、自分の話を始めてしまいます。
会話上手になりたければ、とにかく目の前の相手に興味を持ってください。円滑な人間関係を構築するためには、相手へ興味を持つことが絶対条件です。相手に興味がなければ質問も思い浮かばないです。相手の会話に集中できないです。もっと深く知りたいと思えないです。そんな状態で表面上の会話をすれば、関係性は逆に悪化する可能性すらあります。
ただ、相手に興味を持てば、質問したらダメかもしれないなんて考えなくなります。興味が抑えられずに、質問せずにはいられないからです。そして、相手の返答に対して、もっと深く、もっと色々教えてほしいと思います。
その結果、自然と質問できて、会話を楽しむことができます。
→コミュニケーションの絶対条件、「相手に質問をすること」、「相手の話に集中すること」は自然とできる。
3.相手に興味を持つ方法
だから、目の前の相手に興味を持ってください。
もし、あなたも意識的に興味を持つのは難しいと思っているのであれば、相手の人間性に着目してください。そうすれば、相手への興味は大きくなります。
相手の人間性に着目するテクニックは、タレントのマツコ・デラックスさんが頻繁に使っているテクニックです。
ただ、マツコさんも人間です。全ての世界に興味を持っているわけではないです。
興味を持てない世界もあります。その時、マツコさんは登場した人の人間性に興味の範囲を広げます。
といった言葉を使います。
人にはそれぞれの個性があります。自分自身と、目の前の相手の思考回路、雰囲気、人間性は絶対に違います。だからこそ、目の前の相手は、どこが自分と似ていて、どこが違うのか。そして、違いが見つかったのであれば、なぜ、その違いがあるのか。この様なことに興味を持ってください。自分と相手の違いに興味を持てば、自然とそれが相手への興味につながります。
4.長話しはしないが自己開示は必要
「自分が話すよりも、相手に話をさせることが大切」と聞くと、会話の際に質問攻めをしてしまう人がいます。どれだけ相手に話をさせても、質問攻めでは良好な人間関係は築けないです。
芸能界で自己開示をうまく使っている代表例はタレントの久本雅美さんです。久本さんは、会話の中で上手に自己開示を入れ込みます。自分の生い立ちや考え方、捉え方。その他にも、自分の失敗談や過去のエピソードなど、自分の話をいいボリュームで挟んでいます。
いいボリュームというのは、話し過ぎていないことだと考えてください。
だから自己開示は、短く歯切れの良い内容でなければいけないです。自己開示は、あくまでも相手の話の誘い水です。
5.聞き手は「ゲラ」であるべき
こんな不安を抱えている時、聞き手の人が話を聞きながら笑ってくれると話し手は安心します。この不安と安心は、いままでに一度は、あなたも経験したことがあると思います。あなたが相手に質問をして話をさせるときには、できるだけ不安を早くとりのぞいてください。そして、安心しながら話せる環境をつくってください。そのために、話を聞くときには「ゲラ」になってください。
「明石家さんまさん」、「松本人志さん」、「上田晋也さん」、「有吉弘行さん」など、芸能界で超一流のMCとして活躍する人は、揃いも揃ってよく笑います。一般人と比べて、圧倒的に「ゲラ」です。だから、番組の参加者は楽しく話ができます。変に聞こえるかもしれないですが、相手の話をよく笑いながら聞くだけで、いい人間関係は築きやすくなります。
よく笑い、安心して話ができる環境づくりをすることは、質問をした人に課せられた義務だと考えてもいいです。
6.リアクションしているつもりは意味がない
コミュニケーションは、自己完結ではないです。相手に伝わらなければ意味がないです。子供の頃、返事やあいさつは相手に聞こえていないと意味がないと言われたのと同じです。日本人には、大きなリアクションをとることが苦手な人が多いです。
- 相手の発言に対して笑うとき、しっかりと大きな笑い声が出ていますか?
- 笑い声だけではなく、表情やジェスチャーもしっかりと相手に伝わるものになっていますか?
- 同意している時や納得している時、話が理解できた時に、大きく頷くことができていますか?
- 相槌は相手に届く声でできていますか?
