こんにちは、あっきーです!
最近は副業でブログを始める人が増えています。
お金を稼ぐことが目的のブログを収益ブログと呼びます。
収益ブログは、芸能人ブログのような日記ブログではないです。
では、ブログでお金を稼ぐためには、どのようなブログを作ればいいのか?答えは「読者の悩みを解決する役立つブログ」です。
「ブログくらい自分にもできそう」と感じる人は多いです。でもそう簡単にはいかないです。自分が書きたいことを書いてしまうと、誰にも読んでもらえないです。誰にも読まれないブログだとお金を稼ぐことはできないです。では、一体どうすれば、読んでもらえる記事が書けるのか?
この本では、ブログ初心者でも実践できるブログの書き方が40個紹介されています。今回はその中から僕が厳選した7個を解説していきます。これからブログを始めたい人や、ブログをやっているけどうまくいかない人は絶対に見てください。勉強になった、もっと知りたいと思った人は、コメントください。
Contents
1.ブログには2つの収益方法がある
まず1つ目が、成果報酬型広告です。通称アフィリエイトと呼ばれます。ブログ内の広告を経由して商品が購入されると報酬が入る仕組みです。
2つ目が、クリック報酬型広告です。通称Googleアドセンスと呼ばれます。ブログ内の広告がクリックされると1クリックごとに報酬が入る仕組みです。配信される広告は記事内容に合わせてGoogleが自動的に決定する特徴があります。
しかし、ブログの作り方が全く違うわけではないです。アフィリエイトで収益化するにせよ、アドセンスで収益化するにせよ、SEOに強く読者に役立つブログを作ることに変わりはないからです。
日本語では検索エンジン最適化の意味。
ブログや記事を検索エンジン (Google)に最適化して、 検索結果で上位表示を目指すことをSEO対策と呼びます。
2.ブログ記事で外せない3つのポイント
収益ブログの記事を書く上で、絶対に押さえてほしい3つのポイントがあります。
▼1つ目のポイント:読者の悩みを解決すること
収益ブログでは、読者の悩みを解決することが重要です。 自分が書きたいことを書くのではなく、読者の悩みを解決する記事を書くことを絶対に忘れないでください。芸能人のような、日常生活を切り取ったブログでは誰にも読まれないです。
▼2つ目のポイント:読者が読んで納得できること
ブログ記事がいくら役に立つ内容だったとしても、それを読者が読んで納得できなければ意味がないです。
→ほとんどの読者は「そんなの知ってる」 「それができれば苦労しない」と心の中でツッコミを入れるはず
読者は正論を知りたくて記事を読んでいるわけではないからです。現実的に自分の役に立つ、即実践できる情報を求めています。
▼3つ目のポイント:読者が最後まで読んでくれること
最近のSEO では、読者満足度が高い記事が評価されます。 要するに 「読者が満足する記事がSEOで上位表示されやすい」ってことです。
逆に、読者がすぐに離脱する記事は読者満足度が低いと判断されます。 そのため、読者が飽きずに最後まで読める工夫を考えながら記事を書くことが大切です。
3.ブログ記事執筆の全体像
ブログ記事の基本構成は10個あります。それぞれ解説します。
①SEOキーワードを決める
SEOキーワードとは、SEO対策する検索キーワードのことです。
②競合調査を行う
同じような内容を発信するジャンルにどのような競合がいるのかを調べることです。
③記事の構成を作る
記事の構成を考えます。
④記事タイトルを決める
記事のタイトルはできるだけ、読者の目を引くキャッチーな言葉にしましょう。
⑤リード文を書く
記事冒頭の、500文字以内の短いコンテンツのことをリード文と呼びます。最も読者から読まれるのがリード文です。そのため最も重要です。
⑥本文はPREP法を使って書く
PREP法とは、Point(結論)→Reason(理由)→Example(具体例)→Point(結論)の流れで書くライティングの方法です。
⑦まとめを書く
全体の内容を短い言葉でまとめてください。
⑧飽きずに読める装飾をする
ページ全体が単調だと最後まで読む前に飽きてしまいます。装飾をして変化をつけるようにしましょう。
⑨リンクを貼る
誘導したいページのURLを貼ってください。
