こんにちは、あっきーです!
会社に勤務している人の場合、50代になると「定年」というゴールに向けたカウントダウンが始まります。子供を持っている人は、家庭によって多少の差はあっても、「子離れ」が現実になってくる時期です。また、「親の介護」がリアルなものとなるのも50代です。世界の最長寿国である日本の平均寿命は80歳を超えています。50代になったとしても、成人してからの長い人生の折り返しにたどり着いたところです。
ここでいったん立ち止まって、先の人生をどう生きていくかを考える時間を持つことが大切です。
今回は、大塚寿(おおつかひさし)さんの著書「50歳からは、「これ」しかやらない1万人に聞いてわかった「会社人生」の上手 な終わらせ方」、保坂隆(ほさかたかし)さんの著書「図解 50歳からの人生が楽しくなる生き方」の中から50代までに絶対に知っておいた方がいいこと10個を解説します。
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50代からの人生を幸せに生きたい人は、このブログを読んで、すぐに実践してください。このブログが参考になった、もっと詳しく知りたいと思った人は、コメントください。
Contents
1.自分のやってきたことをどう残すか意識する。
書くことが難しいなら動画でもいいから、自分の考えを後世に残してください。口で伝えにくいことでも動画に なるとハードルが下がります。マニュアル化するときは自慢話を控えてください。ただし基本はあなたが残したいことを残してください。 マニュアルに価値があるかどうかは二の次だと思ってください。自分の知識を体系化することで自分のやる気にもつながり、会社にもプラスになります。50代になったら「会社人間」の終活として自分がやってきたことを残してください。
2.徹底的に自己分析する。
しかし50代で行うべき自己分析は、「自分の原点」を見直すための自己分析です。若い頃は誰もが夢や希望があったはずです。しかし仕事では自分の希望ばかりが通らないことが多いです。そのような仕事人生を過ごすうちに「自分は一体何をしたかったのか」という問いに答えられなくなる人が多いです。
心の奥底にある思いが消え去ったわけではないです。自己分析を心のリハビリにして、自分の原点を思い出してください。これから自己分析のために14の質問に答えてください。
2、あなたの強みを教えてください。
3、「強み」の背景にあるエピソードを教えてください。
4、「強み」ほどではないが「できること」を教えてください。
5、あなたの「弱み」を教えてください。
6、あなたの仕事上での「失敗」「挫折」経験を教えてください。
7、最もやる気に満ちて仕事をしていたときについて教えてください。
8、最も仕事に対するやる気を失っていたときについて教えてください。
9、この組織に足跡として何を残したいか教えてください。
10、どんな自分になりたいか未来の目標を教えてください。
11、どんな自分でありたいか現在の目標を教えてください。
12、あなたが今後、ずっと付き合っていきたい人を何人でも教えてください。
13、「自分の寿命があと1年」と告知されたら何をしたいか教えてください。
14、1〜13に取り組んで内容分析したときどんなことに気付いたかコメント 欄で教えてください。
これらの質問を紙に書いてください。そしてそれを見返してください。年ごとに書き直して過去の推移と見比べることもおすすめです。自己分析のアウトプットは、自分自身がどういう人間なのか、どこから来てどこに向かうのかを考える上での大切な指針です。
3.「学び」で人生を豊かに深める。
しかも、年齢に応じて学びの質は変化していくものです。若い頃は、学歴を得るためや、仕事に必要な知識を得るためなど、実利を意識して学ぶケースが多いものです。 本当に充実した学びが可能となるのは、実は50代からです。この年齢層は実利にとらわれず、純粋に好きなテーマを学ぶことができます。哲学を学んで「人間とは何か」を追求するのも、天文学の世界にどっぷりと浸かるのもよいです。50歳を過ぎれば十分に人生経験を積んでいます。若いときとは違った深い視点から物事を見つめることも可能です。
