こんにちは、あっきーです!
相手の気持ちが読めないもどかしさや、親しくなりたいのに緊張のあまり、ぎこちなさが出てしまい、悩んでいる人は多いです。人を思いのままにあやつれるようになれたら人生は快適になります。
人の心が読めたら、その対処法も分かります。人の心をあやつったり、動かしたりするのは、コミュニケーションの方法にかかっています。
コミュニケーションが巧みな人とは、相手の心にフォーカスできる人のことです。
相手の心を読み、相手の心を上手に刺激して、自分の思い通りの方向にあやつれる人こそ、コミュニケーション上手といえます。
今回は、思い通りに人を操ることができるテクニックを8個紹介します。このテクニックを、あなたのコミュニケーションに活かしていくだけで、思い通りに相手を誘導することが可能になります。
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苦手な人物にスムーズにアプローチする
そうしたイヤな相手、苦手な人物には、できれば近づきたくないというのが本音だと思います。
顔も合わせたくなければ、会話もしたくない、できれば常に避けて通りたいはずです。すると、行動がどうしても、ちぐはぐで不自然になっていきます。
しかし、相手の立場になって考えてみてください。
自分を避けてくる人物は、自分を嫌っていると感じるはずです。そんな相手に好意を抱くはずないです。こんな状況は早く打開するべきです。特にビジネスの現場では、不利益を被(こうむ)る可能性が高いからです。
自分の方から、うまくアプローチする方法があるので、覚えておいてください。
それは、「色々と教えてほしい」「相談に乗ってほしい」という言葉です。
ポイントは相手の自尊心を満たす言葉を添え(そえ)ながら、相談をもちかけることです。
- 相手がプログラムに詳しい人だったら、「プログラムのこと、詳しかったですよね」と一言添え(そえ)るだけでいいです。
自分を遠ざけるかのように振る舞っていた人から、こんな言葉をかけられたら、悪い気はしないです。教えを請われたのですから、先生の立場にもなっています。
このように、自分から心を開いてしまえば簡単です。仕事でも、趣味でも、相手の得意分野、関心の高い分野を狙い撃ちしてください。
さらに、このアプローチは、会話が弾まない人にでも使えます。人は、自分のことや好きなもの、興味のあることについて話している時が、一番楽しいものです。
▼ポイントは相手の自尊心を満たす言葉を添えながら、相談をもちかけること
- 自分の方から、苦手な人にうまくアプローチする方法がある。それは、「色々と教えてほしい」「相談に乗ってほしい」という言葉。
- ポイントは相手の自尊心を満たす言葉を添えながら、相談をもちかけること。このように、自分から心を開いてしまえば簡単。仕事でも、趣味でも、相手の得意分野、関心の高い分野を狙い撃ちしてみること。
反対せずに異論を唱える
また、上司が主張する意見に、その場で部下が異論をさしはさんだりすると、上司はメンツにかけても、その部下を攻略しようとムキになったりするものです。
器量の小さい上司ほどそうなります。会社の中では、自分の意見の方が絶対正しいと思っても、うかつに真っ向から反対すると、敵を作ってしまいます。人は誰でも、自分の意見や主張に反対されると気分を害します。そして、相手を嫌うようにまでなります。反対するとろくなことはないです。
上司から、部下としての意見や感想を求められた場合には、まず賛同を表明してください。
- 「みなさんと同じくA案に賛成です」「A案でいいと思います」と言うことで、相手は安心します。
もちろん表向きには賛成を表明しているので、悩ましげな態度は出してはいけないです。本音が見透かされる可能性があるからです。とにかく上司の意見には、あからさまに反対と言わないことが肝心です。
反論したい場合は、「賛成ですが、こういう場合はどうでしょうか?」などと、不審点や納得のいかない部分だけを尋ねるようにすべきです。
上司の返事がトンチンカンでも、あくまで賛成のスタイルは変えずに、さらに追加の質問をすればよいだけです。賛同者には親切に説明してくれるはずです。しつこい質問は賛同していないとみなされることもあるため、避けてください。
▼上司の意見に反論したい場合は、不審点や納得のいかない部分だけを尋ねるようにすべき
- 会社の中では、自分の意見の方が絶対正しいと思っても、うかつに真っ向から反対すると、敵を作ってしまう。上司から、部下としての意見や感想を求められた場合には、まず賛同を表明。「みなさんと同じくA案に賛成です」「A案でいいと思います」と言うことで、相手は安心。