⑩ 記事全体を推敲する
推敲とは文章を読み直して修正して、完成度を高めることです。
4.ライバルに差をつけるライティングのコツ3つ
ここではライティングのコツを3つ紹介します。
▼1つ目:読者が感動する記事を書く
記事の執筆ではGoogleなどの検索エンジンよりも、 読者ファーストで考えることが重要です。
- ブログで稼ぐには、検索エンジンに評価される記事を書くことが重要
- 検索エンジンに評価される記事とは、読者満足度の高い記事
要するに「この記事は本当に役に立った!感動した!」と読者に思ってもらえる記事が書ければ、SEOで上位表示されてお金を稼ぐことができます。
読者を感動させる記事を書くには、記事の執筆時に読者の気持ちや感情を先読みすることが重要です。 読者の感情を先読みするライティングの本では「先読みライティング」 と呼んでいます。先読みライティングができるかどうかは、記事のクオリティに大きく影響します。
▼2つ目:シンプルでストレートな文章にする
パッと見て理解しにくい記事は読者にとって優しくないです。無数の記事が存在するインターネット上で、理解しにくい記事をわざわざ読んでくれる読者はいないです。
無駄な文章かどうかを判断する方法は簡単です。他の人から「なんでこの文章を書いたの?」と質問されたときに、書いた理由を説明できない文章は全て無駄な文章です。説明できない文章は、感覚で書いています。 収益ブログを作りたいなら、 自分の感覚で文章を書くのはやめてください。収益ブログの記事は、特定の悩みを解決する目的の為に書かれています。 目的達成のために必要なら書くし、 必要なければ書かないです。
▼3つ目:USPを意識して価値のある文章を作る
直訳すると「独自の売り提案」「商品独自の強み」の事。
他の商品に比べて格安で販売されている商品であれば、USPは低価格になります。 他の商品に含まれていない独自成分を配合したダイエットサプリであれば、 USPは独自成分です。商品やサービスのUSPをきちんと理解した上で記事を書けているかどうかが、記事のクオリティや読者満足度に大きく影響します。
特に、特定の商品やサービスを紹介する記事ではUSPを強く意識してください。
なぜなら、商品の特徴は購買のきっかけになりにくいからです。購買のきっかけになるのは「他の商品とは違う強み」です。 ブログ記事で商品を売るには「他の商品にはない独自の強みは◯◯です。 だからあなたはこの商品を買うべきです。」といった書き方をすることが重要です。
「手のひらサイズのパソコン」はiPhoneではなく、スマホの特徴。
→iPhoneのUSP を考えるなら 「iCloudが便利だからビジネスマンにオススメ」などの紹介をする必要がある
記事の執筆やマーケティングなど、さまざまな場面でUSPが登場します。収益ブログを作るなら、 USPは忘れないでください。
5.記事が読みやすくなるテクニック10個
ここでは書いた記事が読みやすくなるテクニックを10個紹介します。
▼テクニック1:1文は40文字〜60文字にする
文章を短く区切ることで意味を理解しやすくなったり、リズムがよくなって読みやすくなります。ライティングでは40〜60文字程度が1文の目安と言われます。文章が長くなる場合は、1文を適切に分割してください。
そしてライティングでは 「一文一義」が原則です。「ひとつの文章で伝えることはひとつ」です。文章が長すぎる場合、1文に2つも3つも情報が詰め込まれていることがあります。1文の情報量が多くなりすぎると、読者は意味を理解しにくくなるため、注意してください。
▼テクニック2:150文字前後で改行して文章を区切る
1つの文章の塊は150文字前後です。 これは Webライティング特有の書き方です。小説のように、延々と文章が続くブログ記事を見ると、読者は読む気をなくしてしまいます。ブログ記事は適切に改行しながら分割してください。
▼テクニック3:読者が読み飛ばしても理解できるように書く
記事本文を一字一句読む読者はいないです。 ネットで記事を読む時を思い出して下さい。 無意識のうちに記事を読み飛ばすはずです。自分の読みたい箇所や気になった箇所だけを読んで、それ以外は適当に読み飛ばすはずです。 読者も同じように記事を読んでいます。
