こんにちは、あっきーです!
50代は仕事生活だけでなく、私生活でも大きな転換点を迎えています。これまで50代はは、家族のため、生活のために必死に頑張ってきました。しかし気が付いてみると、家でも会社でも自分の確固とした居場所がなくなっています。そうなると自分はいったい何をしてきたのか悩んでしまいます。
試練に直面していても、じっくり手を打っておけば、これから迎える人生の後半を楽しく充実させるための「戦略」になります。
現在順調である場合、事態が一転して深刻化したときの当事者のショックは計り知れないからです。怖いのは、今リストラされることではないです。仮に順調に定年を迎えた人でも、その日を境に仕事がなくなります。収入は年金だけ、友達もいないただの孤独な高齢者になってしまうことが、ずっと怖いです。
今試練に直面している人は、そうならないように、まだ若い50代のうちに何をしたらいいか、着々と準備してください。この本では50代を楽しく乗り切るための49個のヒントが書かれています。このブログではその中から僕が厳選した11個を解説していきます。このブログを読んで、50代を充実させ、それ以降の人生も充実させてください。勉強になった、もっと知りたいと思った人は、コメントください。
Contents
1.50代に何をすべきか
50代は「テーマを持つこと」が重要です。
■「次の5年、10年の生活」を充実させる原動力にもなる
50代は今まで身につけたキャリア、仕事上の知識や技術、生活者としての様々な知恵を持っています。それらを眠らせておくのは、社会にとって大きな損失です。過去のキャリアを活かして、相談業のスペシャリストとして活動してください。
そしてそあなたに指導される人々にとっても、有難いことです。人に喜ばれ、世の中を良くすることに貢献できるのは素晴らしいことです。
2.家庭における劇的な変化を知ろう
■私生活、家庭においても、それに劣らない「一大転換期」を迎える
- 子どもたちは自立、巣立ちの時期を迎える
- 後は、「妻と対話し、どう仲良く過ごすか」が大切
3.家の中に身の置きどころを作る
会社にいれば、それなりのステータスを与えられ、でんと構えていられたのに、その肩書を外されたとたん、家の中では「身の置き場もない哀れな存在」になってしまう人は多いです。
これは、ホワイトカラーに目立つ現象ですが、それでは後輩が迷惑です。高給取りでも仕事はできないという中途半端なホワイトカラーはいらないです。リストラされたら家しか帰るところはないです。
こうなったら、新しい働き口を探すのでも、本人が満足できる働き口はないです。
もう一つの道は、「思い切って家事に精を出してみる」ことです。これは、色々な意味で有意義です。朝起きてから布団をたたみ、朝食の支度をし、後片付け、掃除、洗濯、昼食の支度、後片付け、夕飯の買い物、洗濯物の取り込み、夕食の支度、後片付け、洗濯物ののような整理、アイロンかけ、就寝の支度、と、妻が一手に引き受けてきた家事労働を一通り経験してみてください。
これを経験すると4つのメリットがあります。
- 1つ目、運動不足の解消
- 2つ目、妻がそれだけ楽になる
- 3つ目、妻の気持ちが少しはわかるようになる
- 4つ目、家事労働は変化に富んでいて、面白い部分があるとわかる
■家族とのコミュニケーションも取れて自分の居場所ができてくる
職場同様に、家の中でも存在感を見出す努力をしてください。
4.「第2の人生」を考える
今さら急に家事を手伝うなんて照れくさいという人は、「もし、私が退職したら、夫婦二人でいくらかかるか」という話題から、妻との対話の機会をつくってください。
夫はこれまでの延長線上に第2の人生の生活設計をしてしまいがちです。しかし、年功序列の賃金体系の中で長年勤めた会社の給与水準を、転職先、再就職先の会社で確保するのは50代には難しいです。
多くの人が転職の際に、これまでの給与水準を維持しようとして挫折します。
今まで勤めていた会社の同レベルの収入を確保しなくても、十分にやっていける見通しが立ちます。
収入は二の次にして、自分のやりたい仕事、好きな仕事、楽しい仕事、社会的に意義を感じる仕事を選べばいいです。
「もうこれ以上仕事をしたくない」のなら、空いた時間に何をするかを考えることが先決です。自分のやりたい趣味やボランティア活動などをするためにどうやって生活費を稼ぎだすか、作戦を練ってください。
そして、もし生活費がそれだけでは足りないのなら、不足分をアルバイトで稼ぐことも考えられます。
やはり確実な給与所得を得たいという人も、第二の人生での夫婦二人だけの生活レベルがはっきりしていれば、気楽に仕事選びができます。しかし、夫婦2人の生活費といっても、単に生活できればいい訳ではないです。
