こんにちは、あっきーです!
資格はあなたの魅力を高める優秀なビジネスツールです。ただ、あなたが既に社会人として仕事をしているのであれば、仕事をしながら資格試験の勉強をするのは簡単ではないです。
仕事をしていたら資格試験に多くの時間を割くことはできないです。仕事で疲れていたら勉強どころではないです。
この本の著者である棚田さんは、この勉強法のおかげで、行政書士、宅建士、マンション管理士、管理業務主任者、ビジネス法務エキスパート、ファイナンシャルプランナー2級など、合計9個もの資格をたった3年間で全て取得しました。
しかも、仕事をしながら独学での合格です。
今回のブログでは、棚田さんが実践した絶対に忘れない勉強法を9個解説していきます。是非、学習効率を最大限に高めてください。
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今回のブログを観て参考になった。面白いと思った人はコメントお願いします。
Contents
資格取得で人生が変わる
- 資格は勉強が得意な人が取得するもの
- 営業力に自信がない人が箔を付けるために取得するもの
- 資格試験の勉強はスクールに通ってするもの
資格取得に対してこの様なイメージを持っている人は少なからずいらっしゃると思います。
実際、著者の棚田さんも、資格取得に対して、この様なイメージを持っていたそうです。
ただ、あるきっかけで資格取得を決意した棚田さんは、資格取得に一念発起しました。
- スキル・能力を信じてもらえる
- 人生の選択肢が増える
- 仕事の視野が広がる
- 仕事のモチベーションが向上する
資格を取得すると、同じ話をしたとしてもクライアントからの信用度が大きく変わります。弁護士並みの法務知識を持っていると自負しているAさんと、弁護士資格を保有しているBさん。
資格取得には、自分の話を信じてもらう力があります。
さらに、資格を取得することで、仕事の選択肢は間違いなく広がります。その結果、いまの会社に依存し続ける必要がなくなります。
そして、いまの自分の仕事に関連する資格を取得すれば、業務フローや各書類の役割を理解できるようになります。
なぜ、この流れで仕事をするのか。なぜ、この書類が必要なのか。この細かな知識を持っていると部下に対する教育の質が変わります。
この様に、資格取得はあなたの仕事がいい方向に向かう起爆剤になります。
そして、仕事がいい方向に向かう状態や、資格試験に合格した事実は、間違いなくあなたの自信になります。そして、仕事のモチベーションにもつながります。
資格取得には、資格を取得して初めて実感できる、多くのメリットが存在します。
いま資格を保有していない人は、是非、何か1つ資格を取得してみてください。間違いなく、資格取得に対するイメージが変わります。
なぜ、忘れてしまうのか?
だから、人は大切な情報だけ記憶して、不必要な情報はどんどん忘れていきます。
ではなぜ、必要だと思って学んだことまで、すぐに忘れてしまうのか?
それは、勉強のやり方が悪いからです。どれだけ大切だと思って参考書を読んだとしても、間違えた勉強法を続けていては記憶の定着はないです。
学んだことを忘れないためには、復習が大切です。学習内容を小分けにして、忘れる前に復習してください。忘れる前に学習するために、しっかりと学習計画を立ててください。
なんとなく復習するのではなく、周期を守って計画的に復習をすることが大切です。
この復習を計画的に入れ込んだ学習計画を立てることこそ、棚田さんが独学で9個の資格取得を実現した学習法です。
記憶が定着する大量記憶法
記憶を定着させる大量記憶法は、問題集を学習教材として使います。
そして、勉強を始める前の準備として、「問題集を細かく区分けする」「計画表を作成する」。この2つを行います。
「問題集を細かく区分けする」では、言葉の通り、1日に学習する問題数を決めて問題集を区分けしてください。
1日4問は少ないと感じた人もいるかもしないですが、4択問題であれば、1日4問程度で十分です。1問1答の正誤問題であれば、少し問題数を増やして16問程度にするといいです。
そのため、問題数は少なくして勉強の質を高めてください。
問題集の区分けが終わったら、次に行うのが「学習計画」です。
