こんにちは、あっきーです!
過去を見るのもいいですが、70歳でも未来はあります。70歳になって「未来に希望を持て」と言うのは、少し大げさな表現かもしれないです。
しかし、いくつになっても「明日はこうなったらいいな」という目標を持つことは大事です。
そして、70歳からは、自分を楽しむこと、自分を喜ばすことが大切です。
今回は70歳から人生を楽しむ方法を14個解説していきます。
「もう年だから」と思わずに、楽しいことを受け取って、人生100年時代を生きて下さい。
参考になった人は、コメントをください。
Contents
からだが動かなくても受け入れて楽しむ
- 100%健康な人は、それほど多くないです。
持病がある人や、病気ではなくても足腰が思うように動きにくくなったりと、70代になれば、それが普通です。
からだが思うように動かなくなっても、そのことを気にし過ぎないようにして下さい。気にしてしまうと、外に出たり、人と会ったりすることが億劫になります。
70歳からの人生を楽しむコツは、自分の世界を狭めないことです。
どこにでも出かけていって、誰とでも会うことで、世界は広がっていきます。「自分の世界を広げなさい」と言うのは、若い人の為の言葉だと思われがちです。しかし、若い人たちの世界は、放っておいても広がっていきます。
対して、60代や70代になると、世界はどんどん狭まっていきます。だからこそ、狭くならないように意識することが大切です。
「食べたいものがある」や「行きたい所がある」ことが一番です。
健康法は、ゆるいくらいがちょうどいい
- 「ブロッコリーにはデトックス効果がある」
- 「トマトを食べたら、がんにならない」など
色々聞くと思います。食材の他にも、サプリメントや健康食品なども、「買ったことがある」人も多いです。それ自体は悪いことではないです。
しかし、「健康」を意識しすぎるあまり、「からだにいいこと」だけにとらわれてしまう人もいます。健康を1日でも長く維持できるようにすることが、70歳からの人生ではとても大切ですが、「健康」が「目的」となってはいけないです。
何の為に健康でいたいのかが大事です。
70歳を過ぎたら、健康法もあまり厳しくしないで、ゆるく続けてください。
ゆるく続けていけるなら、その方法は自分に合っていると言えます。70歳まで頑張ってきた身体です。
完璧な健康法が出来なくても、元気は保てます。
「生まれて初めて!」の体験を増やす
子ども時代には、毎日新しい発見がありました。社会人になっても、仕事を通して、人付き合いの基本などの社会的な常識を知っていき、褒められたり、怒られたりしながら、経験を積んでいきます。
それがいつの間にか、仕事にも慣れて、暮らしにも慣れ、たいていのことは「当たり前」だと思うようになります。
あなたは、ここ数か月で、どんな「生まれて初めての体験」をしましたか?
- 「行きたかったレストランに行った」や「FacebookなどのSNSを始めた」など、どんなことでも自分にとっての「新しいこと」を始めることは、人生の喜びに繋がります。
- ことわざで「貧(ひん)すれば鈍(どん)する」というものがあります。これは、「貧しく(まずしく)なると、生活のことばかりに追われて、心まで貧しくなってしまう」という意味です。この「貧しい」は、お金がないことだけではなく、「満たされていない」という意味もあります。
心が満たされてないと、素晴らしいことに出会っても、感覚が鈍って、素晴らしいことに気づかないです。それでは、人生は楽しめないです。
「生まれて初めて!」と思えるような体験を、意識して増やして下さい。
面白そう!と思ったら、研究してみよう
70歳を過ぎると、心がドキドキすることがなくなっていきます。
ぜひ「これは面白い!」と思うことを見つけたら、それを「研究」して下さい。
研究なんて難しいと思わなくて大丈夫です。
- たまたま読んだ小説が面白くて、その作家の作品を全部読んでしまった、というのも、1つの研究です。
1つの研究テーマが見つかると、それに関連することにも興味が湧いてきます。それが、あなたの知識を広げて、教養を深めてくれます。
教養の有る無しで、その人の品格が決まります。70歳を過ぎた時に一番大切なのは、品格です。