全て読まれる前提で書かれた記事はほとんどが読んでもらえないです。書いた記事の大部分は読まれないと考えて、読み飛ばされる前提で記事を書きましょう。
そこで重要になるのが、読み飛ばしても読者が理解できるように記事を書くことです。これを「読み飛ばし対策」といいます。
■箇条書き、吹き出し、画像、文字装飾、背景色を記事中で上手に使うこと。
装飾されたテキストやテキスト以外の要素は、記事内で目立ちます。 目立つポイントは、読者も自然と手を止めて読みます。そこに重要なポイントが書かれていれば 「この記事は自分にとって役立つ情報が書かれている」と読者に感じてもらえるため、 その他の箇所も読んでもらえる確率が上がります。
▼テクニック4:指示代名詞をなるべく使わない
指示代名詞は、前の文章を読んでいないと理解できないです。 文章中の「それ」が指し示す内容は、指示代名詞より前に書かれているからです。
しかし、 ほとんどの読者は文章を読み飛ばします。 読み飛ばす読者は、指示代名詞の内容を理解できないです。
よく学校のテストでは、「“それ”が何を表しているか答えなさい。」という問題があります。 「指示代名詞が何か答えなさい」と問題になるくらいなため、「それ」 が理解できない人は大勢いるってことです。つまり、きちんと文章を読んでいても、指示代名詞が何かを理解するのは難しいってことです。
結果的に、記事内容が伝わらず「何が言いたいかよく分からない記事」という良くない印象をあたえます。だから読者が読み飛ばしても理解できるように書くことを心がけてください。
▼テクニック5:主語と述語を近づける
自分の文章を読んでいて「なぜか意味が理解しにくい」と感じたら、主語と述語を近づけられないか考えてみてください。文章において「誰が」が主語、「何をした」が述語になります。
⇨この文章では「僕は」が主語で、「勉強をしている」 が述語
この文章を読むとなんとなく意味を理解しにくいと感じるはずです。1文に複数の内容が含まれていて主語と述語の間にいろいろな言葉があるからです。
このような文章は次のように文を分割して、 主語と述語を近づけることで理解しやすくなります。
理解しにくいと感じたら主語と述語の位置を確認してください。
▼テクニック6:文末表現の連続は2回までにする
同じ文末表現を連続して使うのは避けてください。 「〜です。〜です。〜です。」のように文末表現が連続していると、幼稚な印象を読者に与えてしまいます。読みやすい文章は気持ちいいリズムで読めますが、同じ文末表現が連続すると、文章のリズムが悪くなります。 同じ文末表現が3回以上連続する場合は、別の言葉に言い換えてください。
▼テクニック7:断定表現を使う
ブログ初心者は記事内で「と思います」「らしい」「だそうです」のように、あいまいな表現を使いがちです。 あいまいな表現が多いと、読者は不安になります。「この記事を信じて大丈夫なのか?」と不安な気持ちにさせてしまうと、読者満足度が低くなってしまいます。記事執筆ではあいまいな表現を使わずに断定表現を使ってください。
しかし、そもそも、間違った情報を書いているブログでは収益化できないです。自分の主張に自信を持てるように、しっかりと勉強やリサーチをしてください。読者に役立つブログを作るには、 きちんとした知識を身に付ける必要があります。
▼テクニック8:なくても意味が通る接続詞は削る
文章を書いていると、接続詞が何度も登場します。でも、接続詞の使いすぎには注意してください。 接続詞を使いすぎると、 読者に幼稚な印象を与えてしまいます。
基本的な考え方は、 接続詞がなくても意味が通じる場合は、接続詞を削除します。
- なくても意味が通じる接続詞
⇨・「そして、だから」のような順接の接続詞
・「また、および」 のような並列の接続詞 - 逆に残すことが多い
⇨、「しかし、 でも」のような逆接の接続詞
逆接の接続詞は前の文章を否定するときに使います。そのため、 接続詞がある方が意味を理解しやすくなります。
読者が読んでいて内容が理解しやすくなる接続詞は残すべき。
▼テクニック9:本題以外の話は短くまとめる
記事の執筆時に「記事が長くて読者には読みにくいのでは?」と不安になることはよくあります。 そんなときは記事内のメリハリを意識してください。記事の本題は長く丁寧に書いて、記事の本題以外の内容は短く簡潔に書きます。