早いうちから「知的貯金」の習慣をつけておいてください。年齢にかかわらず、昨日より一歩でも成長を目指します。その気持ちがある限り、日常生活の場が学びの舞台となります。これこそが生涯学習の実践です。できれば、今のうちから学びのテーマを探り、少しずつ着手しておくのがベストです。この時期に学びの助走ができれば、老後の充実度は大きく変わります。
将来のために金銭的な備えをするのと同時に、知的面でも蓄える主観をつけておきます。日頃から暇を見つけては本を読んだり、セミナーに参加したりします。
4.友だちとの付き合い方を見つめ直す。
定年退職すると仕事関係の知り合いとの縁は切れてしまうものです。主婦の場合も、子どもが成長するにつれ、ママ友との付き合いは疎遠になっていきます。そのため、50歳からは仕事や子どもを介さない人間関係を作ってください。一生付き合える友達の筆頭は、学生時代の仲間です。しばらくぶりに思い切ってそんな友だちと連絡を取り、旧友を温めます。
50代からの友だち作りも大事です。
・いきなり相手に近すぎないことも大切。
・特にプライベートを根掘り葉掘り詮索するのは御法度。
・時間をかけて、徐々に距離感を縮めていくとよい。
「人間関係を整理する」と同時に「孤独への耐性をつけておく」ことも大切です。一緒にいてストレスを感じる人とは、徐々にフェードアウトしてください。付き合いを何度か断ることで、徐々に関係を疎遠にしていきま す。喫茶店などに一人で入り、老後の生き方を考える時間を作るのも貴重な経験です。
5.50代からは「わがまま」に生きていい。
ですが、時代が変われば価値観も変化します。今は、労働時間に上限を設定する法改正が行われようとしています。 「作れば売れる」時代には、長時間労働にも価値がありました。
しかし、今はモノが売れない時代です。もはや残業は美徳どころか、コストのムダだという価値観が定着しつつあります。同様に、現在では共働き世帯が主流になり、「妻が家庭を守るべき」という価値観も薄れてきています。
社会の価値観は時代とともに変わっていくものです。「〇〇すべき」という思い込みにしばられず、自分らしい生き方を見つけることが大切です。わがままは非難されることではないです。ほんらい「我が儘」(わがまま)は文字通り自分が思うままの生き方を貫くことです。他人に迷惑をかけるという意味ではないです。
6.「年下」との人間関係を築いておく。
年上の人は自分たちより先に会社を去る人たちです。反対に、年下の人は自分が定年するまでずっと付き合う人たちです。そしてもう1つ、年下と付き合うべき重要な理由は、年下から新しいことを教えてもらえることです。
時代に合わせて自身の知識やスキルをアップデートするためにも、年下からデジタルスキルを学べるようなフラットな人間関係を築いてください。このとき効果を発揮するのがコミュニティです。特に趣味のコミュニティには幅広い年齢層の人が集うので、若い人との関係を作る良い機会になります。
そのため「年下から学ぶ」ことに慣れることが重要です。定年後に再就職したら、 上司が年下になることもあります。今からそういった状況に慣れて、定年後の事前準備をしてください。「上司や先輩は、後輩や部下よりモノを知っていなければならない」というプライドは手放してください。その方が年下からも「柔軟性がある人」だと評価されます。
7.勉強する習慣を身につける。
学び続ける者はいつまでも若い、という名言がありますが、勉強を忘れた人は急速に老けていきます。勉強する習慣を50代のうちに身につけてください。
学びのスタイルは多様化しています。教室に通うだけではなくオンラインで学ぶことも方法の1つです。
学びたいことに絶対の正解はありません。学びたいことを学んでください。
また、50代になると自分の向き不向きも見えてきます。その中で、自分に向いていることを突き詰めてください。向いていることを突き詰めると勉強の効率が上がり、周囲に得意分野の印象を残すことができます。そうすることで、人脈や仕事につながる可能性が高くなります。好奇心が赴く(おもむく)ままに広く浅くいろいろなことを勉強するのは悪いことではないです。しかし50歳からは「1つのことを突き詰める」ことをぜひ意識してください。
最後に、環境の変化に対応した学びをしてください。50代は思いもよらぬ環境変化が訪れる時期です。転職や子会社への出向、親の介護などの環境変化は、落ち着いて勉強することのネックになるように思えます。しかしその環境変化を学びのチャンスにする人もいます。転勤先で新しいスキルを身につけることが、その後の人生に大きく役立つこともあります。「時間がないから」「環境が整わないから」という理由で言い訳しないでください。