第1の人生で不遇だった人こそ、第2の人生を面白いと思いやすいです。そのスタートは妻との会話です。第2の人生のマネープランを話し合うには、妻の方が先輩です。子育てという事業が一段落して、人生の一大転機を迎えた時、妻が何に生きがいを求めたのか、どのように生きがいや楽しみを探したかについて、素直に教えてもらってください。
5.「おカネより生きがい」という場合の中身
誰もが魅力的な高齢者になりたいと思っています。しかし人には個人差があり、同じ年代でも、若々しい人、老け込む人では大きく異なります。
そのためには、何か価値ある目標をもって、打ち込むことが大切です。
ボランティア活動や趣味を生きがいにする人は、それらを成り立たせるものとして、仕事を位置づける場合もある。
価値ある目標をもっている人は、精神的にも若々しく、柔軟性もあり、魅力的です。精神的に若々しく魅力ある老人になるためには、50代からの過ごし方が大きく関係します。
老後の三大課題で先立つものはお金です。
年金では足りないのであれば、策を講じなければいけない。
だからこそ、「心身の健康の維持・増進」、「自由時間に何をするか」がポイントになります。「人のために何かをしてあげること」、「自分のキャリアや知識、技能で何か人の役に立つこと」があれば、それを活かすことが生きがいになります。それが心身の健康をもたらします。
価値ある目標、生きがいがあって、人の役に立っているという充足感がある。
その上よい仲間がいて、対話や心のふれあいを楽しむことができたら、多少のトラブルは乗り越えることができます。それがあれば心身の健康も確保できます。
6.五十代のテーマの立て方
むしろこれからは、よい働き口が向こうから飛び込んでくるようすることです。そのためには自分の知識や能力を見なおし、磨きをかけて起き、そういう情報が入るような仲間づくりを心がけてください。
そして、何よりも自分自身で、「何が好きか」「何をやっているときが楽しいか」「何をやりたいか」「どんなことで人の役に立てるか」をじっくり見定めてください。自分が「あのようになりたい」と思うお年寄りや先輩を見つけてることです。徹底的に研究したり、友人知人の中から、「本当の心の友」を選別していくのでもいいです。
時間はあるので焦る必要はないですが、先延ばしする必要もないです。とにかくアクションを起こしてください。
また、リタイア後の生活が、「都会か田舎か」という選択は、意見が分かれるところです。夫婦の話し合いの中で議論を重ね、納得の上で結論を出してください。
いずれにしても環境がよく自然に恵まれれば不便、便利さをとれば環境が良くないという問題はつきまといます。
都会でホワイトカラー族として暮らした人にとって、田舎暮らしの最大の問題は、「地域に溶け込む難しさ」です。田舎でも都会化の波が押し寄せ、隣人と親しくなるのは難しいです。
7.長期休暇をとって旅に出よう
そんなことは難しいと思う人が多いですが、勤続30年になろうとする人が、10日間の有休休暇をとれないはずはないです。
多少の人との摩擦や抵抗は承知の上で宣言してしまえば、意外と通ってしまうものです。海外でも国内でも、とにかく旅をしてください。できれば配偶者と一緒の旅行がいいです。長期間家を空けられない場合は、交代で一人旅をしたり、グループ旅行を考えてください。
それも観光地をめぐる旅行ではなく、できれば1カ所を中心として、地域住民とお付き合いできるような「味わう旅」がいいです。知人と会うなどあらゆる機会をとらえて、伝手を頼って出かけることを心がければ、それが縁となって、友達の輪が広がります。
8.試練をチャンスと受け止めよう
50代は、社会人になってから平均30年、人生が80年とすれば、これからも約30年ある計算になります。まさに「第2の人生」、人生の後半戦です。
リストラされたらどうしようと浮足立つのはやめてください。冷静にこれまで自分が過ごしてきた道を振り返り、これからの後半を展望し、得意なことは活かし、足りないところは補ってください。
若さだけが武器だった人生の前半戦に対し、後半戦はキャリアも技能も常識もあります。その上、過ぎてみれば、「50代はまだまだ若い」です。少なくとも、60歳の定年を過ぎてからアクションを起こそうとするよりは、全てが柔軟に対応できるはずです。今訪れている「試練」は「チャンス」と受け止め、あらゆる知恵とキャリアを動員して、これからの人生戦略を練ってください。
仕事がなくなり、収入は年金だけ、友達も誇りもない「ただの孤独な老人」になってしまう可能性もあります。そうならないように、50代のうちに何をしたらいいか、人生後半の戦略をじっくり練って、実行してください。
多くのビジネスマンは、50代あるいはそれ以前に転機が訪れます。
- リストラ
- 出向
- 昇給ペースのダウンやストップ など