・丁寧に説明しすぎた結果、情報量が増えて読者が混乱してしまったり、 読みにくくなること もある。
⇨読者にとって重要度や優先度が高い内容もあれば、そうではない内容もある。全てを同じ文章量で書いてしまうと、記事内の重要な箇所がぼやけてしまう。
読者にとって重要度が低い「本題前の前置き」や「補足情報」は、なるべく簡潔に書くか、削除してください。読者にとって役立つ情報を網羅するのと同じくらい、情報を厳選して読者に伝えることも重要です。 記事を書くときは「この内容は読者にとってどのくらい重要か」を常に考えてください。重要なことは長く、重要でないことは短くです。
▼テクニック10:アンサーファーストの記事を書く
ブログ記事のようなWebライティングでは、結論を先に伝えることが何より重要です。アンサーファーストが重要な理由は、隙間時間で記事を読む読者が多いからです。
ライティングで多用される技法の一つであるPREP法でも、結論→理由→具体例→結論のように、最初と最後に結論が登場します。ブログ記事はオチが最後に来る小説や映画とは違います。Web ライティングでは結論を先に書いてください。
6.文章力を鍛える方法
文章力を鍛えるには、改善点を見つけて修正する必要があります。しかし、自分の文章の改善点を見つけるのはとても難しいです。そもそも簡単に見つかる改善点なら、そんな文章は最初から書かないです。
→第三者に読んでもらえば、一発で改善点が見つかる。
自分では何度読んでも見つからなかった弱点や改善点が次々と見つかるはず。
記事を読んでもらう第三者は誰でもOKです。家族、友人、SNSで知り合ったブログ仲間など。ブログやライティングについて全く知識や経験がなくても問題ないです。なぜなら、実際に記事を読むのはブログ運営やライティングをしたことがない読者だからです。
第三者に読んでもらうメリットは、参考になる意見を聞けることです。最速で文章力を鍛えたければ、第三者に読んでもらうことをオススメします。
7.弱者のブログ戦略
大きく分けると、収益ブログは「雑記ブログ」と「特化ブログ」に分かれます。
- 雑記ブログ:ジャンルを決めずに書きたいことを書く
- 特化ブログ:ひとつのジャンルだけに特化して書く
ブログ初心者が稼ぐには、特化ブログをオススメする人がたくさんいます。しかし、特化ブログよりもオススメのブログがあります。それは特化ブログをさらにニッチなテーマに絞った「超特化ブログ」です。
ダイエットのような大きなテーマでブログを作ってしまうと、ブログで書くべき記事数が増えます。時間がない人にとって、大きなテーマで特化ブログを作ることはあまり現実的ではないです。ここで超特化ブログが登場します。
⇨これが超特化ブログ
糖質制限ダイエットだけに特化してしまえば、ブログに必要な記事数が激減します。置き換えダイエット、りんごダイエット、レコーディングダイエットについては書く必要がないです。糖質制限ダイエットを超特化ブログの例として紹介していますが、超特化ブログとして糖質制限ダイエットをオススメしているわけではないため、注意してください。
まとめ
解説は以上です。このブログを読んでいる人の中には、「どうしてこんなに頑張っているのに稼げないんだろう?」「自分と稼げている人では、一体何が違うんだろう?」と悩んでいる人もいると思います。その悩みの答えは、ライティング力にあるかもしれないです。
ライティング力はブログにとって必要不可欠です。どれだけ記事を書いたとしても、読んでもらえる文章になっていなければ、伝えたい想いは伝わらないからです。だから、ライティングスキルを磨いてください。今までよりも読者に伝わる文章が書けるようになります。そして、ブログで解説したテクニックを実践してみてください。壁を乗り越えるきっかけになります。今回の解説が参考になった人は、コメントください。
2.ブログ記事で外せない3つのポイント
3.ブログ記事執筆の全体像
4.ライバルに差をつけるライティングのコツ3つ
5.記事が読みやすくなるテクニック10個
6.文章力を鍛える方法
7.弱者のブログ戦略
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