学習計画は、次の流れを一連の流れとして考えてください。
- 先ほど区分けした4問を解いてください。
- 問題を解き終わったら、時間をあけてもう一度同じ問題を解いてください。
- そして、翌日から3日間、また同じ問題を解いてください。
- さらにその翌日からは2日に1回、3日に1回と復習するペースを遅めながら同じ問題の復習を続けてください。
- そして復習のペースがどんどん遅くなり、7日に1回のペースになったら1項目の学習が完了。
この学習計画を1日に1項目ずつ新たにスタートさせてください。そうすれば、学習を終える頃、あなたは勉強したすべてのことを暗記できています。
ここは言葉だけだと難しいと思います。学習計画の立て方をもっと詳しく知りたい方は、「大量に覚えて絶対に忘れない 紙1枚勉強法」を読んでみてください。
書籍の中には学習計画表の雛形ものっています。
参考書は辞書代わり
どんな資格試験の教材にも、教科書の様に知識が書かれた「参考書」。過去問や予想問題をメインに構成している「問題集」。
この2種類の教材があります。この2種類のうち、棚田さんの学習法では問題集をメインで勉強をします。
多くの人は、学生時代に教科書をしっかりと読み込んだ後に問題集を解き進めていたと思います。この勉強法も、もちろんダメとは言わないです。
ただ、非常に効率が悪いです。参考書には試験で問われる知識以外の情報も大量に書かれています。その全て記憶するには莫大な労力が必要です。
勉強する目的は、資格試験に合格して資格を取得することです。
社会人には、試験に出ない細かな知識を反復学習する程の時間的余裕はないです。試験に出やすい知識を重視して学ぶべきです。もちろん、試験に出ない範囲の知識にも、大切な情報はたくさんあります。
そして、試験にはあまり出ない知識も、持っていないより持っている方が絶対にいいです。ただ、まず優先すべきは資格試験の合格です。試験に出ない細かな知識は、資格を取得した後に補ってください。
その方が、その問題から得られる学びは深まります。問題集は問題を解くものではなく、読み込むものだと考えてください。
そして、問題集を何度も反復で読み込んでください。
4種類の問題集
市販されている問題集は、内容で大きく分けると4種類に分類できます。
- 分野別問題集
- 一問一答問題集
- 数年分の過去問題集
- 予想問題集
まず1つ目は、分野別問題集です。
この問題集は、試験範囲を分野ごとに区分してまとめたもので、資格取得を思い立ったら最初に買うべき問題集です。
資格試験の勉強は、このタイプの問題集を軸に進めるのが一番効率的です。
宅建士試験では「宅建業法、法令上の制限、権利関係、その他税金」。
行政書士試験では、「憲法、行政法、民法、会社法」といった感じで分野別に分けてあります。
分野別問題集のいいところは、過去の試験で、高確率で出題されてきた過去問が集約されている点です。
そのお陰で、試験に必要な知識をピンポイントで効率的に学習できます。
次に2つ目は、一問一答問題集です。
この問題集は、他の問題集に比べてコンパクトで持ち運びしやすいです。
そして、1つの問いに対して1つの答えを出すタイプなので、4択問題よりも気軽に学習できます。
ですから、一問一答問題集を使うときは、計画的に進める意識を強く持ってください。どの問題をいつ解いたのかを可視化して管理してください。
3つ目は、数年分の過去問題集です。
この問題集は、直近数年分の過去問を収録した問題集で、1つ目の分野別問題集よりも問題数が多いのが特徴です。
過去問題集は、学習の初期段階で買うと良くないです。過去問題集には、過去数年間で1度しか出題されていない問題も含まれています。
要は参考書と同じで、出題確率の低い知識まで含まれています。
過去問題集は、分野別問題集をやり込んだ後、細部知識を補うための教材だと考えてください。
4つ目は、予想問題集です。
この問題集は、本格的な仕上げ段階になるまで手を出さないでください。
試験で問われる知識は、予想問題そのものではなく、過去問から得た周辺知識です。
予想問題と聞くと、すぐに手を出したくなりますが、あくまでもこの問題集は、試験直前の実力確認用教材だと考えてください。
