こんにちは、あっきーです!
お金や地位、名声、愛など色々心に浮かぶと思いますが、人生の成功者とはずばり「時間」を征服した者です。「時間の征服者」とは「充実した時を得た者」のことです。
時間とは不思議なもので、伸縮自在な存在です。同じ時間であっても、ある者には一瞬であり、ある者には永遠にもなります。そして「金」も「地位」も「名声」も「愛」も、全て時間が変換されたものです。
今回は時間についての考察を10個紹介します。もし今あなたの頭の中がクエスチョンマークだらけでも、見終わった後には新しい大発見をした喜びを感じます。
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参考になった人は、コメントをください。また時間に対する考え方が変化した人はコメント欄で教えてください。
Contents
1.「時間の長さ」は心で決まる
現代に生きる僕たちは「時間」が何であるかを知っています。それは子どもの頃から時計やカレンダーで教えられているからです。
草が伸び、肉が腐り、水が乾く、といったように「時間」が経てば物が変化します。古代人はそれを見て「時間の経過」を感じていました。古代人にとっては時間とは極めて主観的なものでした。
古代人は長く感じた時間や短く感じた時間が、物理的には同じ長さであるという認識はなかったと思います。つまり、古代人にとって、長く感じた時間は本当に長く、短く感じた時間は本当に短かくなっていました。
イヤな仕事は長く感じ、楽しい時間はあっという間に過ぎます。
しかし、僕たちは時計を持っている為、自分が感じる時間が心理的なものであることを知っています。それを、心理的時間な一種の錯覚と見なしています。しかしそれは大きな間違いです。僕たちにとって心理的な時間こそが真に重要な「時計」です。
2.なぜ年齢で「時間」の流れの速さが変わるのか
僕たちの感じる「時間」は決して均質ではないです。全ての人に当てはまるわけではないですが、子ども時代や若い頃の人生は濃密で、中年以降の人生は薄く淡泊(たんぱく)に感じます。
物理的な時間は同じなのに、なぜこんなに感覚の差があるのか、それは「過去の時間」の体感は、「感動と記憶」にヒントがあるからです。
人間は人生の中で感動したり、驚いたり、怒ったりすると、その出来事が強く心に残ります。そうした出来事が多かった時代は、「長い時間」に感じ、逆にそうした出来事が少なかった時代は「短い時間」に感じます。
充実した時間を過ごすことは、「長い人生」を生きたことになります。喜怒哀楽の感情を大切にしてください。
3.「苦しい時間」が「楽しい時間」に変化する不思議
感動と驚きの多い時を過ごせば、「人生の時間」は長く濃いものになり、つまらない時は逆に短く薄いものになります。
しかし、僕たちは生きるために、時にはつまらない仕事や嫌な仕事もしなければならないです。「好きなことだけして生きろ」と言いますが、それが許されるのは特別な才能を持った選ばれた人だけです。
ぜひ「好きなことを仕事にする」ではなく「仕事を好きになる」と考えて下さい。
人間は自分の仕事が「誰かのためになった」と思えると、辛かった思いは忘れて、逆に楽しかった思い出に書き換えられます。そうすると「時間」も「楽しい時間」に置き換えられます。これが精神的な時間の不思議なところです。
4.人間社会は「時間」の売買で成り立っている
例えばサラリーマンは会社や経営者に自分の大切な「時間」を売っています。つまり仕事とは「時間の売買」でもあります。
・プロスポーツ観戦もアスリートにお金を払って競技させている etc...
