こんにちは、あっきーです!
それは、集中して行うべき仕事を極め、その仕事だけを最速で片付ける能力です。それ以外の仕事は、うまく人にお願いすることも必要な能力です。すべてにおいて、「これに尽きる!」と言っても大げさではないです。
しかし「力の入れどころ」を間違えてしまい、「非効率な仕事」をしている人がたくさんいます。仕事との効率を極限まで高めた、「仕事最速術」。このポイントこそが、「仕事の力の入れどころを見極める」能力です。ぜひ、真似できることは実践してみて、習慣にしてみてください。
このブログでは、最速で仕事で結果を出す11個の秘訣をご紹介します。勉強になった、もっと知りたいと思った人は、コメントをください。
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Contents
1.あらゆることに期限を決める
仕事の力の入れどころを、正確に把握して仕事を早く終わらせるには、「最速で処理する」、「うまく任せる」、「適切に見分ける」という3点が大切です。
期限が迫ったときに生まれる、ものすごい行動力をうまく利用してください。
どんなに仕事が忙しくても絶対に残業しない人にはどんな人が多いと思いますか?答えは、「保育園に子供を預けているお母さん」です。子供を保育園に預けていた時期、どれだけ忙しくても時間通りに子供を迎えに行っていた人は多いです。あらゆる手段で、「期限」に間に合うように会社を出ていたと思います。
これは、逆に言えば、「人は期限を決めれば、それに併せて(あわせて)仕事を進める」、というものです。
2.仕事が早い人は「5秒」で動く
やらなきゃいけない!と頭でわかっている。でも、身体が動かない時って、あります。
目覚まし時計が鳴っているのに、布団にくるまり、「寒いな、眠いな、起きるのがだるいな、今日は会議があるけど、資料は中途半端だし、怒られるの嫌だな」なんて思っているうちに起き上がれなくなります。
そんな時に役立つのが、第2原則「5秒ルール」です。
実は、「考えているうちに、行動できなくなる」という現象には、ちゃんとした理由があります。それは、人間の脳は、「何かやる必要があると思った時に、5秒以上考えてしまうと、やらなくてもいい理由を考えはじめる」というものです。たった5秒で、その後の行動が決まってしまいます。先ほどの布団の事例でいえば、5秒以内に起き上がれば、それだけで行動に移せます。
「3、2、1、GO!」と、心の中でカウントダウンするだけで行動に移しやすくなります。
仕事でいえば、面倒なメールだとしても、心のカウントダウンで読みはじめて、さっと返信してしまいます。その結果自分の脳に先延ばしする、言い訳する間もなく始めることで、スピードはガラリと変わります。
また、「作業興奮」という作用があります。作業をやることで脳が興奮し、その作業をやり続けたくなります。人は、はじめてしまえば、なかなかやめられないものです。
3.「働きながら考える力」を持つ
でも、慎重になりすぎて、準備ばかりしているのは時間の無駄です。仕事が速い人は、働きながら問題点を見つけます。行動することが不安で、なかなか動きだせない、という悩みをよく聞きます。一気に不安になり、思考停止になって、最初の一歩が踏み出せなくなる方がいます。
これこそ、仕事が遅い人がはまってしまう罠です。動いてみないと、大切なポイントは分からないです。意外と行動に移すと、ほとんどの心配は取り越し苦労だったりします。本当の課題や問題点を見つけるためにも、まずは動きながら試すことがポイントです。また、情報収集ばかりする人も多いですが、仮説を立てることが重要です。仮説の上で、行動してみることで、初めて情報収集する必要性が出てきます。
仕事が速い人は、動き、試し続けているからこそ、仕事も速く終わります。欲しい答えは、動いた先にあるものです。
4.他人の時間を上手に使う「任せ方」
そこで、仕事が速い人がやっているのが、「任せる」というワザです。この任せるというのは「自分の時間はもらえないけれど、他人の時間はもらえる」という考えです。
すべての人にとって1日は24時間です。どんなお金持ちでも、時間はお金で買えないです。しかし、他人の時間であれば「正当な報酬を支払って、代わりにやってもらう」という選択ができます。