- 反論したい場合は、「賛成ですが、こういう場合はどうでしょうか?」などと、不審点や納得のいかない部分だけを尋ねるようにすべき。上司の返事がトンチンカンでも、あくまで賛成のスタイルは変えずに、さらに追加の質問をすればよい。賛同者には親切に説明してくれるはず。
相手の挑発に乗せられない
ここで、怒り出して向かっていくと、相手の思う壺にハマり、あとは泥沼(どろぬま)の戦いに引きずり込まれます。かといって、じっとこらえて我慢するばかりでも、ストレスが溜まるだけです。
そういうときは「体感コントロール法」を試してみてください。
- 敵と遭遇(そうぐう)すると、自律神経系の「交感神経」が刺激され、たちまち興奮・緊張を余儀(よぎ)なくされます。
「闘うか・逃げるか」の切迫した状態だからです。
そのため、すばやく行動できるよう全身の筋肉が硬直し、呼吸は浅く、心臓の動きも早まり、発汗作用が増してきます。瞳孔も拡大し、状況を見極めようと目も開きます。この状態だと、とても不快です。そして、冷静な思考力・判断力も失われがちです。
そこで、体感によって、脳をコントロールしていく必要があります。
脳をリラックスさせるには、まずは、ゆっくり深呼吸することです。それから、体から力を抜いてください。そして、目を細めて、近くを見ていても、遠くを見ているようにします。この時、手のひらに汗をかいていたら、すかさず拭きます。
こうすることで、いまは「平常時」という脳への信号を送り、副交感神経を刺激します。すると、だんだん心が落ち着いてくるのが分かります。
全身の反応が落ち着いてきたら、今度は体感だけでなく、意識的に興奮や緊張を飛ばすように心がけます。
これを「意識コントロール法」といいます。方法は、相手の毒のある言葉を客観的かつ分析的に聞くように努めてください。
「この人は、怒りだすと滑舌(かつぜつ)が悪くて聞き取りにくい」「ボキャブラリーに乏しい悪口だ」というように、目の前の人物が吐くセリフを、批判的に観察しながら聞いていると、心はだんだん落ち着いてきます。
さらに、目の前の人物を、何かの奇妙な物体として客観的・分析的にとらえるのも有効です。顔のパーツや服装などを批判的に観察してください。
▼全身の反応が落ち着いてきたら、今度は意識的に興奮や緊張を飛ばすように心がける
- 「体感コントロール法」を試してみる。切迫した状態だと、すばやく行動できるよう全身の筋肉が硬直し、発汗作用が増していく。この状態だと、とても不快。そこで、体感によって、脳をコントロールしていく必要がある。
- 脳をリラックスさせるには、まずは、ゆっくり深呼吸して、体から力を抜くこと。全身の反応が落ち着いてきたら、今度は意識的に興奮や緊張を飛ばすように心がける。これを「意識コントロール法」という。
- さらに、目の前の人物を、何かの奇妙な物体として客観的・分析的にとらえるのも有効。顔のパーツや服装などを批判的に観察。意識の集中に励むと、不思議と心は落ち着き、平常心に近づける。
ノーが言いにくい状況を作ってイエスと言わせる
大事な取引先の相手にも「近々、ぜひご一献(いっこん)を」などと言って酒の席に招きます。
いずれも食事に誘っているわけですが、親しくなるためには理にかなった方法です。
人にとって、何かを口にしている時は、快感だからです。おいしいものや、素敵な雰囲気を味わっている時には、気分が良いため対立を避け、否定的でありたくないという心理が働きます。
つまり、交渉は、モノを食べながらするのがいいです。
- 相手の要求やお願いに、ノーと言いにくくなり、イエスの承諾をしてしまいがちなのです。
得意先を接待するというのは、良好な関係を維持するうえで、非常に重要で意味のあることです。また、おいしい食事と相手の人柄が結び付くと、相手に好感をもってしまいます。楽しい雰囲気があると、相手のお願い事も好ましいものに思えてしまうのです。
これは、「連合の原理」と呼ばれ、二つの異なる対象物が、心の中で結び付いてしまうことです。テレビCMに人気タレントが起用されるのも、タレントの好感度と、宣伝している商品を、セットで結び付けてもらう効果が期待されています。
地元のサッカーチームを熱心に応援するファンがいるのも、自分とチームが一体に思えてくるからです。チームが勝てば、自分が勝ったように、誇らしく嬉しくなります。オリンピックで自国のチームを自然に応援してしまうのも同様です。
高価なブランド品を身につけることや、事業に成功した男性が美女を従えて歩くことなども、連合の原理が働いています。「高級ブランドや美女にふさわしい自分」を無意識に顕示する心理がそうさせるのです。
▼おいしいものや、素敵な雰囲気を味わっている時には気分が良いため対立を避け、否定的でありたくないという心理が働く
- おいしいものや、素敵な雰囲気を味わっている時には、気分が良いため対立を避け、否定的でありたくないという心理が働く。つまり、交渉は、モノを食べながらするのがいい。