この4種類の教材の特徴を抑えてうまく使い分けてください。それが資格取得への最短ルートです。
参考書の選び方
棚田さんの勉強法が、いくら問題集中心とはいえ、辞書がわりに使う参考書選びも大切です。参考書選びでは色使いに注意してください。
参考書の色使いには、ほぼ単色のもの、若干カラー、フルカラーの3種類があります。
- ほぼ単色
- 若干カラー
- フルカラー
この中で最もオススメしたいのはフルカラーの参考書です。
フルカラーの参考書は、初心者向けに作成されていることが多く、内容が分かりやすく見やすいです。
それに対して、単色や若干だけカラーの参考書は、若干知識を持った方向けのことが多いです。
そのため、初心者がこの参考書に手を出すと挫折する可能性が高いです。
試験6ヶ月前の勉強法
資格取得の勉強法は、試験までの残り期間によって変わります。
まず、試験の6ヶ月前の学習ポイントは、「覚える」よりも「忘れない」意識を強く持ってください。
そして、忘れないために計画的な復習を徹底してください。
資格取得に向けた学習スタート時期は、多くの人が大量の知識を手にしようと焦ります。参考書をどんどん読み進め、問題集を一気に解こうとします。
もちろん、どんどん進むことは悪いことではないです。ただ、復習を疎かにするのは良くないです。
さらに、試験6ヶ月前の学習は、得点源にしにくい分野に深入りしないことも大切です。
どの資格試験にも、得点源にしやすい分野と得点源にしにくい分野があります。
得点源にしやすい分野は、知識を暗記するだけで問題が解ける暗記系分野です。この暗記系分野の得点は勉強量と比例します。
それに対して、得点源にしにくい分野は、法律や計算などの知識応用系の分野です。
この知識応用系分野は、単なる暗記ではないので、どれだけ勉強をしても点数が伸びるとは限らないです。
学習初期は、この知識応用系分野に深入りしないでください。得点と勉強量が比例する暗記系が試験合格のカギです。
試験2ヶ月前の勉強法
試験2ヶ月前くらいになると、多くの受験生が「ほしい・ほしい症候群」にかかります。
いままで使った問題集を繰り返し解くことに意味があるのか。
いま手元にある参考書だけで満足な知識が得られるのか。
この様な不安にかられて、新たな参考書や問題集に手を出したくなります。
ただ、試験に合格したいのなら、試験2ヶ月前から問題集の買い増しはせず、手元にある参考書と問題集に集中してください。
試験2ヶ月前に購入していいのは予想模試だけです。ただ、予想模試を買った後も、いままで使っていた問題集とテキストの復習は継続してください。
試験2週間前の勉強法
受験生にとって、試験2週間前はスーパーボーナスタイムです。
試験前の2週間は、いままでの2週間とはまったく意味が異なります。
そのため、試験2週間前までは、計画的に何度も復習をする勉強に集中していました。
ただ、試験2週間前からは話が別です。試験2週間前で覚えた知識は、試験当日まで忘れずにいられることが多いです。
そのため、試験2週間前は、いままで通り復習は継続しつつ、市販の予想模試を購入して数回解いてください。
試験2週間前の勉強量で、試験の合否は決まります。いままでの努力を無駄にしないためにも、ラストスパートは全力で勉強してください。
まとめ
仕事やビジネスで成功したいと思っている人はごまんといます。ただ、その大半は思っているだけで行動できていないです。
もしあなたが資格取得に興味を持ったのであれば、今回お伝えした勉強法で資格試験の勉強を初めてください。
現代で一番必要な力は行動力と継続力です。資格取得の勉強で、この2つの力を磨いてください。
資格はあなたの仕事を必ずいい方向に向かわせてくれます。
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- 資格取得で人生が変わる
- なぜ、忘れてしまうのか?
- 記憶が定着する大量記憶法
- 参考書は辞書代わり
- 4種類の問題集
- 参考書の選び方
- 試験6ヶ月前の勉強法
- 試験2ヶ月前の勉強法
- 試験2週間前の勉強法
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