生産性が高いと言われるイギリスの大学の調査ですが、事務系の職場の上司は、本来、部下でもできる仕事の41%を自分で抱え込んでいるようです。日本の生産性は、イギリスよりも低いので、より多くの上司が「部下でもできる仕事」を、やっています。
大切なのは、任せた相手にも「正当な成果と報酬」がある、WIN-WINの関係です。任せた相手にもプラスを生み出す行動が大切です。「仕事が遅い、時間が足りない」という方は、仕事に取り掛かる前に、「誰かに任せられないかな?」と、考えてみてください。
5.仕事は「時給」で考える
目先の利益を追い求めるあまり結果的に、時間を失います。本来のパフォーマンスが落ちてしまっては意味がないです。仕事が速い人は、常にコストパフォーマンスを意識しています。
そのため自分の価値を知る方法として、「時給」を考えることをおすすめします。時給は、総支給額を出社日数で割って、さらに1日の勤務時間で割ると求められます。例えば、Aさんが年収500万円で250日出社、1日8時間労働なら、500万円➗(250日×8時間)=2,500円」です。
この自分の時給と経費を比較して、外部の人に任せたり、そもそもやらない、という選択をとることができます。
6.やらないことを決める
コストパフォーマンスを考えて、効果が高いと思えば、「時間をお金で買う」という考え方です。さらに、効率アップを図る方法があります。それは、「やらないことを決める」という選択です。
無駄に気づかないから、続けてしまいます。
無駄な慣習に気づき、改善する方法があります。重要なのは、「転職者や新入社員の意見」や、「外部の知見」です。ぜひ、積極的に外部の意見を求め、無駄な慣習に気づいてください。
7.「自分の予定」を最優先せよ
「仕事が速い人あるある」の1つに、仕事以外の予定も充実していることが挙げられます。その理由は、自分との約束をスケジュールに入れてしまうためです。
仕事が速い人は、「自分との約束」を果たしたいという気持ちを持っています。だからこそ、何よりもその約束を優先し、その期限までに仕事を終えるように集中できます。自分の予定を優先するために必要なコツは、「まわりに宣言すること」です。
周りからの誘いを断れない人もいます。しかし、他にやりたいことがあるのであれば、「断る勇気」を持ってください。その勇気を持つとき、必要になってくるのが「夢」です。どうしてもなりたい、という強烈な願望を持って、何が必要なのか、計画を立てて宣言してください。「自分との約束」をスケジュールに書き込むことができます。
8.「仕事が遅い人」の7パターン
一緒に仕事をしている人の仕事が遅いと、自分の仕事のリズムも崩れます。仕事が速い人は、「仕事が遅い人」への対処法も心得ています。
仕事が遅い人は、決して能力が劣っているわけではないです。それぞれの性質に応じた対応をとることが、仕事が早くなる習慣の1つです。「仕事が遅い原因」を突き止め、それぞれのパターンに応じて対処します。仕事が遅い原因は、次の7つです。
▼「完璧主義」
相談・連絡・報告の順番でコミュニケーションを取るようにします。完璧主義者は、最初から満点の仕事をしようとします。最初に相談し、「60点の出来でいい」、と伝えて、提出や報告をしてもらうようにします。
▼「全体像がわかっていない」
全体がわかっていないと手が止まります。仕事のフェーズを細分化して、一緒に仕事のプランを立てることが、相手の不安をなくします。
▼「優先順位がつけられない」
簡単な仕事を先にやって、重要な仕事を後回しにする方もいます。そういう方には、「やるべき仕事」を全て書き出して共有します。書き出した内容を一緒に見ながら、どの仕事から先に取り組むのか、打ち合わせします。
▼「指示が理解できていない」
指示を伝えた後には必ず「疑問点はないか?」と問いかけます。
▼「仕事に不慣れ」
不慣れな人には、その業務を勉強する時間を設けることが重要です。意外なほどすぐに慣れ、信頼できる戦力になります。
▼「自信がない」
自信を持つのに、もっとも良いのは、「成功の積み重ね」です。自信は成功体験からしか生まれないです。コツは、ちょっと頑張ればできることを任せることです。
▼「整理整頓ができない」
デスクの上には、今やっている仕事以外のものは出さない、といった知識を共有してあげることが大切です。
ぜひ、それぞれの対処方法を用いて、仕事の遅い人を改善に導いてあげてください。
9.「目標」だけでは人は動かない!