品格のある人は、まわりから大切に扱われます。それだけ幸せに、日常を送ることができるはずです。
若い人は、年長者に比べれば、経験がないです。だから、自分の体験や研究から学んだ「教養」を面白く話すことは、若い人を喜ばせ、得をさせることになります。ただし、それが説教になってはいけないです。「教養」と「説教」は、全く違います。
日々、自分の教養を身に付けて下さい。研究テーマは無尽蔵にあります。
自分が「面白そう!」と思ったことにフォーカスして下さい。
「期待されない自由」を楽しむ
10代20代の人たちと一緒に講座を受講することもあります。その時は、「自分だけが遅れている」と落ち込むことがあるかもしれないです。
しかし、そんなことは当然だと考えて下さい。
「70歳」という年齢を迎えて楽なことは、「期待されていない」ことです。
しかし、それだけ自由にのびのびと振る舞えることができます。70歳というだけで、十分な存在感があります。
人のために使うお金をケチらない
「相手に得を取らせる」とは、自分が損をすることです。
それが負担になるのでは困りますが、利益が少し減るくらいのことであれば、それは年長者としての「貢献」と考えて下さい。
得した相手は、その得を別の形で返してくれます。もしも返ってこない場合は、それだけの人間だっただけです。ランチくらいで恩を着せることはできないですが、それくらいのこともできないで、人脈を作ることは出来ないです。
お金の使い方で大事なのは、ケチになりすぎないことです。「情けは人のためならず」で、人のために使うお金もまた、「人のためならず」です。
お金に制限されない人生を選ぼう
「何もしない」というのは「何も変わらない」と同じだと思うかもしれないですが、実際は大違いです。「何か」をしていれば、その後に思いもかけない成功が待っていたかもしれないです。
人生において、「お金さえあればなんでもできるのに」と、何度か思ったことは、あると思います。しかし、「とにかく始めよう」「とにかく行ってみよう」という時は、お金はなんとかなります。
お金に制限されない生き方を選択して下さい。
大切なことは、自分がそこにどれだけの情熱を向けられるかです。ぜひ、「お金がないからできない」ことの、3回に1回は、思い切ってお金を使ってみて下さい。
思いがけない未来の扉が開いていくかもしれないです。
病気やケガをしても人生が終わるとは限らない
人生の終わりを決めるのは、神のみぞ知るということで、自分の命と言えども、自由に終わったり、始めたりすることはできないです。
70歳を過ぎたら、悲観的になりすぎないことが大事です。
悲観的になったら、どうして悲観的になってしまうのかを考えて下さい。悲しいことがあったら悲しくなるのは、当然です。悲観的になっている自分を受け止めることで、悲観的になりすぎることをくい止めて下さい。
パートナーとの時間をいまこそ大切にしよう
別れの時が来るまで、後悔のない時間を持つことです。
あなたにとって、パートナーの一番の魅力はどこですか?
それを考えるだけで、いままでのパートナーと人生に、感謝の気持ちが湧いてきます。
その恩返しをする為にも、ともに過ごす時間を大切にして下さい。
もし、今パートナーがいない場合は、これから現れる可能性もあります。ぜひ「パートナーを見つけたい」と思って、行動して下さい。
独り暮らしを孤独と決めつけない
「パートナーはいないよりは、いたほうがいい」とは言え、1人ではダメなわけではないです。
年を重ねて独り暮らしをしている人が一番恐れることは、孤独死かもしれないです。しかし、独り暮らし、イコール孤独死と決めつけてはいけないです。
人の暮らしは、人それぞれです。
どんなに恵まれた環境でも、孤独に暮らしている人はいます。逆に、傍(はた)から見れば寂しい暮らしに見えても、実はそうでもないこともあります。
独りを孤独だと思えば、悲しくなりますが、独りは自由だと考えてみて下さい。
子どもや孫がいない人は、子どもや孫がいる人のことを羨ましく思うかもしれないです。しかし、その子どもや孫が悩みの種になることもあります。他人は他人。人それぞれです。
自分に与えられた人生をどう生きるかが、僕たちの人生の課題とも言えます。
限りある人生を、どう過ごすか