- 食事をしながらの席では、相手の要求やお願いに、ノーと言いにくくなり、イエスの承諾をしてしまいがち。おいしい食事と相手の人柄が結び付くと、相手に好感をもってしまう。これは、「連合の原理」と呼ばれ、二つの異なる対象物が、心の中で結び付いてしまうこと。
- 高価なブランド品を身につけることや、事業に成功した男性が美女を従えて歩くことなども、連合の原理が働いている。「高級ブランドや美女にふさわしい自分」を無意識に顕示する心理がそうさせる。
自分のイメージを作る
そんな時に役立つのが、他の人と異なる価値観をさらりと見せて、「注目させる」方法です。
例えば、イケメンや美人でない人は、服装や髪型によって、自分のマイナスイメージをカバーして、よりよいイメージを形成できます。しかし、初対面では、どんなに高級なスーツに身を固めて、高級腕時計をはめていても、カカトのすり減った薄汚れた革靴を履いていたりすると、ただの見栄っ張りになります。
富裕層の人や、おしゃれに気を遣っている人ならば、一番目立たないところまで、きちんとしています。相手が目の肥えた人であることを前提に、きちんと靴にまで身だしなみを心がけないと軽んじられます。背伸びをする時には隅々まで気を抜かないことです。
次に、「言葉遣い」「表情」「態度」などによってイメージが形成されるため、自分の悪いクセを修正しておくことが大事です。
- 「馬鹿馬鹿しい」「下手くそ」「無神経」といった否定的なセリフは封印すべきで、「ユニークな」「なかなかのモノ」「こだわりのないところ」といったポジティブ発言ができるようにしてください。
また、眉間(みけん)にしわが寄ったり、口をとがらせるクセのある人も、終始笑顔の表情を作れるように鏡を見て訓練しておくことです。もちろん、せかせかした動作も禁物です。
ちなみに、立派な地位や肩書が無くても、さり気なく自分をアピールする方法はあります。
「小中高はピアノとバイオリンを習っていた」といえば良家のイメージをつけることができ、「両親は教員をしていた」といえば真面目な家庭のイメージをつけることができます。
さらに、「家にはお手伝いさんがいた」で裕福なイメージもつけることができます。
▼相手の心を撃ち抜くためには、自分自身を相手が受け入れてくれる「よき存在」にしておくことが大切
- 相手の心を撃ち抜くためには、自分自身を相手が受け入れてくれる「よき存在」にしておくことが大切。背伸びをする時には隅々まで気を抜かないこと。また、「言葉遣い」「表情」「態度」などによってイメージが形成されるため、自分の悪いクセを修正しておくことが大事。
- また、眉間(みけん)にしわが寄ったり、口をとがらせるクセのある人も、終始笑顔の表情を作れるように鏡を見て訓練しておくこと。また、自己紹介の仕方も考えておくことが大切。「ピアノとバイオリンを習っていた」「両親は教員をしていた」「家にはお手伝いさんがいた」という一言で独特なイメージをつけることができる。
ドキドキさせて意識させる
このドキドキ感は、何かの不安や恐怖体験を味わうことでも感じられます。
不思議なことに、このようなドキドキ体験を異性の二人が共有すると、不安や恐怖によるドキドキ感と、恋愛によるドキドキ感とを混同してしまいます。
片思いの相手に、自分を異性として意識させ、注目させるのにもってこいの方法です。
不安や恐怖を、気になる異性と一緒に体験する場は、吊り橋以外にもたくさんあります。ジェットコースターでも、お化け屋敷でも、ホラー映画でも体験できます。
また、スリル満点のスポーツアトラクションや、断崖絶壁の環境、暗闇の閉鎖空間などいろいろです。怖さのあまり、手を握り合ったり、抱きついたりできれば最高です。
このようなところに、思いを寄せる異性と一緒に出かけてください。
体験前には、大して意識していなかった異性同士でも、ドキドキ体験後には、お互いが魅力的に見えてきたりするから不思議です。ただし、ドキドキ体験をしたからといって、必ずこのようになるというものではないです。そういう傾向が強まる、というだけです。
ドキドキ体験が冷めやらぬうちに、すぐにも愛の告白をするなど次のアクションをとったほうがいいです。錯覚体験は長続きしないからです。
なお、初デートで、ラブストーリーの映画を観に行くカップルがいますが、映画が終わると現実に引き戻されるので、やめたほうが無難です。
▼「吊り橋効果」は片思いの相手に自分を異性として意識させ、注目させるのにもってこいの方法
- 異性と二人で、揺れるつり橋を渡っていると、不安や恐怖でドキドキする。そのドキドキ感を、あたかも一緒にいる異性に対して、恋愛感情を抱いてドキドキしていると錯覚する。これを「吊り橋効果」という。片思いの相手に、自分を異性として意識させ、注目させるのにもってこいの方法。