チームの仕事を速くするために、もっとも効果的な方法は、メンバーに「やる気」を持ってもらうことです。人は、それぞれ、いろいろな目標を持ってチャレンジします。でも、「いつかは」という前置きばかり、行動に移さなかったり、その気になってやり始めても、三日坊主で終わったりします。
それは、「目標」しか持っていない、ということです。そこに不足しているのは、「目的」です。「目的」とは、あなた自身の強い願望です。
例えば英語の勉強なら「外資系の企業に転職して、海外で働きたい!」、これが目的です。目標しか持っていない人は、スランプになったり、苦しくなったとき、モチベーションが下がり、挫折します。しかし、「自分がこうしたい!」という目的につながる目標であれば、自分の願望に強くつながるものになりますので、長続きします。
目的を具体的な期限と数字であらわした「目標」が生まれた時、人はやる気になります。
- 「目標」
- 「目的」
- 「期限」
- 「数字」
この4つが、メンバー全員で共有されれば、全員の仕事の速度が上がります。これは、何かが起こったときの判断基準にもなります。
10.仕事が速い人は本の力を知っている
良い本を読み、実践することで、仕事が加速しています。仕事のスピードを加速するのに、一番手取り速い方法は、ビジネス書を読むことです。仕事における悩みは、人によって多くの種類があります。この本の著者は、ありとあらゆる先生たちです。そんな人たちが、書店の本棚で、あなたをコンサルするために待っています。
そのような方向けにある、「お試し期間」とも呼べる便利な方法があります。それが「立ち読み」です。
書店でパッと見て惹かれた本を買うかどうかの判断は、
- 「タイトル」
- 「著者プロフィール」
- 「はじめに」
- 「目次」
この順番で見ることです。良い本との出会いが、仕事の速度を上げ、人生を変えてくれます。ぜひ、あなたも本を手に取ってみてください。
11.できる人は「15分あればカフェに入る」
もし、カフェのような環境に移動できれば、邪魔も入らずリフレッシュすることもできます。
「思考を深める」「新しいアイディアを生み出す」「仕事を管理する」など、15分もあれば、できることが、数多くあります。場所をカフェなどに移すことで得られるメリットは「締め切り効果が発揮される」ことです。お金を払ってでも、カフェに入って仕事するのは、時間が何よりも貴重なものと頭が認識しているからです。
仕事は、やろうと思えば、どこでも、どんなに短いスキマ時間でもできます。
せっかく時間を使うなら、集中して濃い時間を過ごそう!
まとめ
解説は以上です。著者の石川和男(いしかわかずお)さんは、建設会社の総務経理をしながら、大学の非常勤講師、セミナー講師、時間管理コンサルタント、税理士と、5つの仕事をしています。5つの仕事をしているのは、人生を楽しみたいから、と本書で語っています。1人の人生で5倍の人生を過ごしたいから、多くのことにチャレンジしているのです。それができているのは、それぞれの仕事の力の入れどころがわかり、仕事のコツがわかり、これしかやらないと決めているからです。やらないコツを探し、空いた時間を充実した人生のために過ごしてください。今回の解説が勉強になった、参考になったという人はコメントをください。
仕事が速い人は「これ」しかやらない ラクして速く成果を出す「7つの原則」
2.仕事が速い人は「5秒」で動く
3.「働きながら考える力」を持つ
4.他人の時間を上手に使う「任せ方」
5.仕事は「時給」で考える
6.やらないことを決める
7.「自分の予定」を最優先せよ
8.「仕事が遅い人」の7パターン
9.「目標」だけでは、人は動かない!
10.仕事が速い人は、本の力を知っている
11.できる人は「15分あればカフェに入る」
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