何度も言いますが、多くの日本人は、本当の意味でのリアクションができていないです。リアクションしているつもりになっているだけで、実際には相手にそのリアクションが届いていないことが多いです。相手の話を聞く時、真剣な眼差しで微動だにせずに話を聞く人がいます。
そのほかにも、
- 一応リアクションはしているけど、頷きや相槌が小さい。
- 笑顔も顔全体がクシャッとなる笑顔ではなくスマートな笑い方。
- そして笑い声も少し小さめ。
この様なリアクションでは、相手は気持ちよく話すことができないです。大切なことなのでもう一度言います。リアクションは相手の不安を取り除き、安心して話してもらうための手段です。話し手からすれば、小さなリアクションを見ても不安は払拭できないです。大きなリアクションをとってくれるからこそ、「自分に関心を示している」、「自分の話を楽しんでくれている」と感じ、安心して話ができます。リアクションは相手が安心できなければ意味がないです。
7.話の深掘りは「縦・前・後(うしろ)・横」
話を深掘りする質問には、「縦・前・後・横」の4つの質問があります。この4つの質問を使いこなせば、どんな相手との会話でも、質問に困ることがなくなります。
▼1つ目の質問
「縦の質問」とは、話題をもっと深掘りする質問です。例えば、会話の中で、相手が「魚釣りが趣味なので、休みの日は結構、魚釣りに行ってます」と話したとします。その場合、「どういうところに行くんですか?」、「どのくらいの頻度で行くんですか?」、「どんな魚を釣るんですか?」という質問で情報を深掘り感じです。
▼2つ目の質問
次に、「前の質問」とは、その話題の過去に焦点を絞った質問です。例えば、魚釣りに関して「縦の質問」で深掘りしたあと、「ちなみに、何がきっかけで釣りを始めたんですか?」、「いままでで気持ちよかった、嬉しかったのはどんな魚を釣った時でしたか?」、「過去一番の大物はどんな魚でしたか?」という質問をするイメージです。要は、「前の質問」は、過去に焦点を絞り、その人の中にある物語を聞く質問です。
▼3つ目の質問
続いて、「後の質問」とは、「前の質問」の反対で、未来に焦点を絞った質問です。例えば、「次はいつ頃行く予定なんですか?」、「いつかは釣りあげたいと願っている魚はいるんですか?」、「今後、行ってみたい釣りスポットはありますか?」という質問です。「後の質問」では、相手の頭の中にあるポジティブな想像をどんどん引き出してください。
▼4つ目の質問
最後に、「横の質問」は、話の軸をズラす質問です。例えば、「休みの日によく釣りに行くと思いますが、釣りに行かない日の過ごし方はどんな感じなんですか?」、「釣り以外の趣味は何かおありですか?」などの質問です。
この横の質問をする際、一気に別の話題に変えるのは避けてください。「休みの日はよく釣りに行く」という相手であれば、「休みの日」という話の軸を残す。そのうえで、休みの日の別の過ごし方を質問する。もしくは、「趣味」という話の軸を残し、他の趣味を質問する。この様に、話していた内容から、一部分は話の軸を引き継いでください。
「縦・前・後・横」の順番で質問をして、スムーズに話を展開してください。
8.「相手からの質問」は大チャンス
もしあなたが、相手に質問された場合には、会話を展開する大チャンスです。基本的に人は、相手に質問をする際は、自分が無関心な話題の質問はしないです。
質問された時には、自分の答えに集中しないでください。自分の話で満足しないでください。相手からの質問は、相手に話してもらう大チャンスです。
9.緊張は最初に伝える
初対面の人と会話をする時、緊張しない人は少ないです。そして、緊張することは別に悪いことではないです。緊張しているのであれば、最初に緊張していることを相手に伝えるのもコミュニケーションを円滑にする1つの手段です。
→つまり相手をリスペクトしている場合、緊張がうまれる。
リスペクトしている気持ちと共に緊張していることを最初の段階で伝えることは決してダメなことではないです。自分の緊張をほぐしつつ相手を丁重に扱う、1つの有効な手段です。緊張することは悪いことではないです。
まとめ
解説は以上です。口下手でも、話が苦手でも、相手への興味関心とリスペクトがあれば会話力は向上します。会話力、コミュニケーションスキルを向上させることで人生はさらに豊かになっていきます。会話力を向上させることで、いままで以上の幸せな人間関係を構築してください。
会話が苦手、人とコミュニケーションをとるのが苦手という人は最低でも3回は見て自分の中に取り入れていってください。今回のブログが役にたった。面白かったという人は、コメントお願いします。
2.相手への興味を示す
3.相手に興味を持つ方法
4.長話しはしないが自己開示は必要
5.聞き手は「ゲラ」であるべき
6.リアクションしているつもりは意味がない
7.話の深掘りは「縦・前・後(うしろ)・横」
8.「相手からの質問」は大チャンス
9.緊張は最初に伝える