今後は勤め続けたり、独立する道もありますが、早々と仕事から引退したり、NPOなどボランティア活動に専念したりする場合は、かなりの経済的ゆとりがないと実現困難です。こう考えると、やはり「先立つものはカネ」ということになります。
9.仕事を楽しみ趣味にする
しかし、第1の人生で仕事以外に目を向けるゆとりがなかった人に、50歳を過ぎてから急に「趣味を持ちなさい」「家族との団らんの時間を持ちなさい」「よい仲間を仕事以外に持ちなさい」といっても、意識の切り替えは難しいです。
特に家族の団らんは、急に接近しようとしても思うようにはいかないです。夫婦もいろいろな状態があります。できるだけ早く対話の機会をもって、将来の夢や現実的なライフスタイル、家計についてのコンセンサスを得てください。
趣味や仲間づくりは、根っからの仕事人間の習性が染みついてしまっている人は、うまくいかないこともあります。そういう人は、無理しないで仕事一筋でもいいです。ただ、これまでとは少し意識を変えて、楽しみながら仕事をするように持っていくといいです。
それで職場の役に立つと、その人も楽しい。
50代はそれを点数稼ぎではなく、淡々とした態度でやっていくのが望ましい。
仕事熱心で、仕事以外にこれといった趣味もないといった人は、無理して趣味を探さなくていいので、仕事を楽しみ、趣味にしてください。ただし、それを他の人に押し付けてはいけないです。このような態度で仕事をすると、仕事を通じた良い仲間ができやすいです。
10.「孤独」について考える
老後の三大課題は、貧困、病気、孤独です。幸いなことに、今の日本では貧困の問題はそれほど深刻に考えなくても良さそうです。今のところ、年金や貯金、それに仕事をもてばある程度の収入も得られるので、経済的にはそれほど不安はないです。
第二の課題の病気は個人的な要素もあり、こうすればいいという決め手がないです。しいて言えば、適切な食事、運動、休養が健康を維持するための必要条件です。
とくに精神的な悩み事は成人病の引き金になるから、いつも心を平静に保つことが必要です。人間は何かしようという意思があるから、悩みや問題が起きます。全て満足で問題はないという状態になったら、むしろ人生の終わりが近づいているのかもしれないです。
そして心の健康が確保されれば、体の健康も維持・増進される。
第三の課題の孤独は、大多数にとって最大の問題です。60歳の定年あるいはそれ以上の年まで働いたうえで仕事を辞めた場合、家族といっても子供たちは成人しているから、夫婦二人きりと考えた方がいいです。田舎や海外への移住もいいですが、どちらか一方が残された場合を考えた方がいいです。国内でも海外でも、仲間がいない老後は避けた方がいいです。
11.50代の趣味のあり方
趣味といっても、相手や仲間を必要とするもの、一人で楽しめるもの、天候に左右されるもの。雨でも楽しめるものなどがあります。若いころからサッカーなどの団体競技を楽しんだ人も、50代からの趣味として続けるのは難しい面もあります。
一人でも、雨の日でも楽しめる趣味を1つ2つは持っておくといいです。これと並んで外で楽しめるもの、体を動かせる趣味があるといいです。体を動かさずにいることは、カロリーの消費量が足りず、精神的ストレスがたまりやすいからです。
また、晴れた日にアウトドアの趣味を楽しみ、雨の日はそれをまとめたり、整理する時間にあてるのも楽しいです。旅も、それ自体感動的なものであり、大きな楽しみです。
しかしその時の写真や記録を見ながらもう一度楽しめるところがいいです。外国の友人へのお礼のやりとりなど、動的な楽しみと静的な楽しみを併せ持っています。
まとめ
解説は以上です。
50代以降は必ずしも楽しいことばかりではなく、厳しいことが起きることも覚悟しなくてはいけないです。人生は、不幸だと思う出来事が、後から幸せにつながることもあります。何が幸せなのかは本人しかわからないです。だからこそ、心の持ちようが大切です。ゆったりと落ち着いた気持ち、素直な気持ちになれば、同じものでも違った見方ができます。これが50代からの第2の人生を過ごす基本的な心がまえです。あなたも戦略をよく練り、ゆったりした気持ちで、人生後半を充実した心豊かなものにしてください。今回の解説が勉強になった、参考になった人は、コメントください。
ト」
2.家庭における劇的な変化を知ろう
3.家の中に身の置きどころを作る
4.「第2の人生」を考える
5.「おカネより生きがい」という場合の中身
6.五十代のテーマの立て方
7.長期休暇をとって旅に出よう
8.試練をチャンスと受け止めよう
9.仕事を楽しみ趣味にする
10.「孤独」について考える
11.50代の趣味のあり方
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