こうして、僕たちの楽しみは他人の時間を買うことで成り立っています。逆に言えば、楽しい時間を買うお金を得る為に、自分の時間を売っているとも言えます。
世の中には「憧れの職業」がありますが、それらはぶっちゃけて言うと、「時間が高く売れる仕事」のことです。時間を高く売れる職業として、一流企業のサラリーマン、医者などが挙げられます。多くの人が一流大学を目指して勉強をしたり、資格を取ろうと努力するのは、自分の時間を高く売るためです。他人よりも優れた技術や能力を持つ人は、それを得るために人よりも長い時間をかけています。
多くの人が時間を売って生活している一方で、他人の時間を買って生きている人もいます。
それは経営者と呼ばれる人たちです。会社あるいは経営者は、労働者から買い取った時間で作った「商品」を多くの人々に売ることで収支のバランスを取ります。
これにより、会社は「時間を売る側」に回る
このように経営者たちは被雇用者たちから買い取った時間を、別の人に売ることで利益を得ています。言うなれば「時間の流通業者」です。そして、その経営者も得たお金で自分の楽しみのために誰かの時間を購入しています。
5.金を盗むのは「時間」を盗むのと同じ
時間はお金と同じくらい大切なもの、ていう意味ですよね!
僕たちは経済活動の中で「金」と「モノ」を交換していると思っていますが、実は「時間」を交換しています。
現実社会の商品のほとんどの価値は、基本的に時間に比例しています。ダイヤが高価なのは、希少性ゆえではなく、それを見つけて掘り出す時間が莫大(ばくだい)だからです。ブランドや伝統も時間をかけたものほど価値が上がり、逆に、短い時間で作れるものほど安価です。つまり僕たちは、全ての基準は実は「時間」であると無意識に知っています。
それでは「金=時間」という前提で、泥棒について考えてみます。人々が「盗み」を嫌うのは、人類共通の考えと言ってもいいです。社会がなぜ、それを容認しないのか、それは泥棒は品物や金を盗んだように見えて、本当に盗んでいるのは「時間」だからです。
つまり、お金を盗んだということは、他人の時間を盗んだことであり、他人の人生の一部を奪ったことになります。
6.「才能」とは同じことを
他人よりも短い時間でやれる能力である
それは「才能とは、同じことをするのに、他人よりも短い時間でやれる能力」と定義できます。
例えば、普通の人が3時間かけてやることを1時間でやってしまうとします。これは別の見方をすれば、他人よりも多く時間を使えるということです。
では、「才能」には「努力」で対抗できると思う人もいるかもしれないです。確かに、普通の人の半分の時間でやれる「才能」ある人に対しては、倍の時間をかければ並ぶことができます。しかし、そうやって努力できるのも実は「才能」です。
・「努力する人」とは時間を投入することに優れた人
人がある業績を残した場合、それが才能によって為され(なされ)たものか、努力によって為されたものかは、ほとんど区別されないです。どちらにしても、その結果は、その人物の「時間」の使い方にあります。
7.現代人が最も恐れるのは「退屈」
僕たちが最も恐れることのひとつは「退屈」です。人は何もしないでいることをとても嫌がる生き物です。
中には、「何もしないでボーっとしているのが大好きだ」と言う人もいると思います。しかしそれは仕事を終えた後や、悩みを抱えていたりする時です。それらの時間は、疲れや苦しみを癒す時間であり、精神的・肉体的にリフレッシュしている時間です。
「有限である時間」がまったく無駄なものとしてなくなっていくことに、たいていの人は、耐えられないです。
人は無意識に自分の時間を有効に使おうとします。だからこそ僕たちは常に、金、物、楽しみ、喜び、評価などを時間に変換します。しかし何にも変換されない時間は私たちの人生の中で無駄に消えていく時間とも言えます。
「時間」とは不思議なものです。お金はいくらでも増やすことができますが、時間はそうではないです。お金は使わなければ減らないです。対して、時間は使おうが使うまいが減っていきます。
僕たちは、日々の生活の中で、テレビを観たり、読書をしたり、美味しいものを食べたりします。しかし、これらの日常の楽しみは、心から望んでやっているというより、何となくやっていることも少なくないです。極端な言い方をすると、他にやることがないから、やっているとも言えます。