8.子ども、孫との上手な付き合い方を見つめ直す。
思春期を境(さかい)に、徐々に子どもの自主性に任せ、本人の選択を静かに尊重するのが親としての愛情です。子どもが選んだ進路を頭ごなしに否定したり、自分の希望や価値観を押しつけたりするのはもってのほかです。問われれば最小限のアドバイスをして、基本的には子どもには子どもの人生があると考えます。
子どもが結婚し、孫を授かってからも同様です。共働きの娘から頼まれるまま孫の面倒をみているうちに、自分の自由時間がまったくなくなってしまう人がいます。また、息子夫婦のマイホーム資金を援助したり、車を購入したりする親を見かけます。経済的にも体力的にも余裕があるからこそできるサポートともいえます。これは将来的なトラブルの種ともなり得ます。親としては子供や孫をサポートする一方で、ついつい口を出したくなるのが人情です。
子供の家庭には深入りしないでください。いざというときだけ手を差し伸べるといった関係が理想的です。もし孫に対して何かしてあげたいことがあっても「手伝えることがあったら協力したい」などと、子ども夫婦に声をかけます。
9.認知症を遠ざける日常生活を習慣にする。
最近は医療の研究が進んでいるものの、一度は認知症を発症すると、進行を抑えることはできても、根本的な改善は望めないのが現状です。なるべく早い時期から脳を活性化させるトレーニングを積んでください。認知症の予防法はさまざまあるので、興味を持ったもの、取り組みやすいものから積極的にチャレンジしてみてください。
手軽な認知症予防法を7つ紹介します。
→現実の風景と、地図を関連づける行為が脳の活性化につながります。
2つ目、買い物の予算を決める。
→「2000円まで」などと決めてスーパーに行きます。暗算のよいトレーニングとなり ます。
3つ目、利き手と違う手を使う。
→筆やえんぴつを使うことで脳が鍛えられます。
4つ目、後ろ歩きをする。
→バランスを取るために脳がフル回転します。
5つ目、朝の日差しを浴びる。
→体内時計が整い、脳の平常運転につながります。
6つ目、カラオケ・合唱をする。
→腹式呼吸で、血行がよくなり、全身も活性化されます。
7つ目、手作業をする。
→手芸や折り紙など、手先を動かすと脳が鍛えられます。
10.解決できないことは悩まない。
不安や悩みに思うことを考え始めたらきりがないです。
次に、それぞれの項目について行動に移せることはないかを考えて、できることは実行します。例えば健康に不安があるなら、塩分の摂り過ぎに注意する、適度に運動するなど、生活習慣を見直します。
ですが、それまでの人生経験から、悩みや不安に対処しようにも限度があるのは、十分理解していると思います。そこで、解決できない悩みは、あえて考えないようにしてください。放っておいて、目の前のことに淡々と取り組んでいくうち に、いつのまにか状況が好転したり、なんとかなったりするものです。
50代にもなれば、自分ができること・できないことについての自覚もあり、自分がどんな将来に進んでいくのかなんとなく見えてくるものです。華々しく活躍する人と比較して落ち込む気持ちは分かります。けれども、他人の人生と比べることは無意味です。大切なのは自分自身を愛して、自分の人生を大切にすることです。
まとめ
解説は以上です。50代からの人生はまだまだ長いです。長いからこそ老後でも充実して人 生を過ごすことが大事です。動画で紹介したテクニックを実践してください。ぜひ 活用して人生を楽しんでください。このブログを読んで勉強になった、為になったと 思った人はコメントください。
仕事が速い人は「これ」しかやらない ラクして速く成果を出す「7つの原則」
2.仕事が速い人は「5秒」で動く
3.「働きながら考える力」を持つ
4.他人の時間を上手に使う「任せ方」
5.仕事は「時給」で考える
6.やらないことを決める
7.「自分の予定」を最優先せよ
8.「仕事が遅い人」の7パターン
9.「目標」だけでは、人は動かない!
10.仕事が速い人は、本の力を知っている
11.できる人は「15分あればカフェに入る」
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