でも急がなくてもまだまだ時間はあるしな~
ちなみに70歳になっても、未来に向かって、可能性の扉を開くことができますが、その為の時間は無制限ではないです。
70歳を過ぎたら、「自分に残された時間」を考えて下さい。
限りある時間に、「自分は何をしたいのか」「誰と過ごしたいのか」を考えると、いまの時間の過ごし方を見直すことができます。
毎日というのは、よほどの計画を立てない限り、あっという間に過ぎていきます。男性は、定年で仕事がなくなると、なんとなく1日を過ごしてしまうことが多いです。しかし、定年で会社での仕事はなくなっても、1人の人間としての仕事、役割はいくらでもあります。
それを果たすようになると、なんとなく過ぎていく時間が、充実した時間に変わっていきます。
70代で一番損な時間の使い方は、不満を抱きながら、毎日を過ごすことです。
老後のことを心配しすぎると、人生がつまらなくなる
人生100年時代、今が70歳だとして、まだ30年もあります。
それにかかるお金が年金では足りないことは、分かっています。しかし、あまり心配しないほうがいいです。余裕のあるなしに関わらず、先のことを心配し過ぎると、気持ちが暗くなるばかりです。
- 72歳で2000万円の貯金があるそうです。
しかし、今は仕事をしていない為、外食にも行けず、旅行もできないと言います。確かに、その方が堅実な人生かもしれないです。しかし、それで楽しい人生と言えるのかは疑問です。
外食や旅行をするときの目的は、自分を喜ばせることです。自分がしたいことを楽しむのが一番です。もちろん、無理にお金を使う必要はないです。お金のことは、横に置いて、自分のしたいこと、したくないことを考えて下さい。
そして、したいことができたときに初めて、それにどれだけお金をかけられるかを考えて下さい。
そこで「お金が使えない」となったら、知恵を絞ります。もし「フレンチのフルコース」に行くことが難しいなら、自分でフレンチの勉強をして、家族にふるまうこともできます。
その方が、楽しそうな時間を過ごせると思います。
人生の舞台の中央に立つ
しかし、女性の場合は、男女雇用機会均等法もなく、女性というだけで脇にまわされたと思うようなこともあったかもしれないです。男性でも、一時は主役を張れた時代があったとしても、定年以降は、そうではなくなった人も少なくないです。
今までは、年を重ねるほど、人生の表舞台には立てなくなることが常識でした。
しかし、今は高齢化社会が進み、人生80年時代のロールモデルはあっても、それ以降はどうして生きていけば良いのか、模索しなければならないです。
つまり、今70歳のあなたが、そのモデルとなります。
そしてそれこそが、あなたが立てる舞台です。
健康、食事の方法、再就職の仕方、若い人と仲良くなる方法、90歳の恋愛術、自分よりも下の人たちに教えてあげられるテーマはいくらでもあります。
「自分なんて無理です」と言う人もいます。しかし、そういっている人は、どんなことも出来ないです。
70代でしてほしい最後の1つ
「何か始めたい」や「もっと積極的に生きていきたい」と思ったら、ぜひ、何か残せるものを作って下さい。
歴史にも地図にも残らなくても、何か自分で残せるものを考え、実際に始めて下さい。
今までにやったことのないことでも構わないです。むしろ、その方が面白いです。どんなことでも10年続けていればプロになれると言われています。
あなたも、これからの10年をかけて「残せる仕事」に取り組んでみて下さい。
まとめ
いまこそ「自分最高」の舞台に立とう!
櫻井 秀勲(さくらい ひでのり)】
- からだが動かなくても受け入れて楽しむ
- 健康法は、ゆるいくらいがちょうどいい
- 「生まれて初めて!」の体験を増やす
- 面白そう!と思ったら、研究してみよう
- 「期待されない自由」を楽しむ
- 人のために使うお金をケチらない
- お金に制限されない人生を選ぼう
- 病気やケガをしても人生が終わるとは限らない
- パートナーとの時間をいまこそ大切にしよう
- 独り暮らしを孤独と決めつけない
- 限りある人生を、どう過ごすか
- 老後のことを心配しすぎると、人生がつまらなくなる
- 人生の舞台の中央に立つ
- 70代でしてほしい最後の1つ
▼YouTube紹介