観たいものがあるわけではないのにテレビをつけたり、インターネットを開いたりと、経験があると思います。これらは実は無意識に「退屈」から逃れている行為です。つまり、娯楽の多くは、退屈を恐れるために作られたものです。
8.「時間」を買わされている現代人
逆に何かをしている時、人は安心します。それは「生きた時間」だからです。
私たちは特にしたいことがあるわけでもない時に、何かをして過ごすことを「時間をつぶす」と言います。英語は「kill time」と言ってもっと強烈な表現を使います。つまり、洋の東西を問わず、適当に時間を過ごすことを「つぶす」「殺す」というのは、先人たちがその「時間」は「死んだ時間」と考えていたからです。
私たちは「自分の時間」を売ってお金を得て、そのお金で「他人の時間」を買っています。「他人の時間」とは娯楽のことです。僕たちはそれらを自分の意志で買っているように思いながら、「退屈」を恐れるゆえに、本当は「買わされて」います。
皮肉なことですが、人は自分が楽しむ時間を生み出すために、労働時間を短縮したにも関わらず、その結果生まれた「退屈」を恐れて、今度は自由になった時間を投げ出しているわけです。
9.世界の富をすべて使っても
「二十歳の一日」を取り戻すことはできない
もし人生の最晩年(さいばんねん)、二十歳の一日の時間を買えるとなれば、どれほど素晴らしいことか、想像できると思います。全財産をなげうっても買いたい人もいると思いますが、それは絶対に叶わないです。
若い頃の時間は、大きな砂時計をスタートさせた状態に似ています。砂は落ちてはいますが、上の部分を見ても、砂は減っていくようには見えないです。しかし、砂が残りの四分の一くらいになった時、減っていくスピードを自覚できます。本当は最初から砂の落ちていくスピードは変わっていないのに、その速度は加速しているようにさえ見えます。そして、砂は確実に「死」に向かって落ちていきます。
人間にとって何よりも大事なのは「時間」です。お金や物は、チャンスに恵まれさえすれば、いくらでも増やすことができますが、いくら増やしたところであの世には持っていけないです。
「金」なんて所詮は時間の素晴らしさに比べれば、屁ほどの価値もないです。ぜひとも「時間」の無駄遣いはやめて下さい。今、この時間は何事にも代えがたい最高の時だと常に考えて生きて下さい。
10.成功を望むなら「今やるべき」ことを今やる
その理由を物理学の話で説明しましょう!
物理学は、ある物体の未来を予想する学問です。高校の物理で学ぶ天体の法則、重力の法則、電磁気の法則などの全ては、ある物体にどんな力を加えたら、〇秒後、〇時間後、〇日後にそれらはどの位置にいるか、どんな形になるのかを予測するものです。つまり、物理学では、現在の条件と、そこに加わる力さえ分かれば、未来は正確に予測できます。
僕たちの「未来」は物理学同様、「現在の条件と、それに加わっている力」を見れば、ほぼ予測ができます。つまり「未来の人生」を変えるためには、今とは別の「力」を加える必要があります。成功について考えると、人生の成功はお金や地位だけではないですが、社会的に「成功者」と言われている人には、共通点があります。それは「時間を無駄にしない」生き方をしていることです。これは別の言い方をすると「やることの優先順位を間違えない」ことです。「今やるべきことを、今やる」これが人生の成功の秘訣です。
まとめ
解説は以上です。
時間のおもしろさ、大切さを改めて考えるキッカケになりましたか?
「有限である時間」を「生きた時間」にして、あなたの人生にたくさんの花を咲かせてください。
今回のブログが勉強になったと思った人は、コメントしてください。
2.なぜ年齢で「時間」の流れの速さが変わるのか
3.「苦しい時間」が「楽しい時間」に変化する不思議
4.人間社会は「時間」の売買で成り立っている
5.金を盗むのは「時間」を盗むのと同じ
6.「才能」とは同じことを他人よりも短い時間でやれる能力である
7.現代人が最も恐れるのは「退屈」
8.「時間」を買わされている現代人
9.世界の富をすべて使っても「二十歳の一日」を取り戻すことはできない
10.成功を望むなら「今やるべき」ことを今やる
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