- ジェットコースターでも、お化け屋敷でも、ホラー映画でも体験できる。また、スリル満点のスポーツアトラクションや、断崖絶壁の環境、暗闇の閉鎖空間などいろいろ。このようなところに、思いを寄せる異性と一緒に出かけてみるのがおすすめ。
やり方を変えない人物を従わせる
それが合理的で間違いも起こさない、慣れていて安心できる方法だから、と信じて疑わないからです。
しかし、仕事はチームでこなしていくものなので、個人の仕事のやり方を変えてもらわなくてはならない場面も出てきます。そんな時、頑固な人ほど激しく抵抗します。「こだわり」は自己防衛の一種です。無理に捨てさせようとすると、身を守る鎧を剥ぎ取られるような不安に駆られます。
かといって、「私は今まで通りのやり方は変えない」という風に、初めから拒絶されたら困ります。頑固一徹な人は、周囲からも陰口をたたかれ、孤立を余儀なくされます。
本人も自覚していることなので、いまさら動じないです。
つまり、職場で「頑固な人だな」と思える人を見つけたら、むしろ、その時点で将来に備える準備を始めるべきです。
頑固な人には、頑固な人ならではの、いくつかのこだわりがあります。それを十分理解した上で、そのこだわりを高く評価しておくことが大切です。「そのやり方って素晴らしいですね」のように褒めてください。
頑固な人は、「自分のこだわり」を評価してくれる人には、思いのほか親切にしてくれます。数少ない自分の理解者なので当然です。
▼頑固な人には頑固な人ならではの、いくつかのこだわりがあり、それを十分理解した上で、そのこだわりを高く評価しておくことが大切
- 職場で「頑固な人だな」と思える人を見つけたら、むしろ、その時点で将来に備える準備を始めるべき。頑固な人には、頑固な人ならではの、いくつかのこだわりがあり、それを十分理解した上で、そのこだわりを高く評価しておくことが大切。
- 「そのやり方って素晴らしいですね」のように褒める。頑固な人は、「自分のこだわり」を評価してくれる人には、思いのほか親切にしてくれる。数少ない自分の理解者なので当然のこと。そんな関係性があれば、仕事の流れを変えるための相談をもちかければ、新しいこだわりも構築してくれる。
「絶対儲かる」という人を手玉(てだま)に取る
年間売り上げは約1兆円で、配当金に回るのは、そのうちの約45%です。宝くじは、買わなければ絶対に当たらないから買う、という人たちの心理を、さらに分析していくと面白いことに気が付きます。
ほとんどの人は当たらないけれど、もしかすると自分だけは当たるかもしれない、という自分だけに都合のよい心理が働きます。
人は、不快なことを考えるとストレスになるため、「自分は交通事故には遭わない」などと思っています。そして、自分にだけはいつか幸運が舞い降りてくるかもしれない、などと都合のよいことだけを考える傾向があります。
これを心理学では「認知バイアス」と言います。
- 「認知バイアス」は様々なところではたらくため注意が必要
特に危ないのが「儲け話」です。「未公開株」や「投資ファンド」といった詐欺商法に、毎年恒例のように数十万人規模の人たちが引っかかって泣いています。「自分はラッキーだ」と欲をかいた人たちです。「確実な話で絶対儲かります」などと赤の他人の話を信じた結果、老後資金を全額パーにされるので、悲しすぎます。
儲け話をされたら、このように言い返してください。「そんなに儲かるなら、誰にも教えずに1人でやってください」。
▼人は自分にだけはいつか幸運が舞い降りてくるかもしれない、などと都合のよいことだけを考える傾向がある
- 人は、不快なことを考えるとストレスになるため、「自分は交通事故には遭わない」などと思っている。そして、自分にだけはいつか幸運が舞い降りてくるかもしれない、などと都合のよいことだけを考える傾向がある。
- これを心理学では「認知バイアス」と言う。「認知バイアス」は様々なところではたらくため注意が必要。特に危ないのが「儲け話」。儲け話をされたら、このように言い返すこと。「そんなに儲かるなら、誰にも教えずに1人でやってください」。こう言えば、大抵の儲け話をしてくる人たちは近寄ってこなくなるのでオススメ!
まとめ
神岡 真司(かみおか しんじ)著】
- 苦手な人物にスムーズにアプローチする
- 反対せずに異論を唱える
- 相手の挑発に乗せられない
- ノーが言いにくい状況を作ってイエスと言わせる
- 自分のイメージを作る
- ドキドキさせて意識させる
- やり方を変えない人物を従わせる
- 「絶対儲かる」という人を手玉に取る
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